コーヒーって飲むと歯が黄ばむの?
コーヒーを飲むと歯に着色する原因って何?対策方法が知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- コーヒーを飲むことによる歯の着色原因
- 歯の黄ばみ対策
- 歯を白くする方法
- 歯の黄ばみが与える印象
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
コーヒーを飲むと歯が黄ばむ
結論、コーヒーを飲むと歯が黄ばみます。
コーヒーが大好きで毎日のように飲むという人もいますよね。
かくいう私もその1人です。
しかしある日何気なく鏡を見てこんなことを思いました。
なんか歯が黄色い・・・?
コーヒーを飲むと歯が黄ばむ、と昔から言われていましたが、本当だったんだという気持ちになりました。
白い歯は健康的で美しいイメージですが、黄ばんだ歯はあまり見せたくないなと思ってしまいました。
調べてみると、「コーヒーのせいで歯が黄ばんだ」「コーヒーは大好きだけど歯が黄色くなるのが嫌だからせめて1日1杯だけにしてる」などという意見も。
やはり気にしている人は多いのです。
コーヒーを飲むことで起こる歯の着色原因
コーヒーを飲むとなぜ歯が黄ばんでしまうのでしょうか。
それはずばり「ステイン」という物質が原因です。
食物に含まれるポリフェノールやタンニンという物質が、歯の表面を覆っているペリクルという唾液成分とくっついてステインになります。
色の濃い食べ物や飲み物、ポリフェノールが多いものを摂取することで歯がどんどん着色汚れが蓄積され、目に見えるようになってくるんですね。
原因になると言われている食べ物や飲み物ってなんなんだろう?
着色しやすい飲み物・食べ物
- カレー、チョコレートなど色の濃い食べ物
- プルーン、ブルーベリー、ブドウなどポリフェノールの多い食べ物
- コーヒー、ココア、紅茶、赤ワインなどポリフェノールの多い飲み物
ポリフェノールには抗酸化作用があり、有害な物質を無害な物質に変えてくれる優れた効果がありますが、こんなデメリットがあるんですね。
歯の黄ばみが気になる人は、上記のようなものを摂り過ぎないように注意しましょう。
また、他に黄ばみの原因とされるものとしてタバコのヤニ、加齢などがあります。
ヤニはステインより吸着力が強いので特に注意が必要ですよ。
たばこはデメリットでしかないね…。
コーヒーを飲むことで起こる歯の黄ばみ対策4選
歯が黄ばむのは嫌でも、大好きなコーヒーを我慢するのも嫌ですよね。
コーヒーを飲んだとしても、歯に着色汚れがつかないようにする方法があります。
まとめると以下のとおりです。
- 飲み終わったら早めに歯を磨く
- ブラッシングの仕方に気を付ける
- 歯磨き粉はホワイトニング効果を謳っているものを使う
- 歯科医院でクリーニングしてもらう
順番に解説します。
1. 飲み終わったら早めに歯を磨く
やはり1番大事なのはステインを歯に付着させないことです。
飲む前に水を1杯飲み、コーヒーを飲み終わったらなるべく早めに歯を磨いて対策をとりましょう。
状況によって歯を磨くことが難しい場合は、口をゆすぐだけでも効果があります。
また、ガムを噛んだり、舌を動かしたりすることで唾液の分泌量を増やすのもおすすめです。
簡単なことだけど、これをやるのとやらないのじゃ結構違いが出るよ。
2. ブラッシングの仕方に気を付ける
歯の磨き方にも気を配る必要があります。
歯の表面にブラシの毛先を真っすぐに当て、毛先が開かない程度の力でブラッシングするのがポイントです。
歯がステインで汚れていると思うと、つい強い力でゴシゴシ磨いた方が汚れが落ちる気がしますよね。
ですがそれはかえって逆効果。
歯の表面や歯茎を傷つけるだけでなく、汚れが落ちにくくなっていますんです。
また、歯ブラシを水で濡らしてから使うのは実はNG。
せっかくの歯磨き粉の有効成分が流れ落ちやすくなってしまいますよ。
実際に試してみているけど、歯を傷つけないように軽く磨くこともポイントだね!
