1人用コーヒードリッパーってどれがいいの?
おすすめが知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
これからハンドドリップを始めようと思っても、コーヒードリッパーって種類が多すぎてどれがいいのか分かりませんよね。
特にコーヒーを1杯分だけ淹れたい場合、大きなドリッパーだと収納スペースを圧迫する点が悩みの種になることもあります。
この記事では、1人用コーヒードリッパーの選び方から、厳選したおすすめ商品まで紹介します。自分にぴったりのドリッパーを見つけて、自宅でのハンドドリップを始めてみてくださいね。
- 1人用コーヒードリッパーはコンパクトで省スペース、無駄が少ないのが特徴
- 1人用コーヒードリッパーを選ぶ際は以下の点に注目
- 形状
- 穴やリブ
- 素材
- 抽出方式
- メンテナンス性・携帯性
- おすすめの1人用コーヒードリッパーはハリオの「V60 透過ドリッパー-01クリア」
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
1人用コーヒードリッパーの特徴
1人用ドリッパーの最大の特徴は、1杯分または1〜2杯用に設計されたコンパクトなサイズ感です。
大きめのドリッパーに比べて省スペースで扱いやすく、キッチンのちょっとしたスペースにも収納できるのが魅力と言えます。
1人用とはいっても実際には「完全に1杯専用」モデルと、「1〜2杯まで淹れられる」モデルの2種類があります。
1杯用はサイズが非常に小さく、必要最小限の抽出ができるため無駄がありません。
複数杯を抽出できるモデルは、来客時などにもう1杯分追加で淹れたいときに使えます。朝一で作り置きしておきたい方にもおすすめです。
1人用コーヒードリッパーの選び方
1人用のコーヒードリッパーといっても、形や素材、構造によって味わいや扱いやすさが大きく変わります。
見た目が似ていても、ちょっとした違いがコーヒーの風味を左右するため、選ぶ際にはいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
ここからは、コーヒードリッパーを選ぶ際に注目したい形状やリブ構造、素材などの特徴について詳しく解説していきます。
苦味が好きなら台形・酸味や甘味が好きなら円錐形を選ぼう
ドリッパーの「形状」は、コーヒーの味わいを大きく左右する重要なポイントです。
苦味やコクをしっかり感じたいか、それともすっきりとした酸味や甘さを楽しみたいかで、選ぶべき形が変わります。
代表的なドリッパーの形状は以下の2種類です。
形状 | 特徴 |
---|---|
台形 | 苦味やコクが出やすい、初心者でも安定しやすい |
円錐形 | 酸味・甘味が出やすい、テクニック次第で味が変わる |
苦味や深いコクを重視したい方には台形のドリッパーがおすすめです。
台形は底部が狭く、ドリッパー内にお湯が溜まりやすいため、抽出に時間がかかり、味わいがしっかりと濃くなります。
酸味や甘みのあるすっきりとした味わいが好きな方には「円錐形」がおすすめです。
円錐形はお湯が中央に向かってスムーズに流れ落ちる構造のため、抽出時間が比較的短く、クリアな後味に仕上がります。
注ぎ方のテクニック次第で味をコントロールしやすく、自分好みの一杯を追求しやすいのが魅力です。
ドリッパー内部の穴やリブも大事
ドリッパーの内部構造は、コーヒーの味わいに直結する非常に重要な要素です。
注目したいのは「穴の数とサイズ」です。
穴が少ない・小さいとお湯の抜けがゆっくりに、穴が多い・大きいとお湯がスピーディーに抜けていきます。
抽出時間に影響するので、味わいも大きく変わります。
形状 | 特徴 |
---|---|
穴が少ない・小さい | 濃厚な味わい |
穴が多い・大きい | あっさりクリアな味わい |
リブも見ておこう
「リブ」と呼ばれる突起の配置も重要です。
リブはドリッパーとペーパーフィルターの間に隙間を作り、空気やお湯をスムーズに通すための構造です。
形状 | 特徴 |
---|---|
リブが短い・少ない | 濃い味わい |
リブが長い・多い | 軽やかさな味わい |
リブが長くて数が多い場合は、お湯が早く抜けるため、すっきりした味わいに。短くて少ないと、抜けが遅く、しっかりしたコクが出やすくなります。
素材は機能性や扱いやすさに直結する
ドリッパーの素材は、見た目だけでなく、コーヒーの温度や使い勝手にも影響します。
素材によって保温性や耐久性、手入れのしやすさが異なるため、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
代表的な素材は以下の通りです。
素材 | 特徴 |
---|---|
樹脂 | リーズナブル 壊れにくい 経年劣化で買い替えが必要 |
陶磁器 | 保温性がある インテリア性が高い 重みがあり、落とすと割れる可能性がある |
ガラス | インテリア性が高い 割れる可能性がある |
ステンレス | 壊れにくい スタイリッシュ ペーパーフィルターが不要なものもある |
初めてハンドドリップをする方におすすめなのは樹脂製です。
求めやすい価格で壊れにくく、それでいてコーヒーの抽出には十分な性能を備えています。
インテリアとしての機能も求める方には、陶磁器かガラスのドリッパーが良いでしょう。
ステンレスのドリッパーにはペーパーフィルターが不要なモデルもあります。
ペーパーフィルターでは漉しとってしまうコーヒーの油分まで抽出できるので、コーヒー本来の味が楽しめます。
抽出方式(ペーパー vs メタル)
コーヒーはペーパーフィルターを使うか、ステンレスなどでできたメタルフィルターを使うかで、味わいが大きく変わります。
ペーパーフィルターは紙で微細な粉やコーヒーオイルを濾すため、すっきりとした飲み口に仕上がるのが特徴です。
雑味が少なく、毎日飲んでも飽きにくい味わいを好む人に適しています。
メタルフィルターはコーヒーオイルをそのまま抽出できるため、コーヒー本来のコク深い味わいが楽しめます。
よりリッチなコーヒー体験を求める方におすすめです。
メンテナンス性・携帯性
ドリッパーを選ぶ際は、お手入れのしやすさや持ち運びやすさも重要なポイントです。
