オフィスコーヒーってどんなものがあるのか知りたい!
オフィスコーヒーマシンはたくさんあるみたいだけど、その中でも特におすすめを教えてください。
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- オフィスコーヒーの種類
- オフィスコーヒーのおすすめ7選
- オフィスコーヒー設置の注意点
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
では、さっそく見ていきましょう!
オフィスコーヒーとは?
会社や個人事業所など、オフィスの中で利用されるコーヒーがオフィスコーヒー。
近年では社員や来客のコーヒーサービスをアウトソーシングや定期販売などで利用する事業所が増えています。
企業側から見ても経費として計上できたり、社員の満足度も高くなったりして、いいことづくめ。
気軽に短時間でカフェのようなコーヒーが社内で飲めることから、手間がかからず便利だと人気です。
「ネスカフェ アンバサダー」など個人が家庭で受けられるサブスクリプション的なサービスも、カフェ並みのクオリティの高いコーヒーが飲めるのでプチ贅沢として注目されています。
オフィスコーヒーのメリット
結論からいうと、オフィスコーヒーのメリットは以下の3点です。
- 業務効率の向上が期待できる
- 従業員のリフレッシュ
- コミュニケーションが円滑になる
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
業務効率の向上が期待できる
カフェのような淹れたてコーヒーを飲めるオフィスコーヒーを導入すると、社員の業務効率が上がります。
いつでもカフェインが入ったコーヒーで眠気を覚まして業務に邁進し、やる気も満足度もアップ。
疲れを感じたら外出しなくてもコーヒーブレイクがすぐにできます。
カフェ並みのコーヒーを飲んで気分転換したら仕事がはかどり生産性も上がるはず。
社員の集中力が増し業務効率が向上するからと、多くの企業や個人オフィスでコーヒーマシンが導入されています。
従業員のリフレッシュ
ちょっとした休憩時間は、集中力やモチベーションを持続させるためにも重要です。
そんなときにコーヒーマシンのあるスペースが従業員のリフレッシュとともに、やる気の充電スポットになります。
会社に行けば「カフェ」があるっ!て考えたら、出勤するときの気持ちまで明るくしてくれます。
莫大な予算をかけなくても、若い人材の定着やお仕事満足度をアップさせてくれるのがオフィスコーヒーなんです。
コミュニケーションが円滑になる
手軽にコーヒーがオフィスで飲めるので、社員の福利厚生やコミュニケーションツールにもなります。
社内にコーヒーマシンを置いたスペースを作ることで、社員同士が自然と集まります。
インフォーマルでゆるやかな人間関係が形成できれば、会社の雰囲気も変化するはず。
たとえば、違う部署の社員や年齢が離れた社員とも、雑談程度のコミュニケーションが増えると温かい交流とつながりが生まれます。
場合によってはコーヒーカップ片手に短いミーティングもできて、新しいアイデアが出やすくなるかも。
オフィスコーヒーの種類
オフィスコーヒーの種類をタイプや手段別にまとめると以下のとおりです。
タイプ・手段 | 内容 |
---|---|
一杯抽出型 | 定期購入のカプセルやポーションを一杯ずつ抽出する |
ブリューワー型 | デキャンタやポットなどに複数杯を作り置きする |
自動販売機型 | 社内に自動販売機を設置する |
自社で購入 | 自社でマシンや業務用ドリップコーヒーを購入 |
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
一杯抽出型(カプセル式など)
好きな味や種類のカプセルやポーションを選んで、一杯ずつ抽出するタイプのマシン。
挽きたてや煎りたてのコーヒーを封入したカプセルカートリッジなどを使用するので、フレッシュな味と香りを楽しめます。
洗うパーツが少ないので手入れしやすくて、毎回一杯ずつおいしいコーヒーが簡単に入れられます。
忙しいビジネスパーソンがオフィスで気軽に飲めるのがうれしいマシン。
ブリューワー型
デキャンタやポットなどに複数杯を作り置きしておける、おなじみのタイプ。
一度にたくさん作れるので大勢の会議や集まりに対応できます。
自動販売機型
社内に自動販売機を設置しお金を入れるなどして、その都度飲み物を買うタイプ。
サービスを提供する飲料会社から安定した商品のラインナップが供給され、温度管理の点などのメンテナンスから見ると便利な方法です。
自社で購入
自社でコーヒーマシンや業務用ドリップコーヒーの粉を購入します。
商品の選定から注文をするなど、特定の社員の手間や負担が大きいでしょう。
業務用ドリップコーヒーを購入したり、在庫管理をする手間があるので時間がかかりますね。
淹れる人の技術によってはコーヒーマシンで淹れるより、味や香りが落ちる可能性があります。
上記の内容から考えると、各社がサービス提供しているサブスクリプション型のオフィスコーヒーマシンが最もおすすめです。
また、アフターサービスやメンテナンスをしっかりとしてくれる大手企業のオフィスコーヒーサービスも手間いらずで注目です。
次にオフィスコーヒーマシン7選を見ていきましょう。
オフィスコーヒーのおすすめマシン7選
ここでは一杯抽出型のマシンを中心に紹介していきます。
おすすめをまとめると以下のとおりです。
