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【決定版】タイのコーヒーの特徴とは?生産量からおすすめの豆まで紹介

タイ産コーヒー豆ってどんな特徴があるの?

タイのコーヒーって美味しいのかな?おすすめは何?

こういった疑問や要望にお答えしていきます。

タイは日本からも近く、旅行としても比較的手軽に行ける国としても人気ですが、コーヒーの生産量も意外にも多いんです。

訪れた際に恥ずかしくないようにタイのコーヒーについてはおさえておきましょう!

この記事の結論
  • タイのコーヒー生産量は世界第30位でアジア圏ではなんと第3位
  • タイの「ロイヤルプロジェクト」により麻薬栽培からコーヒー栽培へ移行された
  • 深煎りの場合、タイ産コーヒーは甘くして飲むのがおすすめ
本記事を監修する専門家
コーヒー豆研究所 げんた
柏倉元太

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。

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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。

それでは早速見ていきましょう!

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    アジア圏の中でもコーヒー栽培が盛んなタイとは?

    タイは東南アジアの中心部に位置する国。

    首都はバンコク、国の正式名称は「タイ王国」といいます。

    ミャンマー、ラオスカンボジア、マレーシアと国境を介しています。日本からタイへは飛行機で約6時間、時差は2時間です。

    日本より約1.4倍広い国土をもち、人口は約7000万人。

    そのうち約85%がタイ族を占めています。

    公用語はタイ語ですが、観光地では英語も通じます。

    また人口の約95%が仏教を信仰しています。

    そのため、あちこちに寺院があり、タイの通貨であるバーツの硬貨6種類すべてに寺院が描かれています。

    観光地としても優れている

    タイは微笑みの国と呼ばれるほど、タイに住んでいる人々は笑顔を絶やさず優しく、楽観的な人が多いです。

    これは相手に対して怒らないように教育されてきたためでもあります。

    そのため観光地として優れ、旅行者も気持ちよく旅をすることができているそう。

    気候は熱帯雨林に属しており年間平均気温は29度、年間を通して日本の夏のような気候です。

    タイ産コーヒーの特徴

    タイで主に栽培されているロブスタ種の収穫量は年間約8000トン、アラビカ種の収穫量は約500トンもあります。

    世界コーヒー生産量ランキングでは30位と一見低く見えますが、アジアの中では第3位。

    実はタイは隠れたコーヒーの産地なんです。

    タイ産のロブスタ種のコーヒーは、缶コーヒーやインスタントコーヒーとして使われることがほとんどです。

    主な精製方法

    主な精製方法は以下の通りです。

    • ウォッシュド
    • ナチュラルドライ
    • ハニープロセス

    詳しい精製方法については以下の記事を参考にしてください。

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    味わい

    タイのコーヒーといえば、練乳や砂糖、ミルクを入れた甘いイメージがありませんか?

    それは、タイで主に生産されているロブスタ種に関係があるといえます。

    ロブスタ種のコーヒーは他の種に比べ低リスクで栽培できますが、味や風味が弱く、コク・苦みや渋みが強く感じやすくなっています。

    このため、練乳や砂糖(ガムシロップ)、ミルクがたっぷり入ったコーヒーが多いといえます。

    この習慣によって近年で増えてきたアラビカ種のコーヒーも同様にして飲まれているようです。

    また、年中気温が高いこともありアイスコーヒーが好まれて飲まれており、タイ国内で提供されているアイスコーヒーは練乳やミルクたっぷりで甘く、カルダモンやアーモンドの風味が感じられるものがほとんどです。

