バルミューダのコーヒーミルってどうなの?
性能やスペック、口コミが知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
家の中の家電をバルミューダで統一したい人にとって、バルミューダのコーヒーミルは魅力的な選択肢です。でも、安くはない買い物なので、ガッカリしないためにも性能や口コミは気になりますよね。
本記事では、バルミューダのコーヒーミルのスペックや世間一般の評判について解説します。
バルミューダのコーヒーミルを買うべきかどうかがわかります。ぜひ購入の参考にしてください。
- バルミューダのコーヒーミルは高級感のあるデザインと使いやすさが魅力
- ハンドルが取り外せるので収納がしやすい
- 豆が20gしか入らない点がデメリット
- 家電などをバルミューダブランドで統一したい人におすすめ
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年、専門家として活動しています。運営する国内最大級のコーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」(月間60万PV)は多くの読者に支持され、テレビ番組『ZIP!』をはじめ各種メディアにも出演。自社ブランド「ラボカフェ」では、厳選したコーヒー豆を販売しています。
それでは早速見ていきましょう!
バルミューダのコーヒーミルとは?
最初にバルミューダのコーヒーミルについて解説します。
概要
バルミューダのコーヒーミルは、シンプルながらも高級感のあるデザインと、使いやすさを両立した手挽きミルです。
商品名 | Coffee Mill |
---|---|
価格 | 11,000円 |
刃素材 | ステンレス |
歯数 | 5 |
容量 | 20g |
挽き方 | コニカル式 |
サイズ | 162×54×182mm |
重量 | 約450g |
素材 | 本体・粉受け:アルミニウム、ポリカ 粉受け:アルミニウム ハンドル:ステンレス、アルミ二ウム、シリコン 軸・スプリング・ワッシャー・内刃・外刃:ステンレス 台座・調節ダイヤル:ステンレス |
中細挽きをはじめ、フレンチプレス向けの粗挽きやハンドドリップ向けの中挽きなど、さまざまな抽出方法に対応できるメッシュで挽けます。
初心者から中級者まで、抽出方法や味わいの変化を楽しみたい人にとって、扱いやすい設計のコーヒーミルです。
デザイン
バルミューダのコーヒーミルは、マットな質感のオールブラックが印象的なデザインです。
ボディからハンドルまでの全てが艶を抑えてシックに仕上げられていて、どんなキッチンやリビングにも自然に馴染みます。
ブランドの他製品と並べても統一感があり、バルミューダらしい世界観を演出できます。
無駄のないフォルムと高級感のある色合いが、インテリアとしての存在感を引き立てるのも魅力です。
使わないときでも出しっぱなしにしておきたくなる美しさがあり、どこに置いてもインテリアの一部として馴染む仕上がりなので、実用性と見た目の両方を大切にしたい人にピッタリです。
挽き目調節機能
バルミューダのコーヒーミルは22段階の挽き目調節が可能で、ハンドドリップからフレンチプレスまで幅広い淹れ方に対応します。
ミル刃には切れ味の良いステンレス製の5枚コニカル刃を採用していて、豆を均一に挽ける点が特長です。
粒度のばらつきが少ないと、抽出時に雑味を抑えられますし、風味もしっかり引き出せます。
中細挽きや中挽きなど、バルミューダのコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」向けの設定がしやすいのもポイントです。
自分の好みやレシピに合わせて細かく調整できるので、丁寧なドリップが楽しめます。
バルミューダのコーヒーミルのメリット・デメリット
- ハンドルが取り外せてコンパクトに収納可能
- 回しやすいハンドル形状
- 容量が20g
バルミューダのコーヒーミルはデザイン性とブランド力で注目を集める一方、使用感にはメリットとデメリットがあります。
選ぶ際は両面を理解しておくと、購入後の満足度が高まるでしょう。
以下でメリットとデメリットをそれぞれ詳しく解説します。
メリット
バルミューダのコーヒーミルは、使いやすさとスタイルを両立した設計をしています。
ハンドルは取り外し可能で、収納時に場所を取らず、キッチンをすっきりと保てます。
コンパクトに収納ができるので、リュックなどに入れて持ち運びがしやすく、アウトドア用途にも使えるでしょう。
ハンドルの形状は回しやすく、力を入れずにスムーズに豆を挽ける点も魅力です。
デメリット
バルミューダのコーヒーミルは、容量が20gと少なめである点が最大の弱点です。
バルミューダのコーヒーメーカー「The Brew」は最大3杯分を想定しているので、本来であれば30gの豆が必要になりますが、バルミューダのコーヒーミルでは30gを1回で挽けません。
そのため、複数人分を準備するときには少し手間が増えてしまいます。
同価格帯には容量が大きく、細かい挽き目にも対応するモデルが存在するので、コスパや多機能性を重視するユーザーには物足りなく感じるでしょう。
バルミューダのコーヒーミルの口コミ・評判は?