- UCC ドリップポッド
- キューリグ
- ネスカフェ アンバサダー
- ダイオーズ
- エームサービス(OFFICE CAFÉ)
- ユニマットライフ(オフィスコーヒーサービス)
- ジャパンビバレッジ(つくえカフェ)
それぞれの内容や特徴を見ていきましょう。
1. 日本の老舗コーヒーブランド「UCC ドリップポッド(DRIP POD)」
1933年創業の日本の会社、ユーシーシー上島珈琲株式会社が販売しているのが「ドリップポッド(DRIP POD)」。
サブスクリプション型のマシン付き定期便サービスを展開しています。
ボタンを押すだけのマシンで、日本の老舗コーヒー企業UCCが厳選した豊富な種類のコーヒーを飲めます。
マシンの直販がありますが、お得なプランでドリップポッドが手に入ります。
UCC ドリップポッド(DRIP POD)の詳細
サービス内容 | ・マシン付きカプセル定期便「サブスクカフェ」 ・BOX定期便(7つのプラン) ・マシンの直販あり |
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コーヒーマシン | 【マシン付き定期便】 ・ドリップポッドDP2は無料 ・最新型ドリップポッドDP3は972円×6回で手に入る |
コーヒー豆 | UCCが厳選した豊富な種類のカプセル |
2. 人気カフェの味わいがオフィスで楽しめる!個人利用にもおすすめ「キューリグ」
アメリカ発、世界中で普及しているブランド、キューリグ(Keurig)は全米NO.1。
本格的な味を楽しめるカプセルをセットして、ボタンを押すだけで一杯分ずつ抽出するタイプのカプセル式コーヒーマシン。
キューリグ『コーヒーおまかせ定期便』にすると、今ならマシンが無料でレンタルできます。
毎月ちがう味の有名カフェのコーヒーなど、多彩な種類のカプセルが届きます。
キューリグ『コーヒーおまかせ定期便』の詳細
利用条件 | ・毎月or2ヵ月に1度kカップを4箱以上購入 ・12回以上の継続 |
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選べるコース | ・48杯コース(4種類×12杯分)で4,680円 ・72杯コース(6種類×12杯分)で6,280円 |
初(月)回特典 | カプセル12種類付きアソートBOXがついてくる |
カプセルの種類 | コーヒーからお茶まで全28種類から選べる |
送料 | 無料 |
3. カプセル式で使えるオフィスコーヒー!迷ったらこれ「ネスカフェ アンバサダー」
「ネスカフェ アンバサダー」は、オフィスでカフェ並みのコーヒーが楽しめるネスレ日本が提供しているサービス。
定期的にコーヒーを購入することで、マシンの無料貸出しをしてくれます。
コーヒーだけでなく、ラテや宇治茶などのメニューも多彩に味わえて、コースによってはお菓子や軽食も頼めます。
定期的に届くとはいえ、頻度は好みで変えられます。
ネスカフェ アンバサダーの詳細
サービス内容 | コーヒーマシンを無料貸し出し (コーヒーの定期購入が条件) |
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定期購入 | 「ラク楽お届け便」など 2週間、1~3カ月ごとの定期便から選べる 1杯あたり約20円から |
コーヒーマシンの種類 | ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ ネスカフェドルチェ グスト ネスプレッソ エッセンサ ミニ ネスカフェ アイスコーヒーサーバー など |
申込方法 | Webからの申し込み |
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4. 日本で初めてオフィスコーヒーサービスを展開「ダイオーズ」
「ダイオーズ 」は1969年創業、東証1部上場企業の株式会社ダイオーズが展開するオフィス向けのサービスです。
日本で初めてのオフィスコーヒーサービスを始めて、ピュアウォーターサービスにも参入し、20万軒以上の顧客を持っています。
ダイオーズのオフィス向けコーヒーサービスの詳細
サービスの特徴 | オフィスのニーズや環境に応じた複数のコーヒーマシン 定期訪問 無料点検 クリーンアップ |
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コーヒーサービス設置の流れ | 問い合わせフォームや電話での申し込み |
コーヒーマシンの種類 | 本格エスプレッソマシン 「MIONE」 エスプレッソマシン 「FRANKE」 コンパクトカフェマシン 「LINKA」 レギュラーコーヒーマシン |
コーヒー豆 | レギュラーコーヒーマシン用焙煎豆(各種) エスプレッソマシン用焙煎豆(各種) など |
5. 全国5万箇所にコーヒーサーバーを設置「エームサービス(OFFICE CAFÉ)」
オフィスコーヒーなどを取り扱っているエームサービス株式会社は、三井グループの企業です。
全国5万カ所にコーヒーサーバーなどを導入。
オフィスコーヒーのスペース作りのサポートをしてくれます。
エームサービス(OFFICE CAFÉ)の詳細
サービスの特徴 | 自社焙煎コーヒーや本格的なエスプレッソを手軽に楽しめる一杯どりのコーヒーシステム |
