毎朝出勤前に安くコーヒーを変えるカフェはない?
たくさんあるカフェの中で一番安くコーヒーが買えるのはどこ?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
物価上昇のいま、味は落とさず価格は抑えたいのが本音。まず前提として、安く飲むなら全国チェーンが強いです。
大量仕入れやオペレーション最適化で原価と人件費をうまく圧縮でき、均一で安定した味わいも魅力。
そこで、コーヒーが安いカフェ7選をまとめてみました。
ドトール・ベローチェ・サンマルクなど7社+番外編、節約ワザやお得制度までわかりやすく解説します!
- 単価重視ならドトール・サンマルク・ベローチェ。制度活用ならスタバ(タンブラー/おかわり)とコメダ(回数券)も強い。
- ドトールコーヒー:S 280円(ブレンド)
- サンマルクカフェ:S 320円
- カフェ・ベローチェ:R 330円〜(店舗差あり)
- 【番外】マクドナルド:S 120円〜
- 実質単価を下げるワザ
- スターバックス:タンブラー割引(22円引き)
- スターバックス:One More Coffee(当日2杯目割)
- コメダ珈琲店:回数券(コーヒーチケット)
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
安い価格で飲むなら「全国チェーン」が強い理由
既存原稿のとおり、全国チェーンはスケールメリットが段違い。
豆の大量仕入れ、ロジスティクスの最適化、標準化レシピと抽出機材、アプリやロイヤルティ設計で在庫/人件費/ロスを抑え、1杯あたりのコストを低減できます。
さらに需要の大きい朝帯に合わせた店舗配置やモバイルオーダーなどのオペレーション強化で、回転率×客単価を最適に。
結果として「安いのに味がブレない」が実現できています。
個店の丁寧な1杯も素敵ですが、毎日飲むの最適解は、やはり効率志向のチェーンに軍配があがります。まずは価格×動線が合うチェーンを軸に、割引制度を重ねてさらに単価を下げましょう。
【徹底比較】コーヒーが安いおすすめカフェ7選!
店舗ごとの代表メニュー・価格帯と特徴を端的にまとめています。
店舗 | 代表メニュー(目安) | サイズ・価格(目安) | 特徴/おすすめポイント |
---|---|---|---|
ドトールコーヒー | ブレンド | S 280円 / M 330円 / L 380円 | 全国展開で最安クラス。マイルドな味で通勤前の一杯に最適。 |
サンマルクカフェ | サンマルクブレンド | S 320円 / M 380円 | チョコクロと相性◎。深いコクとすっきりした酸味。 |
カフェ・ベローチェ | ブレンド | R 330円 / L 390円(店舗差あり) | 提供が速く朝の立ち寄りに便利。店舗で価格差あり。 |
スターバックス | ドリップ(ブリュード) | Short 380円 / Tall 420円 / Grande 465円 / Venti 510円 | タンブラー持参で割引(約22円)、One More Coffee等で実質単価を下げやすい。 |
エクセルシオール | アメリカーノ | R 380円 / L 430円 | 都市部中心の落ち着いた空間。ドトール系でやや上質な味わい。 |
タリーズコーヒー | 本日のコーヒー | Short 390円 / Tall 450円 / Grande 510円 | 焙煎にこだわる日替わりの豆が魅力。ポイント制度あり。 |
コメダ珈琲店 | コメダブレンド | 通常 460円 / たっぷり 560円 | 座席の居心地◎。コーヒーチケット(回数券)で実質単価を下げられる。 |
【番外】マクドナルド(マックカフェ) | プレミアムローストコーヒー | S 120円 / M 180円 | 最安クラス。提供スピード・量ともにコスパ抜群。 |
