自宅で本格的なエスプレッソを淹れたい!
エスプレッソマシンはレンタルできる?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
エスプレッソマシンは高価なので、なかなか手が出ないですよね。
デロンギのサブスクリプションは、自宅で本格的なエスプレッソを手軽に楽しめます。
本記事では、月額料金や口コミ、ドリンクの作り方まで解説します!
エスプレッソに挑戦したい方はぜひご覧ください。
- デロンギのサブスクは、コーヒー豆の料金だけでエスプレッソマシンが無料レンタルできるお得なサービス
- レンタルできるマシンはマグニフィカS(ECAM22112B/W)という全自動のエスプレッソマシン
- コーヒー豆は高品質なエスプレッソ豆6種類から選ぶことが出来る
- 届くコーヒー豆の量は一か月あたり750g(250g×3袋)で、1日約3杯分
- 月額料金はで4,800円か5,600円で選ぶコースにより異なる
- 一杯あたりの値段は64円~とリーズナブル
- マシンの試飲会に参加すれば味を確かめることができる
- レンタル期間は2年間で、これを過ぎるとマシンはプレゼントされる
- 2年以内に解約すると、残りの期間に応じて解約金が発生する
- お届け日の変更は基本の日付から前後7日間
- 本格的なエスプレッソメニューを継続的に楽しみたい人におすすめ
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
デロンギのサブスクサービス「ミーオ!デロンギ」とは?
デロンギのサブスクサービスは、定期便を契約することで、コーヒー豆の料金のみで本格的なエスプレッソマシンを無料レンタルできるサービスです。
サービス内容を一覧にしたものがこちらです。
レンタルできるマシン | マグニフィカS ブラック・ホワイト(ECAM22112B/W) ※無料レンタル |
---|---|
コーヒー豆の種類 | 6種類 |
1杯あたりの価格 | 64円~(まとめてお届け便だとお得) |
一か月あたりの料金 | まとめてお届け便:4,800円 毎月お届け便:5,600円 ※送料無料 ※初回のみ事務手数料3,980円 |
届く量 | まとめてお届け便:2か月ごとに1500g(250g×6袋) 毎月お届け便:1か月ごとに750g(250g×3袋) ※トータルの量は同じ |
レンタル期間 | 2年間継続するとマシンはプレゼント |
補償内容 | レンタル期間中(2年間)は修理代が無料 メンテナンスキットが無料で付いてくる(開始1年後に同梱) |
解約料 | 1,450円×残りのレンタル月数 |
お届け期間の変更 | 前後7日間 |
※2024年10月時点
ミーオ!デロンギには、コーヒー豆が毎月届く「毎月お届け便」と、2か月に一度まとめて届く「まとめてお届け便」の2つがあります。
トータルで届く量は変わりませんが、まとめてお届け便のほうが金額はお得になります。
飲む量が多い方や、大きな冷凍庫など保存する場所がある方は、まとめてお届け便を選ぶと良いでしょう。
詳細は本記事で1つずつ解説していきます。
「ミーオ!デロンギ」のメリット・デメリット
「ミーオ!デロンギ」は、サービス開始から注文が殺到している人気のサブスクです。
一番のメリットは、豆の料金のみで、マシンが無料でレンタルできる点です。
2年のレンタル期間終了後は、マシンは自分のものになります。
よって、2年間継続すれば、マシンの料金は一切かかりません。
メリット・デメリットを一覧にしたものがこちらです。
メリット | デメリット |
---|---|
マシンを無料でレンタルできる コーヒー豆を買う手間がかからない レンタル期間中(2年間)は修理代が無料 バリスタによる限定オンラインコーヒー講座に参加できる(定期実施予定) | 1日3杯くらい淹れないと豆が余ってしまう 途中で解約すると解約料が発生する お届け期間の変更は前後7日間のみ(長期間休止できない) |
「ミーオ!デロンギ」がおすすめの人とそうでない人をまとめると以下のようになります。
