
コーヒーに含まれるカフェインは身体に良いの?1日にどれくらいの量を摂るのが安全なの?



妊娠・授乳中の人が安心して飲めるコーヒーの種類や量を教えてください。カフェインレスコーヒーのおすすめの商品も知りたい。
こういった疑問や要望にお答えします。
あなたはコーヒーに含まれるカフェインの量や効果・副作用をご存じですか?
そこで本記事ではコーヒーに含まれるカフェイン効果と、その摂取量目安からおすすめまで紹介。
カフェインについて詳しく知りたい方は必見の情報です!
- コーヒーに含まれるカフェインはアルカロイドの仲間で「集中力アップ」や「覚醒効果」などたくさんの効果がある
- カフェインの副作用は「睡眠の質の低下」「頭痛」「カフェイン中毒」「妊娠・授乳中への悪影響」などがある
- カフェイン量を比較するときは抽出条件と飲む量をそろえる
- 一律の杯数ではなく、飲む量・含有量・体調を確認する


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では早速見ていきましょう。
コーヒーに含まれるカフェインとは?


カフェイン(caffeine)は苦味成分がありコーヒーの味わいを美味しくする成分です。
また、カフェインはアルカロイド(alkaloid)という化合物の仲間でもあります。
アルカロイドは「医薬品」としても使われています。
そもそもコーヒーは日本では明治時代の頃まで「薬」として用いられていました。
しかし、コーヒーの大衆化により薬効成分は注目されにくくなってきました。
それほど効果があるカフェインという成分ですから「量」や「使い方」を正しく守る必要があるということ。
ですからコーヒーも正しく飲まなければいけません。
カフェインだけでなく、コーヒー全体の効果・メリットが知りたい方は「驚くべきコーヒーの効果とは?メリット・デメリットを含めて完全解説」の記事をチェック!


コーヒーに含まれるカフェイン効果


結論からいうと、カフェインは全身の神経を司る脳や脊髄などの中枢神経系や消化器系、循環器系などに作用します。
カフェインの効果は以下のとおりです。
- 集中力アップ
- 覚醒効果
- 頭痛を軽減する
- 心筋の働きを高める
- 利尿作用効果
- 記憶力の向上
- 気分の改善
- 運動機能の向上
- 脂肪の分解
適切に摂れば身体にいい効果が期待可能です。
近年ではカフェインの効果などについて世界中の各機関で研究されています。
具体的な研究結果ですと以下のようなものがあります。
これら複数のデータの総括から、より安全性を考慮すると、成人での1日摂取量を300mg(5mg/kg)以内にとどめて摂取することが、カフェイン関連問題を生じることなく、その有益効果を受けることができるといえよう。
東京福祉大学 日常生活の中におけるカフェイン摂取-作用機序と安全性評価-
コーヒーのカフェインが与える副作用


カフェインの副作用は以下のとおりです。
- 睡眠の質の低下
- 頭痛・めまい
- カフェイン中毒
- 不眠・不安
- 心拍数の増加・血圧上昇・不整脈
- 興奮や不安・ふるえ
- 下痢・吐き気・嘔吐
- 妊娠・授乳中における悪影響など
このようにカフェインを含むコーヒーを飲む量は注意が必要です。
特に妊娠中は高い濃度のカフェインを摂ると胎児の発育を阻害し、低体重になる可能性があります。
授乳中であっても母乳にカフェインが微量に含まれている可能性があるので、乳児への影響が考えられます。
また、カフェイン中毒症については以下のような例もあり注意が必要です。
カフェインについては、エナジードリンクの多用により中毒死した例もあり、過剰摂取による健康への悪影響が知られています。
農林水産省:カフェインの過剰摂取について
他にも農林水産省『カフェインの過剰摂取について』という報告書があり注意喚起されています。
コーヒーだけではなく日本茶や紅茶、エナジードリンクなど1日にたくさん飲む方は注意しましょう。
自分はカフェイン中毒かも!と思った方は「【論文付き】コーヒーをやめるとどうなる?メリットやデメリットを解説!」の記事を参考にしてください。


