
カルディによく行くけどどのコーヒーが美味しいの?

酸味の少ないコーヒー豆を知りたい!
このような疑問に答えていきます!
酸味の少ないコーヒーを探している人は必見!カルディで買える酸味の少ないコーヒーを紹介します。
コーヒーは酸味を含んでいるものですが、コーヒー豆によって多い少ないがあります。
カルディで購入できるコーヒーの中から酸味の少ないものを選んで飲みましょう。
- カルディには酸味の少ないコーヒーもある
- 深煎りなら酸味の少ないコーヒーが多い
- おすすめは「イタリアンロースト」
- 酸味の少なさにはコーヒー豆の出産地も関係している

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年、専門家として活動しています。運営する国内最大級のコーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」(月間60万PV)は多くの読者に支持され、テレビ番組『ZIP!』をはじめ各種メディアにも出演。自社ブランド「ラボカフェ」では、厳選したコーヒー豆を販売しています。
コーヒーの酸味の理由

コーヒーに酸味がある理由は何かご存知ですか?
実はコーヒーの酸味には様々な要因が関係しています。
どのようなことで酸味が生まれるのか以下の通りにまとめました。
- 豆そのものに酸味が含まれている
- 産地によっても違う
- 焙煎度の違い

コーヒー豆そのものに酸味が含まれている
コーヒー豆の生豆であるコーヒーチェリーそのものに酸味が含まれています。
このコーヒーチェリーに含まれる酸味の量で酸味の強さが変わってきます。
産地によっても違う

コーヒー豆は育つ環境によって酸味の強さが変わります。
では一体どういう産地が酸味が強くなるのでしょうか。
標高の低い土地は、気温が暖かく太陽が良くあたることから光合成をたくさんすることができます。
そのため育つスピードも早く、酸味成分が少なくなる傾向にあります。
対して標高の高い土地は霧や他の木の影などの影響から、とどく光が少なくゆっくり育ちます。
この場合、酸味成分が高くなる傾向にあるのです。
低地で栽培されるブラジルやマンデリンなどが酸味が少ない
産地としては標高が高い場所で栽培される、コロンビアやキリマンジャロなどが酸味が強いとされ、低地で栽培されるブラジルやマンデリンなどが酸味が少ない産地と言われています。
酸味が少ないコーヒーを探す時には産地にも注目するといいですよ。
より大きな地域ごとの特徴をタブでまとめています。クリックすると詳細が見れます
苦みと深いコクが特徴。いつもと違うコーヒーを飲みたい方におすすめです。
代表的な銘柄はインドネシアの「マンデリン」。
苦みが強く、深いコクが感じられます。また香辛料のような独特な香りも魅力でしょう。
そのため、少しクセのあるコーヒーを試したい際や、普段からミルクや砂糖と一緒に飲んでいる方などの甘党の方にもおすすめです。
焙煎度の違い

コーヒーに酸味が出る理由として焙煎度の違いもあります。
より生豆に近い状態の浅い焙煎度であればあるほど酸味が残り強く感じます。
一方深煎りに近づくにつれて酸味は和らぎ、苦味成分が増えていきます。
酸味の少ないコーヒーを探している時は深煎りを選んでみるといいでしょう。
ライトローストとシナモンローストは、浅煎りの焙煎度合いになります。
黄色から茶色へと変化する程度の焙煎度合いです。
コーヒーの風味はかなり弱い状態。
中煎りはミディアムローストとハイローストです。
この状態では茶褐色とまだ色は薄いものの、軽やかな風味を楽しめます。
特にハイローストは深煎りに近いため、コクと若干の苦味がありながら飲みやすいのが特徴です。
- シティロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
以上の順番で焙煎度合いは増していきます。
シティローストは最も人気な焙煎度合い。
苦みやコク、甘みのバランスが丁度よいのが特徴で、カフェで提供されるコーヒーもシティローストが多いです。
イタリアンローストになると、コーヒー豆の見た目はほぼ真っ黒です。
味もかなり濃く、味わいも濃厚になります。
酸味の少ないコーヒーを選ぶ時のポイント

