ウォッシュドコーヒーはどんな味わい?



ウォッシュドコーヒーの他にどのような精製方法がある?
こういった疑問や要望にお答えします。
コーヒー好きなら1度は聞いたことがある「ウォッシュド」という言葉ですが、実際どんな特徴があるのか詳しく説明できますか?
そこで本記事では、ウォッシュドコーヒーの特徴や精選の過程、おすすめのウォッシュドコーヒー3選も紹介!
- ウォッシュドとは、水を使ってコーヒーを洗いながら精選する方法のこと
- 精選の工程は7つほどある
- ウォッシュドコーヒーは、クリアで洗練された味わいになることが多い


日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。累計3,000商品以上をカッピングスコア基準で評価した上で、厳選して紹介しています。運営する国内最大級のコーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」(月間60万PV)は多くの読者に支持され、テレビ番組『ZIP!』をはじめ各種メディアにも出演。自社ブランド「ラボカフェ」では、厳選したコーヒー豆を累計3,000個以上販売しています。
それでは早速みていきましょう。
ウォッシュドとは?


コーヒーの世界で「ウォッシュド」という言葉は、コーヒー豆の精選方法のことです。
精選とはコーヒーの木の果実から、コーヒーの生豆を取り出す工程のことを言います。
実は何層にもなっている、コーヒーの実からコーヒーの生豆を取り出すのは、大変な作業なのです。



そういえば茶色く焼かれたコーヒーしか知らないな……。



この記事では「精選」に注目して、ウォッシュドの工程をコーヒーインストラクター2級である私が、徹底解説します!
ウォッシュドコーヒーの特徴


コーヒー豆の精選方法は複数の種類があります。
コーヒーの産地の気候や環境によって、精選方法は異なります。
例えば、水を手に入れづらい地域はウォッシュドではなく、ナチュラルを採用します。
ナチュラルとは、コーヒーの果実ごと乾燥させた後に、コーヒーの生豆を取り出す精選方法です。
ウォッシュドコーヒーは、すっきりとした酸味や、軽やかな風味になることが多く、クリーンな味わいが特徴です。
ウォッシュドは、コーヒー豆を収穫してから長時間寝かせたり、乾燥させたりせずに果実を取り除くため、コーヒー豆に果実の香りが移りづらいと言われています。
ウォッシュドコーヒーの精選とは?7つの工程を解説


ウォッシュドコーヒーの精選は、ふんだんに水を使い、洗いながらコーヒーの実からコーヒーの生豆を取り出します。
またウォッシュドは、ナチュラルの精選方法に比べて工程が多く、いくつもの工程でコーヒー豆を精選します。
ここでは、ウォッシュドの工程を大まかに解説します。
生産地域や精選所によって、工程が異なる場合もあります。
ウォッシュドの工程をまとめると以下のとおりです。
- 選別
- 皮を剥く
- 発酵
- 洗浄
- 乾燥
- 脱穀
- 格付け
1. 選別
コーヒーの実を精選する目的は、コーヒー豆を実から取り除いたり、収穫袋に混ざった木のくずや、葉っぱを取り除いたりすることです。
選別の特徴と詳細スペック
選別では不純物や、未熟のコーヒーの実を取り除きます。
2. 皮を剥く
何層にもなっているコーヒーの実は、外の皮を取り除くとぬるっとした粘液質と、薄皮の中にコーヒーの豆があります。
皮を剥くの特徴と詳細スペック
まずは、1番外側の皮のように薄い果実を取り除きます。
皮を取り除くと「ミューシレージ」という粘液質があります。
次の工程で粘液質を取り除きます。
3. 発酵
発酵の工程では水を張った発酵槽に豆を入れて、残った果肉やミューシレージを取り除きます。
発酵の特徴と詳細スペック
水槽での発酵の後、機械でさらにミューシレージを取り除く場合もあります。
4. 洗浄
発酵が終わったら、薄皮のみが付いたコーヒー豆になります。
洗浄の特徴と詳細スペック
洗浄の工程では洗いながら、不純物を取り除きます。
5. 乾燥
洗浄が終わると、いよいよ乾燥の工程です。
乾燥の特徴と詳細スペック
乾燥の工程では、乾燥のための広場や、乾燥棚の上にコーヒー豆を広げて乾かします。
コーヒー豆をゆっくりと均等に乾かすために、定期的にかき混ぜます。
6. 脱穀
乾燥が終わると、コーヒー豆が薄皮だけが付いた状態になります。
脱穀の特徴と詳細スペック
脱穀機に薄皮が付いたコーヒー豆を入れ、薄皮を取り除きます。
そうすると、焙煎前のコーヒーの生豆が仕上がります。
7. 格付け
コーヒー豆は、輸出される前に生産地で格付けされます。
格付けの特徴と詳細スペック
脱穀後の生豆を色や大きさで選別して格付けし、欠点のある豆を取り除きます。
コーヒー豆の各付け・ランクについては「【決定版】コーヒー豆のランクの違いとは?その要因3つを徹底解説」の記事をチェック!


