コーヒーの袋に貼るラベルシールはどうやって作るの?
おしゃれなラベルが作れるサービスを知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
自分でコーヒーを販売するとき、オリジナルのラベルを作れたら素敵ですよね。
でも、1から手作りは大変。
本記事では、コーヒーのラベルシールを作れるサービスをおすすめ順に5つ紹介!
具体的な作り方や裏面に書くべき項目も解説します。
- コーヒーのラベルは自分で印刷することもできるが、委託したほうがクオリティが高くおすすめ
- 裏面の品質表示ラベルは、ネットなど不特定多数に向けて販売する場合は表記が必須
- 品質表示ラベルに書くべき内容は、生産国名や住所など9つ
- 有機やブレンド比率など注意すべき表現もある
- コーヒーのラベルを作るときにおすすめのサービスは、「ラクスル」「グラフィック」など5つ
- プレゼント用のオリジナルドリンクを作りたい人には「TAG COFFEE STAN(D)」もおすすめ
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
コーヒーを販売するときに必要なラベルとは?
ラベルには、オリジナルのロゴでカッコよく見せたり、商品の魅力を伝えたりとさまざまな役目があります。
コーヒーショップのラベルは、主に以下のものに使われます。
- コーヒー豆の袋
- ドリップバッグ
- テイクアウトドリンク
本記事では、「コーヒー豆の袋」に貼るラベルを作れるおすすめサービスと、裏面に書かなければならない内容について解説します。
裏面表示は必要?
原材料や内容量などが記載された裏面表示は、販売の形態によりしなくても良い場合があります。
必要な場合と不要な場合は以下のケースです。
- 必要:オンラインショップでの販売
- 不要:実店舗での対面販売
ネットで不特定多数の人に対して販売する場合、表記が必須になります。
もちろん、対面販売の場合も表示があったほうが安心感に繋がるでしょう。
裏面表示はテンプレートを作ると便利
「裏面表示ってめんどくさそう」と感じる人も多いと思います。
記事の前半では、裏面表示に書く内容について、なるべく分かりやすく解説していきます。
一度テンプレートを作ってしまえばずっと使えます。
全ての項目を暗記する必要はないのでご安心ください
コーヒー豆のラベルに必ず書かなければいけない9項目
コーヒーに限らず、食品のパッケージの裏を見ると、「原材料」や「賞味期限」などの情報が書かれています。
「食品表示法」や「食品表示基準」により、食品ごとに書かなければならない内容が決まっているのです。
商品を手に取る人が、必ず見える箇所に表示しなければなりません。
包装により一部でも隠れてはいけないので注意しましょう。
コーヒー豆の裏面ラベルに書く内容
コーヒー豆の場合、公正競争規約施行規則により、以下の9つを表示することが義務付けられています。
- 品名
- 原材料名
- 生豆生産国
- 内容量
- 賞味期限
- 保存方法
- 使用上の注意
- 挽き方
- 事業者の氏名または名称および住所または所在地
- 品名:レギュラーコーヒー
- 原材料名:コーヒー豆
- 生豆生産国:インドネシア
- 内容量:100g
- 賞味期限:2025年8月31日
- 保存方法:直射日光と高温多湿を避け保存してください
- 使用上の注意:開封後はなるべく早くお召し上がりください
- 挽き方:中挽き
- ○○コーヒー 山田太郎 〇〇県〇〇市1-2-3
詳しく解説します。
名称・原材料
コーヒー豆の場合、名称が「レギュラーコーヒー」となります。
原材料は「コーヒー豆」です。
紛らわしいので間違わないようにしましょう。
生豆生産国
ブレンドの場合は、配合されている量が多い国順に記載します。
たとえば、ブラジル70%でエチオピア30%の場合は、ブラジル、エチオピアの順番で書きます。
3ヶ国以上のブレンドは、多い2ヶ国のみを記載し、「ブラジル、エチオピア、他」のような記載も可能です。
内容量
100g、200gのように記載します。
生豆ではなく、実際に袋に入っている焙煎後の重量になります。
袋の重さは抜いて豆の重さのみを書きます。
賞味期限
賞味期限は「おいしく飲める期限」です。
