コーヒーとワインの組み合わせって合うの?美味しいのかな?
コーヒーとワインの共通点ってなんだろう?ワインのような味のコーヒーも知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- 「コピ・ワイン」という名前のコーヒー豆がコーヒーワインとして話題になった
- コーヒーワインはコーヒーとワインの効果・効能がそれぞれある
- 白ワインとアイスコーヒーを5:5で合わせるのが美味しい
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
続きはこちら
コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは詳しく見ていきましょう!
ワインにコーヒーをブレンドする「コーヒーワイン」とは?
アメリカやインドネシアで流行しているのは、ワインの香りがするコーヒーと、コーヒーの香りがするワインになります。
インドネシアでは、市場に出回らない、非常に希少価値の高いコーヒー豆があります。
それは、コピ・ワインという名前のコーヒー豆です。
発酵したコーヒー豆が、ワインの香りになったことから、このような名称が付きました。
とても芳醇で他にはないコーヒー豆です。
コピ・ワインはアメリカやインドネシアで流行しているんだね!
売り切れ状態が続く
アメリカでは、コーヒーの生豆をワインに漬けこみ、それを乾燥させて焙煎したコーヒー豆が大人気となり、ずっと売り切れ状態。
コーヒーとワインをブレンドしたものではなくて、コーヒーにワインの香り、ワインにコーヒーの香りといった、香りづけにコーヒーとワインを掛け合わせた商品が流行りました。
嗜好品としても、コーヒー豆とワインは大人気ですよね。
健康を保つ効果も期待できることも共通しています。
コーヒーとワインは色んな意味で類似点が多いと言えますね。
どっちも木に生るしね!
コーヒーとワインの飲み合わせが合う理由
コーヒーとワインが合うのは、香りや味が近しいからです。
コーヒーとワインの成分が似ていることにより、香りや味が似ています。
例えば、ポリフェノール。
この成分はコーヒーにもワインにも含まれています。
渋みや、酸味、フルーティーな香りなど、コーヒーとワインには共通する要素が沢山ありますよね。
これが、相性の良さにつながっているのです。
コーヒー豆の種類や、焙煎のやり方によっては、ワインの香りがするようになります。
確かに!
コーヒーワインのメリット・効果効能
コーヒーワインのメリット・効果効能を解説するには、コーヒーとワインのメリットを別々に切り分けて紹介する必要があります。
まずはワインの効果から紹介します。
ワインの期待できる効果
ワインの期待できる健康効果としては以下のようなものがあります。
- 生活習慣病予防
- 老化防止
- 認知症予防
- 自律神経調整
- 血流改善
コーヒーにもワインにも抗酸化作用があるので、生活習慣病予防や、老化防止などが期待できます。
コーヒーの期待できる効果
コーヒーの期待できる効果としては主に以下のようなものがあります。
- 利尿作用効果
- 脂肪燃焼効果
- 覚醒効果
- 糖尿病、がん、動脈硬化などの予防効果…etc.
詳しい効果については「【最新】コーヒーに含まれる栄養素とは?詳しい成分から効果まで解説」の記事をチェック!
コーヒーワインのデメリット・副作用
ワインはアルコールが含まれていますし、コーヒーにはカフェインが入っているので、妊娠中の方、授乳中の方や未成年の方は飲めません。
その他、アルコールが弱い方はブレンドする量に注意して下さい。
アルコールが全く飲めない方は、ノンアルコールワインを使用してもいいですね。
カフェインに敏感な方も同じで、摂取量と時間に注意するか、デカフェや代用コーヒーを利用しましょう。
アルコールが合わない人、カフェインに敏感な人は避けようね!