3. 歯磨き粉はホワイトニング効果を謳っているものを使う
市販のホワイトニング用歯磨き粉にはステインを落としたり、着色汚れを防いだりする効果が期待できます。
ステインが気になるなと思ったら、こちらの成分が入っている歯磨き粉を使うと効果的です。
- ポリリン酸ナトリウム
- ヒドロキシアパタイト
- 無水ケイ酸
- 炭酸カルシウム
また、清掃剤(研磨剤)入りのものはその分汚れを落とす力も強いですが、使いすぎると歯の表面が傷ついてしまいより汚れがつきやすくなってしまいます。
どうしても気になる汚れがある時だけ使うか、週に1~2回など使用する回数を絞って使いましょう。
4. 歯科医院でクリーニングしてもらう
歯磨き粉では落としきれない汚れは、歯医者に行ってクリーニングしてもらえば綺麗に落ちることがあります。
やはり歯のことは歯の専門家に任せるのが1番安心だし効果的ですよね。
ついでに歯石を取り除いてもらったり、虫歯がないかチェックしてもらったりして歯を健康に保つことをこころがけましょう。
コーヒーで着色してしまった歯を白くする方法6選
先程紹介した方法では、ステインの予防はできますが歯を白くすることは難しいです。
実際に黄ばんでしまった歯を綺麗な白い歯に戻すには、相応の時間やお金が必要になってきます。
「それでもやはり健康的な歯に戻りたい!」という人は、以下の方法を試してみてください。
まとめると以下のとおりです。
- 効果の高い歯磨き粉を使う
- 歯のマニキュアを使う
- 歯の消しゴムを使う
- ホワイトニングテープを使う
- ホームホワイトニング
- オフィスホワイトイング
順番に解説します。
1. 効果の高い歯磨き粉を使う
通販サイトなどで売られているホワイトニング効果がより高い歯磨き粉を使えば、着色汚れや歯石の分解に有効な場合もあります。
実際に使って歯が白くなったという口コミも。
ただ、このような商品全般に言えることですが、効果の表れ方には個人差があります。
「目に見えて白くなった!」という人もいれば、「歯の表面がつるつるになったけど、白くはならなかった」なんていう人もいるので、使ってみなければ分からないし、確実性があるわけではないというデメリットがあります。
とはいえ歯磨き粉を買うだけなのでお手軽ですし、誰でも簡単に試せるのでやってみる価値はあると思います。
「オーラパールプラス」がおすすめ
パール成分配合で、より輝く白い歯にしてくれます。
ホワイトニング効果が期待できるということですね
薬用歯磨き剤となっていて、これ1本で純白な歯に近づけてくれます。
具体的な効果をまとめると以下のとおり。
- 歯の美白
- 歯周病予防
- 口臭予防
- 知覚過敏症状の予防
製造している会社は、製薬会社「全薬グループ」のため、安心安全でしょう。
また最大約29%OFFなので今すぐに買うことをおすすめします。
2. 歯のマニキュアを使う
マニキュアは爪に色を塗る物ですが、なんと歯に使えるマニキュアが存在するんです。
使い方は同じで、歯に塗って色を白くするというものですよ。
綺麗に歯を磨いた後、1度歯や歯茎を乾燥させてからムラにならないように気を付けてぬっていきます。
手っ取り早く歯を白くすることができますが、もちろん表面に色を塗っただけなので根本的な解決にはなりません。
不器用な人だと白さもばらばらになって余計気になる結果になってしまう可能性もありますし、マニキュアなのではがれてしまえば元通りです。
何か事情があって短期間だけでも歯を白くしたいという人には、費用もお手頃で良いかもしれませんね。
3. 歯の消しゴムを使う
2ではマニキュアでしたが、お次は消しゴムです。
まず研磨剤を歯に塗り、次に消しゴム状のアイテムを使って歯を白くしていきます。
市販のものや歯医者で売っているものなど種類はさまざまなので、気になる方はチェックしてみてください。
自分で簡単にできるという利点がありますが、やりすぎてしまうと歯の表面が傷ついてしまうので注意が必要ですよ。
4. ホワイトニングテープを使う
海外製のホワイトニングテープを使えば、自宅にいながら歯を白くすることができます。
その名の通りテープ状になっていて、歯の表面に張り付け一定時間たったら剥がし、口の中をゆすいで終了です。
終わった後1~2日は歯に色が付きやすい状態になっているので、色の濃い飲食物を口にするのはやめましょう。
手順は簡単ですが、テープの貼り方が雑だと仕上がりにムラができてしまいますし、知覚過敏の方や虫歯がある場合は痛みが出てしまうことも。
また、海外製品しか売られていないので、使う際は自己責任で購入・使用することになるのでその点も注意してください。
5. ホームホワイトニング
歯科医師の指示を受け、ホワイトニング用品を持ち帰って自宅で行うホワイトニングをホームホワイトニングと言います。
歯医者で自分の歯型のマウスピースをつくってもらい、そこに過酸化尿素という薬剤を入れて1日数時間装着するというものです。
歯医者で行うホワイトニングに比べ効果が表れるのには少し時間がかかりますが、ずっと続けていけばどんどん歯が白くなっていきますよ。
6. オフィスホワイトイング
5に対し歯医者で行うホワイトニングのことをオフィスホワイトニングと言います。
過酸化水素を用い、光を当てて歯を白くしていくという方法で、1~3回で効果が実感できるほど白くなりますよ。
短期間で確実にかつ綺麗に歯を白くしたい人にはオフィスホワイトニングが向いています。
ただし、歯の白さを保つには継続して通うことが必要になります。
歯の黄ばみが与える印象とは?コーヒーと上手く付き合おう
歯が黄色いと人からどんな印象を持たれるのでしょうか。
- 清潔感がない
- 老けて見える
- 身の回りのことにだらしがなさそう
- 歯を磨いていないのかなと思う
なかなか厳しい意見が多かったです。
歯の色も人それぞれ違いますし、気をつけていても歯を真っ白に保つのは難しいです。
それに大好きなものを我慢しすぎるのも体に毒です。
もちろん、印象が悪いとあとで苦労する羽目になるのは自分だということも頭に入れておきたいですよね。
上記で述べたような対策をとって、コーヒーも楽しみ自分の歯も清潔に保ちましょう。
コーヒーを飲んでいても歯の着色汚れは改善できる!
いかがでしたでしょうか?
コーヒーを飲むと歯が黄ばむ原因から対策方法まで完全解説しました!
今回の記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- コーヒーを飲むと歯が黄ばむ原因はステインにある
- 飲み終わったら早めに歯を磨くことが大切
- 効果の高い歯磨き粉を使うことも黄ばみを改善するには効果アリ
コーヒーを飲んでいても歯の着色汚れは改善できるので、是非今回紹介した方法や商品を使って試してみてください。