プラスチック製やステンレス製のドリッパーは軽量で壊れにくいため、洗いやすく、初心者でも扱いやすいです。
アウトドアにも気軽に持参できるため、幅広いシーンで活躍します。
一方で、陶器製やガラス製は重く割れやすいため、持ち運びには不向きです。
携帯性やメンテナンス性の高い素材を選ぶことで、日常の使い勝手が格段に向上させられるでしょう。
【徹底比較】1人用コーヒードリッパーのおすすめ人気ランキング20選!
先ほど紹介した選び方をもとに、1人用コーヒードリッパーのおすすめをまとめると以下の通りです。
順位 | 商品名 | 価格 | 形状 | 素材 | 穴の数 | 穴のサイズ | 杯数 | サイズ(mm) | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | V60透過ドリッパー01クリア | ¥550 | 円錐 | AS樹脂 | 1 | 大 | 1〜2杯 | 115×100×82 | 120g |
2位 | アロマフィルター 1×1 | ¥440 | 台形 | 樹脂 | 1 | 小 | 1〜2杯 | 110×95×72 | 51g |
3位 | クリアフィルター 1×1 | ¥440 | 台形 | 樹脂 | 1 | 小 | 1〜2杯 | 111×98×61 | 46g |
4位 | HA155ドリッパー | ¥3,080 | 円形 | 陶磁器 | 3 | 小 | 1〜2杯 | 110×110×80 | 280g |
5位 | トライタンフラワードリッパー cup1〈1杯用〉 | ¥1,485 | 円錐 | トライタン樹脂 | 1 | 大 | 1杯 | 121×100×80 | 約86g |
6位 | bonmac ボンマック V型磁器ドリッパー VCD-1W | ¥1,650 | 円錐 | 磁器 | 1 | 大 | 1〜2杯 | 117×98×80 | – |
7位 | ペガサス ドリッパー01 | ¥495 | 台形 | AS樹脂 | 2 | 小 | 1〜2杯 | 112×100×69 | 80g |
8位 | V60 1回抽出ドリッパー MUGEN | ¥880 | 円錐 | 本体/AS樹脂 ホルダー/ポリプロピレン | 1 | 大 | 1〜2杯 | 142×116×94 | 170g |
9位 | HA101 ドリッパー | ¥3,080 | 台形 | 陶磁器 | 3 | 小 | 1〜2杯 | 110×110×80 | 317g |
10位 | 珈琲考具 ワンドリッパー | ¥2,200 | 円錐 | ステンレス | – | – | 1杯 | 130×90×78 | 90g |
11位 | SCS コーヒーカラフェセット 2cups プラスチック | ¥3,080 | 円錐 | カラフェ/ガラス・ドリッパー/樹脂 | 1 | 大 | 1〜2杯 | 125×150 | 約360g |
12位 | スターバックスソロフィルター | ¥2,300 | – | 本体、内蓋、上蓋/ポリプロピレン フィルター/ステンレス鋼 | – | – | 1杯 | 93×93×99 | – |
13位 | シングルカップゴールドフィルター | ¥3,080 | – | 純金メッキ(ステンレス)・ポリプロピレン | – | – | 1杯 | 105×95×40 | – |
14位 | TSUBAME Dripper 2.0 | ¥5,280 | 円錐 | ステンレス、琺瑯 | 1 | 大 | 1〜2杯 | 115×97×80 | – |
15位 | SCS ステンレスフィルター 2cups | ¥2,200 | 円錐 | ステンレス | – | – | 1〜2杯 | φ100×H75 | 約15g |
16位 | パーソナルコーヒードリッパー | ¥2,970 | 円錐 | 本体/耐熱ガラス製器具 ドリッパー/コポリエステル樹脂、ステンレス鋼 フタ/ポリプロピレン | – | – | 1杯 | 105×90×90 | 195g |
17位 | V60 フラットドリッパー 01 Zebrang | ¥1,760 | 円錐 | 本体/シリコーンゴム ホルダー/ポリプロピレン | 1 | 大 | 1〜2杯 | 121×92×70 | 約96g |
18位 | フタ付ポップアップドリッパー | ¥1,650 | 円錐 | 飽和ポリエステル樹脂 | – | – | 1〜2杯 | φ85×H65 | – |
19位 | Ceraful(セラフル) コーヒーフィルター兼ドリッパー スタンドセット 約1~3杯 CRF-SET | ¥6,600 | 円錐 | フィルター/アルミナ鉱石 ホルダー/陶石 (多孔質セラミックスフィルター) | – | – | 1~3杯 | フィルター:115×60 スタンド:113×165 | フィルター:107g スタンド:112g |
20位 | ステンレスフィルター S | ¥4,180 | 円錐 | ステンレス | – | – | 1〜2杯 | 112×112×80 | 80g |
順番に解説します。
第1位. ハリオの人気ドリッパー「V60 透過ドリッパー01クリア」
- 樹脂製でリーズナブル
- 軽い素材で割れにくく扱いやすい
- お湯を注ぐ速度で味わいが変えられる
- どっしりした味わいは作りにくい
最初に紹介するのは、ハリオのV60 「透過ドリッパー01クリア」です。
円錐ドリッパーの中でも知名度が高く、プロも使用しています。
螺旋状に配置されたスパイラルリブは、コーヒー粉が放出するガスを効率よく排出でき、短時間で味が引き出せます。
底部には大きな一つ穴が開いていて、お湯の注ぎ方次第で味わいのコントロールが可能です。
スペシャルティコーヒーなどの酸味に個性のあるコーヒーを好む方におすすめです。
商品名 | V60透過ドリッパー01クリア |
---|---|
メーカー | ハリオ |
価格 | ¥550 |
形状 | 円錐 |
素材 | AS樹脂 |
穴の数 | 1 |
穴のサイズ | 大 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 115×100×82 |


