
象印のコーヒーメーカーはどれがおすすめ?型番が多くて違いが分からない…



現行モデルは8機種です。迷ったら、煮詰まらないステンレスサーバーのEC-KV50が基準になります。
象印のコーヒーメーカーで迷ったら、まほうびん構造のステンレスサーバーでヒーターを使わずに保温できる「珈琲通 EC-KV50」(公式ストア15,180円)を基準に選ぶのがおすすめです。豆から全自動で淹れたいならEC-RT40(30,800円)、予算を5,000円以内に抑えたいなら2025年10月発売のEC-TG40(4,928円)が候補になります。
この記事では、象印の公式サイトに掲載されている現行のコーヒーメーカー8機種を、象印公式オンラインストアの価格・容量・サーバー・ミルの有無・濃度調節で同じ表に並べました。EC-TC40やEC-AK60などの生産終了モデルについても、近い現行モデルとの対応を整理しています。
- 最初の1台はEC-KV50。ステンレスサーバーで煮詰まらず、1杯なら手持ちのマグへ直接淹れられる
- 豆から挽いて淹れたいなら全自動のEC-RT40(ステンレス)かEC-SA40(ガラス・5,720円安い)
- コスパ重視なら6杯用で濃さを選べるEC-MA60(8,228円)、最安はEC-TG40(4,928円)
- 家族やオフィスで10杯淹れるならEC-YS100。24時間予約タイマーつき
- 生産終了のEC-TC40・TD40・GB40はEC-TG40、EC-CB40はEC-CD40、EC-AK60・AS60はEC-MA60が近い現行モデル


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象印以外のメーカーも含めておすすめのコーヒーメーカーを知りたい方は、以下の記事をチェックしてください。


象印コーヒーメーカーの3つの特徴


象印マホービンは、ガラス魔法瓶の製造から始まった家電メーカーです。コーヒーメーカーでも魔法瓶の技術を生かしたステンレスサーバーが看板で、ほかに「高温抽出」と「浄水フィルター」の3つが製品をまたいだ共通の強みになっています。
下の表では、3つの特徴が現行8機種のどれに搭載されているかを整理しました。
| 特徴 | しくみ | 搭載している現行モデル |
|---|---|---|
| まほうびん構造のステンレスサーバー | ヒーターを使わずに保温し、煮詰まりを防ぐ | EC-KV50・EC-RT40・EC-YS100 |
| 高温抽出 | 水を2回加熱する「ダブル加熱」や、パイプの予熱・蒸らしで湯温の低下を抑える | EC-RT40・EC-SA40・EC-MA60・EC-YS100・EC-KV50・STAN. EC-XA30 |
| 浄水フィルター/浄水カートリッジ | 水道水のカルキを取り除く | EC-YS100以外の7機種 |
まほうびん構造のステンレスサーバー
象印のステンレスサーバーは真空二重のまほうびん構造で、ヒーターで温め続けずに保温します。ガラスジャグを保温板で温めるタイプと違って煮詰まらず、淹れてから時間がたっても香りが残りやすいのが長所です。電気を使わない保温なので省エネになり、落としても割れません。
EC-KV50とEC-RT40のサーバーは口径が約6.5cmの広口で、スポンジを入れて洗えます。結露しにくいので、氷を入れたアイスコーヒーづくりにも向いています。ステンレスサーバーの特徴をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。


コーヒーの成分を引き出す高温抽出
コーヒーは湯温が低いと成分が出きらず、薄く酸っぱい味になりがちです。象印は機種ごとに次のしくみで湯温の低下を抑えています。
| しくみ | 内容 | 搭載モデル |
|---|---|---|
| ダブル加熱 | 水をヒーターで2回加熱し、熱湯と蒸気で粉全体を蒸らしてから抽出する | EC-MA60・STAN. EC-XA30・EC-RT40・EC-SA40 |
| マイコン予熱 | 湯の通り道のパイプを先に温めて、抽出中の温度低下を防ぐ | EC-RT40・EC-SA40・EC-YS100 |
| マイコン蒸らし | ドリッパーの抽出口を閉じ、約20秒間しっかり蒸らす(EC-RT40・EC-SA40) | EC-RT40・EC-SA40・EC-YS100 |
| 断熱スイングバスケット | バスケットを断熱構造にし、抽出時の温度低下を抑える | EC-KV50 |
蒸らしは、粉に含まれる炭酸ガスを抜いて湯を行き渡らせる工程です。蒸らしの効果を詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。


