パーコレーターとは?美味しく淹れるための使い方が知りたい!
パーコレーターのおすすめが知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- パーコレーターとは何か
- パーコレーターの仕組みと使い方
- パーコレーターのおすすめ商品5つ
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
パーコレーターとは?
そもそもパーコレーターとはどんなものなのでしょうか?
パーコレーターとはコーヒー用のポットのことで、通常のポットとは異なり直火でお湯を沸かしそのままコーヒーを作れる構造になっているのが特徴です。
抽出中は蓋のガラス部分から中をのぞくことで、コーヒーの色合いを見て濃さを判断できます。
非常に丈夫で故障も少ないので、キャンプやアウトドアにおすすめのコーヒー器具となっています。
もともとフランスで考案されたもので、西部開拓時代のアメリカで普及したらしいよ!
マキネッタ、通称モカポットは「エスプレッソコーヒー」で、パーコレーターは「ドリップコーヒー」という違いもあります。
パーコレーターの仕組み
パーコレーターのパーツは主に3つあります。
- 透明ノブ:お湯が下からノブの部分に吹き上げてくる部分です。ここで色を見ながら確認できます。
- バスケット:コーヒーの粉を入れるところです。
- バスケットの蓋:コーヒー豆を入れたらバスケットに蓋をします。
直火で熱くなったお湯が、蒸気圧によってパーコレーターの中心部にある管から吸い上げられ噴出されます。
この熱いお湯がコーヒー豆に当たることでコーヒーが抽出される仕組みです。
この循環が何回も繰り返されることによって、コーヒーが徐々に濃くなっていきます。
パーコレーターの使い方
続いてはパーコレーターの使い方を紹介していきます。
ステップは主に3つあります。
- 下準備する
- バスケットにコーヒー豆を入れる
- コーヒーを抽出する
1つ1つ解説します。
下準備する
中から上記で説明した「バスケット」という器具を取り出しておきましょう。
それから飲みたい量の水とコーヒー粉をポットに入れ、沸騰させます。
その間にコーヒー豆をミルで挽きバスケットに半分くらい入れて蓋をしておきましょう。
またコーヒー豆は中挽きor粗挽きがおすすめです。
普通のペーパーフィルター用を使用すると、粉っぽいにコーヒーになってしまいます。
バスケットにコーヒー豆を入れる
そしたらバスケットにコーヒー豆を入れていきます。
バスケットの蓋を閉め忘れないように注意しましょう。
また一旦、火からおろしてセットしてください。
やけどに気をつけたいね!
コーヒーを抽出する
再び弱火に約4分かけます。
蓋のガラス部分からコーヒーの色の濃さを確認し、色が濃くなってきたら美味しいコーヒーの出来上がりです。
注意点としてはあまりに火にかけすぎると煮詰まりしてしまいます。
その点は気をつけましょう。
急激に沸騰させて抽出するのと、時間をかけて抽出するのでは味が全然違うよ!
お好みの味を探してみましょう!
パーコレーターの使い方についてのQ&A
ここではパーコレーターの使い方についてのQ&Aをしていきます。
- パーコレーターで抽出したコーヒーは美味しくないの?
-
一概には言えませんが、淹れ方にも変わってきます。外でパーコレーターを使い自分で淹れたコーヒーを飲むのは普段とは違って格別です。
- 粉がコーヒーの中に混じってしまうのですが、どうしたら良いでしょうか?
-
多少なりとも混じってしまうのは仕方がないことです。コップに注いだら、粉が下に沈むまで少し待つことをおすすめします。
- ガラスとふたの接合部から中のコーヒーが出てきてしまいます。
-
お湯の量を若干少なめにするのがおすすめ。パーコレーターは湯量が多すぎると上手く循環できません。
パーコレーターのおすすめ5選
ここからはパーコレーターのおすすめを5つ紹介していきます。
まとめると以下の通りです。
- コールマン ステンレスパーコレーター3
- ロゴス ステンレスパーコレーター
- コールマン エナメル コーヒー 14カップ パーコレーター
- BIALETT 直火式 モカエキスプレス 3カップ 1162
- ジーエスアイ ステンレス パーコレーター 11870006000009
1つ1つ解説します。
1. 持ち運びが簡単でアウトドアでも使える「コールマン ステンレスパーコレーター3」
ステンレスの本体に木のハンドルがついた高級感のあるシンプルなデザインのパーコレーターです。
キャンプ・アウトドアだけでなく、家庭で使用するのにもおすすめ。
軽くて中身が洗いやすいし、良いことづくめで大活躍間違いなし!