第2位. ロングライフデザイン賞を受賞のドリッパー「アロマフィルター 1×1」
- 初心者でも安定して美味しく淹れられる
- 雑味が出にくい
- 抽出の手間が少ないので時短にもなる
- 味の変化が付けずらい
メリタの一つ穴ドリッパー「アロマフィルター」もおすすめです。
110年以上かけて積み重ねてきた緻密な設計で、ロングライフデザイン賞を受賞しています。
アロマフィルターの特徴は抽出穴の位置。
中心から少しずれていて、底部より少し高い位置に設けられた穴は、雑味の多い部分をカップに落とさず、クリーンな味わいを作り出します。
抽出時間もしっかりコントロールされることで、味わいの再現性が高いです。
商品名 | アロマフィルター 1×1 |
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メーカー | メリタ |
価格 | ¥440 |
形状 | 台形 |
素材 | 樹脂 |
穴の数 | 1 |
穴のサイズ | 小 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 110×95×72 |
第3位. 誰でもブレなく抽出可能「クリアフィルター 1×1」
- 初心者でも安定して美味しく淹れられる
- 抽出の手間が少ないので時短になる
- 味の変化が付けづらい
「クリアフィルター」は一投式のドリッパーです。
使い方は簡単。最初に少しだけお湯を注いでコーヒー粉を蒸らしたら、後はお湯を分けずに一回で注ぎ切ります。
手順が単純なので、誰でも味のブレなく美味しいコーヒーが淹れられます。
ハンドドリップ初心者にもおすすめのドリッパーです。
商品名 | クリアフィルター 1×1 |
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メーカー | メリタ |
価格 | ¥440 |
形状 | 台形 |
素材 | 樹脂 |
穴の数 | 1 |
穴のサイズ | 小 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 111×98×61 |