バルミューダのコーヒーミルに関する口コミ・評判を調査しました。
良い口コミ
まずは良い口コミから紹介します。
挽き味の良さや、コーヒーの味の変化、電動との違いなど、良い変化を楽しめているようです。
バルミューダのコーヒーメーカー「The Brew」と並べたときのデザインの統一感に満足している方もいました。
悪い口コミ
一方でイマイチだったという声もありました。
メンテナンス時の組み立ての難しさや、刃が鋭いことによる危険性などが挙げられています。
コーヒーミルには金属パーツが多数使われているため、清掃の際には注意が必要です。
また、値段が高いという声もありました。
バルミューダのコーヒーミルと他社製品のスペック比較
バルミューダのコーヒーミルと、同じ価格帯の他社製品のスペックを比較してみました。
タイムモアとキングラインダーは高級ミルとして知名度が高いメーカーです。
商品名 | メーカー | 価格 | 刃素材 | 歯数 | 容量 | 挽き目の調節 | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Coffee Mill | バルミューダ | 11,000円 | ステンレス | 5 | 20g | 22段階 | 162×54×182mm | 約450g |
C2 MAX | タイムモア | 11,680円 | ステンレス | 5 | 30g | 36段階 | 163×53mm | 431g |
K2 | キングラインダー | 11,111円 | ステンレス | 6 | 20-25g | 140段階 | 162×52mm | 595g |
大きな違いは、容量と挽き目の調節数です。
容量ではタイムモアのC2MAXが30gと優れていて、挽き目の調節段階数ではキングラインダーのK2が優れています。
トータルすると、バルミューダのコーヒーミルは、各性能で他社のコーヒーミルに少し劣っている印象を受けました。
スペックにもこだわりたいのであれば、他社のコーヒーミルも検討候補に入れた方が良いでしょう。
バルミューダのコーヒーミルはどこで買える?
バルミューダのコーヒーミルは、Amazonや楽天市場などの大手通販サイトでは取り扱いが見つかりませんでした。
購入するには、バルミューダの公式オンラインストアを利用するのが確実です。
公式サイトで購入すれば、最新情報や在庫状況を直接確認できますし、アフターサポート面でも安心感があります。
ちなみに、バルミューダの直営ストアで販売されている可能性もあります。
実物を確認したい方は店舗を訪れてみても良いでしょう。
※2025年10月時点
バルミューダのコーヒーミルの使い方
バルミューダのコーヒーミルは、初心者でも扱いやすいシンプルな操作設計です。
基本的には以下の手順で使います。
- 挽き目を選ぶ
- 豆を入れる
- ハンドルを回す
まず、挽き目を内部のダイヤルで22段階から選びます。
ハンドドリップなら中細挽き、フレンチプレスなら粗挽きなど、抽出方法に合わせて設定してください。
次に、上部のハンドルを外して豆を入れ、しっかりとフタを戻します。
ハンドルを回すとステンレス製のコニカル刃が均一に豆を挽き、香り豊かな粉が完成します。
バルミューダのコーヒーミルがおすすめな人・そうじゃない人
コーヒーミル選びは、自分のライフスタイルや重視するポイントを考慮することが大切です。
ここからはバルミューダのコーヒーミルがおすすめな人とそうでない人を具体的に解説します。
おすすめな人
バルミューダのコーヒーミルがおすすめの人は以下の通りです。
- 家電をバルミューダで統一したい人
- シンプルでシックなデザインが好みな人
- そこそこのスペックのミルが欲しい人
バルミューダのコーヒーミルは、同社のコーヒーメーカー「The Brew」や他の家電を愛用しており、ブランド全体で統一感を出したい人に特に適しています。
マットブラックの洗練されたデザインは、キッチンを上質な空間に演出し、シンプルで落ち着いた雰囲気を好む方にぴったりです。
また、22段階の挽き目調節やステンレス製のコニカル刃を備えているため、フレンチプレスからペーパードリップまで幅広い抽出方法に対応可能。
日常的におしゃれさと使いやすさを両立したい人におすすめです。
おすすめしない人
一方で、以下のような人にはバルミューダのコーヒーミルはおすすめしません。
- コスパ重視の人
- エスプレッソも楽しみたい人
コストパフォーマンスを重視する人には、バルミューダのコーヒーミルは向いていません。
同価格帯には容量が大きく、より細かい挽き目に対応できるモデルが多数あります。
容量20gでは3杯分を一度に淹れたい場合に豆を2回に分ける必要があり、手間を感じるでしょう。
また、エスプレッソ用の極細挽きには不向きなので、幅広い抽出方法を本格的に楽しみたい人には物足りないかもしれません。
ブランドより性能を優先する方は、他機種を検討したほうが満足度が高いでしょう。
バルミューダのコーヒーミルに関するよくある質問
- 保証は付いている?
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購入から1年間は保証がついています。
- どこで作られている?
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バルミューダのコーヒーミルは中国で生産されています。
- タイムモアとの関連性は?
-
バルミューダのコーヒーミルはタイムモアのOEM商品です。
OEMとはOriginal Equipment Manufacturerの略で、他社ブランドの製品を製造する企業や仕組みを指します。
バルミューダからタイムモアに製品の製造を依頼しています。
そのため、バルミューダのコーヒーミルの内部はタイムモアのコーヒーミルとほとんど変わりません。
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バルミューダのコーヒーミルに電動機能はついていません。
バルミューダのコーヒーミルを買って、スタイリッシュなコーヒーライフを送ろう
今回はバルミューダのコーヒーミルの特長や、メリット・デメリット、口コミや評判を紹介しました。
本記事の重要なポイントは以下の通りです。
- バルミューダのコーヒーミルは高級感のあるデザインと使いやすさを両立したミル
- ハンドルの取り外しができるのでアウトドアでも使用可能
- 豆が20gしか入らないので3杯淹れられるバルミューダのコーヒーメーカーとの親和性は△
- 家の中をバルミューダ製品で統一したい人や、シックなデザインのミルが欲しい人におすすめ
バルミューダのコーヒーミルは、そのデザイン性や使いやすさが魅力のミルです。
ただ、同価格帯のミルと比べるとスペックで劣っている感は否めません。
家の中をバルミューダで揃えたい人向けのコーヒーミルといえます。
バルミューダのデザインやブランドそのものが好きな方は、買ってみてくださいね。