コーヒーのカフェイン含有量


コーヒーのカフェイン含有量について以下の2点から解説します。
- 淹れ方で変わる
- それぞれのカフェイン量を比較
それぞれ見ていきましょう。
淹れ方で変わる
コーヒーの淹れ方でカフェインの含有量は変わります。
食品安全委員会の資料では、コーヒーのカフェイン濃度は100ml当たり60mgです。粉10g・熱湯150mlという抽出条件の値で、すべてのコーヒーに共通する量ではありません。
同資料のインスタントコーヒーは100ml当たり57mgで、顆粒2g・熱湯140mlという条件です。使用量や湯量を変えたものと、そのまま比較しないようにしましょう。
カフェインを比較するときは、100ml当たりの濃度と、実際に飲む1杯分の総量を分けて考えましょう。飲料名だけでは、どちらの摂取量が多いかを決められません。
エスプレッソも濃度と1杯分の量を分けて比較する
米国農務省(USDA)の食品成分データベースでは、店で淹れたエスプレッソのカフェインは100g当たり212mgです。豆の量や抽出条件で変わるため、すべてのエスプレッソに共通する固定値ではありません。
アメリカンコーヒーと比べる場合も、同じ容量の濃度で比べるのか、提供される1杯全体で比べるのかを明確にしてください。
1杯の量が少ないことは、濃度が低いことを意味しません。100ml当たりの値に実際の容量を掛け、100で割ると、その1杯分の量を計算できます。
また淹れ方以外でも「焙煎度合い」や「コーヒー豆の種類」でカフェイン含有量は違ってきます。
焙煎度だけでカフェインの摂取量を判断しない
深煎りという表示だけで、1杯のカフェイン量が少ないと決めないでください。豆の比較と、抽出した飲料の比較は別です。実際に飲む商品の含有量と容量を確認しましょう。
またコーヒー豆の種類で言いますと「ロブスタ種」は「アラビカ種」に比べると約2倍のカフェインを持っています。
摂取量を控えたい場合は、焙煎度や苦味の印象ではなく、商品ごとのカフェイン表示を確認してください。
それぞれのカフェイン量を比較
以下は食品安全委員会の2018年更新資料に掲載された、抽出条件付きの濃度です。表の値は1杯分ではなく、100ml当たりを示しています。
| 種類 | カフェイン濃度(100ml当たり) |
|---|---|
| レギュラーコーヒー | 60mg(浸出方法:コーヒー粉末10gを熱湯150ml) |
| インスタントコーヒー | 57mg(浸出方法:インスタントコーヒー2gを熱湯140ml) |
この条件では100ml当たり60mgと57mgですが、すべての商品でインスタントの方が少ないとは限りません。1杯分の量は、実際に飲む容量で計算してください。
缶コーヒーも商品と内容量によって異なります。「1缶」の数値か「100ml当たり」の数値かを確認し、飲む本数も含めて計算しましょう。
コーヒーに含まれるカフェインの摂取量目安





1日のカフェインの量はどのくらい摂取するのが安全なのでしょうか?
厚生労働省のQ&Aでは、カフェインの一日当たりの摂取許容量(ADI)は、個人差が大きいことから日本でも国際的にも設定されていないと説明しています。体重に5mgを掛けた量を、誰にでも当てはまる「限界」とは扱えません。
同Q&Aに載るコーヒー浸出液の値は100ml当たり60mgで、粉10g・熱湯150mlという抽出条件が添えられています。すべての商品・淹れ方で同じ値になるわけではありません。
この濃度なら150mlで90mgという計算です。実際に飲む量と製品のカフェイン表示を合わせて確認してください。
EFSAの目安は対象者と摂り方を分けて読む
欧州食品安全機関(EFSA)のカフェインの評価では、妊婦を除く健康な成人について、1日に分けて摂る合計400mgまでを安全性の懸念が生じない量としています。すべての人への推奨摂取量や安全保証ではありません。
同評価では、健康な成人の1回の摂取は200mgまで、妊娠中はすべての食品・飲料を合わせて1日200mgまでを評価しています。持病や服薬との組み合わせは、この一般向け評価だけでは判断できません。
コーヒーだけでなく、茶・エナジードリンク・チョコレートに含まれるカフェインも合計してください。
カップの大きさや濃さが違うため、「3〜4杯なら安全」とは一律に言えません。少量でも動悸や眠れない状態が起きる場合は、摂取を控え、医療者に相談してください。
カフェインの過剰摂取に注意しながらコーヒーを楽しみましょう。
コーヒーのカフェインの量についてより詳しく知りたい方は「【最新】コーヒーのカフェイン量はどのくらい?その効果と副作用も解説」の記事もチェック!


カフェインレスも含有量を確認。妊娠・授乳中は医療者に相談を





妊娠していてもコーヒーが好きだから飲みたい!
米国FDAは、妊娠中・妊娠を予定している場合・授乳中には、カフェインの摂取を制限すべきか医療者へ相談するよう勧めています。カフェインレスという名称だけで、母体や赤ちゃんへの安全を保証することはできません。
妊娠中の母体はカフェインを分解・排泄する時間が長くなるためカフェイン摂取は控えた方がいいです。
カフェインは胎盤を通過し、胎児にカフェインが移行します。
FDAも、デカフェにはカフェインが残ると説明しています。カフェインを減らす選択肢にはなりますが、カフェインゼロの飲み物とは区別してください。
以下の記事では、デカフェ・カフェインレスの表示や、代用飲料の選び方を紹介しています。原料とカフェインの有無は商品ごとに確認しましょう。
それぞれのリンクに飛ぶと記事でおすすめを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。


おすすめのカフェインレスコーヒー3選


以下は掲載中のカフェインレスコーヒー3商品です。妊娠・授乳中の安全性を当サイトが保証する一覧ではありません。残存カフェイン量と飲む量を確認してください。
- ラバッツァ デカフェ (カフェインレス) VP 250g(粉)
- スターバックス コーヒー ディカフェ ハウス ブレンド
- 小川珈琲店 カフェインレスブレンド 180g(粉)