カルキを取り除く浄水フィルター・浄水カートリッジ
淹れたコーヒーの大部分は水なので、水のにおいはそのまま味に出ます。象印のコーヒーメーカーは水タンクに浄水フィルター(EC-RT40・EC-SA40は浄水カートリッジ)を備え、水道水のカルキを取り除いてから抽出するしくみです。浄水器を通した水を別に用意しなくても、カルキ臭を抑えたコーヒーを淹れられます。
現行8機種のうち、浄水フィルターの記載がないのは大容量のEC-YS100だけです。EC-MA60の取扱説明書では、浄水フィルターの交換は水質や使い方により異なるものの約2年に1回が目安です。
象印コーヒーメーカーの選び方


象印のコーヒーメーカーは、次の4つの順番で絞り込むと迷いません。ランキングの比較表も、この4項目を列にしています。
- サーバー(ステンレスかガラスか)
- ミルの有無(豆から淹れるか、粉を使うか)
- 容量(一度に何杯淹れるか)
- 濃さの調節・予約タイマーなどの機能
1. サーバーで選ぶ(ステンレスかガラスか)
象印らしさを求めるなら、まずサーバーを決めましょう。保温中に味が変わらないことを重視するならステンレス、価格と抽出の様子が見える楽しさを重視するならガラスです。
| 項目 | ステンレスサーバー | ガラスジャグ |
|---|---|---|
| 保温方法 | まほうびん構造(ヒーターなし) | 本体の保温板で温める |
| 煮詰まり | 起きにくい | 長く保温すると起きやすい |
| 割れにくさ | 割れない | 落とすと割れる |
| 残量の見やすさ | 外から見えない | ひと目で分かる |
| 価格帯(現行モデル) | 15,180〜30,800円 | 4,928〜25,080円 |
| 該当モデル | EC-KV50・EC-RT40・EC-YS100 | EC-TG40・EC-CD40・EC-MA60・EC-SA40・STAN. EC-XA30 |
ガラスジャグのモデルは、保温板で温め続けると風味が落ちていきます。EC-TG40やEC-MA60の取扱説明書でも、ドリップが終わったらスイッチを「切」にする手順です。全自動のEC-SA40は保温が2時間で自動的に切れるほか、「保温なし」も選べます。
2. ミルの有無で選ぶ
コーヒー豆は挽いた直後から酸化が始まり、香りが抜けていくのが弱点です。挽きたての香りを毎回楽しみたいならミルつき、手軽さと価格を優先するならミルなしを選びます。
| タイプ | 現行モデル | 公式ストア価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 全自動(ミル一体型) | EC-RT40・EC-SA40 | 30,800円・25,080円 | 豆を入れてボタンを押すだけ。挽き目2段階・濃さ2段階 |
| ミルつき(挽きとドリップは別操作) | EC-CD40 | 9,878円 | ミルはずして洗える。全自動の約3分の1の価格 |
| ミルなし(粉を使う) | EC-TG40・EC-MA60・EC-KV50・EC-YS100・STAN. EC-XA30 | 4,928〜26,180円 | 構造がシンプルで、本体が軽くお手入れしやすい |
ミルつきは、使うたびにミルケースに残った粉を掃除する手間が増えます。EC-RT40・EC-SA40は抽出時のお湯でミルケース内部の粉を流す「ミルクリーン構造」で、この手間を減らしているのが特徴です。なお、両機種のミル運転音は、本体正面から30cmの位置で90dB以下という公表値です。
ミルなしのモデルを選んで、ミルだけ別に用意する方法もあります。おすすめのコーヒーミルは以下の記事で紹介しています。


ミルなしのコーヒーメーカーを他社製品も含めて比べたい方は、こちらもチェックしてください。


3. 容量で選ぶ
象印はコーヒーカップ1杯=約120mLで杯数を表示しています。マグカップは取扱説明書の基準で1杯約180mLなので、マグで飲む人は表示の杯数より少なくなると考えてください。
| 容量 | コーヒーカップ(120mL) | マグカップ(180mL)換算 | 現行モデル |
|---|---|---|---|
| 420mL | 3杯 | 約2杯 | STAN. EC-XA30 |
| 540mL | 4杯 | 3杯 | EC-TG40・EC-CD40・EC-RT40・EC-SA40 |
| 675mL | 5杯 | 約3.7杯 | EC-KV50 |
| 810mL | 6杯 | 4.5杯 | EC-MA60 |
| 1,350mL | 10杯(3杯から) | 7.5杯 | EC-YS100 |
マグカップ換算は容量を180mLで割った当サイトの計算です。1人で朝にマグ1〜2杯なら420〜540mL、2人で飲むなら675〜810mL、家族や職場で何度も注ぐなら1,350mLが目安になります。お気に入りのマグカップを探している方は、以下の記事も参考にしてください。