ウォッシュドとナチュラルの違い


同じ生産国のコーヒー豆でも「ウォッシュド」と「ナチュラル」と、異なる加工方法が記載され、種類が分かれていることがあります。
これは、この記事で紹介している「精選方法」の記載です。
とはいっても、精選方法が違うと何が変わるのかまで理解するのは難しいですよね。
ここでは、代表的な2つの精選の方法と、それぞれの味わいの違いを解説していきます。
まとめると以下のとおりです。
- ウォッシュド(水洗式)
- ナチュラル(非水洗式)
精選の方法
生産地の様々な環境要因によって、精選の方法は異なります。
ここでは代表的な精選方法である「ウォッシュド」と「ナチュラル」を解説します。
まずはウォッシュドから紹介します。
- 乾燥させる前にコーヒー豆を実から取り除く
- コーヒーの生豆はふんだんに水を使って洗いながら精製される
- 水洗いの過程でコーヒーの生豆の選別も行う
一方、ナチュラルは水をあまり使わず、原始的な方法で精選を行います。
- 収穫後のコーヒーの実ごと、天日干しで乾燥させる
- 乾燥させたコーヒーの実から、コーヒー豆を取り除く
味わい
同じ生産地のコーヒー豆でも、異なる精選方法のコーヒー豆同士を飲み比べると、はっきりと違いがわかるほど、精選方法は味わいに大きな影響をもたらします。
ウォッシュドは収穫後のコーヒーの実から、コーヒー豆をすぐに取り除くため、実の風味がつかずにすっきりとした味わいとなります。
一方、ナチュラルはコーヒーの実がついたまま乾燥させるため、実の風いがコーヒー豆に移ることで、チェリーのような味わいの風味になると言われています。



コーヒー豆は、甘みの少ないチェリーのような味わいだったよ!
ナチュラルについてより詳しく知りたい方は「コーヒー豆のナチュラルとは?運命が分かれる3つの処理方法を紹介」の記事をチェック!


ハニープロセスもある


ナチュラルとウォッシュド以外にもハニープロセスという精製方法があります。
ウォッシュドプロセス(水洗式)とナチュラルプロセス(自然乾燥式)の中間に位置する処理方法です。
このプロセスの特徴を以下にまとめてみます。
- 収穫: 完熟したコーヒーチェリーを手摘みまたは機械で収穫。
- パルプ除去: コーヒーチェリーから果肉を部分的に取り除きますが、粘着質の層であるムシラージュ(果肉の一部)はあえて残します。
- 乾燥: ムシラージュが残った状態のコーヒー豆を乾燥させます。
- 粘液質の量: ムシラージュ(粘液質)の残量によって「ハニープロセス」は「White Honey」とか「Yellow Honey」、「Red Honey」、「Black Honey」と分けられることがあります。色が濃いほどムシラージュを多く残しており、乾燥時間も長くなります。
ムシラージュが豆と長期間接触しているため、コーヒーに特有の甘みとフルーティーさが特徴です。