酸味の少ないコーヒーを選ぶ時のポイントは以下の通りです。
- 焙煎度
- 産地
- 淹れ方
焙煎度
酸味の少ないコーヒーを選ぶ時は焙煎度に注目しましょう。
コーヒー豆は焙煎度が深煎りに近づくにつれ酸味が減り苦みが増します。
酸味の少ないコーヒーが好きな場合は浅煎りより深煎りを選ぶようにすると酸味をおさえた味わいを楽しむことができます。
産地
酸味の少ないコーヒーを選ぶ時には産地もポイントです。
低地で栽培される、ブラジルやマンデリン、メキシコ、ペルーなどは光合成が早いことにより酸味が少なくなります。
上記の産地がブレンドされているようなコーヒー豆は酸味の少ないコーヒーには多いので、選ぶ時の目安にするといいですよ。
淹れ方
酸味の少ないコーヒーを選ぶときには淹れ方にも注意しましょう。
コーヒーを抽出するときに高めの温度のお湯で長時間抽出しているものは苦みが強く、酸味が少ないです。
一方低い温度のお湯でコーヒーを抽出すると酸味が強く出る傾向にあります。
自宅で淹れるときには注意してみてくださいね。
カルディで酸味の少ないおすすめコーヒー10選!
では先程紹介した選び方をもとに、カルディで販売している酸味の少ないコーヒーを10選紹介します。
酸味や産地などもまとめているので購入するときの参考にしてみてください。
| NO | 商品名 | 種類 | 焙煎度 | 産地 | 淹れ方 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | イタリアンロースト | ブレンド | 深煎り | ブラジル、コロンビア | ホットとアイスの両方が可能 |
| 2 | モーニングブレンド | ブレンド | 深煎り | ブラジル、コロンビア | 短時間で淹れることで苦みがまろやかに |
| 3 | リッチブレンド | ブレンド | 深煎り | ブラジル、コロンビア他 | 短めの抽出が美味しい |
| 4 | マンデリン | ストレート | 中煎り | アジア・オセアニア | 熱めのお湯で長時間かけて抽出して酸味を少なく |
| 5 | スペシャルブレンド | ブレンド | 中深煎り | ブラジル、コロンビア他 | 熱めのお湯で長時間かけて抽出して酸味を少なく |
| 6 | バードフレンドリーグアテマラロースト | ストレート | 深煎り | 中米 | ホットもアイスも美味しく飲める |
| 7 | バードフレンドリー エチオピアモカ | ストレート | 深煎り | アフリカ・中東 | 熱めのお湯で長時間かけて抽出し酸味をマイルドに |
| 8 | エスプレッソブレンド | ブレンド | 深煎り | ブラジル・インドネシア他 | エスプレッソでカフェラテにすると美味しい |
| 9 | ドイトンブレンド | ブレンド | 中深煎り | ブラジル・タイ | ミルクと合わせると美味しい |
| 10 | マンデリンフレンチ | ストレート | 深煎り | アジア・オセアニア | 短時間で抽出してマイルドに |
詳しい調査・検証内容
検証項目
コーヒー豆研究所では、コーヒーの美味しさを以下の5つと定義し、各商品をレビュー・判断(スコアリング)しています。
- 苦味
- 酸味
- コク
- 香り
- 甘み
週に3回以上コーヒーを飲む「コーヒー好き」なモニターが、上記の5項目についてそれぞれ「とても満足:5」〜「とても不満:1」の5段階で評価しました。
各項目の評価平均(小数点を含む)をもとに、以下の計算式で100点満点のスコアに換算しています。
最終スコア(100点満点)= 各モニターの5項目の合計点 ÷ 最大点(25点) × 100
たとえば、モニター1名の評価が「苦味:4」「酸味:4」「コク:5」「香り:4」「甘み:5」だった場合、5項目合計は 22点/25点 となり、22 ÷ 25 × 100 = 88点となります。
このようにして、モニター全員分のスコアを平均し、最終スコアを算出しています。
編集部・代表による主観評価
味のスコアだけでは伝えきれない「体験価値」や「ブランド性」なども考慮するため、編集部および代表による主観的なブラインド評価も実施しています。
以下の5つの観点をもとに、編集部3名が5段階で採点。合計点(最大25点)を100点満点に換算し、平均値を「編集部スコア」として算出します。
- 香りの複雑さ
- 飲みやすさ
- 余韻(後味)
- パッケージの工夫
- ブランドのストーリー性
編集部3名による5項目の採点(最大25点)をそれぞれ×4倍し、100点満点に換算。その平均スコアが「編集部スコア」となり、総合スコアの5%として反映されます。
ユーザー評価に加えて、ブランド体験や設計の工夫まで含めた多角的な評価を実現しています。
追加で確認している項目
以下の項目についても、コーヒーの美味しさを左右する要素として重要であると考え、検証時に合わせて確認しています。
- コーヒー豆の鮮度
- 焙煎度合い・技術
- 産地
- 欠点豆の割合
ただし、これらはスコアの算出には含めておらず、参考情報として扱っています。
検証器具