    現地で無糖のものを注文しても、微糖で出てきたり、ミルクが入った状態で提供されることもあるので注意が必要かもしれません。

    スターバックスのコーヒーも味が違う

    基本的に日本以外のコーヒーはアメリカーノが主流です。

    アメリカンとは、エスプレッソとお湯を割ったコーヒーです。

    日本のコーヒーはドリップといって、エスプレッソでは割っていません。

    そのため、日本のほうがよりコクと苦味があり、みなさんが想像しやすいthe・コーヒーといった味わいです。

    タイ・バンコクのスターバックスで今回調査したところ、やはりドリップコーヒーはメニューになかったため、アメリカーノを注文。

    実際に飲んでみたところ、しっかりとドリップコーヒーの味がして、コク、苦味がガツンときます。

    非常に日本のコーヒーの味わいに近く、タイのスターバックスのコーヒーも味が違うことがわかりました。

    コーヒーという言葉はタイで禁句

    余談ですがコーヒーがタイで禁句と聞いたことがある人がいるかもしれません。

    タイ語でコーとは欲しいの意味、ヒーとは女性の性的な部分を指します。

    しかしながら、日本語のイントネーションでいうコーヒーの発音では性的な意味に聞こえないと言われています。

    もし不安でしたら、コーヒーの意味であるタイ語「ガーフェー」と注文してみてもいいかもしれません。

    タイのコーヒーの歴史・文化

    タイのコーヒーの歴史・文化

    タイのコーヒーの歴史の始まりはアユタヤ王朝時代(1351年~1767年)にもさかのぼります。

    その後、1824年頃に王宮にコーヒーを植えようと苗木が持ち込まれ普及しました。

    タイ北部はかつてラオス北部、ミャンマー東部と併せて「黄金の三角地帯(ゴールデントライアングル)」呼ばれ、貧困のため麻薬(アヘン)栽培を余儀なくされていました。

    麻薬の原料となるケシの花が違法で栽培され、それにより地元住民の健康被害が深刻なものになっていきました。

    そこでこの事態を重く受け止めたラーマ9世が1988年「ロイヤルプロジェクト」を立ち上げました。

    このロイヤルプロジェクトのひとつとして北部でのコーヒー栽培を奨励し、麻薬栽培からコーヒー栽培へと活動を移行することによって収入源を確保しつつ森林保護・地元住民の自立を手助けしていきました。

    ロブスタ種の歴史

    1904年頃、インドネシア方面から持ち込まれたといわれている苗木をイスラム教徒のタイ人であるティー・ムン氏がタイ南部に植えたことから栽培が始まったといわれています。

    アラビカ種の歴史

    1950年にアラビカ種のコーヒーが持ち込まれ、1970年代に栽培が盛んになりました。

    アラビカ種は比較的涼しい気候を好むため、その気候を活かした北部での栽培がはじまりました。

    アラビカ種とロブスタ種の違いについては「アラビカ種とロブスタ種の違いとは?コーヒー豆の品種の特徴を解説」の記事をチェック!

