
カフェインレスコーヒーの効果やメリットってどんなものがあるの?



カフェインレスコーヒーの副作用はないの?
カフェインレスコーヒーは、コーヒーを楽しみながらカフェインの摂取量を減らしたいときの選択肢です。
この記事では、カフェインを減らすメリットと、健康効果を考える際の注意点を分けて説明します。
減量や美肌を保証する飲み物ではなく、カフェインも完全にゼロとは限りません。
- カフェインレスコーヒーは、カフェインが含まれている量が少ないコーヒーのことを指す
- カフェイン摂取量を減らせる一方、減量・美肌・病気予防の効果は断定できない
- 残るカフェイン量や体調に注意し、治療中は医師・薬剤師に確認する


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カフェインレスコーヒーとは?効果を知る前に理解しておこう


カフェインレスコーヒーとは、カフェインが含まれている量が少ないコーヒーのことです。
カフェインは適量飲めば覚醒効果や集中力増加など、良い効果をもたらしてくれます。
ですが、摂り過ぎてしまうと胃痛・頭痛などの症状のほか、動悸や睡眠不足など、健康に悪影響を及ぼすことも。
カフェインを控えたい人には選択肢になります。妊娠中・授乳中や服薬中は、飲んでよい量を医師・薬剤師に確認してください。
米国FDAの案内では、デカフェコーヒーにもカフェインが残ると説明しています。量は商品や抽出条件で異なるため、表示やメーカーの説明を確認しましょう。
おすすめのカフェインレスコーヒーが知りたい方は「【徹底比較】カフェインレスコーヒーのおすすめ人気ランキング23選」の記事をチェック!


似たような意味の「デカフェ」という言葉がありますが、こちらはカフェインを含んでいる飲料からカフェインを取り除いたものを指します。
そして全くカフェインが含まれていないものは「ノンカフェイン」という表記です。
カフェインレスコーヒーのメリットと健康効果の注意点


通常のコーヒーから置き換えることで、カフェインの摂取量を減らせます。ただし、それと美容・減量・消化への効果は別の話です。
特に混同しやすい3つの健康効果について確認します。
- 美肌・アンチエイジングは保証されない
- 飲むだけで痩せるわけではない
- 食後でも体調に合わせて飲む
美肌・アンチエイジングは保証されない
コーヒー成分の抗酸化作用という説明だけから、飲めば老化を防げるとは結論づけられません。
成分そのものの研究と、人がカフェインレスコーヒーを飲んだときの効果は区別しましょう。
本記事では、ニキビやシミ・シワを予防できるとする根拠を示せていないため、美肌目的ではおすすめしません。肌の症状が続く場合は皮膚科で相談してください。


飲むだけで痩せるわけではない
カフェインレスコーヒーを飲むだけで体脂肪率が下がるとはいえません。減量効果を期待して飲む量を増やすのは避けましょう。
米国NIHの生豆抽出物に関する解説は、減量を調べた臨床試験の少なさと方法上の問題を指摘しています。抽出物の結果を、普段飲むカフェインレスコーヒーにそのまま当てはめることもできません。
砂糖やシロップを加える場合は、その量も確認しましょう。「カフェインが少ない」と「いくら飲んでも問題ない」は同じではありません。


食後でも体調に合わせて飲む
食後の飲み物として楽しむことはできますが、消化をよくする目的で無理に飲む必要はありません。
胃の不快感や胸やけが出る場合は飲用を控え、症状が続くときは医療機関に相談してください。
米国NIDDKの胃食道逆流に関する案内では、コーヒーなどが症状のきっかけになる人もいると説明しています。自分の症状との関係を確認することが大切です。
夕食後にカフェインを減らしたい場合には選択肢になりますが、残るカフェインへの反応には個人差があります。寝つきが悪くなるなら、時間を早めるか控えましょう。


カフェインレスコーヒーの副作用・デメリット


眠気覚ましを目的に選ばない
カフェインによる眠気覚ましを目的とする飲み物には向きません。一方で、睡眠に全く影響しないと保証できるわけでもありません。
カフェインの効果については「コーヒーに含まれるカフェイン効果とは?摂取量の目安からおすすめまで」の記事をチェック!


価格と取扱いは商品・店舗ごとに確認する
価格は商品によって異なります。通常のコーヒーと比べる際は、同じ内容量や飲める杯数で比較しましょう。
外出先で飲みたいときは、メニューや店舗への問い合わせでカフェインレスの取扱いを確認してください。
カフェインレスコーヒーの副作用についてより詳しく知りたい方は「カフェインレスコーヒーの副作用・デメリットを完全解説!体に悪い?」の記事をチェック!


クロロゲン酸の研究とコーヒーの効果は区別しよう


クロロゲン酸はコーヒーに含まれるポリフェノールの一種です。ただし、成分名が同じでも、研究で使った抽出物と市販の飲料は同じ条件ではありません。
カフェイン除去率からクロロゲン酸の含有量や健康効果を判断することはできません。