ウォッシュドとナチュラルの見分け方


そのコーヒー豆がウォッシュドとナチュラルどちらなのかを判断するためには、コーヒー豆の外見が大きなヒントになります。
ウォッシュドのコーヒー豆は、中心の切れ目に薄皮が挟まっていることがほとんどです。
コーヒー粉で販売されているブレンドコーヒーも、粉をよく見て薄皮のカスがあるかどうかで、ウォッシュドコーヒーが含まれているかを予想するヒントになります。
また、ウォッシュドに比べてナチュラルのコーヒー豆は、コーヒーの実のまま乾燥させるため、一般的に欠点豆が発生しやすい傾向にあります。
そのため、ナチュラルのコーヒーよりもウォッシュドのコーヒーは、豆の見た目が揃った仕上がりになることが多いです。
おすすめのウォッシュドコーヒー3選


この記事を読んでウォッシュドのコーヒーを、飲んでみたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に向けて、ここではおすすめのウォッシュドコーヒーを3つ紹介します。
どちらも通販で購入でき、新鮮な焙煎豆を手に入れることができますよ。
まとめると以下のとおりです。
- WOODBERRY COFFEE グアテマラ フロレンシア農園 ブルボン ウォッシュド
- ロクメイコーヒー スペシャルティコーヒー アフリカンコーヒー 農園別3種飲み比べセット
- タカムラコーヒー エチオピア イルガチェフェ G1
1. 深煎り好きにおすすめ「WOODBERRY COFFEE グアテマラ フロレンシア農園 ブルボン ウォッシュド」


アーモンドやダークチョコレートのようなコク深さの中にもリンゴのようなクリーンな甘さも感じられるコーヒーです。
最初に感じる落ち着いた印象から、時間の経過とともにバランスの良い味わいが口いっぱいに広がります。
上質なブルボンの味わいを楽しんでください。


WOODBERRY COFFEE グアテマラ フロレンシア農園 ブルボン ウォッシュドの詳細スペック
| 価格 | 1,296円(税込) |
| 容量 | 100g |
| 味わいのキーワード | ナッツ、ダークチョコレート |
2. 柑橘系のフルーティーな香り「土居珈琲 グァテマラ カペティロ農園」


コーヒー好きの間では知る人ぞ知る「土居珈琲」は、スペシャルティコーヒーを100%使用し、品質にこだわったコーヒー豆を提供しています。
厳選されたコーヒー豆を少量ずつ丁寧に自家焙煎しており、いつでも新鮮で美味しいコーヒーを楽しめます。
こちらの商品は、ナッツのような甘味と柑橘を思わせる爽やかな果実感を合わせ持った上品な味わいです。
土居珈琲 グァテマラ カペティロ農園の詳細スペック
| 価格 | 2,795円(税込) |
| 容量 | 200g |
| 味わいのキーワード | ナッツ、柑橘系 |


3. 爽やかな香りと豊かな酸味「タカムラコーヒー エチオピア イルガチェフェ G1」


タカムラコーヒーは大阪にロースターを構え、通販で全国に新鮮なコーヒーを届けているコーヒー専門店です。
コーヒーマニアの方なら、エチオピアの「イルガチェフ」を聞いたことがあるでしょう。
イルガチェフのコーヒーは、独特のエレガントな風味を持つことで有名です。
そんな独特の風味を持つイルガチェフのコーヒーを、高品質なタカムラコーヒーで楽しんでみてはいかがでしょうか。


タカムラコーヒー エチオピア イルガチェフェ G1の詳細スペック


| 価格 | 810円(税込) |
| 容量 | 100g |
| 味わいのキーワード | ダージリン、ピーチ |


ウォッシュドのコーヒーでクリアな味わいを楽しもう!


いかがだったでしょうか。
ウォッシュドのコーヒーについて、精選の工程や味わいの特徴、おすすめのウォッシュドコーヒー3選を紹介しました。
本記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- ウォッシュドはその名の通り、水を使ってコーヒーを洗いながら精選する方法のことを指す
- コーヒー豆の精選の工程は約7つある
- ウォッシュドコーヒーは、クリアで洗練された味わいになることが多く、ナチュラルはチェリーのような味わいになる
精選方法まで目を向けてコーヒーを飲むと、また変わった楽しみ方ができそうですね。
ウォッシュドコーヒーの特徴である、クリアな味わいを楽しみましょう。
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