独学での資格取得はできる?
独学でバリスタになる方法を教えて
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
バリスタになりたいと考える時、資格の取得は独学で可能なのか。
バリスタになるには何が必要か、気になるところですよね。
そこで今回は、独学でバリスタになる方法や取得できる資格を徹底解説。
バリスタになるためのおすすめの学習法も合わせて紹介します!
- バリスタ資格の中には独学で取得可能なものもある
- バリスタとして働くために必須の資格はない
- 独学でバリスタの資格取得や学習を行うのにおすすめの方法は3つある
- バリスタとして働く際におすすめの資格は「コーヒーマイスター」を始めとした3つ
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
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バリスタ資格とは?
カフェやバールでエスプレッソをはじめとした、コーヒーの抽出や提供を行う人のことをバリスタと呼びます。
コーヒーを扱う仕事をしたいと考える際に最初に思い浮かぶ職種かもしれませんが、資格が必要な職業なのか気になりますよね。
ここではそんなバリスタ資格の必要性や世界的に認められている資格について解説します。
バリスタ資格は必要?
結論、バリスタの業務を行う上で必須となる資格はありません。
しかし、資格の取得はコーヒーを提供する者としてお客様からの信用につながる場合もあり効果的です。
そのためこれからバリスタを目指すという方で、金銭的にも余裕がある場合には取得を目指してみましょう!
唯一の国際的バリスタ資格「コーヒースキルズプログラム」
2018年には日本で初めての国際資格「コーヒースキルズプログラム」が開講されました。
世界最大のコーヒー協会である「SCA」が認定しており、資格取得のためには自身で6つのモジュールを組み合わせて学位を取る必要があります。
これまでの講座を受講して試験を受けるという点は他資格と同じですが、最終的に更新不要の学位として認定される点は他にはない大きな特徴です。
2023年の4月からはUCCが講座を開講し、話題となりました。
これから世界を股にかけてコーヒー業界で働きたいという方には、特におすすめの資格です。
独学でバリスタ資格は取得できる?
様々な種類のあるバリスタ資格ですが、中には独学で取得を目指せるものもあります。
独学で資格の取得が可能な資格は以下の通り。
コーヒーソムリエ | 日本安全食料料理協会(JFSCA)による更新不要の民間資格。 これまでコーヒーを扱う職種の経験などがある方向けに、試験のみも選択可能。 合格基準などは講座の受講者と同様。 |
コーヒープロフェッショナル | 一般社団法人 日本技能開発協会(JSADA)による更新不要の民間資格。 講座にも付属品の有無など、細かく選択が可能で様々な料金形態がある。 コーヒーソムリエ同様、試験のみを選択可能。 |
その他、講座の受講と添削課題の提出のみで資格取得ができる「コーヒーコーディネーター」は、初心者でもコーヒーの基礎知識からカフェの経営に関する知識を身につけられるので、手軽に資格を取得したい方におすすめです。
独学でのバリスタ資格取得のメリット・デメリット
では、独学でバリスタ資格を取得をする上でのメリット・デメリットは具体的になんでしょうか?
ここでは一般的に考えられるメリット・デメリットをまとめていきます。
メリット
独学でのバリスタ資格の取得の考えられるメリットは以下の通り。
- 仕事をする上でお客さんにコーヒーの専門家としての自信につながる
- 資格取得は履歴書に記入でき、仕事を探す際にコーヒー関連の企業ではプラス評価になる
- コーヒーに関わる仕事をする上での基礎を網羅的に学べる
デメリット
独学でのバリスタ資格の取得の考えられるデメリットは以下の通り。
- それなりの費用と時間が必要になる
- 教材ごとにレシピなど、やや異なる部分があるため知識が偏る可能性がある
- 疑問点などを聞く人がいないため、ポイントを押さえづらい
資格がなくてもOK!バリスタとして働く方法
では資格がない場合でも実際にバリスタとして働くには、どのような手段があるでしょうか。
ここでは資格を持っていない場合でも、バリスタとして働く方法を2つ紹介します。
初心者歓迎のお店でバイトから始める
他の仕事同様、求人サイトを見てみるとバリスタの求人は多くあります。
特にスターバックスなどのチェーン店では随時求人をしており、初心者でも応募することが可能です。
個人経営のカフェなどでは、即戦力となる経験者を募集していることが多いので、まずはチェーン店からバリスタの業務に慣れると良いでしょう!
学校に通う
しっかりと基礎を固めて、バリスタに挑戦したいという方はカフェの専門学校に通うという選択肢もあります。
コースによってはバリスタの技能だけでなく、カフェの運営やメニューの作り方など、将来お店を開く際にも役立つ知識を網羅的に学ぶことができます。
卒業後はバリスタとして働いたり、より専門的にコーヒーに関わる仕事に就いたりと、選択肢が広がることでしょう!
社会人でも通える学校もありますが、学費面が負担になってくる点がデメリットです。
バリスタになるために独学でできるおすすめの勉強法3選!資格取得も目指せる
ここからは未経験でバリスタとして働く際にやっておきたい勉強法を3選紹介します。
- 市販の専門書や器具を使って実際に試してみる
- カフェや焙煎所などのお店をまわり、情報収集する
- 現役のバリスタやバリスタを目指している人のSNSをチェックし真似てみる
コーヒー勉強中の筆者が実際にしている方法で、誰でもすぐに始められるのでぜひ参考にしてください!