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    ドイトゥンコーヒー

    ロイヤルプロジェクトによってはじまった北部でのアラビカ種の栽培でできたコーヒーは「ドイトゥンコーヒー」として知られ、タイコーヒーが一躍有名となりました。

    ドイトゥンはタイ最北部、ミャンマーとの国境の近くにある地域で、 “ドイ”とはタイ北部の方言で山を指し、トゥンはタイ語で旗を指します。

    ドイトゥンコーヒー は北部の山で栽培された代表的なコーヒーという意味になります。

    そのドイトゥンコーヒー はローストナッツのような香ばしさとスパイシーなテイストが特徴です。

    タイのコーヒーの栽培方法

    タイのコーヒーの栽培方法

    ここではタイのコーヒーの栽培方法について、産地・栽培環境の2つにわけて解説していきます。

    最初は産地から紹介。

    産地

    有名なのは北部にあるチェンライ県。

    南部では以下の6県で生産が行われています。

    • チュムポーン県
    • スラートターニ県
    • ナコーンシータンマラート県
    • クラビー県
    • パンガー県
    • ラノーン県

    栽培環境

    コーヒー豆の生産量が多い地帯はコーヒーベルト
    出典:キョーワズコーヒー

    タイはコーヒー栽培に適しているといわれる「コーヒーベルト」と呼ばれる赤道から北緯25度・南緯25度の間に位置しています。

    南部ではロブスタ種の栽培、北部ではアラビカ種の栽培もおこなわれています。

    柏倉元太

    上の写真が有名なコーヒーベルトだね。

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    タイ産コーヒーの等級・格付け

    タイ産コーヒーの等級・格付け

    現在、世界的に明確な等級や格付けはないようです。

    しかし、タイ独自の制度である地理的表示を指すGeographical Indications(地理的表示、以下GI)に7品目のコーヒーが現在登録されています。

    GIとは、特定の場所で生産された製品を表すもので、製品の品質が保証されています。

    スクロールできます
    地域名称特徴
    チェンライ県(北部)ドイトゥンアラビカ種。シトラスのようなさわやかな酸味、チョコレートのような甘み、コクのある風味が特徴。
    チェンライ県(北部)ドイチャンアラビカ種。酸味が比較的少なくしっかりとしたコク、スコッチウイスキーに似たスモーキーさが感じられる。
    チェンマイ県(北部)テープサデット標高1100m~1600mの高地で栽培されているアラビカ種。
    ナコンラーチャシーマー県(東北部)ワンナムキアオ品種はアラビカ種とロブスタ種の2種類。
    ナコンラーチャシーマー県(東北部)ドンナファイアラビカ種のカフェインレスコーヒー。
    クラビ県(南部)ムアンクラビー苦みと濃さのバランスの良いロブスタ種。
    チュンボーン県(南部)カオタルコーヒー独特の強い風味のあるロブスタ種。

    タイ産コーヒー豆・粉のおすすめ3選

    タイ産コーヒー豆・粉のおすすめ3選

    ここではタイ産コーヒー豆・粉のおすすめを3選紹介していきます!

    まとめると以下のとおりです。

    おすすめ3選
    1. タイのコーヒー豆 Mecon Coffee
    2. タイ王国 有機コーヒー 100%オーガニック
    3. BLACK IVORY COFFEE ゾウが作る最高級のコーヒー豆

    順番に解説していきます。

    1. 炭焼き風味「タイのコーヒー豆 Mecon Coffee」

    タイのコーヒー豆 Mecon Coffee

    タイ東北イーサンで栽培された珍しいコーヒー。

    首都バンコクでも流通量が少ない希少豆を生産者の協力で日本に輸入できるようになりました。

    使用しているコーヒー豆はアラビカ種で、コーヒーの実の中から最高品質のものを選んで生豆を生産しています。

    非常に飲みやすいコーヒーなので、砂糖やミルクを控えたい方はぜひ Mecon Coffeeをブラックで試してみてください。

    2.楽天ランキング第1位を獲得「タイ王国 有機コーヒー 100%オーガニック」

    タイ王国 有機コーヒー 100%オーガニック

    タイ北部チェンライで栽培されているアラビカ種のコーヒー豆を使用。

    注文後に焙煎し、焙煎所から直送。

    3.タイ発の希少で高級なコーヒー豆「BLACK IVORY COFFEE ゾウが作る最高級のコーヒー豆」

    3.タイの希少で高級なコーヒー豆「BLACK IVORY COFFEE  ゾウが作る最高級のコーヒー豆」
    出典:Amazon

    非常に希少価値の高いコーヒーとして知られる「BLACK IVORY COFFEE」のコーヒーは、タイ北部の象保護センターに住むゾウの排泄物から作られています。

    一生に一度は飲んでみたいコーヒーとして、コーヒー愛好家の方へのギフトとして喜ばれること間違いなしです。

    チョコレートのようなコクやスパイスのような風味があり、マイルドでなめらかな飲み口が楽しめます。

    よりおすすめのタイ産コーヒーを知りたい方は、以下の記事をチェック!

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    タイ産コーヒーのおすすめの飲み方

    タイ産コーヒーのおすすめの飲み方

    タイ産コーヒーのおすすめの飲み方としては、基本的に苦みが強いのでフレンチプレスで淹れるよりもペーパーフィルター(ドリップ)で雑味を取り除いて淹れるほうが美味しいでしょう。

    深煎りでコクがしっかりあり苦みの強いコーヒーに、練乳やガムシロップにミルクを加えて甘くして飲むのがおすすめです。

    ブラックで飲む場合はぜひ甘い和菓子と相性がとても良いのでお試しください。

    ドリップのコツについては以下の記事をチェック!

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    いかがでしたでしょうか?

    タイ産のコーヒーの特徴から歴史・文化から、おすすめの飲み方等を紹介しました。

    本記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。

    • タイのコーヒー生産量は世界第30位、アジア圏では第3位
    • ロイヤルプロジェクトにより麻薬栽培からコーヒー栽培へ
    • タイ産コーヒーは甘くして飲むのがおすすめ!

    タイのコーヒーは歴史も長く、麻薬栽培からコーヒー生産へと方向転換し成功しました。

    そのような背景を持つタイ産のコーヒーを是非味わってみてください!

    【決定版】タイのコーヒーの特徴とは?生産量からおすすめの豆までご紹介

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