- エスプレッソドリンクが好きでお店や自宅でよく飲む人
- 本格的なエスプレッソを使ったドリンクを自分で作ってみたい人
- 気に入ったコーヒー豆を飲み続けたい人
- 1日3杯以上は飲む人
- 自分で好きなコーヒー豆を選びたい人
- 1日3杯以下しか飲まない人
- 長期間家を空けることが多い人
「ミーオ!デロンギ」は、エスプレッソ系のドリンクが好きで、1日3杯以上は必ず飲むという家庭におすすめです。
1杯あたりの値段は64円ほどなので、カフェに通うよりもかなりお得になります。
一方で、最低2年は使わないと解約料がかかってしまったり、お届け期間の延長が短いなどの縛りが多いため、お試しで使うにはハードルが高いといえます。
高品質なエスプレッソ用のコーヒー豆が注文できますが、2年間6種類の中から選ぶことになるため、まずは豆を単品で購入してみて、口に合うか確かめることをおすすめします。
具体的な味の特徴は、本記事で後ほどくわしく解説していきます。
想定の5倍以上も注文が殺到した人気サービス
「ミーオ!デロンギ」は2020年に開始されましたが、想定をはるかに超える注文が殺到したため、何度か新規受付が停止されたほど人気のサービスです。
受付が停止された主な理由は2つです。
- デロンギのエスプレッソマシンは世界中で人気のため確保するのが難しい
- デロンギのサブスクは日本でしか行われていない革新的なサービスで需要が未知数
何度も受付停止と聞くと不安に思われる方もいるかもしれませんが、それだけ新しく需要もあるサービスだということです。
実際に、停止後は毎回すぐ再開されています。
もし本記事を読んでいる時点で停止されていたとしても、また再開される可能性が高いでしょう。
申し込みのチャンスを逃さないようにしよう!
デロンギのサブスクで使えるエスプレッソマシンは?機能や利点を解説
「ミーオ!デロンギ」で使えるエスプレッソマシンは、マグニフィカS(ECAM22112B/W)という全自動のエスプレッソマシンです。
コーヒー豆と水をセットするだけで自動で挽いて抽出まで行ってくれるため、手軽に本格的なエスプレッソが楽しめます。
「マグニフィカS」の主な特徴をまとめたものがこちらです。
- エスプレッソ1杯分・2杯分をボタン1つで抽出できる
- 抽出量は20〜180mlの間で設定できる
- ハンドドリップのような蒸らしの工程を行う「カフェ・ジャポーネ」機能を搭載(日本限定)
- ミルクを泡立ててカプチーノなども作れる
デフォルト設定では、エスプレッソ1杯分は30ml、2杯分は60mlです。
「カフェ・ジャポーネ」は1杯分が120ml、二杯分が240mlで量の変更はできません。
「カフェ・ジャポーネ」は、エスプレッソとドリップコーヒーの中間のようなイメージです。
ミルクを泡立てるスチームも付いており、簡単なカプチーノメニューも楽しめます。
名称 | マグニフィカS(ECAM22112B/W) |
---|---|
カラー | ブラック・ホワイト |
サイズ(mm) | W238×D430×H350 |
重量 | 9.5kg |
水タンク容量 | 1.8L |
豆ホッパー容量 | 250g |
カス受け容量 | 最大20杯分 (2杯抽出10回分、1杯抽出14回分) |
コーヒー抽出口高さ | 8.6~14.2cm |
電源コードの長さ | 2m |
使用方法
「マグニフィカS」でエスプレッソを淹れる手順をまとめたものがこちらです。
- コーヒー豆と水をセットする
- ダイヤルでコーヒー豆の使用量(コーヒーの濃さ)を設定する
- 電源を入れると自動洗浄が始まり、1分ほどで使用可能
- 抽出口の下にカップを置き、抽出ランプが点灯したらボタンを押して抽出
- 設定した量のコーヒーが抽出される
ミルクの泡立てのコツは下記の記事で解説しているので参考にしてみてください。
マグニフィカSのメリット・デメリット
マグニフィカSの機能面のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