包装方法によりますが、焙煎から1〜2ヶ月後で表記することが多いです。
ラベルの時点では空欄にしておき、焙煎ごとに手書きやスタンプで記入すると良いでしょう。
必須ではありませんが、「焙煎した日」も合わせて表記すると信頼性が増します。
保存方法・使用上の注意
保存方法は「直射日光と高温多湿を避け保存してください」、使用上の注意は「開封後はなるべく早くお召し上がりください」と書きます。
内容が伝われば、この通りの文章でなくても構いません。
密閉容器に入れる、冷凍保存するなど、より詳しい説明は別紙の説明書を用意しましょう。
挽き方
豆のままなら豆、粉の場合は中挽きや粗挽きと記載します。
ただし、店頭で購入時に粉に挽く場合は、お客様も粉だと分かっているので記載しなくても良くなります。
あくまでも、手に取って内容が分かるかどうかがポイントになります。
事業者・住所
事業者は、自分の名前を記載します。
自分で焙煎している場合は「製造者」として書きます。
焙煎を他に委託している場合は、「製造者」「販売者」両方の記載が必要です。
栄養成分の表示は省略可能
栄養成分表示とは、上の画像のようなたんぱく質・脂質などがどのくらい含まれているかを示すものです。
公正競争規約施行規則によれば、コーヒー豆に含まれる栄養素は他の食品に比べて少ないため、基本的に省略することが可能です。
表示内容は専門家に確認してもらうと確実
食品の品質表示に関する法律は、何度も法改正されています。
本記事は現在の情報をもとに作成していますが、今後改正により変わる可能性があります。
※2024年12月時点
表示内容について相談できる主な機関は次の2か所です。
- 消費者庁
- 保健所
業態により異なる場合もあるため、あらかじめ専門家に相談すると安心です。
コーヒーのラベルに書いてはいけないこと
コーヒー豆のラベルには、書き方に気をつけなければならない表現もあります。
たとえば、以下のようなものがあります。
- 特定の成分が多いと書くことで過剰に品質を良く見せる表現
- 「天然」「自然」「純」「純正」「ピュアー」などの言葉
- 「生」「フレッシュ」など鮮度を強調する言葉
- 「超」「究極」などの最上級を意味する言葉
- 根拠が不明な「賞」「推奨」などの表現
- 「有機」「オーガニック」などの表現
通常の表記であれば問題ないと思われますが、誇張した言葉は避けた方が無難です。
有機やオーガニックについて
JAS規格を満たし、認定機関からJASマークの使用を認められたものでなければ、「有機」や「オーガニック」の表記は出来ません。
有機の生豆を使っていても、焙煎している場所が認定を受けていなければ表記することは出来ません。
個人で焙煎している場合は、コストがかかるため、認定を受けるのは難しい場合が多いようです。
ブレンドの配合比率
「ブルーマウンテンブレンド」や「エチオピアブレンド」のような表記を見たことがあると思います。
実は、〇〇ブレンドと表記するためには、表記された国のコーヒー豆を一定量以上配合しなければならないと決まっています。
必要な配合比率は、コーヒー豆かリキッド(液体)コーヒーかにより違います。
- コーヒー豆:生豆換算で30%以上
- リキッドコーヒー:生豆換算で51%以上
ブルーマウンテンブレンドであれば、ブルーマウンテンを30%以上配合しなければならないということです。
ブレンドを販売するときは注意しましょう。
焙煎方法の表記
「炭焼きコーヒー」のように、焙煎方法を表記する場合も決まりがあります。
「炭焼きコーヒー」なら、100%炭で焙煎されていなければ、表記することは出来ません。
少しでも他の熱源で焙煎していると書けなくなってしまいます。
自分で作るコーヒーラベルとサービス利用のメリット・デメリット
コーヒーのラベルを自分で手作りするのか、業者に委託するかで迷っている人もいると思います。
それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
自分で作るメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
コストが安い 必要な枚数だけを印刷できる 好きな用紙を選べる | 手間がかかる プロレベルの印刷はできない プリンターが必要 |