第4位. インテリアにもおすすめ「HA155ドリッパー」
- 初心者でも美味しく淹れられる
- 陶器製でインテリアとしてもおしゃれ
- フィルターが専用なので入手しづらい
「HA155ドリッパー」はカリタの代名詞、ウェーブドリッパーの波佐見焼モデルです。
専用のウェーブフィルターが必要ですが、波打ったフィルターはドリッパーとの接触面が少なく、お湯がスムーズに流れます。
底面も平らになっているため、お湯が粉に均一に触れやすく、ムラの少ない抽出が可能です。
お湯を注ぐ人の技量に左右されず、安定した味わいを作りやすいです。
美濃焼・ステンレス・ガラス・銅製など、様々な素材やカラーリングがあり、インテリアの一部としても活躍します。
商品名 | HA155ドリッパー |
---|---|
メーカー | カリタ |
価格 | ¥3,080 |
形状 | 円形 |
素材 | 陶磁器 |
穴の数 | 3 |
穴のサイズ | 小 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 110×110×80 |


第5位. 花びらのようなリブでスムーズに抽出「トライタンフラワードリッパー cup1〈1杯用〉」
- コーヒー本来の味わいが抽出しやすい
- トライタン製なので軽くて割れづらく、初心者でも扱いやすい
- 保温性が低く湯温が下がりやすい
「トライタンフラワードリッパー cup1〈1杯用〉」はCAFEC式抽出理論を具現化したドリッパーです。
花びらのような、壁が抉れた形のリブが粉をしっかりと膨らませ、お湯がドリッパー内をスムーズに流れます。
形状はコーヒー粉の層が深くなる円錐形です。
お湯がコーヒー粉と当たる時間が長くなるため、豆のフレーバーをしっかりと抽出できます。
トライタン製なので、軽くて扱いやすいのも特徴です。
商品名 | トライタンフラワードリッパー cup1〈1杯用〉 |
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メーカー | CAFEC |
価格 | ¥1,485 |
形状 | 円錐 |
素材 | トライタン樹脂 |
穴の数 | 1 |
穴のサイズ | 大 |
杯数 | 1杯 |
サイズ(mm) | 121×100×80 |


第6位. 高級感ある見た目がインテリアとしても映える「bonmac ボンマック V型磁器ドリッパー VCD-1W」
- のぞき窓付きで抽出量が見える
- 直線リブですっきりした味わいが作りやすい
- 衝撃で割れたり欠けたりする可能性がある
「bonmac ボンマック V型磁器ドリッパー VCD-1W」は大きめの一つ穴が開いた円錐形ドリッパーです。
リブは直線で、すっきりした味わいが作りやすいのが特徴です。
ベース部分には覗き穴が開いているので、抽出量が見やすくなっています。
磁器製でお手入れがしやすいだけでなく、インテリアとしても楽しめる一品です。
商品名 | bonmac ボンマック V型磁器ドリッパー VCD-1W |
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メーカー | ボンマック |
価格 | ¥1,650 |
形状 | 円錐 |
素材 | 磁器 |
穴の数 | 1 |
穴のサイズ | 大 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 117×98×80 |


第7位. 初心者でも安定した風味「ペガサス ドリッパー01」
- リーズナブル
- 初心者でも美味しく淹れられる
- 台形なのでフィルターが手に入れやすい
- 味がぼやけて感じる可能性
「ペガサス ドリッパー01」は初心者向けのドリッパーです。
スパイラルリブでコーヒーが膨らみやすく、二つ穴からゆっくりお湯が落ちることで、安定した味を作り出せます。
ドリッパーには目盛りが付いているので、味の安定に必要なコーヒー粉の計量も簡単です。
ドリッパーのベース部分には穴があり、マグでドリップしててもコーヒーの出来上がり量がすぐに分かります。
コーヒーサーバーを別途購入する必要がないので、経済的なドリッパーとも言えます。
商品名 | ペガサス ドリッパー01 |
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メーカー | ハリオ |
価格 | ¥495 |
形状 | 台形 |
素材 | AS樹脂 |
穴の数 | 2 |
穴のサイズ | 小 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 112×100×69 |