順番に解説します。
ドトールコーヒー:「ブレンド」S 280円〜
ドトールコーヒーは有名チェーン店の中でも1番安くコーヒーが買えると人気のカフェです。
ドトールコーヒーではブレンドコーヒーが1杯280円から楽しむことができます。
マイルドな口当たりが特徴的で、誰でも美味しく飲めるコーヒーになっていますよ。
サイズもS、M、Lの3種類となっており、一番大きいLサイズでも380円とワンコインで買えるのも魅力的ですね。
価格
サイズ | 値段 |
---|---|
Sサイズ | 280円 |
Mサイズ | 330円 |
Lサイズ | 380円 |
サンマルクカフェ:「サンマルクブレンド」S 320円〜
チョコクロワッサンが有名なサンマルクカフェも、安い値段でコーヒーを楽しむことができます。
サンマルクブレンドは320円から購入でき、S,Mサイズの2種類から選べます。
深いコクとスッキリした酸味が特徴的なコーヒーです。
また、同じ値段でアメリカンコーヒーも飲むことができます。
アメリカンコーヒーはサンマルクブレンドよりも酸味が軽く、まろやかなコーヒーになっていますよ。
サンマルクカフェも大きいMサイズは380円とワンコインで買うことができます◎
価格
サイズ | 値段 |
---|---|
Sサイズ | 320円 |
Mサイズ | 380円 |
カフェ・ベローチェ:「ブレンド」R 330円〜
スピーディーな提供をモットーとしているカフェ・ベローチェは朝の忙しい時間帯でもさっとコーヒーを買えるカフェです。
カフェ・ベローチェのブレンドコーヒーは330円から飲むことができます。
同じ値段で、すっきり優しい味わいのアメリカンコーヒーも買えますよ。
RサイズとLサイズの2種類あり、Lサイズでも390円と300円台と安い値段でたくさんのコーヒーを楽しめるのは嬉しいですね!
価格
サイズ | 値段 |
---|---|
Rサイズ | 330円 |
Lサイズ | 390円 |
スターバックスコーヒー:「ドリップコーヒー」380円〜
コーヒーといえばスターバックスコーヒーといっても過言では無いほど有名なカフェ。
少し高いイメージがありますが、ドリップコーヒーなら380円からのむことができるんですよ。
スターバックスコーヒーはサイズ展開が豊富でShort、Tall、Grande、Ventiの4種類。
1番大きいVentiサイズの容量はなんと590ml!
ペットボトル1本を超えるドリップコーヒーが飲めて510円なら安いと感じる方も多いはずです。
また、スターバックスコーヒーは自分のタンブラーに入れてもらうだけで1杯あたり22円も値引きしてくれます。
タンブラーはスターバックスコーヒーで売っているものでも、他のものでもOK!
自宅からタンブラーを持参して安くコーヒーを楽しみましょう。
価格
サイズ | 値段 |
---|---|
Short | 380円 |
Tall | 420円 |
Grande | 465円 |
Venti | 510円 |
エクセルシオールカフェ:「アメリカーノ」380円〜
ドトールコーヒーの系列のエクセルシオールカフェ。
都市部に多く、ドトールコーヒーよりも上質なコーヒーを楽しめます。
カシューナッツのコクとジャスミンのような華やかさのあるアメリカーノは1杯380円から。
RサイズとLサイズの2種類でLサイズでも430円と価格は安いまま抑えられているのがすごいですね。
価格
サイズ | 値段 |
---|---|
Rサイズ | 380円 |
Lサイズ | 430円 |
タリーズコーヒー:「本日のコーヒー」390円〜
コーヒー豆にこだわり、すべて国内で焙煎し鮮度にこだわったコーヒーが飲めるタリーズコーヒー。
クオリティの高いこだわりのコーヒーが安い値段で飲めるカフェのひとつです。
タリーズの本日のコーヒーは1杯390円から。