4. 濃さの調節・予約タイマーなどの機能で選ぶ
同じ豆でも、濃さや挽き目を変えるだけで味の印象は大きく変わります。毎日違う飲み方をしたい人は調節機能の多いモデルを、朝の準備を減らしたい人は予約タイマーつきを選びましょう。
| 機能 | 内容 | 搭載モデル |
|---|---|---|
| 3段階濃度調節 | マイルド・レギュラー・ストロングをレバーで選ぶ | EC-KV50 |
| 2段階濃度調節 | レギュラー(普通)・ストロング(濃い)を選ぶ | EC-MA60・EC-RT40・EC-SA40 |
| 挽き目2段階 | 中細挽き・粗挽きをフィルターの付け替えで選ぶ | EC-RT40・EC-SA40 |
| カップへの直接抽出 | 1杯ならマグやカップへ直接注げる(容量に合わせた自動停止はない) | EC-KV50・EC-RT40 |
| 24時間予約タイマー | 抽出スタート時刻を設定できる | EC-YS100 |
フィルターも味に関わります。象印の説明では、紙フィルターはコーヒーの油分を吸着して微粉を通しにくく、メッシュフィルターは油分を通すため、味に違いが出ます。すっきりした味ならペーパー、コクやオイル感を残したいならメッシュです。EC-RT40・EC-SA40は両方が付属し、EC-YS100はステンレスメッシュフィルターが標準です。フィルターの種類ごとの違いは、以下の記事で詳しく解説しています。


象印のおすすめ人気コーヒーメーカーランキング8選
象印の公式サイトに掲載されている現行のコーヒーメーカー8機種(キッチン家電の7機種とSTAN.シリーズの1機種)を、すべてランキングにしました。順位の選定基準は「最初の1台として満足しやすいか」で、保温方式・味の調整幅・容量・価格を公式の仕様で比べて決めています。
価格は象印公式オンラインストアの税込表示です。各商品のグラフは、公式の仕様・特長と取扱説明書の内容から当サイトが5段階で整理した目安です。
| 順位 | 商品名(型番) | サーバー | ミル | 容量 | 濃さ調節 | 価格(2026年10月時点) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 珈琲通 EC-KV50 | ステンレス | なし | 675mL(5杯) | 3段階 | 15,180円 |
| 2位 | 珈琲通 EC-RT40 | ステンレス | 全自動 | 540mL(4杯) | 2段階+挽き目2段階 | 30,800円 |
| 3位 | 珈琲通 EC-MA60 | ガラス | なし | 810mL(6杯) | 2段階 | 8,228円 |
| 4位 | 珈琲通 EC-SA40 | ガラス | 全自動 | 540mL(4杯) | 2段階+挽き目2段階 | 25,080円 |
| 5位 | 珈琲通 EC-TG40 | ガラス | なし | 540mL(4杯) | なし | 4,928円 |
| 6位 | 珈琲通 EC-CD40 | ガラス | あり | 540mL(4杯) | なし | 9,878円 |
| 7位 | 珈琲通 EC-YS100 | ステンレス | なし | 1,350mL(10杯) | なし(予約タイマーつき) | 26,180円 |
| 8位 | STAN. EC-XA30 | ガラス | なし | 420mL(3杯) | なし | 公式ストア取扱なし |
1位. 煮詰まらないステンレスサーバーと3段階の濃さ調節「珈琲通 EC-KV50」