2. 耐久性が高いパーコレーター「ロゴス ステンレスパーコレーター」
耐久性が高く、でサビに強いステンレスを使ったロゴスのパーコレーターになります。
ブランドを象徴するメープルリーフの刻印が特徴です。
本体外側には目盛りが付いているため、計量にも便利。
一度に約6杯分のコーヒーを抽出できるので、家族やグループなどの大人数で集まるキャンプなどにもおすすめ。
ケトルとして使用する場合は約1.3Lの容量で使えます。
価格は¥6,480。
3. 二重のエナメルコーティング「コールマン エナメル コーヒー 14カップ パーコレーター」
こちらのパーコレーターは傷つきにくく、破損にも強いのが特徴です。
二重のエナメルコーティングが施されており、上部のフチの部分はステンレススチールを採用しています。
そのため、欠けたり擦れて塗装がはがれたりするのを防いでくれます。
14カップと内容量も大きいため、ファミリーやグループでのキャンプやアウトドアで使っているモデルです。
耐久性に優れていて、大人数のコーヒーが淹れられるパーコレーターを探している人には非常におすすめ。
価格は¥6,500。
4. 直火式エスプレッソメーカーマキネッタ「BIALETT 直火式 モカエキスプレス 3カップ 1162」
BIALETTI(ビアレッティ)は、コク深いコーヒーを家庭で簡単に作ることができる、直火式エスプレッソメーカーになります。
「髭おじさん」のトレードマークで親しみのあるイタリアの老舗「ビアレッティ社」の定番モデルです。
伝統的な美しいフォルムは長く引き継がれつつ、人間工学に基づいた新しいハンドルを採用するなど、細部へのこだわりと進化を続けています。
マキネッタが気になっているなら是非こちらがおすすめです。
価格は¥4,400。
5. 無駄のないシンプルなデザイン「ジーエスアイ ステンレス パーコレーター 11870006000009」
ステンレスの中でも耐食性や強度に優れている「18-8ステンレス(SUS304)」を使っているパーコレーターになります。
無駄のないシンプルなデザインが特徴で、アウトドアだけでなく家庭でも使うことができます。
持ち手には熱を伝えにくい耐熱シリコンを採用しています。
フタのつまみはガラスではなく、プラスチックでできているので壊れにくいのも魅力。
価格は¥7,956。
よりおすすめのパーコレーターが知りたい方は、以下の記事をチェック!
パーコレーターはコーヒーだけでなく紅茶やお茶も淹れられる
またパーコレーターはコーヒーだけでなく紅茶やお茶も淹れられます。
バスケットに緑茶や紅茶の茶葉を入れれば、お茶を煮出すことも可能です。
お好きなお茶を持ってアウトドアに行くのもおすすめ。
また小さな鍋代わりにして、簡単な調理もできます。
パーコレーターには、多種多様な大きさのものが販売されているので、大きめのパーコレーターは鍋として使えます。
注ぎ口部分には、抽出後のコーヒーかすが外に出ないようフィルターがついているため、パスタやうどんの湯切りとして使うのも便利です。
パーコレーターを使ってゆっくりとしたコーヒータイムを過ごそう!
いかがでしたでしょうか?
パーコレーターの使い方について解説しつつ、その仕組みからおすすめまで紹介しました。
パーコレーターは様々な使い方があるため、1つ持っておくと非常に便利です。
キャンプで使うのにおすすめなので、アウドドア派の方は持っておくと良いでしょう。
そして今回紹介したおすすめのパーコレーターを参考にしながら、お気に入りの商品を購入してみてください。