コーヒー豆は色々な特徴があるけど、どれがどれだかわからないよ…。
表で一覧で見たいな…!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
種類が豊富でそれぞれに違いのあるコーヒー豆。
わかりやすい特徴とは一体なんでしょうか?
産地別の味の違いや、淹れ方で変わる味の違い、コーヒー豆を選ぶときのポイントをまとめて紹介しています。
- コーヒー豆はアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種によって特徴に違いが出る
- コーヒー豆は産地によっても特徴に違いが出る
- コーヒー豆はペーパードリップやマシンによる淹れ方の違いによっても特徴が変わる
- 豆を購入する選び方のポイントは3つある
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
種類の違いによるコーヒー豆の特徴
コーヒー豆の特徴は種類によって大きく変化してきます。
コーヒー豆の種類に関しては、大きく分けて3つあります。まとめると以下の通り。
- アラビカ種
- ロブスタ種
- リベリカ種
「コーヒーの三大原種」とも呼ばれています。
1つ1つその特徴を解説していきます。
コーヒー豆は大きく分けて3種類あるんだね!それぞれの特徴を見ていこう!
アラビカ種の特徴
アラビカ種の特徴として、花のような甘い香りを持つことが挙げられます。
米にはインデアカ米とジャポニカ米があるように、コーヒーにも品種があります。
今の世界のコーヒー豆生産の6割弱がアラビカ種と言われています。
つまり、生産されているコーヒー豆の多くは圧倒的にアラビカ種が多いのです。
アラビカ種は酸味が強いことでも有名です。
原産地としてはアフリカのエチオピア。
しかし標高1000~2000mの熱帯高地での栽培に適しているため、栽培には大変な手間と時間がかかってしまうのがデメリットです。
また霜や乾燥、病害虫などにも弱く栽培が難しい品種でもあります。
アラビカ種から派生した種類
同じアラビカ種とは言うものの、そのアラビカ種の中にもいくつかの種類があります。
したがって、味と香りは微妙に異なってきます。まとめると以下の通り。
以上の10つになります。
風味の点で言えばティピカ種&ブルボン種が香りの質・コク・飲みやすさの点で優れています。
しかし収穫量が少ないため、生産性がありません。
低木で手入れがしやすく収穫量の多いカツーラ種、カツアイ種とムンドノーボ種が主流になっています。
近年ではゲイシャ種も注目を浴びており、コーヒーとは思えないような華やかで香水のような香りや、甘さのある酸味がとても人気となっているのです。
しかし高価なものが多く、取り扱っているお店も限られているためなかなか飲むタイミングが見つけ辛いのが難点。
ぜひ機会があれば一度は飲んで欲しい種類のコーヒー豆です。
ロブスタ種の特徴
ロブスタ種は単体では飲まれないですが、独特の香りと強い苦味のある味わいからブレンド用として使われることが多く、パンチのある味わいを引き出させてくれます。
またアラビカ種が病弱で神経質なのに対して、ロブスタ種は病害虫に強いです。
低地でも栽培可能であり、「アラビカ種」よりずっと安価です。
可溶性固形分が多いため、インスタントコーヒーや缶コーヒーやアイスコーヒー、水出しコーヒーバッグにもよく使われています。
※可用性固形物とは、ジュースの特徴を示す指標の一つ。20℃における糖度の固形物量にして表示するものです。
つまり、ロブスタ種は豆が少量でもよく抽出されることを意味します。
濃い味を摘出したいのであれば、ロブスタ種配合が一番の近道とも言えるでしょう。
ストレートで飲むのはNG
コーヒー豆のお店によってはブレンドに2~3割ほど配合して販売しているところがあります。
しかし、なぜブレンドだけに使われるのでしょうか?