- ヒーターを使わない保温で煮詰まらず、淹れたての味が続く
- 1杯ならマグやカップへ直接注げて、サーバーを洗わずに済む
- ミルはないので、豆から淹れるには別にミルが必要
- 直接抽出は容量に合わせて自動で止まらないため、杯数を合わせて給水する
象印のステンレスサーバーと高温抽出を、15,000円台で両方そろえられるのがEC-KV50です。バスケットを断熱構造にした「断熱スイングバスケット」で抽出中の温度低下を抑え、淹れたコーヒーはヒーターを使わずにまほうびん構造のサーバーで保温します。抽出後は自動で電源が切れるので、切り忘れの心配もありません。
濃さは「マイルド」「レギュラー」「ストロング」の3段階で、現行モデルでは唯一の3段階調節です。1杯分ならレバーを切り替えて、ふたを外した高さ約16.7cm以下のステンレスマグや高さ12cm以下のカップに直接抽出できます。スイングバスケット・フィルターケース・水タンクは取り外して洗え、水タンクの目盛は0.5杯刻みで量りやすくなっています。
| 品番 | EC-KV50(レッド) |
|---|---|
| 価格(公式ストア) | 15,180円 |
| サーバー | ステンレス(まほうびん構造・広口約6.5cm) |
| ミル | なし |
| 容量 | 675mL(コーヒーカップ5杯) |
| 濃さ調節 | 3段階(マイルド・レギュラー・ストロング) |
| フィルター | ペーパー(市販の1×2サイズ) |
| 外形寸法・質量 | 幅24×奥行16.5×高さ31.5cm・約2.4kg |
| 主な機能 | 断熱スイングバスケット、カップ直接抽出、浄水フィルター、しずくもれ防止、自動OFF |
2位. 豆から挽いてステンレスサーバーで保温する全自動「珈琲通 EC-RT40」


- 挽き目2段階×濃さ2段階×フィルター2種で、同じ豆でも味を変えられる
- ミルクリーン構造とクエン酸洗浄コースで、ミルとパイプの手入れがしやすい
- 公式ストア価格30,800円で、現行モデルでもっとも高い
- 高さ37.5cm・約4.3kgと大きく、吊り戸棚の下に置くなら高さを確認したい
ミルケースに豆を入れ、水タンクに給水してボタンを押せば、挽きからドリップまで自動で進みます。パイプのマイコン予熱と水の2回加熱で湯温を上げ、ドリッパーの抽出口を閉じて約20秒蒸らしてから落とすため、豆の成分をしっかり引き出せます。淹れたコーヒーはまほうびん構造のステンレスサーバーで保温され、煮詰まりません。
挽き目(中細挽き・粗挽き)と濃さ(普通・濃い)の組み合わせは4通りです。象印の製品ページでは、小川珈琲所属のQグレーダーが4通りの味を評価しており、粗挽き・普通はすっきり軽やか、中細挽き・濃いは苦味とコクが力強い味として紹介されています。1杯だけ飲みたいときは、ステンレスマグやカップへ直接抽出できます。
| 品番 | EC-RT40(ブラック) |
|---|---|
| 価格(公式ストア) | 30,800円 |
| サーバー | ステンレス(まほうびん構造・広口約6.5cm) |
| ミル | 全自動(ミル部30g・挽き目2段階) |
| 容量 | 540mL(コーヒーカップ4杯) |
| 濃さ調節 | 2段階(レギュラー・ストロング) |
| フィルター | ペーパー・ステンレスメッシュの両方が付属 |
| 外形寸法・質量 | 幅24×奥行25×高さ37.5cm・約4.3kg |
| 主な機能 | マイコン予熱、ダブル加熱、マイコン蒸らし、カップ直接抽出、浄水カートリッジ、クエン酸洗浄コース |
ミルつき・全自動のコーヒーメーカーを他社製品と比べたい方は、以下の記事もご覧ください。


3位. 6杯用でダブル加熱と濃さ調節つき、8,000円台の「珈琲通 EC-MA60」


- 公式ストア8,228円で、6杯(810mL)まで淹れられる
- スイングバスケット・フィルターケース・水タンクがはずせて洗いやすい
- ガラスジャグを保温板で温めるため、長く置くと煮詰まりやすい
- ドリップ後のスイッチは自分で切る
水をヒーターで2回加熱し、熱湯と蒸気で粉全体を蒸らしてから抽出する「ダブル加熱 高温抽出」を、8,000円台で使えるモデルです。濃さは「レギュラー(ふつう)」と「ストロング(濃い)」をレバーで切り替えられ、ミルクを加えるカフェオレには濃いめ、ブラックで飲むなら普通、と使い分けられます。
容量は810mLで、コーヒーカップなら6杯、マグカップなら4杯半です。ジャグを外すとフィルターケース内の弁が下がってポタ落ちを防ぐ「しずくもれ防止機構」つきで、ジャグを取り出したときに台が汚れにくくなっています。2〜3人で朝に飲む家庭で、価格を抑えたい場合に向いています。
| 品番 | EC-MA60(ブラック・グレイッシュブラウン) |
|---|---|
| 価格(公式ストア) | 8,228円 |
| サーバー | ガラスジャグ(保温板で保温) |
| ミル | なし |
| 容量 | 810mL(コーヒーカップ6杯) |
| 濃さ調節 | 2段階(レギュラー・ストロング) |
| フィルター | ペーパー(市販の1×2サイズ) |
| 外形寸法・質量 | 幅23×奥行15.5×高さ28cm・約1.7kg |
| 主な機能 | ダブル加熱 高温抽出、浄水フィルター、しずくもれ防止機構 |
4位. 全自動をガラスジャグでコンパクトにした「珈琲通 EC-SA40」