第8位. 1回の注湯でも美味しく抽出「V60 1回抽出ドリッパー MUGEN」
- 誰でも簡単に美味しく淹れられる
- 抽出の手間が少ないので時短にもなる
- すっきりめの味わいになるので、濃厚なコーヒーが好みな方には不向き
「V60 1回抽出ドリッパー MUGEN」楽にハンドドリップしたい方におすすめです。
普通のハンドドリップではお湯を3~5回に分けて注ぎますが、このドリッパーは1回だけの注湯でOKです。
ドリッパーの内側は凸のリブが無く、溝のみになっていて、ペーパーフィルターがドリッパーに密着します。
注いだお湯はゆっくりと溝を伝って落ちるため、1投抽出でも濃厚な味わいの抽出が可能です。
ドリップの技術がほとんどいらず、誰でも簡単に美味しいコーヒーが淹れられます。
商品名 | V60 1回抽出ドリッパー MUGEN |
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メーカー | ハリオ |
価格 | ¥880 |
形状 | 円錐 |
素材 | 本体/AS樹脂 ホルダー/ポリプロピレン |
穴の数 | 1 |
穴のサイズ | 大 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 142×116×94 |


第9位. しっかり苦味が楽しめる「HA101 ドリッパー」
- 濃度感高いコクのあるコーヒーが楽しめる
- 台形なのでフィルターが手に入れやすい
- 落とすと欠ける可能性がある
次に紹介するのは、カリタの「HA101ドリッパー」です。
台形の底部には小さい穴が三つ開いていて、お湯が落ちる速度はゆっくりめ。
半分浸漬式のような抽出になるため、どっしりとしたコクのあるコーヒーが淹れられます。
中深煎りから深煎りをメインで淹れたい方におすすめです。
商品名 | HA101 ドリッパー |
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メーカー | カリタ |
価格 | ¥3,080 |
形状 | 台形 |
素材 | 陶磁器 |
穴の数 | 3 |
穴のサイズ | 小 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 110×110×80 |


第10位. マグに直接抽出可能「珈琲考具 ワンドリッパー」
- 円錐形と台形両方のペーパーフィルターが使える
- 壁がないドリッパーで雑味が出にくい
- ドリッパーのすき間から抽出量が見える
- どっしりした味わいが好みの方には不向き
珈琲考具のワンドリッパーは、1杯分専用のドリッパーです。
ドリッパーの壁がなく、コーヒー粉が放出するガスの抜けが良いので、お湯がムラなく粉に行き渡り、雑味が出にくいです。
また、傾斜のキツい円錐形によって粉の層が厚くなるため、少ない粉量でもしっかりと抽出できます。
マグに直接乗せて使用可能で、ドリッパーのベース部分のすき間から抽出量が見えるので、うっかり溢れさせることもありません。
ペーパーフィルターは円錐形でも台形でも使えるため、フィルター切れを起こしにくいのもポイントです。
商品名 | 珈琲考具 ワンドリッパー |
---|---|
メーカー | 下村企販 |
価格 | ¥2,200 |
形状 | 円錐 |
素材 | ステンレス |
穴の数 | – |
穴のサイズ | – |
杯数 | 1杯 |
サイズ(mm) | 130×90×78 |


第11位. おしゃれにスローなコーヒーライフが楽しめる「SCS コーヒーカラフェセット 2cups プラスチック」
- デザインが良くインテリアにも合わせやすい
- カラフェとセットなのでサーバーを買う必要がない
- カラフェはガラス製なので衝撃に弱い
「スローという贅沢を味わうためのコーヒーウェア」というキャッチフレーズでキントーが販売しているカラフェセット。
ゆったりとコーヒーを淹れる時間を味わえますし、ゆるやかなフォルムのカラフェセットはインテリアとしても楽しめます。
使用するペーパーフィルターは円錐形なので、比較的入手も容易です。
ポット部分には約2杯分の目安になる目盛りが、ホルダーには約20gのコーヒー豆が計れる目盛りが付いています。
スケールを持っていない方でも、安定した味わいのコーヒーが淹れられます。
商品名 | SCS コーヒーカラフェセット 2cups プラスチック |
---|---|
メーカー | キントー |
価格 | ¥3,080 |
形状 | 円錐 |
素材 | カラフェ/ガラス ドリッパー/樹脂 |
穴の数 | 1 |
穴のサイズ | 大 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 125×150 |