印刷する枚数が少なく、そこまで高いクオリティにこだわらないなら、手作業で印刷したほうがコストを抑えられます。
手作業で印刷する場合は、エーワンの用紙を購入して「ラベル屋さん」や、本記事で紹介している清和の「お手軽プリント」などで印刷すると便利です。
サービスを利用するメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
手間がかからない 印刷のクオリティが高い 大量の印刷にも対応できる | お金がかかる 少ない量では注文できない場合がある 用紙サイズが限定される |
高いクオリティにしたい部分や、多く印刷したい場合は、委託したほうが手間を省けて他の作業に集中できます。
コーヒーラベルを作るための具体的なステップ
ここでは、委託サービスを利用してラベルを作る手順を解説します。
全体の流れは以下の通りです。
- サービスを選ぶ
- デザインとサイズを決める
- 用紙を選ぶ
- 枚数を選ぶ
- 印刷する(自分で行う場合)
順番に解説します。
1. サービスを選ぶ
望み通りのラベルを作るには、あなたに合ったサービスを利用することが重要です。
後ほど詳しく紹介しますが、料金・納期・最低の枚数など、サービスにより違う点があります。
たくさん注文したい、とにかく早く欲しいなど、人により目的が違うため、あなたの目的に合ったサービスを選びましょう。
2. デザインとサイズを決める
次に、用紙のサイズとデザインを決めます。
既にデザインが決まっている人は、デザインに合わせて丸や四角などの用紙を選びます。
デザインが決まっていない場合は、テンプレートが用意されているサービスを選ぶと便利です。
また、デザインを決めるうえで、覚えておくと良いポイントがいくつかあります。
- レイヤー
- 塗り足しライン
- カットライン
- 印刷保証ライン
簡単に紹介します。
レイヤー
レイヤーとは、複数の文字や画像の重なる順番のことです。
上の画像のイメージで透明なフィルムを重ねていく様子を想像すると分かりやすいと思います。
レイヤーを分けることで、背景の色だけを変えたり、画像の前後を入れ替えたりできます。
塗り足しライン
ラベル全面に色や画像を印刷する場合、少し大きいサイズで配置しておく必要があります。
ラベルを裁断する際、ズレて印刷されていない部分が出るのを防ぐためです。
カットライン
実際にカットされるラインです。
このラインが完成品のサイズになります。
印刷保証ライン
ロゴや文字など、印刷で途切れてはいけない画像は印刷保証ライン(一番内側のライン)に収めます。
塗り足しラインと同じく、裁断のズレで画像が途切れてしまうのを防ぐため、カットラインぎりぎりではなくすこし余裕をもって画像を入れます。
背景色は塗り足しラインまで、ロゴや文字は印刷保証ラインの内側と覚えましょう。
3. 用紙を選ぶ
ラベルに使われる用紙には、色々な種類があります。
たとえば、本記事で紹介している「ラクスル」では、以下のような用紙が選べます。
- 文字が書けて価格が安い「上質紙」
- ツヤがあり高級感が出る「光沢紙」
- 素朴な風合いの「クラフト紙」
他にも、透明な樹脂シートや耐水性のもの、和紙など豊富な種類から選べます。
4. 枚数を選ぶ
必要なラベルの枚数を選びます。
サービスによっては、1枚から注文が可能です。
ただし、枚数が少ないほど割高になってしまうので、最低でも100枚くらいで注文したほうが1枚あたりのコストは安くなります。
5. 印刷する
プリンターを持っている人は、自分で印刷すると好きな枚数だけラベルを作れます。
しかし、プリンターにもよりますが、家庭でプロレベルの印刷はなかなか難しいです。
見栄えを重視するところは印刷までお願いし、そこまでこだわらない部分は自分で印刷するなど使い分けましょう。
コーヒーのラベルを作れるサービスの選び方
ラベルを委託できるサービスはたくさんあるので、どれを選んだら良いか迷ってしまいますよね。
選ぶ際は、以下の7点をチェックしてみてください。
- 料金
- 最低の注文数
- デザインのテンプレートがあるか
- 印刷までしてもらえるか
- 品質表示ラベルの対応
- 手順の簡単さ
- 納期
順番に解説します。
料金
委託するとしても、なるべく料金は安いほうが良いですよね。