毎日10種類のコーヒー豆の中から選ばれたものが「本日のコーヒー」として提供されます。
その日によって味が変わるので、毎日通っても飽きないのが魅力です。
サイズはShort、Tall、Grandeの3種類で、一番大きいグランデは510円で飲むことができます。
タリーズは購入金額に応じてポイントがたまる「タリーズポイント」を取り入れており、ポイント数によってはドリンクの値引きに利用することができます。
クオリティの高いタリーズのコーヒーを安い値段で楽しめるようにポイントを活用してみてくださいね。
価格
サイズ | 値段 |
---|---|
Short | 390円 |
Tall | 450円 |
Grande | 510円 |
コメダ珈琲店:「コメダブレンド」460円〜
赤いフカフカのソファとコーヒーがあればあっという間にリラックス空間になってしまうコメダ珈琲店。
コメダブレンドは1杯460円から飲むことができます。
1杯あたりが他のカフェより高い気がしますが、コーヒーチケットを利用することで安く飲むことができるんですよ。
9枚つづりで3,500円から購入でき、コメダブレンドはコーヒーチケット1枚で利用できるので、1杯あたり388円になります。
定期的にコメダ珈琲店に行く方や毎日通う方は、定価から100円近くやすくなるのでぜひコーヒーチケットを使って安く楽しんでください。
また、コメダ珈琲にはコメダブレンド以外にも様々な種類のブラックコーヒーが同じ安い値段で楽しめます。
軽くて飲みやすいアメリカン、とろみが付いて冷めにくいとろみコーヒー、カフェインを避けたい方でも飲めるカフェインレスコーヒーなど、自分にあったコーヒーを楽しめるカフェになっていますよ。
価格
サイズ | 値段 |
---|---|
通常サイズ | 460円 |
たっぷりサイズ(1.5倍) | 560円 |
【番外】マクドナルド:プレミアムローストコーヒー S 120円〜
コーヒーショップではありませんが、安いコーヒーが飲めると注目されているのが、マックカフェ。
マクドナルドが提供しているコーヒーで、なんと1杯120円から飲むことができます。
とっても安いですが、バリスタ世界1の井崎バリスタが監修しているだけあり、とっても美味しいコーヒーになっています。
コンビニと同じような価格設定ですが、マックカフェのコーヒーはSサイズでも大容量。
コンビニのコーヒーならMサイズと同じくらいの量が入っているためかなり安くコーヒーが楽しめておすすめです。
価格
サイズ | 値段 |
---|---|
Sサイズ | 120円 |
Mサイズ | 180円 |
コーヒーチェーン・カフェの利用をさらに安くする6つの節約ワザ
コーヒーチェーンの利用でさらに安くする6つの節約ワザをまとめると以下の通りです。
- タンブラー/マグ持参割引(スタバ中心)
- おかわり制度(スタバ One More Coffee)
- 回数券(コメダ珈琲店のコーヒーチケット)
- 公式アプリ&モバイルオーダー
- 時間帯の活用(モーニングやランチセット)
タンブラー/マグ持参割引(スタバ中心)
スターバックスでは、タンブラーやマグを持参するだけで店内利用なら22円引き、持ち帰りなら21円引きになります。
さらに月1回程度の「タンブラーDAY」やキャンペーン時には、最大55円引きになるケースもあり、ヘビーユーザーほど恩恵大。
お気に入りのタンブラーを持ち歩くだけでエコ+節約につながります。
おかわり制度(スタバ One More Coffee)
スターバックスの「One More Coffee」では、ドリップコーヒーを注文したレシートを当日中に再提示すれば、2杯目を割引価格で購入できます。
1杯目は通常価格ですが、2杯目が150円〜250円程度で飲めるため、大容量で2杯飲む人や作業で長居する人にとって実質単価を下げる強力な方法です。
回数券(コメダ珈琲店のコーヒーチケット)