第12位. スタバロゴのドリッパーで自宅スタバ気分が楽しめる「スターバックスソロフィルター」
- スタバロゴの器具を使っておしゃれにドリップできる
- ペーパーフィルター不要で環境に優しい
- コーヒーカスの処理が面倒
「スターバックスソロフィルター」は一杯専用のドリッパーです。
スタバロゴの入ったドリッパーを使って、自宅でスタバのバリスタ気分でコーヒーが楽しめます。
フィルター部分はステンレスでできていて、抽出にはペーパーフィルターを使いません。
お財布にも環境にも優しいドリッパーです。
商品名 | スターバックスソロフィルター |
---|---|
メーカー | スターバックス |
価格 | ¥2,300 |
形状 | – |
素材 | 本体、内蓋、上蓋/ポリプロピレン フィルター/ステンレス鋼 |
穴の数 | – |
穴のサイズ | – |
杯数 | 1杯 |
サイズ(mm) | 93×93×99 |
第13位. 純金コーティングでコーヒーオイルのコクを楽しむ「シングルカップゴールドフィルター」
- 純金コーティングのフィルターでコーヒー豆本来のコクが楽しめる
- ホルダー付きなのでフィルター本体を触って火傷するリスクが低い
- 微粉が混じりやすい
- フィルターが目詰まりする可能性がある
「シングルカップゴールドフィルター」は、コレスが販売している1杯分専用のドリッパーです。
純金でコーティングされたメッシュフィルターは、コーヒー豆本来の旨味を素早くダイレクトに抽出できます。
純金は化学変化にも強いので、味と香りへの影響もわずか。
色はブラック・レッド・ホワイトの3色で展開されているので、好みの色を選べるのも嬉しいポイントです。
商品名 | シングルカップゴールドフィルター |
---|---|
メーカー | cores |
価格 | ¥3,080 |
形状 | – |
素材 | 純金メッキ(ステンレス)・ポリプロピレン |
穴の数 | – |
穴のサイズ | – |
杯数 | 1杯 |
サイズ(mm) | 105×95×40 |


第14位. 職人の技術が光る琺瑯製ドリッパー「TSUBAME Dripper 2.0」
- ホーロー製でコーヒー本来の風味が楽しめる
- ベース面の穴から抽出量が確認できる
- 衝撃で割れたり欠けたりする可能性がある
- 価格が高い
「TSUBAME Dripper 2.0」はドリッパーには珍しい琺瑯製です。
琺瑯製ながらきちんとリブが付いているので、お湯を注いだ際のガスや空気が抜けが良く、しっかりと風味が抽出できます。
ベース部分に覗き穴が開いているため、マグカップでの抽出時も溢れる心配はありません。
職人が手作りしているため形状にはわずかに個体差が出ますが、それはそれで唯一無二のドリッパーとして楽しめます。
商品名 | TSUBAME Dripper 2.0 |
---|---|
メーカー | GLOCAL STANDARD PRODUCTS |
価格 | ¥5,280 |
形状 | 円錐 |
素材 | ステンレス、琺瑯 |
穴の数 | 1 |
穴のサイズ | 大 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 115×97×80 |


第15位. コーヒー本来の味が楽しめる「SCS ステンレスフィルター 2cups」
- コーヒー本来のコクが楽しめる
- ペーパーフィルター不要で環境に優しい
- 微粉が混じりやすい
- フィルターが目詰まりする可能性がある
コーヒー豆本来の味わいを楽しみたい方には、キントーの「SCS ステンレスフィルター 2cups」がおすすめです。
ペーパーフィルターでは漉しとってしまう旨味成分「コーヒーオイル」も、ステンレスならそのままドリップが可能。
ペーパーフィルターで淹れたときより、香り高いコーヒーが淹れられます。
ペーパーフィルターを使わないので、環境にも優しいです。
商品名 | SCS ステンレスフィルター 2cups |
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メーカー | キントー |
価格 | ¥2,200 |
形状 | 円錐 |
素材 | ステンレス |
穴の数 | – |
穴のサイズ | – |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | φ100×H75 |


第16位. 省スペースで使えるドリッパー「パーソナルコーヒードリッパー」
- コーヒーオイルが抽出できるのでコーヒー本来の味が楽しめる
- メッシュが細かく微粉を通しにくい
- フィルターをカップの中に収納可能
- フィルターが目詰まりする可能性がある
フィルター、カップ、フタの3点がセットになっている「パーソナルコーヒードリッパー」。
メッシュは目が細かく二重構造で、微粉を通しにくいため、舌触りの良いコーヒーが楽しめます。
ペーパーフィルターが不要なステンレスフィルターなので、環境に優しいです。
また、フィルターはカップに収まるので、収納スペースを圧迫しません。
コーヒー抽出後はフタを付けて、ゆっくり温かいコーヒーを堪能できます。
商品名 | パーソナルコーヒードリッパー |
---|---|
メーカー | ブルーノ |
価格 | ¥2,970 |
形状 | 円錐 |
素材 | 本体/耐熱ガラス製器具 ドリッパー/コポリエステル樹脂、ステンレス鋼 フタ/ポリプロピレン |
穴の数 | – |
穴のサイズ | – |
杯数 | 1杯 |
サイズ(mm) | 105×90×90 |


