メニュー
» 美味しさを追求した独自ブランドのコーヒーを販売中!

シンガポールのコーヒー文化「コピ」とは?特徴やおすすめ店を紹介!

シンガポールの伝統的なコーヒーを知りたい

シンガポール産コーヒーの特徴は?

こういった疑問や要望にお答えしていきます。

シンガポールには独自のコーヒー文化があり、コーヒーは「コピ(Kopi)」の名前で親しまれています。

焙煎方法も淹れ方も独特な「コピ」。

この記事ではコピの歴史や特徴、日本でも飲める場所を紹介していきます!

この記事の結論
  • コピとはシンガポールで親しまれているコーヒーで、マレー語を語源としている
  • しっかりと強めに抽出したコーヒーに、砂糖・コンデンスミルクなどをたっぷりいれて飲むのが特徴
  • 19世紀にシンガポールはイギリスの支配下におかれますが、その頃からコピの文化が発展
  • コピは特別に焙煎されたコーヒーを専用器具で抽出する
  • コピの種類は18種類以上
本記事を監修する専門家
コーヒー豆研究所 げんた
柏倉元太

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。

続きはこちら

コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。

それでは早速見ていきましょう!

タップできる目次
当サイトのおすすめコーヒーBEST3
  1. :味に徹底的にこだわったスペシャルティコーヒー季節に合わせた旬のコーヒー!初回数量限定30%OFF!
  2. 会員数3万人を超える人気のリピート商品!質にこだわった超高品質な高級コーヒー豆が楽しめる
  3. バリスタチャンピオンシップ優勝がオーナー!今なら400gセットが1,980円で送料無料

より詳しく知りたい方は「コーヒー豆の通販おすすめ人気ランキング55選!専門家が厳選」をチェック!

コーヒーの口コミ情報について
利用者の声をヒントに、もっと"おいしい"情報をお届け

コーヒー豆研究所では、実際にコーヒーを楽しんでいる皆さまから寄せられたリアルな口コミをもとに、編集部が味・価格・入手性などを再検証し、記事やランキングを作成しています。

口コミを投稿する

下記フォームから体験談をお送りいただいた方の中から、抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼントいたします。あなたの一杯が、次の読者の“ベストコーヒー”選びの手がかりになります。ぜひご協力ください!

    総合満足度*

    主な抽出方法*

    購入方法*

    性別*

    投稿ガイドラインへの同意*

    シンガポールのコーヒー「コピ」とは?

    シンガポールコーヒー「コピ」とは?