枚数にもよりますが、一番安い上質紙で作る場合の最低料金はおよそ1,000円前後になります。
光沢紙や特殊フィルムの場合はもっと値段が高くなります。
最低の注文数
サービスにより、1枚から印刷できるものや、100枚からなど最低の注文数には差があります。
とはいえ、1枚だけ印刷すると割高になるため、実際は1枚でも100枚でも料金はあまり変わらないことがほとんどです。
数枚だけなど極端に少ない場合は、自分で印刷することを検討した方が良いかもしれません。
デザインのテンプレートがあるか
「カッコいいデザインにしたいけど、自分にはセンスがない…」
そんな方でも、テンプレートを使えば、オシャレなデザインが簡単に作れます。
モダン・ビンテージ・和風などさまざまなテンプレートが選べるので、文字を入力すれば完成します。
テンプレートがない場合は、「Canva」などのデザインツールを使うと便利です。
印刷までしてもらえるか
印刷を自分で行えば、コストを低く抑えられます。
しかし、クオリティを高くしたい、自分で印刷するのは面倒だと感じる方は、印刷まで行ってくれるサービスを選びましょう。
特に枚数が多い場合は、家庭用プリンターで印刷すると時間がかかるので、プロに任せたほうが良いでしょう。
品質表示ラベルの対応
記事の前半で解説したように、コーヒー豆のラベルには記載しなければならないことが細かく決められています。
決して難しくはありませんが、一つ一つ確認するのは少し手間ですよね。
品質表示ラベル用のテンプレートが用意されていれば、内容を埋めるだけなので簡単です。
手順の簡単さ
せっかく委託するなら、手間なく簡単に使えるサービスが良いですね。
用紙サイズの選び方や料金、テンプレートが明確で分かりやすいと便利です。
特にテンプレートを使ってデザインする場合は、慣れない人でも使いやすいかがポイントになります。
納期
もしラベルが急に足りなくなってしまったら、営業に支障が出てしまいます。
急いでいるときにも、すぐに対応してもらえると安心です。
納期を短く設定すると料金は高くなる傾向にあるため、普段は余裕をもって発注すると良いでしょう。
納期だけでなく、サポートの電話など、困ったときに対応してもらえるとより助かりますね。
【保存版】コーヒーのラベルを作れるおすすめサービス5選!
先ほど紹介した選び方をもとに、コーヒーのラベルを作れるおすすめサービスを5つ選びました。
一覧にしたものがこちらです。
No. | サービス名 | 運営会社 | 料金の目安 | 最低の注文数 | テンプレートの種類 | 印刷の対応 | 品質表示ラベル | 手順の簡単さ | 納期 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ラクスル | ラクスル株式会社 | 1,021円〜 | 1枚 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 最短1営業日後に発送 | チラシやショップカードも頼みたい人 |
2 | グラフィック | 株式会社グラフィック | 1,270円〜 | 25枚(サイズにより異なる) | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 最短当日発送 | スピードを重視する人 |
3 | お手軽プリント | 株式会社 清和 | 792円〜 | 1袋(80枚) | ◎ | × | ◎ | ◎ | 営業日14:00までの注文で当日発送 | コーヒーに特化したテンプレートが欲しい人 |
4 | シール印刷プロ | 株式会社ヤンバ | 1,000円〜 | 1枚 | × | ◎ | ○ | ◎ | 営業日12:00までの注文で翌日発送 | 印刷枚数が多い人 |
5 | プリントパック | 株式会社プリントパック | 919円〜 | 100枚 | × | ◎ | × | ○ | 最短当日発送 | とにかく安く作りたい人 |
実際の作例を交えて詳しく解説します。
1. リーズナブルでサポートも充実「ラクスル」
- リーズナブルな価格
- サポートが充実
- 送料が無料
- コーヒーに特化したテンプレートは少ない
- 高品質なラベルを手軽に作りたい人