その理由は「ロブスタ種」をストレートで飲んでしまうと、ロブスタ種特有の「泥臭さ」が出てしまうため。
深めの焙煎にすると多少香ばしさはある程度出ますが、変な刺激的な苦みが強く、全部が偏った感じに仕上ってしまいます。
しかし2割程度の配合に抑えることができれば、あまりロブスタ種の味が目立つことはありません。
むしろ低価格に抑えるためとしては最適なのです。
またカフェイン量はアラビカ種の2倍と言われています。
カフェインの効果に関して詳しく知りたいという方はこちらの記事を参考にしてみてください。
リベリカ種の特徴
リベリカ種の味はアラビカ種とは全く違っています。
「酸味が少なく苦みが多いので濃くておいしい」もしくは「口に合わない」と飲んだ人によって評価が分かれています。
またリベリカ種は栽培条件があまり厳しくなく、標高が高くない平地でも栽培することが可能です。
気温&湿度などの栽培条件も厳しくはありませんが、さび病には弱いのがデメリット。
またコーヒーチェリーが成熟するまでに時間がある程度必要です。
コーヒーノキの長さは高くて収穫が大変であることや、アラビカ種に比べるとどうしても味が劣ってしまうことから生産量はどうしても低くなってしまいます。
その他にコーヒーも豆の大きさにばらつきがあり、均等に焙煎しにくいなどのデメリットは多いのです。
世界全体のコーヒー流通量の1%以下
今では研究の対象としてリベリカ種が使われていることが多いため、将来的には、交配などでより品質の高いリベリカ種のコーヒー豆の生産ができる可能性もあるのでまだ希望を捨てるのは早いでしょう。
アフリカのリベリアが原産地ですが、実際は世界全体のコーヒー流通量の1%以下の生産性しかないのが現状です。
ヨーロッパでの消費が多いため、日本で見ることはほぼありません。
世界のコーヒー豆の特徴
それでは、続いて世界のコーヒー豆の特徴について解説していきます。
生産地が異なればもちろん、味や風味も変わってきます。
そのため、世界で飲まれているコーヒー豆7選とその特徴をお伝えします。まとめると以下の通り。
- モカ(イエメン、エチオピア)
- ブラジル
- ブルーマウンテン(ジャマイカ)
- コナ(ハワイ島)
- キリマンジャロ(タンザニア)
- ジャワコーヒー(インドネシア)
- ケニア
1つ1つ解説していきます。
モカ(イエメン・エチオピア)
モカ(イエメン・エチオピア)の特徴としては香りがあり、独特の酸味を持っています。
また一番古いブランドでもあります。
イタリアなどではコーヒーのことを「モカ」と呼びます。
イエメン産では「マタリ」、エチオピア産では「ハラー」「シダモ」などが有名です。
ブラジル
ブラジルのコーヒー豆の特徴としては香りの甘さがスッキリしていて、酸味・コク・苦みともにバランスが良いことです。
比較的安価であるため、ブレンドのベースとして多く使用されます。
ブルーマウンテン(ジャマイカ)
心地の良い香りを持ち、バランスの取れた味わいと軽い口当りと滑らかなのどごしが特徴的です。
最高級品質のコーヒー豆とも言われています。
ジャマイカで生産されるコーヒー豆のうち、ごく一部の産地のコーヒー豆がブルーマウンテンというブランドが付けられています。
またその中でも更にランク付けされています。
コナ(ハワイ島)
コナ(ハワイ島)のコーヒー豆の特徴としては非常に強い酸味とコク・風味を持つことです。
ブレンドに使用すると良質な酸味が出てきます。
ブルーマウンテンに次ぐブランドであり、高価でもあります。
キリマンジャロ(タンザニア)
タンザニア産コーヒー豆の日本での呼称です。
キリマンジャロ(タンザニア)の特徴は強い酸味とコクです。
深い焙煎度合いでは上品な苦味主体で浅煎りから中煎りと異なった風味が楽しめるでしょう。
ジャワコーヒー(インドネシア)
ジャワ島産の主にアラビカ種コーヒーを示しています。
さび病と経済恐慌で産地が大打撃を受け、それ以降は産出量が少なくなってしまいました。
現在で入手できるものは、味わいが丸くマイルドな味です。
ケニア
ケニア産コーヒー豆は、フルーツのような爽やかな風味が特徴です。
全体的に強い風味でバランスが良いのも特徴です。
ドイツなどのヨーロッパでは、タンザニア産とともに一般的な銘柄で、深めの焙煎が多いです。
世界のコーヒー豆ってたくさんの特徴と種類があるんだね!
