朝の情報番組「ZIP!」に出演しました。
2025年8月8日(金)放送の朝の情報番組 「ZIP!」(日本テレビ) に、コーヒー豆研究所代表でコーヒー専門家の柏倉元太が出演しました。
今回の企画テーマは「カレーにコーヒーは本当においしい?」
コーヒーとカレーという、普段はあまり聞き慣れない組み合わせ。番組では、その意外な相性の理由や、実際においしく楽しむためのポイントについて、専門家の立場から解説しました。
出演概要
- 放送日:2025年8月8日(金)
- 番組:ZIP!(日本テレビ)
- 企画タイトル:「カレーにコーヒーは本当においしい?」
- 出演者役割:コーヒー専門家として解説コメントを担当
- 公式ポスト: https://x.com/zip_tv/status/1953395699380343204?s=46
コーヒーとカレーが合う3つの理由
番組内でお話しした内容を、少し詳しく解説します。
1. 香りの親和性
焙煎されたコーヒー豆から立ち上るロースト香は、クミンやコリアンダー、カルダモンといったカレーの主要スパイスと驚くほど調和します。香りの成分同士が重なり合い、料理全体の香りに奥行きを与えるのです。
2. 苦味による後味の引き締め
コーヒーの苦味成分は、カレーの油脂分や旨味成分とバランスをとり、後味をすっきり整える効果があります。こってりとしたカレーの後にコーヒーを飲むことで、舌がリフレッシュされ、次の一口がよりおいしく感じられます。
3. 甘味・旨味の相乗効果
深めに焙煎したコーヒーが持つカラメル系の甘味やコクは、カレーに使われる玉ねぎや野菜由来の甘味、だしの旨味と絶妙にマッチします。これにより、カレー全体の味がよりまろやかで奥行きのある印象になります。
家庭で楽しむためのおすすめポイント
自宅でできる「カレー×コーヒー」の合わせ方をご紹介します。
- 焙煎度:中深煎り〜深煎り(酸味が強すぎる浅煎りは、酸味のあるトマト系カレー以外にはやや不向き)
- 豆のタイプ:コクがしっかりとしたブレンド、スマトラやブラジル産の豆がおすすめ
- 抽出方法:ペーパードリップで92〜94℃のお湯を使用、中挽きで粉12〜13gに対してお湯180mlが目安
- 合わせ方のコツ:
- 辛口・スパイス強めカレー → 深煎りコーヒーでキレをプラス
- トマトベースや酸味のあるカレー → 中深煎りで酸味とコクのバランスを調整
- ワンポイント:カレーの合間に水で口をリセットし、その後コーヒーを味わうと相性の良さがよりはっきりわかります。
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撮影の裏側
収録は早朝のスタジオで行われ、カレーの香りとコーヒーの香りが入り混じる独特の空間でした。
スタッフの方々も興味津々で、リハーサル中から「本当に合うんですね!」という声が飛び交い、和やかな雰囲気で進みました。
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