    シンガポールのコーヒー「コピ」について特徴から歴史、淹れ方を解説します。

    コピの特徴

    コピとはシンガポールで親しまれているコーヒーで、マレー語を語源としています。

    しっかりと強めに抽出したコーヒーに、砂糖・コンデンスミルクなどをたっぷりいれて飲むのが特徴。

    東南アジアでは似たような飲み方をする国が多いですが、その種類の多さや焙煎の仕方がシンガポール特有です。

    コーヒーを焙煎する際、途中で砂糖をたっぷりと入れて甘さをつけます。

    この焙煎方法はスペイン発祥の「トレファクト(Torrefacto)」というもの。

    当時はコーヒーをより長く保存できると考えられていたり、低品質のコーヒーの風味を補うために行われていました。

    コーヒー豆の品種は、アラビカ種は高級で手が届かないものであったため、ロブスタ種が主流となりました。

    コピの歴史

    東南アジア地域にコーヒー文化が根付いたのは、ヨーロッパからの影響があります。

    16~17世紀にかけて、ポルトガルやオランド商人がコーヒーをもたらしたといわれています。

    19世紀にシンガポールはイギリスの支配下におかれますが、その頃からコピの文化が発展。

    当時シンガポールに移り住んだヨーロッパ人の家庭では、中華系の人が料理人として仕えていました。

    ヨーロッパ人からもたらされたコーヒー文化が料理人たちを通じて広まり、現地の人の好みにもあうような形で普及していきます。

    コピの淹れ方

    コピの淹れ方

    コピを作るのに必要な基本材料は、コーヒー豆・お湯・練乳です。

    コーヒー豆はロブスタ種が使われ、Wokという中華鍋でバターや砂糖とともに焙煎されます。

    この焙煎により、独特の味わいとアロマが生み出されます。

    コーヒーを粉に挽いたら、専用の形をしたポットとSockと呼ばれる円錐形の布フィルターのようなものを使って抽出します。

    抽出時にはポットを2つ使い、そのうち1つにフィルターをセットしコーヒーを入れます。

    フィルター付きのポットにお湯を注ぎ、撹拌・蒸らしの後、もう1つのポットに注ぎます。

    ポットからカップに移し、砂糖・練乳を加えて完成です。

    20種類以上あるシンガポールのコーヒー「コピ」の飲み方

    20種類以上あるシンガポールのコーヒー「コピ」の飲み方

    シンガポールで親しまれているコピは、その種類がなんと18種もあるとされています。

    この章ではコピの違いを紹介していきます!

    基本のコピ

    スタンダードなコピは、コーヒー+砂糖+練乳。

    この3要素を好みに合わせて、いかに調整するかで種類が増えていきます。

    オーダーの基本となるコピ3種は以下の通り。

    オーダー名内容
    コピ(Kopi)コーヒー+砂糖+練乳
    コピオ(Kopi-O)コーヒー+砂糖
    コピシー(Kopi-C)コーヒー+砂糖+無糖練乳

    練乳はコンデンスミルクの名前でも親しまれている甘いもの。

    Kopi-Cに使われている無糖練乳は、エバミルクと呼ばれる甘さのないものです。

    カスタマイズ編

    3つの基本形は覚えられたでしょうか?

    次はカスタマイズ方法を紹介していきます。

    このカスタマイズを覚えると、甘さや練乳・コーヒーの濃さを調節できます。

    カスタム項目オーダー方法
    Peng(ピン)
    コーヒー少なめPo(ポ)
    コーヒー多めGau/Gao(ガオ)
    かなり濃いコーヒーDi Lo(ディロ)
    コンデンスミルク多めGah Dai(ガータイ)
    甘さ少なめSiew Dai(シュウタイ)

    上記のカスタマイズを、基本形にプラスして伝えると好みに調整できます。

    Kopi(コーヒー+砂糖+練乳)ベースで飲みたい場合は以下の通りです。

    オーダー読み方内容
    Kopi コピコーヒー+砂糖+練乳
    Kopi Pengコピ・ピンコピ+氷
    Kopi Gauコピ・ガウコピ+コーヒー多め
    Kopi Poコピ・ポーコピ+コーヒー少なめ
    Kopi Siew Daiコピ・シュー・タイコピ+甘さ少なめ
    Kopi Gah Daiコピ・ガー・タイコピ+甘さ多め
    Kopi Di Loコピ・ディ・ロコピ+コーヒーかなり濃いめ

    甘さも練乳も入っていない、ブラックコーヒーが飲みたい!という方もいますよね?

    ブラックコーヒーが欲しい場合には、ミルクのないKopi-Oをベースに頼みます。

    オーダー読み方内容
    Kopi-O Kosongコピ・オー・コソンコーヒー
    Kopi-O Kosong Pengコピ・オー・コソン・ピンコーヒー+氷
    Kopi-O Gau Kosongコピ・オー・ガウ・コソンコーヒー多め(濃いめ)
    Kopi-O Po Kosongコピ・オー・ポー・コソンコーヒー少なめ(薄め)

    日本でもシンガポールのコーヒー「コピ」が飲める?

    日本でもシンガポールのコーヒー「コピ」が飲める?