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コーヒーマシン | フラビア®ドリンク・ブルーワーなど各種あり |
コーヒー | WORKPLACE COFFEE®(ワークプレイスコーヒー®) |
コーヒーサービス設置の流れ | エームサービス公式HPより申し込み https://www.cafeside.com/ |
コーヒーサーバー | レンタル料無料 |
クライアントサポート | 担当窓口が在庫管理(全国17カ所の拠点) |
6. コーヒーサービスでは業界NO.1「ユニマットライフ オフィスコーヒーサービス」
コーヒーサービスでは業界NO.1を誇る株式会社ユニマットライフは、オフィスコーヒーサービスを主な事業としています。
コーヒーメーカーの種類が多く、世界のコーヒー豆を取り揃えているのが特徴。
キーコーヒーやドトールなど一流メーカーのコーヒーが飲めるので、コーヒー好きの社員にはたまりませんね。
ユニマットライフ オフィスコーヒーサービスの詳細
サービスの特徴 | オフィスのニーズに合った厳選コーヒーなどをユニマットライフが提供しアフターサービスまで行う |
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コーヒーマシン | CAFÉGRACEやsiroca、キューリグなど無料でレンタル |
コーヒー | キーコーヒーやドトールなど一流メーカーのコーヒー各種 |
コーヒーサービス設置の流れ | 公式HPより問い合わせ |
7. 大手のコーヒーサービス「ジャパンビバレッジ つくえカフェ」
ジャパンビバレッジ『つくえカフェ』は、コーヒーなどの飲料がオフィスで提供されるサービス。
ドトールカップコーヒーマシンやコーヒーサーバー、フラビア機が使えます。
もともと株式会社ジャパンビバレッジホールディングスは、自動販売機で飲料などを販売する会社。
飲料が専門だから、味やサービスの質に期待が持てます。
オフィスコーヒーサービスとしては1979年から業務が開始されていますので、安心して使える大手企業ですね。
ジャパンビバレッジ つくえカフェの詳細
サービスの特徴 | コーヒーだけでなくお茶や水なども提供 |
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コーヒーマシン | ドトールカップコーヒーマシンなど各種あり |
コーヒー豆 | ドトールコーヒーショップと同様の最上級グレード豆など |
コーヒーサービス設置の流れ | 公式HPより問い合わせ |
オフィスコーヒーのおすすめマシン一覧
オフィスコーヒーのおススメマシン7選の一覧は以下のとおりです。
おすすめ7選を以下の表にまとめます。
商品名 | 特徴 |
---|---|
UCC ドリップポッド (DRIP POD) | マシン付きカプセル定期便「サブスクカフェ」など選べるサービス |
キューリグ | アメリカ発のブランド、全米NO.1 |
ネスカフェ アンバサダー | カフェ並みのコーヒーが楽しめるカプセル式 |
ダイオーズ | オフィスのニーズや環境に応じた複数のコーヒーマシンの品ぞろえ |
エームサービス (OFFICE CAFE) | 担当窓口が在庫管理(全国17カ所の拠点) |
ユニマットライフ 『オフィスコーヒーサービス』 | コーヒーサービスでは業界NO.1 |
ジャパンビバレッジ 『つくえカフェ』 | ドトールカップコーヒーマシンやコーヒーサーバー、フラビア機 |
やっぱりおすすめはキューリグだね!かなり人気で味も美味しいので文句の付けようなし!
オフィスコーヒーの注意点
オフィスコーヒーを導入している方は、以下の3点を参考にしてください。
- 価格
- 設置場所
- 管理の手間
ひとつひとつ順を追って見ていきましょう。
価格
期待している効果に対して、コーヒーサービスを導入するためにコストがかかりすぎるのはよくありません。
会社の予算や経費の計上などに応じて、適当なコストかどうか検討してください。
設置場所
社内のスペースを圧迫するマシンでは意味がありません。
事前に大きさや高さ、電源の場所などを考慮してください。
各社からさまざまな大きさのマシンが提供されていますので、あなたの会社や事業所に適した機種を選ぶ必要があります。
社員たちがリフレッシュして、コミュニケーションを生み出してくれるツールであるコーヒーマシン。
だから少しでもリラックスできるイスやソファ、観葉植物などが周囲にあると人が集まりやすいでしょう。
社員の足を一歩とめることで雑談から始まるカジュアルな交流の場所、コーヒーマシンのエリア。
立ったままでも使えるハイテーブルなどは、カップをちょっと置けてコミュニケーションの活性化にも役立つでしょう。
管理の手間
コーヒーの注文や在庫管理のために、特定の社員の負担が大きくなるサービスかどうか予測しておくべき。
メンテナンス、アフターサービスまで整ったところなら、社員の管理の手間が減らせます。
オフィスコーヒーを導入して職場で楽しもう!
いかがでしたか?
オフィスコーヒーについておすすめを7つ詳しくお伝えしました。
もし仮に迷っている場合は「UCCドリップポッド」か、「キューリグ」をおすすめします。
どちらも手軽に導入でき、マシンも今なら無料なので是非試してみてください。
社員の業務効率の向上が期待でき、人間関係を円滑にするツールとして活用できるオフィスコーヒーのサービス。
あなたのニーズに合ったコーヒーマシンを選ぶ際にぜひお役立てください。