- EC-RT40より5,720円安く、高さも5.5cm低い
- 保温は2時間で自動OFF、すぐ飲むなら「保温なし」も選べる
- ガラスジャグは落とすと割れる
- 保温中の味の変化は、ステンレスサーバーのEC-RT40より大きい
全自動のミル、挽き目2段階、濃さ2段階、ペーパーとメッシュの2種類のフィルターという味づくりの機能は、2位のEC-RT40と共通です。違いはサーバーで、ガラスジャグにしたことで本体は高さ32cm・約3.7kgと、EC-RT40よりひと回り小さくなりました。
ガラスジャグの弱点である煮詰まりは、マイコン制御で保温中の温度上昇を抑えて軽減しています。保温は2時間で自動的に切れ、すぐに飲み切るときやアイスコーヒーをつくるときは「保温なし」を選べます。全自動で豆から淹れたいものの、置き場所と予算を抑えたい人向けのモデルです。
| 品番 | EC-SA40(ブラック) |
|---|---|
| 価格(公式ストア) | 25,080円 |
| サーバー | ガラスジャグ(保温自動OFF2時間・保温なし選択可) |
| ミル | 全自動(ミル部30g・挽き目2段階) |
| 容量 | 540mL(コーヒーカップ4杯) |
| 濃さ調節 | 2段階(レギュラー・ストロング) |
| フィルター | ペーパー・ステンレスメッシュの両方が付属 |
| 外形寸法・質量 | 幅24×奥行25×高さ32cm・約3.7kg |
| 主な機能 | マイコン予熱、ダブル加熱、マイコン蒸らし、浄水カートリッジ、クエン酸洗浄コース |
5位. 5,000円以下で買える2025年10月発売の新モデル「珈琲通 EC-TG40」


- 公式ストア4,928円で、現行8機種でもっとも安い
- 幅20.5cm・約1.1kgと小さく軽く、置き場所を選ばない
- 濃さの調節や高温抽出の機能はない
- ガラスジャグを保温板で温めるため、ドリップ後は早めに飲み切りたい
EC-TG40は、象印のコーヒーメーカーでいま最も新しいモデルです。機能は浄水フィルター・目盛りつき水タンク・取扱説明書を読み込める二次元コードの3点に絞られていて、粉と水を入れてスイッチを入れるだけで使えます。寸法(幅20.5×奥行15.5×高さ23cm)と質量(約1.1kg)は、生産終了したEC-TC40と同じです。
ペーパーフィルターは市販の1×2サイズ(2〜4杯用)が使えるので、スーパーやドラッグストアで買い足せます。ガラスジャグは保温板で温めるタイプなので、淹れたら早めに飲み切る使い方に合うタイプです。はじめてコーヒーメーカーを買う人や、一人暮らしで朝に1〜2杯だけ飲む人の最初の1台に向いています。
| 品番 | EC-TG40(ブラック) |
|---|---|
| 価格(公式ストア) | 4,928円 |
| サーバー | ガラスジャグ(保温板で保温) |
| ミル | なし |
| 容量 | 540mL(コーヒーカップ4杯) |
| 濃さ調節 | なし |
| フィルター | ペーパー(市販の1×2サイズ) |
| 外形寸法・質量 | 幅20.5×奥行15.5×高さ23cm・約1.1kg |
| 主な機能 | 浄水フィルター、目盛りつき水タンク、取扱説明書の二次元コード |
一人暮らしに向くコンパクトなコーヒーメーカーを他社製品と比べたい方は、以下の記事もご覧ください。