コーヒー豆の特徴を表で見てみる
これまで話してきたコーヒー豆の特徴を表にまとめると以下の通りになります。
まずは種類別の特徴をまとめます。
アラビカ種 | 酸味が強く、花のような甘い香りが特徴 |
---|---|
ロブスタ種 | 独特の香りと強い苦味のある味わいが特徴 |
リベリカ種 | 酸味が少なく苦みが多いため濃いのが特徴 |
続いては産地別の特徴をまとめます。
産地別の特徴
モカ | 香りがあり、独特の酸味 |
---|---|
ブラジル | 香りの甘さがスッキリしていて、バランスが良い |
ブルーマウンテン | バランスの取れた味わいと軽い口当り、滑らかなのどごし |
コナ | 非常に強い酸味とコク・風味 |
キリマンジャロ | 強い酸味とコク |
ジャワコーヒー | 味わいが丸くマイルドな味 |
ケニア | フルーツのような爽やかな風味 |
より大きな地域ごとの特徴をタブでまとめています。クリックすると詳細が見れます
苦みと深いコクが特徴。いつもと違うコーヒーを飲みたい方におすすめです。
代表的な銘柄はインドネシアの「マンデリン」。
苦みが強く、深いコクが感じられます。また香辛料のような独特な香りも魅力でしょう。
そのため、少しクセのあるコーヒーを試したい際や、普段からミルクや砂糖と一緒に飲んでいる方などの甘党の方にもおすすめです。
是非この表を参考にしよう!
コーヒー豆は淹れ方でも味が変わる
コーヒー豆は同じ豆でも、不思議なことに淹れ方によっても味が変わってくるのです。
コーヒーには大きく分けて以下の4つがあります。
- ドリップ
- サイフォン
- フレンチプレス
- エスプレッソマシン
それぞれ見ていきましょう。
ドリップ
まずはドリップについて。
ドリップとは、挽いたコーヒー豆にお湯を注いで濾過することを指します。
ドリップは主に以下の3種類。
- ペーパードリップ
- ネルドリップ
- コーヒーメーカー
それぞれの違いも解説していきます。
ペーパードリップ
ペーパードリップは最も手軽に自宅で取り入れられるコーヒーの淹れ方です。
紙のペーパーフィルターを使用し、コーヒーの旨みを自分でお湯を注ぐことで抽出します。
ペーパーフィルターは豆の個性が感じられる上に、コーヒーの油分を取り除いて抽出するためすっきりとしたクリアな味わいに仕上がることが多いです。
最も手軽な抽出方法ですが、プロも使用する抽出方法なので奥深いものです。
ネルドリップ
ネルドリップはペーパーではなく、布のフィルターを使用した抽出方法です。
ペーパーフィルターとは反対で、コーヒーの油分も抽出するため、深みのある滑らかで柔らかい味わいに仕上がることが多いです。
ネルドリップはペーパードリップよりもコーヒーの風味にこだわって微調整できるため、よりコーヒーを極めたい方にもおすすめ。
ただし、衛生面の管理が難しくやや手間がかかってしまうのが難点でしょう。
コーヒーメーカー
ドリップ式と書かれたコーヒーメーカーは、ワンタッチでコーヒーを自動ドリップしてくれるものです。
ミル付きのものを選べば新鮮な豆から手軽に美味しいコーヒーが飲めたり、容量が大きめのものを選べば何回も飲みたい方も手間や時間をかけずに、すぐにコーヒーが飲めたりする便利さが魅力。
とても便利な反面、自分の好みやコーヒーの個性に合わせた調整がやや難しい印象です。
サイフォン
続いてサイフォン。
サイフォンはフラスコのような器具を使用して抽出します。
蒸気圧の原理を使用するため、抽出温度はやや高め。
そのため味わいとしてはドリップよりもしっかりとした深みのある風味に仕上がりやすいです。
見た目は化学の実験のようでとても楽しいです。
フレンチプレス
続いてフレンチプレス。
フレンチプレスもとても簡単にコーヒーを抽出できる器具です。
挽いた豆を入れ、お湯を注いでプレスするだけと手順がとても簡単。
簡単にできますが、フレンチプレスはコーヒーの油分もまとめて全部抽出するため、コーヒーそのままの味わいや濃厚な旨み、甘みを楽しめるのです。
コーヒーの粉も一緒に出てきてしまうので、最後の方は残してしまっても良いでしょう。
エスプレッソマシン
最後にエスプレッソマシン。
エスプレッソマシンは、圧力をかけて豆の旨みを素早く抽出する機械です。
エスプレッソマシンで抽出したコーヒーはエスプレッソと呼び、その濃厚な味わいは苦味が強いことが特徴。
ミルクとの相性も良いので、アレンジを楽しみたい方にもおすすめです。
ただし抽出手順がやや難しいことが難点。
コーヒー豆の特徴をおさえた選び方のポイント
コーヒー豆を選ぶために知っておきたいポイントは以下の3つです。
- 焙煎度合い
- 挽き方
- 飲み方
ただコーヒー豆の特徴を理解しただけではコーヒーを存分に楽しめません。
合わせてコーヒー豆を選ぶポイントも知っておきましょう。
