モカチーノってどんな飲み物?
モカチーノを飲んでみたい
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
モカチーノはコーヒー好きな方はもちろん、ブラックの苦みが得意でない方も楽しめるコーヒーです。
本記事では、モカチーノの特徴や作り方、美味しく飲めるお店を紹介!
新しいコーヒーメニューを試してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- モカチーノとは、「カプチーノ」と「モカ(チョコレート)」を組み合わせたドリンク
- コーヒーの苦みとチョコレートの甘さ、ふわふわのミルクの泡が楽しめる
- モカチーノは、自宅で簡単に作ることができる
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
モカチーノとは?
「モカチーノ」という名前に、聞き馴染みがない方も多くいるかと思います。
モカチーノ(Mochaccino)は、エスプレッソ、スチームミルク、チョコレートシロップまたはチョコレートパウダーを使用して作られる、人気のエスプレッソドリンクです。
コーヒーとチョコレートの風味が組み合わされた、リッチでクリーミーな飲み物。
トップにふわふわのミルクの泡が乗っているので、カプチーノに似ていますが、そこに加わったチョコレートの風味が印象的です。
コーヒーの苦みとチョコレートの甘み、そして泡立てたミルクの滑らかさを一度に味わうことができます。
モカチーノの魅力
モカチーノは、コーヒーの苦みとチョコレートの甘さをバランスよく味わえるドリンク。
また、ふわふわに泡立てたミルクの口あたりも楽しめます。
コーヒーの苦みが得意でない方も、チョコレートが加わることにより飲みやすくなっているので、ぜひ一度試してみてください。
また、モカチーノは、コーヒーショップやカフェで広く提供されています。
エスプレッソマシンを持っていれば、家庭でもお手軽に作って楽しむこともできます。
他のエスプレッソドリンクとの違い
エスプレッソを基本とするコーヒードリンクには数々のバリエーションがありますが、ここでは「モカチーノ」を中心に他の主要なドリンクとの違いについて説明します。
まず、「モカチーノ」はエスプレッソ、スチームミルク(蒸気で加熱した牛乳)、チョコレートシロップ、そして泡立てたミルク(フォームドミルク)を上に盛ったドリンクです。
そしてモカチーノと類似したドリンクに「カプチーノ」があります。
カプチーノはエスプレッソ、スチームミルク、そしてフォームドミルクの3つの要素で構成されています。
モカチーノとの主な違いは、チョコレートシロップが使用されていない点です。
次に「ラテ」です。
ラテはエスプレッソと大量のスチームミルク、そして少量のミルクフォームで作られる、一般的にエスプレッソがより薄まったドリンクです。
「アメリカーノ」はエスプレッソに熱した水を加えた、一般的にブラックコーヒーに近い味わいのエスプレッソドリンクです。
これらのドリンクはすべてエスプレッソを基本としていますが、その他の成分やそれらの比率によって、それぞれ異なった特徴と風味を持っています。
当然ながら、モカチーノはそのチョコレートの風味が特徴で、スイートなドリンクを好む人に特におすすめです。
下記の記事では、その他のエスプレッソドリンクとの違いも解説しているので、参考にしてみてください。
自宅で簡単!モカチーノの作り方
「近くにモカチーノを飲めるお店がない…」「家で気軽にモカチーノを楽しみたい」という方のために、モカチーノの作り方を紹介します。
エスプレッソマシンを持っていない方も、自宅にある料理器具を使って作ることができます。
簡単においしいモカチーノを楽しめるので、ぜひお家で作ってみてください!