6位. 1万円以下で挽きたての香りを楽しめるミルつき「珈琲通 EC-CD40」


- 公式ストア9,878円で、豆から挽けるモデルとしては全自動の約3分の1
- ミルと水タンクがはずせて、使うたびに洗える
- 挽きとドリップは別操作で、全自動ほど手軽ではない
- 挽き目と濃さの調節はできない
「豆から挽きたいけれど、全自動に2万円以上は出せない」という人に合うのがEC-CD40です。ミルで豆を挽く操作と、ドリップの操作を順に行う2段階の使い方です。全自動ほどボタン1つでは終わりませんが、粉を買い置きするより香りの立つ一杯を淹れられます。
ミルは本体からはずして洗え、付属のミルケースブラシは使わないときにミルケースへ収納できます。水タンクもはずせるので、毎回の給水と洗浄が楽です。豆の挽きムラを抑えたい場合や、挽き目を細かく選びたい場合は、手動・電動ミルを別に用意する方法も検討してください。
| 品番 | EC-CD40(ダークブラウン) |
|---|---|
| 価格(公式ストア) | 9,878円 |
| サーバー | ガラスジャグ(保温板で保温) |
| ミル | あり(はずして洗える・ミルケースブラシ付属) |
| 容量 | 540mL(コーヒーカップ4杯) |
| 濃さ調節 | なし |
| フィルター | ペーパー(市販の1×2サイズ) |
| 外形寸法・質量 | 幅30.5×奥行15×高さ24.5cm・約2.1kg |
| 主な機能 | ミル、はずせる水タンク、浄水フィルター |
ミルつきで1杯から淹れられるコーヒーメーカーをもっと比べたい方は、こちらの記事もチェックしてください。


7位. 10杯をまとめて淹れて予約もできる大容量「珈琲通 EC-YS100」


- 1,350mLを一度に淹れて、ステンレスサーバーで煮詰まらずに保温できる
- 24時間予約タイマーで、起きる時間に合わせて抽出を始められる
- 3杯からの抽出で、1〜2杯だけ淹れる使い方には向かない
- ペーパーを使うには指定のバスケットフィルターを別に買う必要がある
家族全員の朝の分や、オフィスの来客用をまとめて淹れたいときに便利なのがEC-YS100です。容量は1,350mLで、3杯から10杯まで淹れられます。サーバーは注ぎやすいプッシュボタン式のまほうびん構造で、ヒーターを使わない保温方式です。丈夫で結露しにくいので、アイスコーヒーづくりにも使えます。
24時間予約タイマーとデジタル時計を備え、抽出の開始時刻を決めておけば、起きたときに淹れたてのコーヒーが待っています。マイコン予熱とマイコン蒸らしで湯温を保ち、フィルターは洗って繰り返し使えるステンレスメッシュが標準です。クリーニングの時期をLEDランプで知らせる機能と、クエン酸洗浄モードも付いています。
| 品番 | EC-YS100(ステンレスブラック) |
|---|---|
| 価格(公式ストア) | 26,180円 |
| サーバー | ステンレス(まほうびん構造・プッシュボタン式) |
| ミル | なし |
| 容量 | 1,350mL(コーヒーカップ10杯・3杯から) |
| 濃さ調節 | なし |
| フィルター | ステンレスメッシュ(ペーパーは指定のバスケットフィルターを別途購入) |
| 外形寸法・質量 | 幅27×奥行20×高さ37.5cm・約4.1kg |
| 主な機能 | 24時間予約タイマー、マイコン予熱・蒸らし、クリーニングお知らせランプ、クエン酸洗浄モード |
10杯以上淹れられる大容量のコーヒーメーカーや、タイマーつきのモデルを他社と比べたい方は、以下の記事もご覧ください。




8位. マグカップ2杯分をシンプルに淹れるデザインモデル「STAN. EC-XA30」


- ジャグとバスケットが一体で、セットと片付けの手順が少ない
- ダブル加熱と浄水フィルターを備え、ホット・アイスの専用目盛りつき
- 容量は420mL(コーヒーカップ3杯)で、3人以上には足りない
- 象印公式オンラインストアでの取り扱いがなく、販売店の在庫で探す
STAN.は「扱いやすさとシンプルさ」をテーマにした象印のデザイン家電シリーズで、EC-XA30はその中のコーヒーメーカーです。ガラスジャグとバスケットが一体になった「シンプルジャグ」を採用し、セットするパーツが少なくて済みます。マグカップ約180mL×2杯分、コーヒーカップなら3杯分を一度に淹れられる容量です。
見た目はシンプルでも、水を2回加熱して蒸らしてから抽出するダブル加熱と、カルキを取る浄水フィルターを備えています。ジャグにはホットとアイスの専用目盛りがあり、アイスコーヒーも目盛りどおりにつくれる設計です。現在は象印公式オンラインストアに掲載がなく、STAN.の製品ページから販売店を確認する形になります。
| 品番 | EC-XA30(ブラック) |
|---|---|
| 価格 | オープン価格(公式ストア取扱なし) |
| サーバー | ガラスジャグ(バスケット一体のシンプルジャグ) |
| ミル | なし |
| 容量 | 420mL(マグカップ2杯・コーヒーカップ3杯) |
| 濃さ調節 | なし |
| フィルター | ペーパー(市販の1×2サイズ) |
| 外形寸法・質量 | 幅15×奥行22.5×高さ23.5cm・約1.8kg |
| 主な機能 | ダブル加熱、浄水フィルター、はずせる水タンク、ホット・アイス専用目盛り |
生産終了した象印コーヒーメーカーと近い現行モデル