- シールだけでなくチラシやショップカードも作りたい人
リーズナブルで実績も豊富な印刷サービスです。
全国の印刷会社と提携し、高い品質基準を設けることで安定したクオリティを実現。
ラベルシールだけでなく、チラシやショップカードなど、幅広い印刷を委託できます。
チャットや電話でのサポートも受け付けており、初心者でも安心です。
表面
豊富なテンプレートデザインが用意されていますが、コーヒーに特化したサービスではないため、コーヒーのデザインは少ない印象です。
オリジナリティを出したい場合は、既存のテンプレートに画像を追加するなどアレンジしましょう。
品質表示
テンプレートに文章を入力するだけなので簡単に作成できます。
項目の数が少ないので、コピーや配置変更など若干の手間は必要です。
詳細
サービス名 | ラクスル |
---|---|
運営会社 | ラクスル株式会社 |
料金の目安 | 1,021円〜 |
最低の注文数 | 1枚 |
テンプレートの種類 | ○ |
印刷の対応 | ◎ |
品質表示ラベル | ◎ |
手順の簡単さ | ◎ |
納期 | 最短1営業日後に発送 |
備考 | 電話でサポートを受けられる |
2. デザインの選択肢が豊富「グラフィック」
- 明確な料金表
- 少量から委託できる
- 11時までに発注すれば最短当日発送
- デザイン作成ソフトの操作方法が少し複雑
- 発注してすぐに欲しい人
- テンプレートを使ってデザインを作りたい人
創業55年以上の老舗の印刷会社です。
入稿と同時にデータチェックを行うため、素早い発送が可能。
午前11時までにデータチェックが完了すれば、最短で当日発送されます。
料金表もサイズと納期ごとに明確に決まっているため、初めての人でも使いやすいサービスです。
表面
コーヒーのテンプレートだけでも数が多く、おしゃれなデザインが豊富です。
そのまま文字などを変えるだけで使えるので、初心者の方におすすめです。
品質表示
品質表示ラベルのテンプレートも豊富で、コーヒー以外の食品にも幅広く対応しています。
反面、コーヒーには必要ない項目が入っているものも多いため、項目の削除や配置変更に手間を感じるかもしれません。
詳細
サービス名 | グラフィック |
---|---|
運営会社 | 株式会社グラフィック |
料金の目安 | 1,270円〜 |
最低の注文数 | 25枚(サイズにより異なる) |
テンプレートの種類 | ◎ |
印刷の対応 | ◎ |
品質表示ラベル | ◎ |
手順の簡単さ | ○ |
納期 | 最短当日発送 |
備考 | デザイン制作依頼も可能 |
3. コーヒー袋も多く取り扱う「お手軽プリント(清和)」
- コーヒー用テンプレートが豊富
- 袋など他のコーヒー備品も揃う
- 自分で印刷が必要
- 自分で印刷できる人
- コーヒーの備品を1か所で揃えたい人
コーヒー関連のパッケージを多く扱う「清和」が提供している、オンラインでラベルをデザインできるサービスです。
印刷は委託できませんが、その分テンプレートの数はずば抜けて多いです。
特にコーヒーのデザインは、そのまま使っても充分なクオリティのものが揃っています。
コーヒー袋専門のネットショップ「コーヒー袋net」も運営しており、コーヒー関連の備品をトータルで揃えることが可能です。
表面
コーヒー関連のパッケージを多く扱っているメーカーのため、そのまま使用できるテンプレートが豊富に用意されています。
袋に貼った時のイメージ写真もあり非常に分かりやすい作りになっています。
品質表示
コーヒー用の品質表示ラベルのテンプレートが用意されており、配置変更などがあまり必要ないため非常に作りやすいです。
品質表示ラベルのみ自分で印刷したいという方は、こちらで作成しても良いのではないでしょうか。
詳細
サービス名 | お手軽プリント |
---|---|
運営会社 | 株式会社 清和 |
料金の目安 | 792円〜 |
最低の注文数 | 1袋(80枚) |
テンプレートの種類 | ◎ |
印刷の対応 | × |
品質表示ラベル | ◎ |
手順の簡単さ | ◎ |
納期 | 営業日14:00までの注文で当日発送 |
備考 | 自分で印刷が必要 |
4. 送料無料で素早い発送「シール印刷プロ」
- リーズナブルな価格