今回使用したコーヒー器具は全自動コーヒーマシンとして人気の「Panasonic NC-A57」。
コーヒー豆を約20g(2カップ分)使い、リッチモードでホットコーヒーのマグカップ1杯分(134ml)を抽出。
味のレビューにおける公平性を保つため、抽出方法の統一に努めています。
より詳細な商品レビューポリシーは、下記のページに記載しているのでご参照ください。
順番に解説します。
1. 定番の深煎りブレンド「イタリアンロースト」

- ホットとアイスの両方楽しめる
- カルディ商品の中で1番酸味が少ない
- 苦みが強い
カルディの定番商品であるイタリアンローストはカルディ商品の中で最も酸味の少ない商品です。
ブラジルやコロンビア産のブレンドなっており、バランスのいいコーヒー豆になっています。
| 商品名 | イタリアンロースト |
|---|---|
| コーヒーの種類 | ブレンド |
| 焙煎度 | 深煎り |
| 産地 | ブラジル、コロンビア |
| 淹れ方 | ホットとアイスの両方が可能 |


2. 目覚め1杯に「モーニングブレンド」

- 飲みやすいコーヒー
- 後に引かないキレのいい苦み
- コクが少ない
モーニングブレンドは朝の目覚めにぴったりなキレのあるコーヒーです。
深煎りの小おば恣意香りと苦みをしっかりと感じられる味で、酸味は少ないです。
| 商品名 | モーニングブレンド |
|---|---|
| コーヒーの種類 | ブレンド |
| 焙煎度 | 深煎り |
| 産地 | ブラジル、コロンビア |
| 淹れ方 | 短時間で淹れることで苦みがまろやかに |


3. 重厚感のある苦み「リッチブレンド」

- 酸味が少ない
- ミルクに合う
- 苦みが強い
リッチブレンドは酸味が少なく、苦みとコクが際立つコーヒーです。
しっかりとコクと苦みがあるので、ミルクとあわせて飲むのもおすすめです。
| 商品名 | リッチブレンド |
|---|---|
| コーヒーの種類 | ブレンド |
| 焙煎度 | 深煎り |
| 産地 | ブラジル、コロンビア他 |
| 淹れ方 | 短めの抽出が美味しい |


4. 野性的な香り「マンデリン」

- 濃厚なコクと苦み
- 爽やかな香りを感じる
- 酸味を少し感じる
マンデリンは強い香りと苦みを感じる飲み応えのあるコーヒーになっています。
酸味は感じますが濃厚なコクがあわさって味に深みが出ます。
少しの酸味であれば大丈夫、という方にはおすすめのコーヒーです。
| 商品名 | マンデリン |
|---|---|
| コーヒーの種類 | ストレート |
| 焙煎度 | 中煎り |
| 産地 | アジア・オセアニア |
| 淹れ方 | 熱めのお湯で長時間かけて抽出して酸味を少なく |

5. バランスのいい味わい「スペシャルブレンド」

- バランスのいいコーヒー
- 深みのある味わい
- 酸味を感じる
スペシャルブレンドはカルディで人気の「マイルドカルディ」に苦みや複雑さを加えて深みのある味にしたコーヒーです。
マイルドカルディにインドネシア産の豆を追加することによって力強さが加わり飲み応えのある仕上がりになっています。
ブラックコーヒー、ミルクとあわせたコーヒーのどちらも美味しく楽しめますよ。
| 商品名 | スペシャルブレンド |
|---|---|
| コーヒーの種類 | ブレンド |
| 焙煎度 | 中深煎り |
| 産地 | ブラジル、コロンビア他 |
| 淹れ方 | 熱めのお湯で長時間かけて抽出して酸味を少なく |


6. 甘くほろ苦い味わい「バードフレンドリー グアテマラダークロースト」

- ナッツのような風味
- 苦みと深いコクのある味わい
- コーヒーの風味が弱い
バードフレンドリー グアテマラローストは、ナッツ感のあるコーヒーです。
酸味とコクのバランスがよく、苦すぎないのでコーヒー初心者の方にもおすすめです。
| 商品名 | バードフレンドリーグアテマラロースト |
|---|---|
| コーヒーの種類 | ストレート |
| 焙煎度 | 深煎り |
| 産地 | 中米 |
| 淹れ方 | ホットもアイスも美味しく飲める |
7. 紅茶のような上品な香り「バードフレンドリー エチオピアモカ」

- 紅茶のような上品な香りを楽しめる
- 酸味を感じる
バードフレンドリー エチオピアモカは紅茶のような華やかな香りを感じられるコーヒーです。
ダークチェリーのような風味があり、酸味を少し感じますが、コーヒーの香りも芳醇です。
香り高いコーヒーが好きな方にはおすすめのコーヒーです。
| 商品名 | バードフレンドリー エチオピアモカ |
|---|---|
| コーヒーの種類 | ストレート |
| 焙煎度 | 中深煎り |
| 産地 | アフリカ・中東 |
| 淹れ方 | 熱めのお湯で長時間かけて抽出し酸味をマイルドに |
8. 苦みとキレを味わえる「エスプレッソブレンド」