クロロゲン酸にはどんなメリットがあるのかな?
研究や商品表示を読むときは、次の3点を区別しましょう。
- 研究結果は対象者・量・期間まで確認する
- 抽出物と普段飲むコーヒーを混同しない
- 血糖管理のための治療に置き換えない
研究結果は対象者・量・期間まで確認する
2011年のランダム化比較試験では、健康な過体重の成人45人を、通常のコーヒー・デカフェ・水の3群に分けて8週間調べました。
コーヒーの摂取条件は1日5杯、1杯177mLでした。これは研究の条件であり、読者への推奨量ではありません。
この試験では一部の指標に変化があったものの、耐糖能・インスリン感受性・インスリン分泌に群間の有意差は認められませんでした。
この1試験だけで効果がないと断定することもできませんが、カフェインレスコーヒーなら血糖値を下げられる、と一律に勧める根拠にはなりません。
抽出物と普段飲むコーヒーを混同しない
生豆抽出物や特定の配合の商品で得られた結果は、クロロゲン酸を含むすべての食品に共通するわけではありません。
「内臓脂肪を減らす」「脂肪の蓄積を防ぐ」といった説明は、対象商品と摂取条件を確認して判断してください。
HDLコレステロールへの効果も断定しない
LDLとHDLは、血液中でコレステロールを運ぶリポたんぱくの種類です。「悪玉」「善玉」は通称で、コレステロール自体が別の物質という意味ではありません。
LDLコレステロールが多すぎると、血管壁にたまって動脈硬化に関わります。HDLは血液中のコレステロールを回収して肝臓へ運ぶ役割を担います。
詳しくは米国CDCのLDL・HDLコレステロールの解説をご覧ください。これらの役割の説明と、コーヒーを飲んだときの変化は区別しましょう。
本記事では、市販のカフェインレスコーヒーを飲むとHDLコレステロールが増える、と判断できる根拠を示せていません。
健診で脂質の異常を指摘された場合は、コーヒーで改善しようとせず、医師に相談しましょう。
「エクサライフコーヒーW」はカフェインレスとは別の商品


ここで紹介されていた「エクサライフコーヒーW」は、カフェインレスコーヒーの例としては適切ではありません。販売元の成分表示には、1包あたりカフェイン58mgと記載されています(2026年9月11日確認)。
国立研究機関の特定保健用食品データベースでは、関与成分はクロロゲン酸ではなく、食物繊維の難消化性デキストリンです。
許可表示は、食事由来の脂肪・糖の吸収に関する内容です。減量やコレステロール改善を保証する表示と読み替えないでください。
同データベースは、中性脂肪・血糖値の異常を指摘された人や治療中の人は、事前に医師等へ相談するよう案内しています。カフェインを控えたい場合も成分表示を確認してください。



一般のカフェインレスコーヒーと、特定保健用食品の表示は分けて確認しましょう。
以下の「初回限定半額」は定期コースの初回価格です。2026年9月11日に確認した販売元の案内では、60包入りを2か月ごとに届けるコースで、初回4,104円、2回目以降は1箱6,156円(税込)。初めて購入する方・1家族1箱限りが対象です。解約や変更は次回お届け予定日の10日前までに申し出る条件のため、注文前に最新の価格・手数料と定期購入条件を確認してください。
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血糖管理のための治療に置き換えない
血糖値は、血液中のブドウ糖(グルコース)の濃度です。ブドウ糖は細胞に取り込まれ、エネルギーとして使われます。
米国国立医学図書館のMedlinePlusでは、インスリンは血液中のブドウ糖が細胞へ入るのを助けるホルモンと説明しています。血糖値が高い理由は人によって異なるため、自己判断は避けましょう。
血糖値の異常を指摘されている場合は、検査結果に応じた食事・運動・薬などの方針を医師と確認してください。
カフェインレスコーヒーを、糖尿病の予防や治療を目的とした対策の代わりにしないでください。
カフェインレスコーヒーと薬の飲み合わせ・飲用量の注意


成分の作用だけでなく、持病や薬との関係にも注意が必要です。カフェインが少ないからといって、体調への影響がなくなるわけではありません。



治療中の人は、飲む量やタイミングも確認しておこう。
鉄剤を飲んでいる場合はタイミングを確認する
英国NHSの硫酸鉄の案内では、鉄の吸収への影響を避けるため、服用後のコーヒーや茶などは2時間あけるよう説明しています。
これは硫酸鉄という薬についての案内です。自分の薬の種類や服用方法に合わせ、カフェインレスに替える場合も医師・薬剤師に確認してください。
カフェインレスにもカフェインが残る場合があります。「誰でも1日2〜3杯までなら大丈夫」とはせず、商品表示・カップの量・体調・医療者からの指示を確認しましょう。
より詳しくクロロゲン酸について知りたい方は「コーヒーに含まれるクロロゲン酸の効果とは?含有量から飲み方まで解説」の記事をチェック!


カフェインレスコーヒーを無理なく楽しむ方法


選ぶ際は、健康効果の大きさではなく、カフェイン量と飲みやすさを確認しましょう。
少量から試し、寝つきや胃の調子に変化がないかを見ながら楽しんでください。
焙煎度は好みの味で選んで構いません。浅煎りだから健康効果が高い、と判断することはできません。
飲んで胃痛や胸やけが出る場合は、食後なら問題ないと決めつけず、飲用を控えて様子を見てください。
症状が続く場合は医療機関に相談しましょう。睡眠への影響が気になる場合は、就寝前の飲用も控えてください。


カフェインを減らす選択肢として、体調に合わせて楽しもう


カフェインレスコーヒーは、健康効果を期待して多く飲むのではなく、カフェインを減らしたい場面で選ぶ飲み物です。
本記事の内容で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- そもそもカフェインレスコーヒーとは、カフェインが含まれている量が少ないコーヒーのこと
- 減量・美肌・血糖管理への効果を保証せず、研究やトクホの表示を一般のコーヒーに当てはめない
- 残るカフェインや胃・睡眠への影響に注意し、治療中は医師・薬剤師に確認する
少量でも体調に合わない場合は無理に飲む必要はありません。
是非適量を守りつつ、美味しいカフェインレスコーヒーで、充実したコーヒータイムを過ごしましょう!

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