- オプション利用で最短当日発送
- デザインは1から作る必要がある
- 早く欲しい人
- 大量に発注したい人
東京都足立区に本社を構えており、本社まで直接受け取りに行くこともできます。
通常は納期が短いほど価格が高くなりますが、こちらは標準で翌営業日には発送されるため、素早い対応を求める人におすすめです。
プラス1,500円のオプションを利用すれば最短で当日発送されます。
1枚から数万枚までの幅広い枚数に対応しており、個人から大企業まで使いやすいサービスです。
詳細
サービス名 | シール印刷プロ |
---|---|
運営会社 | 株式会社ヤンバ |
料金の目安 | 1,000円〜 |
最低の注文数 | 1枚 |
テンプレートの種類 | × |
印刷の対応 | ◎ |
品質表示ラベル | ◎ |
手順の簡単さ | ◎ |
納期 | 営業日12:00までの注文で翌日発送 |
備考 | 自分で1からデザインする必要がある |
5. 業界最安値で実績も多数「プリントパック」
- リーズナブルな価格
- 耐熱性・耐候性に優れたインク
- デザインは1から作る必要がある
- とにかく安く作りたい人
- 自分でデザインを作れる人
チラシや名刺など幅広い用途のラベルを取り扱うサービスです。
全国11ヵ所に直営の工場を持ち、さまざまな種類の印刷をリーズナブルな価格で委託できます。
値段・種類に関係なく、全国一律で送料は無料になります。
デザインは用意できるけど、印刷は委託してクオリティを上げたい人に最適です。
詳細
サービス名 | プリントパック |
---|---|
運営会社 | 株式会社プリントパック |
料金の目安 | 919円〜 |
最低の注文数 | 100枚 |
テンプレートの種類 | × |
印刷の対応 | ◎ |
品質表示ラベル | × |
手順の簡単さ | ○ |
納期 | 最短当日発送 |
備考 | 自分で1からデザインする必要がある |
コーヒーのラベル以外に必要な備品
ここでは、ラベル以外に用意したいコーヒー関連の備品について解説します。
一例として以下のようなものが必要です。
- コーヒー豆の袋
- 梱包材
- ショップカード
- ギフトBOX
これらの備品を揃えるには、下記のサービスを利用すると便利です。
イメージに合ったパッケージを探してみてください。
当サイトの独自コーヒーブランド「ラボカフェ」でもニコノス様を一部利用させていただいてます!
TAG COFFEE STAN(D)もおすすめ
ここまで、コーヒー豆を販売する際のラベルを作るおすすめサービスを紹介してきました。
しかし、仕事としてコーヒーを販売するのではなく、以下のように活用したいという人もいるでしょう。
- 友人や職場にオリジナルのコーヒーを差し入れたい
- イベントで限定デザインのコーヒーを販売したい
このような場合は、オリジナルラベルのペットボトルドリンクを作れる「TAG COFFEE STAN(D)」がおすすめです。
中身のドリンク・ラベルのデザインを決めて注文するだけで、世界に一つだけのドリンクを作れます。
大量発注にも対応しているので、大規模なイベントで配布することもできます。
「TAG COFFEE STAN(D)」で作ったコーヒーは、賞味期限が当日限りです。
日持ちはしないのでご注意ください。
素敵なラベルを作ってコーヒーの販売を始めよう!
いかがでしたでしょうか?
コーヒーのラベルに書く内容と、おすすめのサービスを5つ紹介しました。
本記事の要点をまとめると以下の通りです。
- コーヒーのラベルは自分で印刷することもできるが、委託したほうがクオリティが高くおすすめ
- 裏面の品質表示ラベルは、ネットなど不特定多数に向けて販売する場合は表記が必須
- 品質表示ラベルに書くべき内容は、生産国名や住所など9つ
- 有機やブレンド比率など注意すべき表現もある
- コーヒーのラベルを作るときにおすすめのサービスは、「ラクスル」「グラフィック」など5つ
- プレゼント用のオリジナルドリンクを作りたい人には「TAG COFFEE STAN(D)」もおすすめ
コーヒーのラベルは、手に取った人がまず目にする部分なので重要です。
本記事で紹介したサービスを使って、自分だけのコーヒーラベルをぜひ作ってみてはいかがでしょうか。