それではそれぞれ解説していきます。
コーヒー豆の焙煎度合いは8段階
表にまとめるとこのような感じになります。
焙煎は焙煎時間によって色や味わい・香りが変化し、焙煎度は浅煎りから深煎りまで8段階に分かれます。
焙煎度が浅いと酸味を強く感じ、深いと苦味とコクが強くなります。
焙煎はコーヒーの美味しさを決める非常に重要な工程です。
コーヒー豆の美味しさを最大限に引き出す焙煎度合いや、抽出方法に合った挽き方についても知っておいた方が良いでしょう。
ライトローストとシナモンローストは、浅煎りの焙煎度合いになります。
黄色から茶色へと変化する程度の焙煎度合いです。
コーヒーの風味はかなり弱い状態。
中煎りはミディアムローストとハイローストです。
この状態では茶褐色とまだ色は薄いものの、軽やかな風味を楽しめます。
特にハイローストは深煎りに近いため、コクと若干の苦味がありながら飲みやすいのが特徴です。
- シティロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
以上の順番で焙煎度合いは増していきます。
シティローストは最も人気な焙煎度合い。
苦みやコク、甘みのバランスが丁度よいのが特徴で、カフェで提供されるコーヒーもシティローストが多いです。
イタリアンローストになると、コーヒー豆の見た目はほぼ真っ黒です。
味もかなり濃く、味わいも濃厚になります。
より詳しい焙煎のことは、以下の記事を参考にしてみてください。
コーヒー豆の挽き方5種
コーヒー豆の挽き方は5種類。
表にすると以下の通りです。
挽き方 | 形状 | 使用器具 |
---|---|---|
極細挽き | 粉糖のような見た目 | エスプレッソマシン |
細挽き | グラニュー糖と上白糖の間のような見た目 | ドリップ・水出し |
中細挽き | グラニュー糖程度の見た目 | ドリップ・サイフォン |
中挽き | グラニュー糖とざらめの間くらいの見た目 | ドリップ |
粗挽き | ザラメ程の見た目 | フレンチプレス |
それぞれの味や見た目の特徴の詳細を紹介していきます。
極細挽き
お砂糖で表現すると粉糖のような見た目が極細挽きです。
さらさらとした粉末のような手触り。
抽出すると苦味が出やすいため、エスプレッソマシンで一気に抽出するのに向いています。
細挽き
細挽きはグラニュー糖と上白糖の間のような見た目です。
やや苦めのコーヒーに仕上がりますが、濃いめの味わいが好きな方やアイスコーヒーにして飲みたい方にぴったり。
中細挽き
中細挽きはグラニュー糖程度の見た目です。
粒感がやや分かる程度。
苦味と酸味のバランスが取れた味わいに抽出されることが多く、一般的で飲みやすい挽き目と言えるでしょう。
迷ったときは中細挽きがおすすめ。
中挽き
中挽きはグラニュー糖とざらめの間くらいのざらっとした見た目です。
こちらはペーパードリップやネルドリップがおすすめ。
コーヒーの深みや甘み、奥深さを楽しめる挽き方でしょう。
粗挽き
粗挽きはザラメ程の見た目です。
フレンチプレスなどで淹れるのに適しており、コーヒーの持つそのものの個性や甘み、酸味などを楽しめます。
反対に苦味はあまり感じない挽き目でもあるのです。
飲み方に合わせて選ぶ
コーヒーをストレートで飲みたいか、それともミルクを混ぜたいか、はたまたチョコソースやクリームを入れたいかなどもコーヒー豆を選ぶポイントになります。
今回は以下の3点について紹介していきます。
- ストレート
- ミルクを混ぜる
- アレンジをする
それぞれ紹介していきます。
ストレートで飲みたい
ストレートで飲みたい場合は、コーヒーの産地を気にして購入するのがおすすめ。
産地によってコーヒーの特徴はさまざま。
味わいに差のあるものを飲み比べてみると、違いがよく分かってとても面白いですよ。
挽き方によっても味わいが変わってきますが、悩んだ時は中細挽き、もしくはショップの店員さんにおすすめを聞くのも良いでしょう。
またストレートで飲みたい場合は、やや手間がかかってしまいますが自分の手で抽出する方法のいずれかがおすすめです。
ミルクを混ぜたい
ミルクを混ぜたい方は焙煎度合いで選ぶのもおすすめ。
まろやかなミルクとは深めの焙煎と相性が良いことが多いです。
コク深さと苦味のあるコーヒーは、そのまま飲むのも良いですが、ミルクと混ぜて楽しむのも最適。
中には中煎りでもミルクとの相性がよくキャラメルのような風味を楽しめるコーヒーもありますが、迷ってしまうときは深煎りが良いでしょう。
エスプレッソ×ミルク
エスプレッソもミルクとはとても相性が良いです。
やや抽出が難しいということや、マシンが必要という点から自宅で飲むのはハードルが高いかもしれませんが、外出先で見かけたときはぜひ飲んでみて欲しいコーヒー。
カフェラテやカプチーノが定番です!