第17位. アウトドアでもV60の味わい「V60 フラットドリッパー 01 Zebrang」
- 分解してコンパクトに収納できる
- アウトドアでハリオV60の味を再現できる
- 組み立てに手間がかかる
「V60 フラットドリッパー 01 Zebrang」はアウトドアでも使える1~2人用ドリッパーです。
折り畳んでコンパクトに収納できる上に約96gと軽量なので、手軽に持ち運びができます。
ドリッパー本体とホルダーには小さな穴が開いていて、フックに引っ掛ける事も可能。使った後、洗って干しておくのにも便利です。
屋外でもV60ドリッパーの味わいを楽しめます。
商品名 | V60 フラットドリッパー 01 Zebrang |
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メーカー | ハリオ |
価格 | ¥1,760 |
形状 | 円錐 |
素材 | 本体/シリコーンゴム ホルダー/ポリプロピレン |
穴の数 | 1 |
穴のサイズ | 大 |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 121×92×70 |


第18位. マグに収納できてアウトドアにもぴったり「フタ付ポップアップドリッパー」
- マグやサーバーに収納可能なので省スペース
- アウトドアにも持っていきやすい
- 樹脂製なので湯温が下がりやすい
キャプテンスタッグの「フタ付ポップアップドリッパー」はアウトドアにおすすめ。
ドリッパーは直径85mm、高さ65mmとかなりコンパクト設計で、持ち運びがしやすいです。
径8cm以上ならマグカップやコーヒーサーバーにも収納できるので、荷物に入れるときも省スペース。
フタは裏返せばドリッパーの一時置きとしても使用可能です。
商品名 | フタ付ポップアップドリッパー |
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メーカー | キャプテンスタッグ |
価格 | ¥1,650 |
形状 | 円錐 |
素材 | 飽和ポリエステル樹脂 |
穴の数 | – |
穴のサイズ | – |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | φ85×H65 |


第19位. 多孔質セラミックでまろやかな味わい「Ceraful(セラフル)コーヒーフィルター兼ドリッパー スタンドセット 約1~3杯 CRF-SET」
- 不純物を取り除いた水でコーヒーが淹れられる
- コーヒーオイルが抽出できるのでコーヒー本来の味が楽しめる
- ペーパーフィルター不要で環境に優しい
- フィルターが目詰まりする可能性がある
伝統の波佐見焼と最先端のセラミック技術を掛け合わせて作られた「Ceraful(セラフル)コーヒーフィルター兼ドリッパー スタンドセット 約1~3杯 CRF-SET」。
ペーパーフィルターを必要とせず、抽出時には水の中の不純物を除去してくれます。
加えて、遠赤外線効果によって水がまろやかになるので、柔らかい口当たりのコーヒーが楽しめます。
デザインもシックでおしゃれなので、コーヒー好きな方へのギフトにもおすすめです。
商品名 | Ceraful(セラフル) コーヒーフィルター兼ドリッパー スタンドセット 約1~3杯 CRF-SET |
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メーカー | アドバンスドア |
価格 | ¥6,600 |
形状 | 円錐 |
素材 | フィルター/アルミナ鉱石 ホルダー/陶石 (多孔質セラミックスフィルター) |
穴の数 | – |
穴のサイズ | – |
杯数 | 1~3杯 |
サイズ(mm) | フィルター:115×60 スタンド:113×165 |


第20位. お手入れがしやすい「ステンレスフィルター S」
- コーヒーオイルが抽出できるのでコーヒー本来の味が楽しめる
- 本体と台座が分離出来て洗いやすい
- ペーパーフィルター不要で環境に優しい
- 微粉が混じりやすい
- フィルターが目詰まりする可能性がある
マグカップに直接ドリップができる「ステンレスフィルター S」。
ステンレスのメッシュフィルターなので、コーヒーオイルが抽出でき、コーヒーの旨味がダイレクトに楽しめます。
ペーパーフィルターを使わないため、環境にも優しいです。
本体と台座部分は分離可能で、洗いやすいのもポイントです。
商品名 | ステンレスフィルター S |
---|---|
メーカー | キャプテンスタッグ |
価格 | ¥4,180 |
形状 | 円錐 |
素材 | ステンレス |
穴の数 | – |
穴のサイズ | – |
杯数 | 1〜2杯 |
サイズ(mm) | 112×112×80 |


