スイスのコーヒーっておいしいの?
スイスにはどんなコーヒーメーカーがあるの?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
美味しいコーヒーを淹れるために欠かせないのは、美味しい水ですよね?
水が美味しい国として有名なスイスは、コーヒーも有名なんです。
今回は、スイスのコーヒー文化やスイスのコーヒーメーカーについて紹介。
コーヒーカクテル、スイス・コーヒーの作り方も解説します!
- スイスはコーヒーの消費量が多い。また美味しいカフェもたくさんある
- スイスコーヒーというコーヒーカクテルがある
- スイス発の有名コーヒーメーカーは多い
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
スイスのコーヒー文化
スイスのコーヒー文化には、どんな特徴があるのでしょうか?
ここでは、消費量、味、飲み方に着目して解説します。
消費量
ヨーロッパはコーヒーの消費量が多いことで有名ですが、スイスも例外ではありません。
スイスは世界で6番目にコーヒーの消費量が多い国です。(世界コーヒー機関調べ)
一日に何杯もコーヒーを飲む人が多いのが特徴です。
そのため、スイスでは小さい町でも多くのカフェが並んでいます。
実際にスイスの首都であるチューリッヒに2日滞在しましたが、やはりカフェが多かったです!おしゃれなカフェも多かったですね!スターバックスもかなりおしゃれでした。
味
スイスは美味しいカフェが多いことで有名です。
その理由は、スイスの水が関係してきます。
美味しいコーヒーには美味しい水が不可欠なので、水が美味しいスイスはコーヒーも美味しいのです。
スイスは硬水なので、エスプレッソのような苦みの強いコーヒーと相性が良いです。
硬水はコーヒーの苦みを引き出す効果があるので、エスプレッソを淹れるのにおすすめです。
飲み方
スイスは地域によってコーヒーの飲み方が違います。
スイスはドイツやフランス、イタリアといった国に囲まれており、それぞれの国の飲み方に影響を受けています。
例えば、イタリアやフランスに近い地域ではエスプレッソが飲まれ、ドイツに近い地域では、アメリカンのような薄めのコーヒーが出てきます。
また、スイスでは、スイスコーヒーというコーヒーカクテルもよく飲まれます。
様々な種類のコーヒーが飲めるので、コーヒー好きの人はスイス旅行もおすすめです!
実際にスイス チューリッヒのカフェで頼む際もラテ、アメリカーノが主流でした。
ドイツコーヒーについて詳しく知りたい方は、以下の記事をチェック!
【現地レポート】実際にスイスのコーヒーを飲んでみた感想・レビュー
現地レポートとして、今回は実際にスイスのコーヒーを飲んでみた感想・レビューをしていきます。
上の写真にもある通り、アメリカーノをチョイス。
アメリカーノはエスプレッソをお湯で割ったドリンクのため、若干ですが、普通のドリップコーヒーよりも薄く感じました。
ただ多くのカフェ、コーヒー専門店でも豆からしっかりと挽いており、コーヒーの美味しさは十分に楽しめます。
海外だとコーヒー専門店と名乗っておいて、豆から淹れない、量が煩雑だったりするので気をつけましょう。
コーヒーはスイス チューリッヒの中心部で買いました。
またスイスとイタリアは隣国であるにも関わらず、コーヒー文化が全く違います。
イタリアは知っている方も多いかもしれませんが、エスプレッソで有名です。
そのため、小さな容器にエスプレッソを飲む人の姿が多く見受けられます。
一方スイスでは、アメリカーノやラテにお砂糖をいれ、テイクアウトしている姿が多く見られました。
※データはなく筆者が2日間カフェ、コーヒー専門店を巡った際に感じた印象です。
これはコーヒー文化の違いですね。
ただ全体的にスイスのコーヒーは、量も多く、値段も物価の割にはコスパ高いのかなと感じています。
スイス・コーヒーの作り方
スイスコーヒーとは、キルシュヴァッサー(キルシュ)というサクランボを発行させてできたお酒で作ったコーヒーカクテルです。
アイリッシュ同様、スイスも寒い地域ですので、体が温まるコーヒーカクテルが飲まれます。
ここでは、スイス独自のコーヒーカクテル、スイスコーヒーの作り方について解説します。
- 深煎りのコーヒーと砂糖をしっかり混ぜる
- キルシュと温めたミルクを加えてよく混ぜる(度数はお好み)
- ホイップクリームを浮かべて完成!
基本的にはアイリッシュコーヒーと作り方は同じです。
お酒が苦手な方でも、キルシュの量を調節すれば飲めるので安心ですね!