幅広いアレンジをして飲みたい
幅広いアレンジをして飲みたい場合もおすすめは深煎り。
苦めのコーヒーであれば甘いシロップや、コクのあるクリームをトッピングしても風味が負けずにバランスが良い仕上がりになるでしょう。
豆だけでなく、インスタントタイプでも手軽にアレンジは楽しめるのでぜひ試してみてください。
悩んだ時におすすめのコーヒー豆はこれ!
コーヒー豆の持つ特徴やコーヒー豆の選び方を紹介してきましたが、ここからはコーヒー豆を購入する際にチェックしてほしいおすすめのコーヒー豆を紹介。
悩んだ際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
1. 人気コーヒー店のシングルオリジンを味わう「ブルーボトルコーヒー グアテマラ・コバン・サンタ イザベル」
質の高いスペシャルティコーヒーが揃う人気店、ブルーボトルコーヒーのコーヒー豆です。
こちらの豆はグアテマラの中でも珍しい産地で収穫されています。
ハーブやシトラスの酸味や風合い、チョコレートの深み、バターのような味わいなど、複雑な風味が特徴。
ストレートで味わうのにぴったりなコーヒーと言えるでしょう。
焙煎度 | 中~浅煎り |
挽き目 | 豆 |
おすすめの飲み方 | ストレート |
2. 優しい苦味をオーガニックのコーヒーで味わう「ode EXTINCTION ORGANIC BLEND」
こちらはオーガニックにこだわっている東京コーヒーのコーヒー豆です。
このブレンドはペルー産のコーヒー豆を使用しており、ナッツ系の風味や甘み、フルーティーな香りや優しい酸味、そしてほろ苦い風味を存分に引き出しているのが特徴。
美味しいだけでなく体にも優しいオーガニックで、毎日のコーヒー時間も充実するでしょう。
焙煎度 | 中~深煎り |
挽き目 | 中細挽き |
おすすめの飲み方 | ストレート |
3. コスパが良く安定の美味しさが何よりの魅力「カルディ マイルドカルディ」
カルディから販売されている定番のコーヒー豆です。
ブラジル系のブレンドとなっており、まろやかで優しい甘さと苦味が特徴です。
コーヒーらしい深みのある香りも魅力的。
マイルドカルディはストレートはもちろんですが、ミルクとの相性も抜群です。
もちろんチョコシロップやシナモンを入れたアレンジにもぴったりの風味なので、好みのトッピングも楽しめます。
コスパも良いので、いろいろな飲み方で毎日コーヒーを楽しみたいという方におすすめ。
焙煎度 | 中煎り |
挽き目 | 中挽き |
おすすめの飲み方 | ストレート・ミルク・アレンジ |
コーヒー豆の特徴を理解して効率的に選ぼう!
いかがでしたでしょうか?
「コーヒー豆の特徴とは?種類や産地を踏まえて選び方を紹介」というテーマでお伝えしました。
この記事をまとめると以下の通りです。
- コーヒー豆はアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種によって特徴に違いが出る
- コーヒー豆はモカやブラジルなどの産地によっても特徴に違いが出る
- コーヒー豆は、ペーパードリップやマシンによる淹れ方の違いによっても特徴が変わる
- 豆を購入する選び方のポイントは焙煎度、挽き方、飲み方の3つある
自分の好みのコーヒー豆を見つけ当てることは、非常に難しいことです。
そのためにも、コーヒー豆の種類や特徴をマスターすることでより自分にあったコーヒー豆に出会うことができる確率が高まります。
特徴を知っていなければ、何もわからない状態で探すことになります。
より効率的に、より効果的にコーヒー豆を探していきましょう。
また産地の特徴を十分に楽しめるおすすめコーヒーが知りたい方は、以下の記事をチェック!