1人用コーヒードリッパーのメリット
ここからは、1人用ドリッパーのメリットについて詳しく見ていきます。
コンパクトにまとまって収納スペースをとらない
1人用コーヒードリッパーの大きな魅力のひとつは、圧倒的な省スペース性です。
コーヒーは水やコンロを使うため、ほとんどの場合キッチンで淹れますが、他の調理器具や食器もあり、収納スペースに悩む家庭は多いです。
1人用ドリッパーならサイズが小さめなので、棚や引き出しにスッと収まり、邪魔になりません。
必要な機能だけをコンパクトに詰め込んだ1人用ドリッパーは、限られた空間で丁寧な暮らしを実現する、まさに“ちょうどいい”器具と言えます。
1杯分に適した抽出ができる
複数杯用のドリッパーは、底部の広さ、壁の斜度、リブの長さなどが、複数杯を淹れる想定で設計されています。
例えば、底部が広すぎる物で1杯分のコーヒーを淹れた場合、粉の層が浅くなり、お湯が粉と触れる時間が短くなります。
抽出時間が短いと、コーヒー成分の抽出が不足するため、出来上がったコーヒーは思ったような濃さになりません。
注湯時のポットと粉の距離も遠くなり、注いだお湯に勢いがつくので、コーヒー粉が飛び散ることもあります。
1人用のドリッパーであれば、1杯分の粉量を前提に設計されているため、粉の層の深さ、注湯のスピード、抽出時間がバランスよく整い、安定した味に仕上がります。
1人用コーヒードリッパーのデメリット
1人用コーヒードリッパーにおける最大の弱点は、「一度に淹れられる量が限られる」という点です。
普段は1人分で十分でも、友人が遊びに来たときなど、1人用ドリッパーでは1杯ずつしか淹れられず、時間がかかってしまいます。
2杯目以降を淹れている間に最初の1杯が冷めてしまいますので、複数人分を連続して淹れるには非効率です。
友人にコーヒーを振る舞う場面を想定するなら、大容量タイプと併用するのも一つの手です。
1人用コーヒードリッパーの注意点
1人用コーヒードリッパーを使う際には、ペーパーフィルターの形状とサイズに注意しましょう。
せっかく美味しいコーヒーを淹れようとしても、フィルターの形状が合っていないと味にムラが出たり、使い勝手が悪くなったりしてしまいます。
サイズも間違って2~4杯用を購入してしまうと、余ったフィルターが余分にスペースを取りますし、ドリップ時の見た目も不格好になります。
日常的に使うものだからこそ、ストレスなく扱えるよう、ドリッパーに合ったフィルターをきちんと確認してから購入しましょう。
1人用コーヒードリッパーに関するよくある質問
- 1杯用ドリッパーと複数杯用ドリッパーではコーヒーの味は違う?
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ドリッパーにもよりますが、同じ淹れ方をした場合、味が違うこともあります。
同じような味で淹れることもできますが、技術と試行錯誤が必要な上、サイズが大きいと淹れづらさもあります。
- 1人用ドリッパーで美味しく淹れるコツは?
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1杯分を美味しく淹れるときは、粉を多めに使うのがポイントです。
粉が少ないと粉の層が薄く、お湯と粉が触れる時間が短くなり、味わいが薄くなります。
一般的に粉の量は1人前で10gと言われているので、1人分だけ淹れるときは12g使うなど、粉の量を増やして淹れると、濃度感の高いコーヒーが淹れやすくなります。
- ドリッパーのお手入れ方法は?
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基本的には洗剤を使わず、水洗いで汚れを落とします。
汚れが目立って気になる場合は、中性洗剤などを使っても問題ありません。
ステンレスのメッシュフィルターの場合、目詰まりしないように中性洗剤を使って押し洗いします。
洗剤で洗う前に、お湯などに浸けておくと汚れが落としやすいです。
1人用コーヒードリッパーを使って優雅なコーヒータイムを楽しもう
いかがでしたでしょうか?
今回は1人用コーヒードリッパーのおすすめを紹介しました。
本記事の重要なポイントは以下の通りです。
- 1人用コーヒードリッパーには1杯専用と1~数杯対応のものがある
- 1人用コーヒードリッパーのメリット
- サイズがコンパクトで省スペース
- 1杯分ても美味しく淹れられる
- 1人用コーヒードリッパーのデメリット
- 一度に淹れられる量が限られる
- おすすめの1人用コーヒードリッパーはハリオの「V60 透過ドリッパー-01クリア」
1人用コーヒードリッパーは、自分の分だけコーヒーを淹れたい方にぴったりの選択肢です。
サイズが小さく、キッチンに置いても省スペースで済みますし、大容量ドリッパーだと難しい1杯分だけの抽出も簡単にできます。
あなたもぜひ、1人用コーヒードリッパーを使って、美味しいコーヒーを淹れてみてくださいね。