この項目の最後におすすめ商品の早わかり比較表があります。 商品選びに迷ったら参考にしてみてください!
一つ一つ詳しく解説します。
1. イタリアの美味しいカフェインレスコーヒー「ラバッツァ デカフェ (カフェインレス) VP 250g(粉)」


- イタリアの美味しいカフェインレスコーヒー
- 商品タイプはコーヒー粉(ミディアムロースト・極細挽き)
- 粉での提供のため、挽きたての香りは楽しめない
最初は「ラバッツァ デカフェ (カフェインレス) VP 250g(粉)」です。
Amazon’s choiceにも選ばれるほどの人気ぶり。
パッケージがとてもおしゃれなイタリア製です。
コーヒー豆の生産国はブラジル・コロンビアなど。
カフェインを90%以上取り除いたコーヒー豆であり、クセがないので食べ物に合わせやすいです。
ペーパードリップなら極細挽きなので、ゆっくりと濃いめに入れるのがおすすめ。
暑い夏にひんやりとアイスカフェラテにしてもいいです。
ラバッツァ デカフェ の詳細
| 商品名 | ラバッツァ デカフェ (カフェインレス) |
|---|---|
| メーカー | ラバッツァ |
| 商品タイプ | コーヒー粉(ミディアムロースト・極細挽き) |
| 内容量 | 250g |
| 価格 | 958円 |
2. スタバブランドの美味しい味「スターバックス コーヒー ディカフェ ハウスブレンド」


- スタバブランドの美味しい味
- 商品タイプはコーヒー粉
- 粉での提供のため、挽きたての香りは楽しめない
続いては「スターバックス コーヒー ディカフェ ハウス ブレンド」です。贈り物にする場合も、相手の好みや、カフェインの摂取を控えているかを確認しましょう。
スタバの味を損なうことなくカフェインを取り除いたコーヒー。
温めたミルクで「カフェミスト」作るのにピッタリです。
ディカフェ ハウス ブレンドの詳細


| 商品名 | ディカフェ ハウス ブレンド |
|---|---|
| メーカー | Starbucks(スターバックス) |
| 商品タイプ | コーヒー粉 |
| 内容量 | 140g ×2袋 |
| 価格 | 1436円 |




3. 老舗コーヒー店の安心の味「小川珈琲店 カフェインレスブレンド」


- 老舗コーヒー店の安心の味
- 商品タイプはコーヒー粉
- 粉での提供のため、挽きたての香りは楽しめない
カフェインを97%カットしたのが「小川珈琲店 カフェインレスブレンド 180g(粉)」です。
水に生豆をつける方法でカフェインを97%カット。
小川珈琲独自のカフェイン抽出方法です。
コーヒーの味の個性を引き出す「アフターミックス製法」によるブレンド。
バランスがよく優しい風味のカフェインレスコーヒーです。
カフェインレスでも、赤ちゃんへの安全を保証するものではありません。妊娠・授乳中の摂取については、商品表示を確認したうえで医療者に相談してください。
小川珈琲店 カフェインレスブレンドの詳細


| 商品名 | 小川珈琲店 カフェインレスブレンド |
|---|---|
| メーカー | 小川珈琲株式会社 |
| 商品タイプ | コーヒー粉 |
| 内容量 | 180g |
| 価格 | 788円 |


【比較表】おすすめのカフェインレスコーヒー3選
| 商品名 | メーカー | 商品タイプ/内容量 | 価格 |
|---|---|---|---|
| デカフェ (カフェインレス) VP | ラバッツァ | コーヒー粉/ 250g | 958円 |
| ディカフェ ハウスブレンド | Starbucks | コーヒー粉/140g ×2袋 | 1436円 |
| 小川珈琲店 カフェインレスブレンド | 小川珈琲 | コーヒー粉/180g | 788円 |
以上がカフェインレスコーヒーのおすすめ3選の早わかり比較表です。



商品選びに迷った場合は、この表を参考にして決めてください。
さらにカフェインレス用コーヒー豆のおすすめが知りたい方は「【厳選】カフェインレスコーヒー豆のおすすめ6選!通販で買えて外さない」の記事もチェック!


コーヒーのカフェイン量を理解して正しい飲み方で楽しもう!


コーヒーに含まれるカフェイン効果について摂取量の目安からおすすめまで含めて紹介しました!
本記事でお伝えした重要なポイントは以下のとおりです。
- カフェインはアルカロイドの仲間で摂取量に注意が必要
- カフェインの効果は「集中力アップ」「覚醒効果」など
- 副作用は「睡眠の質の低下」「頭痛」「カフェイン中毒」など
- 妊娠・授乳中はデカフェの残存カフェインにも注意し、摂取量を医療者に相談する
- カフェイン量を比較するときは抽出条件と飲む量をそろえる
- 一律の杯数ではなく、飲む量・含有量・体調を確認する
- おすすめのカフェインレスコーヒー3選は「ラバッツァ デカフェ 」「スターバックス ディカフェ ハウス ブレンド 」「小川珈琲店 カフェインレスブレンド」
そしてぜひコーヒーのカフェイン量を理解して正しい飲み方で楽しみましょう!
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