【簡単】コーヒーワインの作り方
今回は実際にコーヒーとワインをブレンドして、コーヒーワインを作って飲んでみました。
用意するものは以下の通りです。
- 赤ワイン
- 白ワイン
- ホットコーヒー
- アイスコーヒー
そしてワインとコーヒーの比率は、5:5と2:8で飲み比べしました。
比率による味の変化
比率による味の変化についてそれぞれ解説していきます。
赤ワイン:ホットコーヒー=比率5:5
苦味が薄まって、コーヒー感がゼロになります。
後味がほのかに甘く、ワインのフルーティーが残る形です。
赤ワイン:ホットコーヒー=比率2:8
コーヒーではなくなりますが、違う飲み物として認識すると美味しいです。
苦味が少しだけ残りますが、まろやかな味わいになります。
白ワイン:ホットコーヒー=比率5:5
コーヒーでもなく、ワインでもない別の飲み物としては美味しいですね。
さっぱりしていて、さわやかな甘みを感じます。
白ワイン:ホットコーヒー=比率2:8
コーヒーの苦味がやわらぎ、よりフルーティーな飲み物です。
赤ワイン:アイスコーヒー=比率5:5
アルコール感が少なくて、お酒であることを忘れます。
そのほかまとめると以下の通りです。
- 赤ワイン:アイスコーヒー=比率2:8の場合:苦味の少ないコーヒーといった感じ
- 白ワイン:アイスコーヒー=比率5:5の場合:さっぱり、すっきりしたジュースのような味わいで、個人的にはこれが一番おすすめのブレンド。
- 白ワイン:アイスコーヒー=比率2:8の場合:コーヒーの苦味が控えめになり、フルーティーさが増す。浅煎りコーヒーのようなすっきりとした後味です。
バランスが大切
コーヒーとワインをブレンドすると以下のような特徴が出てきます。
- 赤ワイン:渋みと酸味がなくなる
- 白ワイン:甘みとフルーティーさが若干弱まるが、特徴は残る
- ホットコーヒー:苦味がなくなる
- アイスコーヒー:味に深みが出る
個人的意見では、コーヒーとワインは別々で飲んだ方がベストです。
もし、ブレンドするのであれば、アイスコーヒー+白ワインの組み合わせがおすすめ。
比率は、お酒が好きな方はワイン多めで、コーヒーが好きな方はコーヒー多めが良いでしょう。
それぞれの良さを感じたいならブレンドしないほうが良さそうだね。
【徹底比較】ワインのような上品な香りがするおすすめコーヒー3選
ここではワインのような上品な香りがするおすすめコーヒーを3つ紹介していきます。
まとめると以下の通りです。
- 土居珈琲 モカミックス
- 自家焙煎珈琲座長 座長ブレンド
- カフェカンパニー イエメンモカマタリ
順番に解説します。
1. 甘い香りが個性的「土居珈琲 モカミックス」
最初におすすめする、上品な香りがするコーヒーは、土井珈琲のモカミックスです。
モカはワインのような香りが特徴のコーヒー豆になります。
土井珈琲は今は亡き土井博司さんが創業した、コーヒー豆専門店です。
土井博司さんが理想とするコーヒー豆を追求し、形になったお店になります。
そんな土井珈琲のモカミックスは、ワインの香りと甘い香りが個性的なコーヒー豆です。
味も香りも個性的なので、好き嫌いが分かれそうですが、ハマる人はとことんハマってしまう味です。
いつもと違うコーヒーを体験してはいかがでしょう。
また土居珈琲を楽しむならまずは「初回限定セット」がかなりおすすめ。
商品スペック
メーカー名 | 土井珈琲 |
---|---|
商品名 | モカミックス |
内容量 | 200g |
価格 | 1,620円 |
\ 多数メディアに掲載 /
2. 甘くてフルーティー「自家焙煎珈琲座長 座長ブレンド」
次におすすめする、上品な香りがするコーヒーは、自家焙煎珈琲座長の座長ブレンドです。
ブラックなのに、甘くてフルーティーなコーヒー豆を製造販売しているお店になります。
自家焙煎珈琲座長のコーヒー豆はブラックでも苦味が少なく、コーヒー豆本来の甘みとフルーティーな香りをしっかり出しています。
それはまるでワインの香りに似ています。
上品で甘くてフルーツを思わせる香りは、いい意味でコーヒーっぽくないコーヒーです。
鮮度が良い
この味や香りを出すために一番大事にしているのが、鮮度。
コーヒー豆は鮮度が命ということを第一優先にして、コーヒー豆を焙煎しています。
苦いコーヒーは作らない。
そんなこだわりが沢山詰まったコーヒーです。
苦味を感じないコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょう。
商品スペック
メーカー名 | 自家焙煎珈琲座長 |
---|---|
商品名 | 座長ブレンド |
内容量 | 100g |
価格 | 600円 |
3. 爽やかさが特徴「カフェカンパニー イエメンモカマタリ」
最後におすすめする、上品な香りがするコーヒーは、カフェカンパニーのイエメンモカマタリです。
さわやかなワインの香りがするコーヒー豆になります。
カフェカンパニーは、山口県にあるカフェショップです。
自家焙煎のコーヒー豆と生活雑貨を販売しており、カフェスペースでは、コーヒーやケーキなどが頂けます。
アットホームな雰囲気の素敵なお店です。
世界中から厳選したコーヒーの生豆を輸入して、お店で焙煎しています。
生豆の状態で保存
お店では、コーヒー豆の劣化を防ぐため、販売用のコーヒー豆は全て生豆の状態で保存している徹底ぶりです。
そんなカフェカンパニーさんのイエメンモカマタリは、希少なコーヒー豆を使っています。
ワインを思わせる独特な上品な香りが特徴で、後味は爽やかですっきりしています。
一味違うコーヒータイムを楽しんではいかがでしょうか。
商品スペック
メーカー名 | カフェカンパニー |
---|---|
商品名 | イエメンモカマタリ |
内容量 | 100g |
価格 | 950円 |
好きな香りのするコーヒー豆を探してみよう!
コーヒーとワインの飲み合わせて大人な味を楽しもう!
いかがでしたでしょうか?
コーヒーとワインの相性からおすすめのコーヒーまで紹介しました!
今回の記事で重要なポイントをまとめると以下の通り。
- コピ・ワインという名前のコーヒー豆がコーヒーワインとして有名
- コーヒーワインのメリット・効果効能を解説するには、コーヒーとワインのメリットを別々に切り分けて理解する必要がある
- 白ワインとアイスコーヒーを5:5で合わせるのがおすすめ
是非コーヒーとワインの飲み合わせて大人な味を楽しみましょう!