安いコーヒー豆は危険って本当なの?
なぜ危険なんだろう?コスパ高く買う方法を知りたい!
このような疑問や要望にお答えします。
- 安いコーヒー豆が危険な理由は、品評会に出ていない農園からコーヒー豆を買い取っているから
- コーヒー豆によってはカビ毒が発生していることがある
- 添加物を大量に使われている可能性がある
- 安いコーヒー豆・粉でも対策をすれば安全に楽しめる
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
では早速見てきましょう。
安いコーヒー豆は危険
安いコーヒー豆は危険ということを知っているでしょうか?
すべてが危険というわけではないのですが、中には危険な場合もありますし、注意しないといけないことがあります。
日々の生活の中で、以下のような場面でコーヒーを飲む機会が多い方もいるでしょう。
- リラックスしたいとき
- 気分転換したいとき
- なにか作業する前に
- 毎日のルーティンで
コーヒーと一言で言っても、安いコーヒー豆から高いコーヒー豆まで多くの種類があります。
安いコーヒー豆・粉の中でも、さら安いと感じるコーヒー豆・粉もあります。
その中で、どのコーヒーを選ぶかは人によって好みが違いますよね。
とは言え、買う人が高いと思う金額やあまりにも高すぎるとなかなか手が出ないですよね。
買ったとしても、毎日飲むためではなく、特別な日やお客さんが来られたときにしか飲まないかもしれません。
通常、1日に1杯や2杯と日ごろ飲むのであれば、安くてコスパの良いコーヒー豆・粉を選びたいという方が多いです。
ただあまりにも安すぎるコーヒー豆は、危険な場合があるので注意が必要ですよ。
安いコーヒー豆が危険な理由
なぜ安いコーヒー豆が危険なのか、その理由としてはなぜ値段が違い・安いのかということを考えると理由がわかります。
- 品評会に出ていない農園からコーヒー豆を買い取っている
- コーヒー豆によってはカビ毒が発生していることがある
- 添加物を大量に使われている可能性がある
安い理由は品評会に出していないような農園に、収穫前に価格を決めて買い取る先物という方法で買っているからです。
※品評会とはコーヒーの品質を決めるような会のこと。
「一見、なにが安い要因なの?」と思いますよね。
先物という方法は、先に価格を決めてどのような状況であってもその値段以上にもならず、以下にもならない買い取り方です。
決められた価格で、余裕が出るほどの金額であればなにも言うことはありませんよね。
ただコーヒー豆を育てるためには、整った環境が重要です。
植物を育てるときなども、肥料が必要だったり、準備が必要だったりしますよね。
それよりも環境が重要なコーヒーでは、費用がかかります。
そして、コーヒー豆を栽培するまでには、現地の方の努力があって私たちのよく飲むコーヒーができます。
なにかを作るときには必ず費用がかかりますが、使った分だけ費用が支払われるならなにも言うことはないでしょう。
ですが、決められた価格で買い取られているのでその価格内でコーヒー豆を育てないといけない。
ということは、費用が足りないからと、できることも限られるということもあるということです。
コーヒー豆の相場などを知りたい方は、こちらの「【保存版】コーヒー豆の値段相場は?一覧からコスパ抜群の豆まで紹介」記事をチェック。
カビが生えてしまうこともある
その他、コーヒー豆が安いからという理由だけではありませんが、中にはカビが生えてしまうこともあるので、注意が必要。
カフェインを除去したデカフェは、普通のコーヒー豆よりも特にカビが発生しやすいようです。
このカビは「カビ毒」とも言われますが、カビ毒が私たちのカラダの中に入ってしまうと脳に炎症を起こしてしまうことがあります。
そして、最近は添加物をあまり使用されなくはなりましたが、添加物が大量に使われているということも言われていました。
まだ使用されていることもあるので、安いコーヒーを選ぶのであれば添加物が使われていない豆を選ぶといいですよ。
カビについては以下の記事を参考にして下さい。
安くてコスパ高いコーヒー豆・粉を買う方法
安いコーヒー豆は危険とは言われることはありますが、安いコーヒーは飲まない方がいいのかと言えばそのようなことはありません。
安いコーヒー豆・粉を安心して楽しむ対策としては、次のことが挙げられます。
- カビ毒がないかを専門的に検査してもらう
- コーヒー生豆を自分でハンドピック(手で仕分け)して焙煎する
- 信用できるお店でコーヒー豆・粉を買う
一番安心して買えるのは、検査をしてもらうことですが、安いコーヒー豆・粉を買って検査してもらうとなると、お金もかかりますし時間もかかり大変です。
例えば、今飲みたいのにその豆が安全かどうかを知るために検査に出したり、スーパーなどでコーヒー豆を買って、そのコーヒーが安全かどうか検査に出したりするという方はいませんよね。
また、自分で生豆から焙煎するというのも検査してもらうよりも安く済み、早いですが見分けて焙煎してと手間がかかります。
この2つは対策としては挙げられますが、なかなか素人ではできないことも多いですし、これではコーヒーを飲みたいだけなのに気軽に飲めなくなってしまいます。
信頼できる場所で買う
一番ベストな対策とすれば、自分が信頼できると思うお店(通販でもOK)で買うことでしょう。
素人が簡単に判断できることではなく、知識がなくてはわからないこともあります。
そこで、購入するのであれば、コーヒーショップや専門店がおすすめです。
ただ、専門店で買うとなると高くなってしまうこともあるので、安く買いたい・自由に選んで買いたいという場合には買いやすい場所はスーパーです。
他の買い物ついでに見ることができるので、実際に手に取って、コーヒーを選ぶといいですよ。
このように、コーヒー豆・粉の選び方はありますが、コーヒー豆や粉を買うと豆を挽いたり、お湯を注ぐ手間がかかります。
コーヒー専門店はコスパ高い
最も一番安くて・淹れ方も簡単・コスパの高いのはコンビニやファミレスのコーヒー、カルディなどの専門店かもしれません。
コンビニやファミレスのコーヒーは、薄くてまずいとも言われることもあります。
お値段も喫茶店やカフェなどに比べると安いですよね。
とは言え、薄くてまずいから安いコーヒーかと言えば、そうとも言えません。
コーヒー豆のコスト削減で、コーヒーショップよりも細かく豆を挽いているだけです。
安いコーヒー豆とも言い切れないね
この他コーヒーのおすすめランキングを知りたい方は「【2023年】本当に美味しいおすすめの人気コーヒー豆ランキング31選」記事をチェック!
安いコーヒー豆は危険だが対策をすれば大丈夫!
いかがでしたでしょうか?
安いコーヒー豆は危険なのか、その理由とコスパ高く買う方法を紹介しました。
安いコーヒー豆が危険な理由としては、次のことが挙げられます。
- 品評会に出ていない農園からコーヒー豆を買い取っている
- コーヒー豆によってはカビ毒が発生しやすいことがある
- 添加物を大量に使われている可能性がある
安いコーヒー豆を買って検査してもらったり、自分で生豆から焙煎したりするのもいいですが、一番ベストな方法は自分が安心して買える場所で買うことです。
安いコーヒー豆は危険と言われることもありますが、コスパ高いコーヒー豆・粉を買うなど対策することでおいしく飲めて問題はありませんよ。
でもどこがおすすめの購入場所なのかわからない…という方には「【決定版】コーヒー豆の通販おすすめ人気ランキング17選!専門家が厳選」記事がおすすめ!