手軽に本格的なエスプレッソを作れる 豆から挽いて抽出するため新鮮なコーヒーが飲める 抽出量を変えることができる | ドリップコーヒーは淹れられない 音が大きく使う時間を選ぶ ミルクの泡立ては手動 |
ボタンを押すだけなので、技術が必要なく美味しいエスプレッソを淹れることができます。
スチームミルクも作れるのでカフェラテやカプチーノも楽しめますが、上位モデルと違い、ミルクの泡立ては全自動ではなく手動になります。
注意点としては、動作音がかなり大きいです。
掃除機をかけるのと同じくらいの音量なので、集合住宅の方は夜遅い時間は控えたほうが良いかもしれません。
メンテナンス方法
日常的なメンテナンスは以下の通りです。
- トレイ・カップ受け・豆かす受け・水滴受けを洗って乾かす
- 水タンクを洗って乾かす
- 抽出口・スチームノズルを掃除する
- 抽出ユニットを水洗いする
- 豆ホッパーを掃除する
そのほか、除石灰ランプが点灯したら内部の石灰の除去(同梱のメンテナンスキットを使用)を行います。
石灰の除去のみ30分ほどの時間がかかってしまいますが、軟水を使っている場合は頻度は高くありません。
年に1〜2回程度、ランプが点灯したタイミングで行います。
その他のお手入れは、パーツを洗うだけなので、慣れれば手間はかかりません。
くわしくは下記の記事や、取扱説明書をご覧ください。
【新鮮で美味しい】デロンギのサブスクで注文できるコーヒー豆の種類
「ミーオ!デロンギ」では、イタリアのトップブランドであるムセッティ社が厳選したブレンド豆を選ぶことができます。
選べる豆は下記の6種類です。
NO. | 商品名 | 商品画像 | ブレンド比率 | 産地 | 焙煎度合い | 内容量 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ロッサ ROSSA | アラビカ種60%:ロブスタ種40% | ブラジル、インド 他 | 中深煎り | 250g | |
2 | クレミッシモ CREMISSIMO | アラビカ種70%:ロブスタ種30% | ブラジル、インド 他 | 中深煎り | 250g | |
3 | パラディソ PARADISO | アラビカ種80%:ロブスタ種20% | ブラジル、エチオピア 他 | 中深煎り | 250g | |
4 | エボリューション EVOLUZIONE | アラビカ種100% | ブラジル、エチオピア 他 | 中深煎り | 250g | |
5 | マンデリン MANDHELING | アラビカ種100% | インドネシア | 中深煎り | 250g | |
6 | デカフェ DECAFFEINATED | アラビカ種55%:ロブスタ種45% | ブラジル、インド 他 | 中深煎り | 250g |
詳しい調査・検証内容
- 検証項目
-
コーヒー豆研究所では、コーヒーの美味しさを以下の5つと定義し、各商品をレビュー・判断(スコアリング)しています。
- 苦味
- 酸味
- コク
- 香り
- 甘み
また以上の美味しさを決める要因として、以下の2つの要素も非常に重要なため、検証項目としてあります。
- 欠点豆の割合
- コーヒー豆の新鮮さ
より詳細な商品レビューポリシーは、下記のページに記載しているのでご参照ください。
- 検証器具
-
今回使用したコーヒー器具は全自動コーヒーマシンとして人気の「panasonic nc-a57」。
コーヒー豆を約20g(2カップ分)使い、リッチモードでホットコーヒーのマグカップ1杯分(134ml)を抽出しました。
味のレビューにおける公平性を保つために抽出方法は基本的に統一しています。
順番に解説します。
1. ロッサ ROSSA
イタリア語で「赤い」という名前の通り、コクと苦みが強くインパクトのある味わい。
しっかりしていますがクセのない味わいで、日常的に飽きずに楽しめます。
ミルクとの相性も良く、カプチーノなどのアレンジメニューにもおすすめです。
商品詳細
商品名 | ロッサ ROSSA |
容量 | 250g |
ブレンド比率 | アラビカ種60%:ロブスタ種40% |
産地 | ブラジル、インド 他 |
焙煎度合い | 中深煎り |