もしキルシュが手に入ったら作ってみてください。
スイスの有名コーヒーメーカー・ブランド
スイスでは、ネスレをはじめとした有名コーヒーブランドが数多く誕生しました。
今回は、その中でも有名な3つのコーヒーメーカー・ブランドについて紹介します。
- ネスレ
- ユーラ
- カフェロイヤル
1. キットカットやネスカフェの会社「ネスレ」
キットカットやネスカフェでおなじみの食品メーカー、ネスレもスイス発の会社です。
ネスレはコーヒーだけでなく、ミネラルウォーターや乳製品といった食品全般を扱う、世界最大の食品メーカーです。
コーヒー製品においては、インスタントやコーヒー豆など、様々な種類のコーヒーが発売されています。
ネスレが販売しているネスカフェは、日本だけでなく世界各国で親しまれています。
ネスレは他にも、ミロやスターバックスのコーヒー豆も販売しています。
淹れたての味が楽しめる「ネスカフェ エクセラ」
ネスカフェエクセラは、淹れたての香りとコクを追求したインスタントコーヒーです。
挽き豆包み製法によってコーヒーが酸化するのを防ぎ、いつでも淹れたての香りと味が保たれるようになっています。
スプレードライで作られているので、お湯に溶けやすいのも特徴です。
商品名 | ネスカフェ エクセラ |
価格 | 869円 |
タイプ | インスタント |
特徴 | 淹れたての味わいが楽しめる |
高性能コーヒーマシンを販売している「ユーラ(JURA)」
ユーラは、コーヒーマシンを販売しているスイスのメーカーです。
家庭用と業務用両方のコーヒーマシンを取り扱っており、どちらも性能が高いことで有名です。
コーヒーマシン単体だけでなく、ミルクフォーマーやスマートフォンと連動して動かせる拡張機能なども販売されています。
カフェを経営したいと考えている方は、ぜひユーラのコーヒーマシンを使ってみてください。
エスプレッソの濃さを変えられる「JURA 全自動コーヒーマシン ENA8ホワイト」
ユーラの全自動コーヒーマシンです。
一番の特徴は、本格的なエスプレッソが簡単に淹れられる点です。
エスプレッソの濃さを家庭用のマシンで調節することは難しいですが、ユーラの全自動コーヒーマシンを使えば、誰でも簡単に好みの味を出すことができます。
高性能マシンなので価格はそれなりにしますが、エスプレッソを毎日飲みたい!という方にはおすすめです。
商品名 | JURA 全自動コーヒーマシン ENA8ホワイト |
価格 | 184,800円 |
特徴 | エスプレッソの濃さを調節できる、全自動エスプレッソマシン |
ネスプレッソと互換性のある「カフェロイヤル」
カフェロイヤルは、スイスの大手小売りメーカーの子会社から発売されている、カプセルコーヒーのブランドです。
スイスの焙煎メーカーDelica社から発売されているこのカプセルコーヒーは、低価格で環境にも配慮されたコーヒーが使用されています。
濃度の違う複数のエスプレッソが発売されており、自宅で誰でも本格的なエスプレッソが楽しめるのが特徴です。
ネスレから発売されているネスプレッソと互換性があり、マシンさえあれば日本でも飲むことができます。
5種類のエスプレッソが楽しめる「Cafe Royal(カフェロイヤル)5種類アソート」
カフェロイヤルの人気コーヒーカプセルを集めたアソートです。
エスプレッソだけでなく、人気コーヒーのキャラメルマキアートも入っています。
ご自宅にネスプレッソがある方は、一度飲んでみてください!
商品名 | Cafe Royal(カフェロイヤル)5種類アソート |
価格 | 3480円 |
タイプ | カプセルコーヒー |
特徴 | 本格的なエスプレッソが自宅で楽しめる。ネスプレッソとの互換性あり |
スイスのコーヒーを一度は飲んでみよう!
いかがでしたでしょうか?
スイスのコーヒー文化やコーヒーブランドについて紹介しました。
まとめると以下の通りです。
- スイスはコーヒーの消費量が多く、美味しいカフェもたくさんある
- エスプレッソが主流だが、イタリアとは違い、アメリカーノやラテが浸透している
- スイスには、スイスコーヒーというコーヒーカクテルがある
- スイスには有名なコーヒーメーカーが何社もある
スイスにはコーヒーだけでなく、コーヒーに合う美味しい食べ物もたくさんあります。
今回の私のように、コーヒーを飲むためにスイスへ行くのもいいかもしれませんね!