1. 市販の専門書や器具を使って実際に試してみる
まずは現在販売しているコーヒーの専門書を買って、1通り目を通してみましょう。
筆者が行なっている本の読み進め方は以下の通り。
なんとなく理解できればOK!
筆者の場合はサイフォンでの抽出経験があったので、身近だったサイフォンのページから読み進めていました。
本によってやや違う内容が書かれていたりするので、以前読んだ本は辞書的に使い、自身でも実践しながら読んでいくと学びが深まります!
「専門書に書かれている内容を読む+実践する」ことで自分なりに理解できるようになるので、コーヒーの勉強をする上で最初の1歩としておすすめの方法です。
講座の受講が近道になる可能性もある
専門書や器具をいくつか買い揃える分には講座の受講に比べると安価に済ませることが可能です。
しかし、専門書の内容が合わず何冊も用意したり、器具を買い集めたりすると逆に総額が高くなってしまう恐れがあります。
そうした心配がある方や現在全く専門書や器具を持っていない方は講座の方が近道になる可能性もあるので、よく検討してみましょう!
2. カフェや焙煎所などのお店をまわり、情報収集する
美味しいコーヒーを淹れるためには、自身が美味しいコーヒーを飲んだことがあるという経験が必要になります。
そのためにも自身の足でカフェやコーヒー豆の焙煎所に出向くと良いでしょう!
お店の方に質問したりしてみると、最近のコーヒー事情なども知れるのでさらに学びが深まりおすすめです。
3. 現役のバリスタやバリスタを目指している人のSNSをチェックし真似てみる
最もおすすめなのが自分と同じようにバリスタの勉強をしている人をチェックすることです。
特にラテアートの練習をしている方など、勉強過程としてSNSに投稿しているものも多いのでモチベーションに繋がりおすすめです!
「#ラテアート練習中」のなどのタグで検索すると探すことができます。
バリスタにおすすめの資格!独学でも勉強可能
ここではバリスタにおすすめの資格を3つ紹介します!
- バリスタの中でも取得者が多い「コーヒーマイスター」
- コスパの良い資格が欲しいなら「コーヒープロフェッショナル」
- エスプレッソ抽出経験者の限定資格「JBAバリスタライセンス」
実際にバリスタとして働いている方の取得率が高いものから、これからバリスタとして働きたいという初心者の方におすすめのものまでを厳選しています。
1. バリスタの中でも取得者が多い「コーヒーマイスター」
バリスタとして働いている著名な方の中にも取得者の多い、一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会による認定資格です。
コーヒーを提供するサービスマンとして国内で初めて認定された資格となっており、資格取得のためには協会への入会、認定講座(テキスト、実技)の受講、認定試験に合格するという段階を踏む必要があります。
また、3年ごとに更新が必要な資格でもあるので、本格的にコーヒー業界で働きたいという強い意志を持った方が多く取得している資格です。
敷居は少し高めの資格ですが、プロになりたいという方には特におすすめの資格となっています。
\ 2つの資格を同時取得 /
2. コスパの良い資格が欲しいなら「コーヒープロフェッショナル」
試験のみでも選択可能な一般社団法人 日本技能開発協会(JSADA)が主催する民間資格です。
講座を受講した上で試験を受けたい場合はラーキャリの「コーヒープロフェッショナル資格取得講座」で、試験まで一貫した学習ができます。
付属品(コーヒー豆とコーヒーミル)の有無によって価格が変わり、認定証のタイプも3つから選ぶことができます。
内容はコーヒーの歴史とコーヒーの淹れ方といった基本的なもので、コーヒー初心者〜中級者レベルといえます。
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エスプレッソ抽出経験者の限定資格「JBAバリスタライセンス」
日本バリスタ協会が認定している、特にエスプレッソマシンを扱ったコーヒーのプロとして働きたいという方におすすめの資格です。
資格取得のためには、JBA認定の養成校に通い、認定資格に合格、ライセンス登録の段階を踏む必要があります。
また、養成校への入学にはエスプレッソ抽出の経験が必須になります。
試験内容もエスプレッソに関わる内容に特化しているので、より専門的なコーヒー資格を取得したい方におすすめの資格です。
もっとおすすめが知りたい方は「【最新】コーヒーのおすすめ資格17選!種類・難易度から価格まで完全解説」の記事をチェック!
独学で資格を取得してプロフェッショナルなバリスタを目指そう!
いかがでしたか?
今回はバリスタ資格の必要性から独学でバリスタになる方法、おすすめのバリスタ資格まで紹介しました。
本記事での重要ポイントをまとめると以下の通り。
- バリスタとして働くのに必須な資格はないが、資格取得は仕事に繋がる
- 独学で資格取得が目指せる資格は「コーヒープロフェショナル」と「コーヒーソムリエ」の2つ
- 資格や経験がない場合には、未経験者歓迎のバイトや学校に通うことでバリスタとして働くことができる
- 独学でのおすすめの学習方法は、「市販の書籍を読む+実践」を含めた3つある
- 本格的にコーヒー業界での就職を目指す際には、バリスタの中にも取得者が多い「コーヒーマイスター」の資格がおすすめ
独学でもバリスタになることは可能なので、資格取得も目指してプロフェッショナルを目指しましょう!