2. クレミッシモ CREMISSIMO
クレミッシモは、イタリア語で「最もクリーミー」という意味。
苦みが強すぎず、コクはしっかりとしているので飲みやすい配合になっています。
ロッサでは苦みが強いという方にはこちらがおすすめです。
商品詳細
商品名 | クレミッシモ CREMISSIMO |
容量 | 250g |
ブレンド比率 | アラビカ種70%:ロブスタ種30% |
産地 | ブラジル、インド 他 |
焙煎度合い | 中深煎り |
3. パラディソ PARADISO
イタリア語で「楽園」を意味する名前を冠したコーヒー。
エチオピア産の豆を配合し、爽やかでフルーティーな味わいです。
程よい苦みとフルーティーさを楽しみたいときにおすすめです。
商品詳細
商品名 | パラディソ PARADISO |
容量 | 250g |
ブレンド比率 | アラビカ種80%:ロブスタ種20% |
産地 | ブラジル、エチオピア 他 |
焙煎度合い | 中深煎り |
4. エボリューション EVOLUZIONE
「最高品質を追求する」という思いが込められたコーヒー豆。
厳格に選ばれたアラビカ種100%でクセがなくマイルドな味わいです。
他の種類では香ばしさや苦みが強いと感じる方はこちらを試してみると良いかもしれません。
商品詳細
商品名 | エボリューション EVOLUZIONE |
容量 | 250g |
ブレンド比率 | アラビカ種100% |
産地 | ブラジル、エチオピア 他 |
焙煎度合い | 中深煎り |
5. マンデリン MANDHELING
高品質なスマトラのマンデリンコーヒーを2種類ブランドしたコーヒー豆。
ハーブやカラメルのような味わいに、土のような風味も感じられる個性的な味わいです。
ハンドドリップのように蒸らして抽出する「カフェ・ジャポーネ」モードで淹れるのがおすすめです。
商品詳細
商品名 | マンデリン MANDHELING |
容量 | 250g |
ブレンド比率 | アラビカ種100% |
産地 | インドネシア |
焙煎度合い | 中深煎り |
6. デカフェ DECAFFEINATED
カフェインを0.1%以下まで取り除いたコーヒー豆。
バニラやドライフルーツのような繊細な風味が特徴です。
カフェインに弱い方や寝る前にもおすすめです。
商品詳細
商品名 | デカフェ DECAFFEINATED |
容量 | 250g |
ブレンド比率 | アラビカ種55%:ロブスタ種45% |
産地 | ブラジル、インド 他 |
焙煎度合い | 中深煎り |
コーヒー豆を選ぶポイント
「ミーオ!デロンギ」では、6種類の中から好きな組み合わせの豆を選ぶことができます。
マイアカウントのページから、次回送られてくるコーヒー豆の種類を毎回変更できます。
とはいえ、どの豆が自分の好みに合っているのか分からないという方も多いと思います。
一度全て注文してみて試すのが良いですが、いくつか選ぶ際のポイントをお伝えしますので、参考にしてみてください。
選ぶポイントは以下の3つです。
- 豆の品種
- 産地
- どんなドリンクを作るか
順番に見ていきましょう。
コーヒー豆の品種
コーヒー豆には、大きく分けて「アラビカ種」と「ロブスタ種」の2種類があります。
それぞれの味わいの特徴は以下の通りです。
- アラビカ種:酸味や甘みが強く、華やかで繊細な風味
- ロブスタ種:香ばしく、力強い苦みが特徴
世界で流通しているコーヒー豆の約60%はアラビカ種で、コーヒー専門店などで提供される高品質な豆はほぼ全てアラビカ種です。
味や風味が良い反面、病害虫に弱く育てにくい品種です。
一方のロブスタ種は、「頑強な」という名前の通り非常に丈夫で育てやすい品種です。
味わいは苦みが強く、焦げた麦茶に例えられるような独特の香ばしさがあるため、一般的には安いブレンドやインスタントコーヒーなどの加工品に使われます。
このことから、ロブスタ種はアラビカ種に比べ低級品として扱われることが多いです。
しかし、エスプレッソ用の豆では少し事情が違います
エスプレッソ用のコーヒー豆はロブスタ種のブレンドが多い