    日本のコーヒースタイルとは違うコピですが、日本国内でも飲める場所があります。

    コーヒーストール「Ya Kun Kaya Toast」

    日本でもシンガポールのコーヒー「コピ」が飲める?
    出典:公式サイト

    1944年創業のシンガポールカフェ「ヤクンカヤトースト」が東京都内に出店しています。

    シンガポールでは、小さな喫茶室のような場所をコーヒーストールと呼びます。

    伝統的なコーヒーストールから始まり、今ではシンガポール内で20店近くに増えています。

    店舗情報

    東京国際フォーラム店

    店舗名Ya Kun Kaya Toast 東京国際フォーラム店
    住所〒100-0005
    東京都千代田区丸の内3丁目5−番1号 区画名称:C-1-1 東京国際フォーラム 1階
    営業時間月~日 8:00~20:00(LO 19:00)
    定休日 なし
    12/29~1/3お休み(4日~通常OPEN)
    電話番号03-6812-2633
    アクセス・有楽町線有楽町駅D2出口から徒歩約3分
    ・山手線有楽町駅国際フォーラム口から徒歩約2分

    霞が関ビル店

    店舗名Ya Kun Kaya Toast 霞が関ビル店
    住所〒100-6001
    東京都千代田区霞が関3丁目2−5 霞が関ビルディング 1F 霞ダイニング
    営業時間月~金 8:00~20:00(LO 19:00)
    定休日 土・日・祝
    12/29~1/3お休み(4日11~17時OPEN、5日~通常OPEN)
    電話番号03-6268-8809
    アクセス・銀座線虎ノ門駅から徒歩約5分
    ・千代田線霞ヶ関駅から徒歩約8分

    メニュー情報

    Ya Kun Kaya Toastのメニューを紹介していきます。

    ドリンク

    コピはホット・コールド両方あり、ティーに変更できるのも特徴。

    コピ(コーヒー)/ティー[コンデンスミルク+エバミルク入り] Regular:¥400
    コピ(コーヒー)/ティー[コンデンスミルク+エバミルク入り]
    出典:公式サイト
    アイスコピ (アイスコーヒー) / アイスティー [コンデンスミルク+エバミルク入り] Regular:¥400
    アイスコピ (アイスコーヒー) / アイスティー [コンデンスミルク+エバミルク入り]
    出典:公式サイト
    コピ-O/ティー-O[ミルク無し砂糖入り] Regular:¥350
    コピ-O (コーヒー-O) / ティー-O [ミルク無し 砂糖入り]
    出典:公式サイト
    コピ-C (コーヒー-C) / ティー-C [エバミルク+砂糖] Regular:¥400
    コピ-C (コーヒー-C) / ティー-C [エバミルク+砂糖]
    出典:公式サイト

    カヤトースト

    コピに以外に、店名にもなっているシンガポールのソウルフード「カヤトースト」も食べられます。

    カヤ・ジャムという甘いペーストとバターがサンドされた、リッチなトーストです。

    カヤトースト・バター:¥480
    カヤトースト・バター
    出典:公式サイト

    カヤ・ジャムは、マレーシアやシンガポールなどの東南アジアの国々で人気のあるスイーツの1つで、ココナッツと卵を主な材料として作られたジャムです。

    カヤとは、マレーシア語やインドネシア語で「卵黄」という意味です。

    一般的には、卵黄、砂糖、ココナッツミルク、パンダン葉などを混ぜ合わせて加熱し、濃厚な甘いジャム状に仕上げます。

    朝食にトーストに塗ったり、パンケーキのトッピングとして使ったりすることが一般的です。

    また、カヤ・ジャムは、カヤトーストと一緒に出されることが多い、シンガポールの代表的な朝食の一つでもあります。

    トーストの焼き具合、カヤ・ジャムのレシピ、バターの厚さで微妙に味わいが変化するため、店舗によっても味が変わるのも魅力です。

    シンガポールに根付くコーヒー文化「コピ」を飲んでみよう!

    シンガポールに根付くコーヒー文化「コピ」を飲んでみよう!

    いかがでしょうか?

    シンガポールスタイルのコーヒー、「コピ」について紹介していきました。

    ポイントは以下の通りです。

    • コピはシンガポール伝統の甘いコーヒー
    • 特別な焙煎方法と専用の器具が使われる
    • コピはカスタマイズ次第で18種類以上ある
    • 日本でも飲める場所がある

    日本とは違うスタイルの「コピ」、ぜひ一度飲んでみてください!

    シンガポールのコーヒー文化「コピ」とは?特徴やおすすめ店を紹介!

    この記事が気に入ったら
    いいね または フォローしてね!

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!
    タップできる目次