コメダでは9枚綴りのコーヒーチケット(3,500〜5,500円)が販売されており、店舗によって価格は異なりますが、対象ドリンクが1杯あたり約389〜611円で楽しめます。
普段460円以上するブレンドも実質安くなり、定期的に通う人ほどコスパが跳ね上がる仕組みです。
公式アプリ&モバイルオーダー
ドトールやタリーズ、スタバなど多くのチェーンで公式アプリを導入。
ポイント付与や限定クーポン、ドリンクチケットが配布されることもあります。またモバイルオーダーを使えば行列を避けられるので、時間を節約する意味でも価値大。
時間帯の活用(モーニングやランチセット)
ドトールやサンマルクではモーニングセットにコーヒーを付けても400〜500円台でパン+ドリンクが食べられます。
単品で頼むよりも満足度が高く、実質的にコーヒー代が割安になります。
サイズ設計の工夫
例えばスタバやタリーズでは、1サイズ上げても数十円しか変わらないことが多く、ミリリットルあたりの単価は下がる傾向があります。
友人とシェアしたり、2杯目割引を併用したりすることで、「量あたりのコスパ」を最大化できます。
安いコーヒーチェーン・カフェのおすすめ利用シーン
ここでは安いコーヒーチェーン・カフェのおすすめ利用シーンをまとめています。
- 朝の出勤前にサッと買いたいとき
- ドトール・ベローチェ:駅前・オフィス街に多く、回転率が高い。価格も300円台前半〜で財布にやさしい。
- マクドナルド:Sサイズ120円からと破格。提供も速いので電車前の5分でも余裕。
- 長居して作業や打ち合わせしたいとき
- スタバ:電源・Wi-Fi完備で集中作業に向く。割引制度を駆使すれば実質安い。
- エクセルシオール:静かな空間で落ち着いた作業が可能。
- コメダ珈琲店:ソファ席と広いテーブルで長時間滞在に最適。チケットで実質単価も下げられる。
- とにかく最安を優先したいとき
- マクドナルド:Sサイズ120円で、コンビニコーヒーより量が多い。移動中に最適。
- スイーツや軽食と一緒に楽しみたいとき
- サンマルクカフェ:チョコクロ+ブレンドの組み合わせは鉄板。価格も320円からとお手頃。
- 風味や品質を重視したいとき
- タリーズ:日替わりの「本日のコーヒー」で焙煎豆の個性を楽しめる。価格はやや上がるが、味わいは深い。
安いコーヒーチェーン・カフェによくある質問・回答(FAQ)
- スタバのドリップ、いくらで飲める?
-
店内掲示が基本で店舗により差があります。ただしタンブラー割(22円引き)とOne More Coffee(2杯目割)で実質単価を下げやすいのが魅力で。
- コメダは高いイメージ。安く飲むコツは?
-
回数券(9枚 3,500〜5,500円)を活用し、対象ドリンクで使えば約389〜611円/杯に圧縮。モーニングと組み合わせるとお得感がさらにアップ。
- 一番安いチェーンは?
-
ドトールS 280円が全国チェーン最安級。サンマルクS 320円、ベローチェR 330円〜(店舗差)も安い部類。番外としてマクドナルドS 120円〜が最安水準です。
毎日のコーヒーを安いカフェで楽しもう!
いかがでしょうか?
本記事の重要なことをまとめると以下の通りです。
- 単価重視はドトール/サンマルク/ベローチェ。制度活用ならスタバ(タンブラー割・おかわり)/コメダ(回数券)が強い。
- 参考価格:ドトールS280円/サンマルクS320円/ベローチェR330円〜(店舗差あり)/〔番外〕マクドナルドS120円〜。
- 節約ワザ:スタバはタンブラー持参で割引+One More Coffee、コメダは回数券で実質単価を圧縮できる。
朝やお昼の休憩時など、日課でコーヒーを飲む方も多いはず。
物価があがっている現在、日課のコーヒーもできるだけ安い価格で飲めるとうれしいですよね。
安くて美味しいコーヒーで癒しの時間を過ごしましょう。