エスプレッソ用のコーヒー豆には、あえてロブスタ種がブレンドされることが多いです。
ロブスタ種をブレンドするメリットは下記の2つです。
- 濃厚な苦みとボディが加わり、力強い味のエスプレッソになる
- クレマがしっかりとできる
濃厚な苦みと香ばしさが加わることで、砂糖やミルクを入れても負けない力強いコーヒーになります。
また、しっかりしたクレマ(表面の泡)があることでコーヒーの香りを閉じ込める役割があり、ラテアートも描きやすいと言われています。
6種類の豆のうち、「エボリューション」と「マンデリン」以外には全てロブスタ種が配合されています。
配合の割合により味わいが異なるので、ぜひ飲み比べてみてください。
産地
産地により、味わいの傾向が変わります。
6種類の豆にブレンドされているコーヒー豆の代表的な産地は3つです。
- ブラジル・インド:香ばしく濃厚な味わい
- エチオピア:華やかでフルーティーな味わい
飲んで産地が分かるようになれば、コーヒー通といっていいでしょう。
より大きな地域ごとの特徴をタブでまとめています。クリックすると詳細が見れます
苦みと深いコクが特徴。いつもと違うコーヒーを飲みたい方におすすめです。
代表的な銘柄はインドネシアの「マンデリン」。
苦みが強く、深いコクが感じられます。また香辛料のような独特な香りも魅力でしょう。
そのため、少しクセのあるコーヒーを試したい際や、普段からミルクや砂糖と一緒に飲んでいる方などの甘党の方にもおすすめです。
どんなドリンクを作るか
エスプレッソのまま飲むのか、ミルクを入れてカプチーノやラテを作るのか、飲み方により適した豆も変わります。
たとえば、以下のように使い分けるのがおすすめです。
- 苦みの強いロッサ・クレミッシモ:カフェラテやカプチーノ
- 華やかなパラディソ・エヴォリューション:エスプレッソやアメリカーノ
- 香り高いマンデリン:カフェ・ジャポーネ
- デカフェ:夕食後などカフェインを控えたい時
あなたの好みに合った淹れ方をぜひ追求してみてください。
デロンギのサブスクで本格的なエスプレッソを淹れる方法
エスプレッソは、極細挽きにしたコーヒー豆を高温・高圧で抽出したコーヒーのことです。
ドリップコーヒーに比べると濃厚な味わいですが、短時間で抽出するため雑味は少なくなります。
「マグニフィカS」で美味しくエスプレッソを淹れるポイントは2つです。
- 新鮮な豆を使う
- 豆が冷えている場合は常温に戻す
美味しいエスプレッソは、表面の泡であるクレマが重要です。
新鮮な豆を使うことで、しっかりしたクレマができ、コーヒーの香りを閉じ込めることができます。
また、鮮度を保つには冷凍庫で保存するのがおすすめですが、豆が冷えている場合は常温に戻してから使いましょう。
ドリップと違い短時間で抽出するため、豆が冷えていると抽出温度が下がってしまい、味が出づらくなります。
エスプレッソの味わい方
エスプレッソは、淹れたてが最も美味しいとされています。
本場イタリアでは、淹れたてのエスプレッソに砂糖を入れて、完全には溶かさず飲むのが一般的です。
徐々に砂糖の甘さが強くなり、デザート感覚で楽しめます。
最後はカップの底に残ったコーヒー味の砂糖を味わって締めます。
本格的なエスプレッソのアレンジメニュー3選
ここでは、エスプレッソを使うアレンジメニューを3つ紹介します。
本格的ですが家庭でも作りやすいので、ぜひお試しください。
紹介するメニューは以下の3つです。
- カフェ・マロッキーノ
- カフェ・シェケラート
- アフォガード
くわしく解説します。
カフェ・マロッキーノ
- エスプレッソ 30ml(一杯分)
- 牛乳 50ml
- チョコレートソース 小さじ1
- ココアパウダー 適量
- 砂糖 好みの量
- チョコレートソースをグラスの内側にかける
- エスプレッソを抽出する
- ミルクを泡立て、エスプレッソの上に注ぐ
- ココアパウダーを振りかけて完成
イタリア・トリノ発祥のチョコレートとエスプレッソを合わせたドリンクです。
よく似ているカフェモカとの違いは、ミルクの量が少なくよりビターな味わいになる点です。
