アフォガートって何?
アフォガートのカロリーが知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- アフォガートとは、バニラのアイスクリームに飲み物をかけて食べるイタリアのデザート
- カロリーは高め
- 作る際のポイントはコーヒーを濃いめに淹れること
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
アフォガートとは?
アフォガートとは、バニラのアイスクリームに飲み物をかけて食べるイタリアのデザートです。
普通のコーヒーや紅茶、リキュールなどをかける場合もありますが、1番ポピュラーなのはエスプレッソをかけたものです。
日本でもアフォガートを注文したら、エスプレッソまたはコーヒーとバニラアイスクリームが出てくるのが一般的ですよ。
冷たくて甘いアイスクリームと、濃いめの熱いコーヒーが絶妙にマッチしたスイーツで、1度でいろんな味わいを楽しむことができます。
1度食べると癖になってまた食べたいと思う人も。
コーヒーフロートとの違い
同じようにコーヒーとアイスクリームを一緒に味わうものにコーヒーフロートがありますが、コーヒーフロートはコーヒーにアイスクリームを入れた飲み物です。
それに対してアフォガートは、アイスクリームにコーヒーをかけるので、主役はあくまでアイスクリームということですね。
僕も食べたことがあるけど、熱さと冷たさが同時に味わえてとてもおいしかったよ。
コーヒーフロートについては、以下の記事で詳しく解説しています!
アフォガートの意味
アフォガートはイタリアで「溺れる」という意味があります。
もう少し嚙み砕いて訳すと、「コーヒーに溺れたアイスクリーム」ということですね。
イタリア語で表記すると「affogato」になります。
詳しい意味については「アフォガートとは?美味しい作り方・食べ方からおすすめまで紹介」の記事をチェック!
スタバ「エスプレッソ アフォガートフラペチーノ」が有名
日本でもアフォガートを取り扱っているお店は多いですが、特に有名なのがスタバの「エスプレッソ アフォガートフラペチーノ」です。
スタバのフラペチーノは甘いスイーツというイメージが強いですが、こちらは甘すぎずほろ苦さも感じられる商品になっています。
このフラペチーノに使われているエスプレッソはリストレットという方法で抽出されていますよ。
リストレットとは、抽出する水の量を半分にすることで、より早く抽出される成分が多く含まれているエスプレッソを作り出す方法です。
通常より濃い色味抽出されますがカフェインなどのコーヒーに含まれる成分の合計抽出量は少なくなります。
コクが深く力強い味がして、苦味が少ないのが特徴的ですよ。
そうして抽出されたエスプレッソと、スタバこだわりのクリームが混ざり合った味はまさに絶品。
大人のためのフラペチーノだね!
アフォガートのカロリー
季節を問わず食べたいと思わせるアフォガートですが、カロリーは一体どのくらいなのでしょうか。
アフォガートのバニラアイスクリームを150g、エスプレッソを1杯分(30ml)とすると
- バニラアイスクリームのカロリー:約250kcal
- エスプレッソのカロリー:約10kcal
なので、合計して約260kcalになりますね。
ちなみに、スタバのエスプレッソアフォガートフラペチーノのカロリーは以下の通りです。
サイズ | カロリー | 値段 | 量 |
---|---|---|---|
Short | 380kcal | 583円 | 240ml |
Tall | 424kcal | 627円 | 350ml |
Grande | 601kcal | 671円 | 470ml |
Venti | 750kcal | 715円 | 590ml |
アフォガートの作り方・食べ方
アフォガートの基本的な作り方を紹介します。
- アイスクリームを1カップ用意する。
- エスプレッソ(または濃いめのコーヒー)を30ml淹れる。
- アイスクリームを器に盛りつける。
- 上から熱いエスプレッソをかける。
至ってシンプルですね。
ポイントはコーヒーを濃いめに淹れることです。
アイスクリームと混ぜるので、コーヒーの味が薄いとアイスクリームに負けてしまってコーヒーの風味が感じられなくなってしまいますよ。
お互いの良さを引き立たせるためにも、濃い味のコク深いコーヒーを使いましょう。
インスタントコーヒーならお湯を少なめに、ドリップコーヒーなら抽出時間を長めに、コーヒー豆から淹れる場合は深煎りの豆を使うのがおすすめです。
アフォガートを食べる際には、コーヒーを一気にかけないように注意してください。
上でも述べましたが、あくまで主役はアイスクリームです。
コーヒーが少量とはいえ、淹れたてのコーヒーをたくさんかけるとアイスはどんどん溶けてフロートになってしまいます。
まず少しだけかけて甘さ主体の味わいを感じ、そこから食べ進めていく過程でまた少しずつコーヒーを足していきましょう。
そうすると最初は甘さが強かったアフォガートの味が、少しずつ変化していくのを楽しむことができます。
最後はアイスクリームとコーヒーが溶け合って、アフォガートでしか味わえない甘さとほろ苦さが口の中に広がりますよ。
これが本当になんとも言い難い美味しさで、またすぐ食べたくなっちゃうんだよね
アフォガートのアレンジレシピ
アイスクリームとコーヒーの味を、いろいろな組み合わせやトッピングなどで楽しみたいですよね。
おすすめのアレンジレシピを紹介します。
アイスクリームの味を変える
一般的なレシピとしてバニラ味を使ったものを紹介しましたが、お好みのアイスを使っても良いですよね。
チョコレートや抹茶、クッキー&クリーム、キャラメル、ナッツ系などコーヒーに合いそうな味はたくさんあります。
色々買ってきて、意外な組み合わせを試してみると新たな発見があるかもしれません。
かける飲み物を変える
コーヒーの他に、紅茶やホットチョコレート、牛乳と抹茶を混ぜたものなど、かける飲み物のバリエーションの豊富です。
お酒が大丈夫な方はリキュールをかけてもおいしいですよ。
コーヒーリキュールやラム酒など、少しとろみのあるものだとスイーツ感を損なわずに楽しめます。
また、フルーツリキュールを少量ずつかけると、2種類の味のアイスを食べている気分になれるのでおすすめです。
トッピングをする
チョコチップやクッキーを細かく砕いたもの、ナッツ、ドライフルーツなどをトッピングするとまた違った味わいになりますよ。
毎回味が変わるので、飽きがこないで楽しめるのもポイントの1つです。
はちみつやメープルシロップなどのシロップ系や、ココアパウダーなどの粉末で味を変えるのも面白そうです。
シリアルやグラノーラと食べる
器にシリアルやグラノーラを入れ、その上にアイスクリームをのせればちょっとご褒美感のあるスイーツの出来上がりです。
ちょっと小腹が空いたときのおやつや軽食としてもぴったりですよ。
ホットケーキ・パンケーキにのせる
ホットケーキやパンケーキを焼いて、その上にアイスクリームをのせてコーヒーをかけて食べます。
ホットケーキも熱いので比較的早めにアイスが溶けてしまいますが、溶けたアイスとコーヒーが染みたホットケーキは新しいスイーツのようですよ。
朝ご飯やおやつに作ってみてはいかがですか?
どれから試そうか迷っちゃうくらい全部おいしそうだなあ。
アフォガードの楽しみ方は無限大!
いかがでしたでしょうか?
アフォガートについて特徴から作り方、気になるカロリーまで幅広く紹介しました!
本記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- アフォガートとはバニラのアイスクリームに飲み物をかけて食べるイタリアのデザートのこと
- 概算だが、アフォガートのカロリーは高め
- アフォガートを作る際のポイントはコーヒーを濃いめに淹れる
アフォガードの楽しみ方は無限大なので、ぜひ自分で作ってみて試してみてください1