EC-TC40・EC-TD40・EC-GB40・EC-AK60・EC-AS60・EC-CB40の6機種は、象印公式サイトの現行ラインナップに掲載されていません。容量・サーバー・ミルの有無が近い現行モデルは次のとおりです。
| 生産終了モデル | 近い現行モデル | 共通点 | 現行モデルで変わった点 |
|---|---|---|---|
| EC-TC40・EC-TD40 | EC-TG40 | 4杯・ガラスジャグ・ペーパー・浄水フィルター。寸法と質量も同じ | 目盛りつき水タンク、取扱説明書の二次元コード |
| EC-GB40 | EC-TG40 | 4杯・ガラスジャグ・ペーパー | EC-GB40のはずせる水タンクが必要なら、EC-CD40かEC-MA60 |
| EC-CB40 | EC-CD40 | 4杯・ミルつき・ガラスジャグ | 寸法(幅30.5×奥行15×高さ24.5cm)と質量約2.1kgは同じ |
| EC-AK60・EC-AS60 | EC-MA60 | 6杯・ダブル加熱・2段階濃度調節 | EC-AS60の樹脂製メッシュフィルターは非搭載(ペーパーのみ) |
旧モデルの名前で検索して、販売店の在庫が残っているのを見つけることもあります。修理用の部品は製品ごとに保有期間が決まっているため、これから長く使うなら現行モデルを選ぶと安心です。在庫のある旧モデルは次のとおりです。
象印コーヒーメーカーの口コミ・評判
象印公式オンラインストアには、購入者が5段階で評価したレビューが掲載されています。2026年10月12日時点の平均評価とレビュー件数を、現行モデルごとにまとめました。
| モデル | 平均評価 | レビュー件数 |
|---|---|---|
| EC-RT40 | 4.64 | 25件 |
| EC-SA40 | 4.55 | 42件 |
| EC-KV50 | 4.50 | 14件 |
| EC-MA60(ブラック/グレイッシュブラウン) | 4.36/4.43 | 各14件 |
| EC-CD40 | 4.20 | 10件 |
| EC-YS100 | 4.00 | 1件 |
| EC-TG40 | 5.00 | 5件 |
レビュー件数が10件以上あるモデルは、すべて平均4.2以上です。件数が多い全自動のEC-SA40(42件)とEC-RT40(25件)が4.5を超えていて、価格は高くても満足度の高いモデルだと読み取れます。EC-TG40の5.00とEC-YS100の4.00は件数が少ないため、ほかのモデルと同じ重みでは比べられません。
一方で、Amazonに投稿された旧モデルの低評価レビューでは、ガラスジャグのモデルについて「出来上がりがぬるい」「味が薄い」「ガラス容器が割れた」「保温で煮詰まった」という声が目立ちました。いずれもガラスジャグと保温板の構造に由来する不満です。気になる人は、次のように選ぶと避けられます。
- ぬるさ・薄さが気になる → ダブル加熱のEC-MA60や、高温抽出の全自動EC-RT40・EC-SA40を選ぶ。カップを先に温めておく
- ガラスの割れが心配 → 割れないステンレスサーバーのEC-KV50・EC-RT40・EC-YS100を選ぶ
- 保温中の煮詰まりが気になる → ステンレスサーバーのモデルか、保温が2時間で切れるEC-SA40を選ぶ
象印コーヒーメーカーのお手入れ方法