チョコレートソースは最初にグラスにかけて模様を作るのが本場流です。
カフェ・シェケラート
- エスプレッソ 60ml(2杯分)
- 砂糖(またはガムシロップ) 大さじ1~2
- 氷 適量(シェイカーの半分くらい)
- エスプレッソを抽出し、砂糖を良く溶かす
- シェイカー又は密閉できる容器に氷を入れ、エスプレッソを注ぐ
- 15〜20秒くらい素早くシェイクする
- グラスに注いで完成
イタリアで冷たいコーヒーといえば、このカフェ・シェケラートを指します。
氷で急冷するため、薄くならず濃厚な味わいになります。
シェイクすることでクレマのようにコーヒーが泡立ち、見た目も美しい仕上がりです。
アフォガード
- バニラアイスクリーム 好みの量
- エスプレッソ 30ml(一杯分)
- 冷たいアイスクリームをグラスに盛る
- 抽出したての熱いエスプレッソをかけて完成
甘く冷たいアイスクリームと、苦くて熱いエスプレッソを合わせたイタリアのデザートです。
アイスクリームが徐々に溶けていくことで、味わいの変化が楽しめます。
アイスクリームの種類をチョコレートなどに変えてバリエーションを作ることもできます。
【マシン購入とどちらがお得?】デロンギのサブスクの月額料金を比較
結論として、定期便で選べる6種類のコーヒー豆が自分好みの味であれば、「ミーオ!デロンギ」はかなりお得です。
一方で、好きなコーヒー豆を使ってエスプレッソを淹れたい人は最初からマシンを購入するのがおすすめです。
マシン購入とサブスクのメリット・デメリット、月額料金をまとめると以下の通りです。
購入方法 | メリット | デメリット | 月額料金 |
---|---|---|---|
マシン購入 | ◯好きなコーヒー豆を使える ◯淹れる頻度が少なくても大丈夫 ◯出張や旅行で長期間家を空けても大丈夫 | ×最初にマシン代金がかかる ×コーヒー豆を買う手間がかかる ×メンテナンスキットなどの代金が自己負担 | マシン代金:約2,900円(69,800円を2年で割った金額)+コーヒー豆代+メンテナンスキット代 |
サブスクでレンタル | ◯買い物の手間がかからない ◯コーヒー豆の残量を気にしなくて良い ◯初期費用が安い | ×定期便の豆を飲み切るまで他の豆を使えない ×2年以内に解約すると解約料がかかる ×長期間飲まないと豆が古くなってしまう | まとめてお届け便:4,800円 毎月お届け便:5,600円 ※送料・メンテナンスキット代込み ※初回のみ事務手数料3,980円 |
安いコーヒー豆を買えば、マシンを購入したほうがお得になるケースもあります。
しかし、金額に関わらず「ムセッティ」のコーヒー豆が気に入っていたり、買い物のタイミングを考えるのが面倒という方にはサブスクをおすすめできます。
いずれにせよ、コーヒー豆を一度注文してみて、味を確かめるのがおすすめです。
また、デロンギのショールームや家電量販店では、マシンを使った試飲会が開催されているので、実際に試飲してみるのも良いでしょう。
デロンギのサブスク「ミーオ!デロンギ」の評判と口コミ
ここでは、「ミーオ!デロンギ」に対する評判をまとめました。
詳しい調査方法
当サイトコーヒー豆研究所では、「ミーオ!デロンギ」の評判や口コミを決定するに当たって、下記の調査を実施しています。
- インターネットアンケート調査
-
- 調査期間:2024/07
- 調査方法:インターネット調査
- 対象者:実際に飲んだことがある人
良い評判・口コミ
お得感がある。コーヒーが安く飲めて助かる。
デロンギのサブスク「ミーオ!デロンギ」を試してみた率直な感想を教えて下さい。①良い感想②悪い感想
コーヒーが好きで毎日飲む方にはとても評判の良いサービスです。
マシン本体が高価なため、コスパ面でも満足しているという声が多くありました。
悪い評判・口コミ
「ミーオ!デロンギ」はポジティブな意見が多いですが、値上げに対する不満が一部で見られました。
また、コーヒー豆の種類や量を自分で決めたい方は、マシンを購入して好きな豆を選ぶほうが良いかもしれません。
デロンギのサブスクの申込方法と解約方法