- 芳醇なアロマを感じられる
- 酸味が少ない
- 苦みが強い
カルディの中でも苦みが強く、深煎りが好きな方は好きなコーヒーです。
苦みに隠れて酸味はあまり感じず、ミルクとよく合うコーヒーになっています。
| 商品名 | エスプレッソブレンド |
|---|---|
| コーヒーの種類 | ブレンド |
| 焙煎度 | 深煎り |
| 産地 | ブラジル・インドネシア他 |
| 淹れ方 | エスプレッソでカフェラテにすると美味しい |
9. まろやかな味わい「ドイトンブレンド」

- まろやかな味わい
- バランスが良く飲みやすい
- 酸味を感じる
ドイトンブレンドはタイ北部のドイトンコーヒーをブレンドし、ナッツのような風味とコクが楽しめるコーヒーです。
深煎りで苦みは感じますがまろやかな口当たりが特徴的です。
飲んだ後に酸味が広がりますが、すっきりとしているため苦手な方でも飲みやすいです。
| 商品名 | ドイトンブレンド |
|---|---|
| コーヒーの種類 | ブレンド |
| 焙煎度 | 中深煎り |
| 産地 | ブラジル・タイ |
| 淹れ方 | ミルクと合わせると美味しい |
10. 力強い苦み「マンデリンフレンチ」

- 酸味が少ない
- 苦みが強い
マンデリンフレンチはインドネシア産のコーヒーを深煎りすることで力強い味わいを楽しむことができます。
苦みが強い分酸味が少ないです。
スモーキーな香りがガツンとくるので、深煎り好きにおすすめのコーヒーです。
| 商品名 | マンデリンフレンチ |
|---|---|
| コーヒーの種類 | ストレート |
| 焙煎度 | 深煎り |
| 産地 | アジア・オセアニア |
| 淹れ方 | 短時間で抽出してマイルドに |


酸味が少ないコーヒーを楽しむ方法

続いて酸味が少ないコーヒーを楽しむ方法を紹介します。
豆を選ぶときはもちろんですが、ちょっとした方法で酸味を最小限におさえてコーヒー本来の味を楽しむことができます。
保管方法に気をつける
コーヒーは劣化すると酸化してすっぱくなってしまいます。
酸化を防ぐためには保管方法が大切です。
未開封であれば賞味期限内に開けるようにすると品質はあまり落ちることはありません。
開封した場合はできるだけ早めに飲むことをおすすめします。
飲み切るのが難しい場合は密閉容器に移してなるべく空気に触れないように保管しましょう。
コーヒーを淹れる温度
92度〜96度くらいの高温のお湯でコーヒーを抽出すると、酸味が抑えられます。
逆に低い温度で淹れると酸味が際立つようになるので、高温のお湯を使うようにしてくださいね。
挽き方
コーヒーの酸味をおさえるには、コーヒー豆を細かく挽くようにしましょう。
細挽きにすると苦みやコクが強調されて酸味が少なくなりますよ。
カルディの酸味の少ないコーヒーによくある質問
- カルディで酸味の少ないコーヒーを買いたい時はどうすればいい?
-
店頭ならスタッフに相談するとより好みに近い酸味の少ないコーヒーを買うことができます。
オンラインならカルディの商品ごとの表を活用して酸味が少ないものを選んでみてください。
- コーヒー豆を粉にしてもらっても酸味の少ないコーヒーを楽しめる?
-
カルディではコーヒー豆を粉にしてくれるサービスもありますが、自宅にミルがあるなら粉にしないほうがより酸味の少ないコーヒーを楽しめます。
粉より豆のほうが空気と触れ合う面積が少なく、酸化を防ぐことができますよ。
- カルディのコーヒー豆はオンラインで買える?
-
カルディにはオンラインショップがあり、コーヒー豆を購入することができます。
近くにカルディの店舗がない場合はオンラインショップで購入してみてくださいね。
カルディで酸味の少ないコーヒーを楽しもう!

いかがでしたか?
本記事で重要なことをまとめると以下の通りです。
- カルディには酸味の少ないコーヒーもある
- 深煎りなら酸味の少ないコーヒーが多い
- おすすめは「イタリアンロースト」
- 酸味の少なさにはコーヒー豆の出産地も関係している
カルディにはたくさんコーヒーの種類がありますが、酸味の少ないコーヒーもたくさんあります。
自分好みのコーヒーを探してお気に入りを見つけてみてくださいね。



