象印のコーヒーメーカーは、はずせる部品を使うたびに洗い、約3か月に1回クエン酸でパイプを洗浄するのが基本です。EC-TG40・EC-MA60の取扱説明書をもとに、お手入れの頻度をまとめました。
| お手入れ | 頻度の目安 | やり方 |
|---|---|---|
| はずせる部品の水洗い | 使うたびに | ガラス容器・バスケット・水タンクなどを、薄めた台所用中性洗剤とスポンジで洗い、よく乾かす |
| 本体の拭き掃除 | 汚れが気になったとき | 電源プラグを抜き、本体が冷めてから、中性洗剤を含ませて固く絞った柔らかい布で拭く |
| クエン酸洗浄 | 約3か月に1回 | 浄水フィルターをはずし、パイプ洗浄用クエン酸を溶かした水で抽出運転をしてパイプのミネラル分を落とす |
| 浄水フィルターの交換 | 目詰まりしたとき(EC-MA60は約2年に1回が目安) | 消耗品として購入して交換する |
ドリップに時間がかかるようになったり、湯の出が悪くなったりしたら、パイプにカルシウムなどのミネラル分がたまっているサインです。象印はクエン酸洗浄に専用の「パイプ洗浄用クエン酸 EC-ZA01」を推奨しています。EC-RT40・EC-SA40には専用の「クエン酸洗浄コース」、EC-YS100には「クエン酸洗浄モード」があり、ボタン操作で洗浄できます。
洗うときは、本体が熱いうちに触らないことと、浄水フィルターをつけたままクエン酸洗浄をしないことに注意してください。浄水フィルターにクエン酸のにおいが移り、コーヒーの味が変わる原因になります。象印以外も含めて、お手入れが簡単なコーヒーメーカーを知りたい方は以下の記事もご覧ください。


象印コーヒーメーカーに関するよくある質問
- 象印のコーヒーメーカーの新製品はどれですか?
-
現行モデルで最も新しいのは、2025年10月に発売された「EC-TG40」です。4杯用のシンプルなドリップ式で、象印公式オンラインストアでは4,928円で販売されています。
- EC-TD40とEC-TG40の違いは何ですか?
-
どちらも4杯用・ガラスジャグ・ペーパーフィルターのドリップ式です。EC-TD40は現在の公式ラインナップに掲載がなく、後から出たEC-TG40が販売されています。EC-TG40の公式の特長は、浄水フィルター・目盛りつき水タンク・取扱説明書を読み込める二次元コードの3点です。
- EC-RT40とEC-SA40の違いは何ですか?
-
ミル・抽出機能は同じで、サーバーが違います。EC-RT40はまほうびん構造のステンレスサーバーでカップへの直接抽出にも対応し、EC-SA40はガラスジャグで保温が2時間で自動OFFになります。公式ストア価格はEC-RT40が30,800円、EC-SA40が25,080円で、差は5,720円です。
- 象印のコーヒーメーカーにはどのペーパーフィルターを使えばいいですか?
-
EC-TG40・EC-CD40・EC-MA60・EC-KV50・STAN. EC-XA30は、市販の1×2サイズ(2〜4杯用)のペーパーフィルターが使えると取扱説明書に記載されています。2枚以上重ねて使うと湯があふれる原因になるため、1枚ずつセットします。
- 象印のコーヒーメーカーで粉のコーヒーは使えますか?
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ミルなしの5機種は粉で淹れる設計です。全自動のEC-RT40・EC-SA40も粉から抽出できます。EC-TG40・EC-CD40・EC-MA60・STAN. EC-XA30の取扱説明書では細挽きの粉を使わないよう注意されているため、中細挽き〜中挽きの粉を選んでください。
象印のコーヒーメーカーはサーバーとミルの有無で選ぼう
象印の現行コーヒーメーカーは8機種で、公式ストア価格は4,928円から30,800円までの幅です。最初にサーバー(ステンレスかガラスか)とミルの有無を決めれば、候補は1〜2機種に絞れます。
- 保温中も味を保ちたいなら、ステンレスサーバーのEC-KV50(15,180円)から検討する
- 豆から全自動で淹れるなら、保温重視のEC-RT40か、小さく安いEC-SA40を選ぶ
- 価格を抑えるなら、6杯用で濃さを選べるEC-MA60(8,228円)か、最安のEC-TG40(4,928円)
- 10杯まとめて淹れる家庭や職場には、予約タイマーつきのEC-YS100
- 旧モデルを使っている人は、対応表で近い現行モデルを確認してから買い替える
コーヒーメーカーを買ったら、豆の鮮度と挽き目を見直すだけでも味が変わります。ステンレスサーバーで保温できるコーヒーメーカーを他社製品と比べたい方や、象印以外の国内メーカーが気になる方は、以下の記事もチェックしてみてください。




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