材料
モカチーノの主な材料は、コーヒー・チョコレート・ミルクの3つです。
材料の詳細は、下記の一覧を参考にしてみてください。
- 濃い目のコーヒー(インスタントコーヒーでも可)… 60~70cc
- チョコレートソース … 大さじ1
- ミルク➀ … 100cc
- ミルク② … 50cc
- ココアパウダー … お好み
ミルク①はコーヒーとブレンドする用、ミルク②は泡立てて上にトッピングする用です。
チョコレートは、パウダーやソースを使うのがお手軽で簡単です。
味にこだわりたい方は、おいしい板チョコを溶かして使ってみるなどすると、自分好みのリッチなモカチーノを作れます。
具体的なレシピ
モカチーノをお家で作る際のレシピは、以下の通りです。
基本の作り方を紹介しているので、何度も作る方は自分なりにアレンジしてみてください。
- ミルク①②を温める。トッピング用のミルク②は、泡だて器で泡立てておく。
- コーヒーを濃い目に淹れる。(目安:コーヒー豆8~10g/お湯60~70cc)
- チョコレートシロップをコップに入れ、コーヒーを熱いうちに注いで混ぜ合わせる。
- コップに温めたミルク①を注ぎ、混ぜ合わせる。
- 泡立てたミルク②をスプーンですくい、トップに乗せる。
- お好みでココアパウダーをトッピング
ミルクの泡にこだわりたい方は、泡だて器ではなくミルクスチーマーを使うのもよいでしょう。
ミルクスチーマーを使うと、きめ細やかで口当たりのよい泡を作ることができます。
おすすめのミルクスチーマーは、こちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください。
モカチーノのアレンジレシピ
モカチーノは、アレンジすることによって、様々な味を楽しむことができます。
今回は、3つのアレンジレシピを紹介します。
- アイスモカチーノ
- スパイスモカチーノ
- カルーアモカチーノ
手軽に作れるアレンジレシピなので、ひと味違うモカチーノを楽しみたいときは、ぜひ試してみてください。
アイスモカチーノ
冷たいモカチーノを飲みたい方は、アイスモカチーノがおすすめです。
これからの暑い時期にもぴったりな、クールな甘さを楽しめるアレンジレシピです。
上記の基本のレシピとほぼ同様ですが、ミルク①を温めずに冷たいまま使います。
- トッピング用のミルク②を温め、泡だて器で泡立てておく。※ミルク①は温めない
- コーヒーを濃い目に淹れる(目安:コーヒー豆8~10g/お湯60~70cc)。
- チョコレートシロップをコップに入れ、コーヒーを熱いうちに注いで混ぜ合わせる。
- コップに氷を入れてミルク①を注ぎ、混ぜ合わせる。
- 泡立てたミルク②をスプーンですくい、トップに乗せる。
- お好みでココアパウダーをトッピング。
スパイスモカチーノ
いつものモカチーノにちょっとアクセントを加えたいときにぴったりな、スパイスモカチーノ。
コーヒーとチョコレートに加えて、シナモンの香りを楽しめるアレンジレシピです。
シナモンはパウダーでもよいですし、少し甘みを足したい方は、シナモンシュガーを使うのがおすすめです。
- ミルク➀②を温める。トッピング用のミルク②は、泡だて器で泡立てておく。
- コーヒーを濃い目に淹れる(目安:コーヒー豆8~10g/お湯60~70cc)。
- チョコレートシロップとシナモンパウダー(シナモンシュガー)をコップに入れ、コーヒーを熱いうちに注いで混ぜ合わせる。
- コップに温めたミルク①を注ぎ、混ぜ合わせる。
- 泡立てたミルク②をスプーンですくい、トップに乗せる。
- お好みでシナモンパウダーをトッピング。
カルーアモカチーノ
カルーアモカチーノは、カルーア(コーヒーリキュール)を使った、簡単コーヒーカクテルです。
夜ごはんのあと、甘いお酒を飲みたいときにぴったりなアレンジレシピです。
濃い目に淹れたコーヒーの代わりに、カルーアを使って作ります。
- ミルク①②を温める。トッピング用のミルク②は、泡だて器で泡立てておく。
- カルーアをコップに入れる。
- コップに温めたミルク①を注ぎ、混ぜ合わせる。
- 泡立てたミルク②をスプーンですくい、トップに乗せる。
- お好みでチョコレートシロップをトッピング。
アイスで作るとちょっとリッチなカルーアミルクを楽しめますよ!
モカチーノをお店で注文してみた
家でも手軽に作ることができるモカチーノですが、お店でおいしいモカチーノを飲んでみたい…!
そこで実際にお店に行って、モカチーノを注文してみました。
いつも結局ノーマルなコーヒーばかり飲んでしまうので、ドキドキしながら注文しました。
席に座ってモカチーノの到着を待っていると、ハートのラテアートがかわいらしいモカチーノが運ばれてきました。
ひとくち目を口に運ぶと、滑らかなミルクの泡、そして少し遅れてコーヒーの苦みとチョコレートの甘みがきます。
チョコレートがコーヒーのコクをさらに引き出し、次のひとくちを誘います。
まるで、ブラウニーをブラックコーヒーと一緒に食べているような満足感。
かといって甘さに飽きることはなく、最後まで美味しくいただきました。
モカチーノは幅広い人が楽しめるコーヒー!
いかがでしたか?
今回は、モカチーノの特徴やレシピ、お店で飲んだレビューを紹介しました。
本記事のポイントは、以下の通りです。
- モカチーノとは、「カプチーノ」と「モカ(チョコレート)」を組み合わせたドリンク
- コーヒーの苦みとチョコレートの甘さ、ふわふわのミルクの泡が楽しめる
- モカチーノは、自宅で簡単に作ることができる
あまり馴染みがなかったかもしれませんが、モカチーノは幅広い方が美味しく飲めるコーヒーだと思います。
今まで試していなかった方は、ぜひお家でもお店でも飲んでみてくださいね!