「ミーオ!デロンギ」の申込みの流れは以下の手順です。
申込方法
- 公式サイトにアクセス
- マシンのカラーを選ぶ
- 「まとめてお届け便」か「毎月お届け便」を選ぶ
- コーヒー豆の種類と数量を選ぶ
- デロンギに会員登録
- 初回のお届け日を選ぶ
「まとめてお届け便」と「毎月お届け便」は2年間変更できないので、保存を考えて選びましょう。
たとえば、夏場など気温が高い場所で2か月放置すると、コーヒー 豆はかなり風味が落ちてしまいます。
冷凍庫など低温で保存できる場所が確保できない場合は、毎月お届け便を選んだほうが、新鮮な状態で楽しめます。
サブスクを始める前に注意すること
「ミーオ!デロンギ」はとても便利なサービスですが、いくつか注意点もあります。
あらかじめ確認したうえで注文すると安心です。
主な注意点は下記の3つです。
- 2年以内に解約すると解約料がかかる
- お届け日の変更は前後7日間
- 2年以内に解約するとマシンを返送する送料がかかる
順番に解説します。
2年以内に解約すると解約料がかかる
レンタル期間中の2年以内に解約すると、残りの期間に応じて解約料がかかります。
解約料の計算は以下の通りです。
毎月お届け便 | まとめてお届け便 |
---|---|
1,450円×残りの購入回数 | 2,900円×残りの購入回数 |
例:12回(1年)購入後、途中解約した場合 1,450円×12回= 解約金17,400円(税込) | 例:6回(1年)購入後、途中解約した場合 2,900円×6回= 解約金17,400円(税込) |
同じ期間で解約した場合、どちらのコースでもかかる費用は同じです。
お届け期間の変更は前後7日間
お届け期間の変更は、通常の日程から前後7日間のみです。
※2024年10月時点
不定期で家を空ける方にとっては、ここがデメリットになります。
お届け日を変更する場合は、次回発送予定日の10日前までにサポートセンターに連絡します。
一度の発送で、変更は一回のみのため注意してください。
2年以内に解約するとマシンを返送する送料がかかる
マシンのレンタル期間中(2年以内)に解約すると、マシンを返送する送料がかかります。
送料は地域により異なりますが、1,500円~2,500円程度です。
大きな金額ではありませんが、無料ではないということは覚えておきましょう。
解約方法
事情により解約する場合も、手続きは簡単です。
レンタル期間中はサポートセンターへ解約の連絡後、マシンを梱包して返送します。
レンタル終了後はマイアカウントページからいつでも解約の手続きができます。
レンタル終了後はマシンはプレゼントされるため返送する必要はありません。
デロンギのサブスク「ミーオ!デロンギ」で自宅のコーヒータイムをランクアップしよう!
いかがでしたでしょうか?
デロンギのサブスクサービス「ミーオ!デロンギ」の値段や特徴について紹介しました。
本記事の要点をまとめると以下の通りです。
- デロンギのサブスクは、コーヒー豆の料金だけでエスプレッソマシンが無料レンタルできるお得なサービス
- レンタルできるマシンはマグニフィカS(ECAM22112B/W)という全自動のエスプレッソマシン
- コーヒー豆は高品質なエスプレッソ豆6種類から選ぶことが出来る
- 届くコーヒー豆の量は一か月あたり750g(250g×3袋)で、1日約3杯分
- 月額料金はで4,800円か5,600円で選ぶコースにより異なる
- 一杯あたりの値段は64円~とリーズナブル
- マシンの試飲会に参加すれば味を確かめることができる
- レンタル期間は2年間で、これを過ぎるとマシンはプレゼントされる
- 2年以内に解約すると、残りの期間に応じて解約金が発生する
- お届け日の変更は基本の日付から前後7日間
- 本格的なエスプレッソメニューを継続的に楽しみたい人におすすめ
「ミーオ!デロンギ」は手軽に本格的なエスプレッソメニューが楽しめます。
ワンランク上のコーヒータイムを過ごしたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。