コーヒーの初心者はまず何をすればいいの?
コーヒー初心者におすすめの道具が知りたい
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
カフェのような美味しいコーヒーを家でも飲みたいと思ったことはありませんか?
しかし「道具を揃えるのが大変そう…」「美味しい淹れる方法が分からない」とコーヒー初心者の人は躊躇してしまいがちです。
実は基本的な道具と淹れ方のコツをつかめば、美味しいコーヒーは自宅でも飲むことができます。
家でも美味しいコーヒーが飲みたい人に、この記事では知っておくべきコーヒーの道具や淹れ方、豆の保存方法などをわかりやすく解説します。
おすすめの豆も紹介するので、自分の好みに合ったものを楽しんでみましょう。
- コーヒー豆、道具・器具、淹れ方の3つ理解することが重要
- コーヒー豆は産地、焙煎度合いによって味が変わる
- 器具はドリッパー、フィルター、サーバー、ケトルがあれば大丈夫
- 淹れ方はペーパードリップがおすすめ
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
コーヒー初心者が知っておくべき3つのこと
コーヒー初心者が知っておくべき3つのことは以下の通りです。
- コーヒー豆
- 道具・器具
- 淹れ方
コーヒー豆
美味しいコーヒーを淹れるために、まずはコーヒー豆について知りましょう。
コーヒー豆は産地や焙煎具合によって、味わいや香りが変わります。
コーヒーは主にアフリカや中南米、アジアで生産されています。
アフリカ産
アフリカ産のコーヒー豆は、ベリーや柑橘系の華やかな香りが多く、きれいな酸味を感じられるのが特徴です。
中南米のコーヒー豆は酸味と苦みのバランスが良く、万人に受け入れられます。
好みの味が決まっていない初心者の人にもおすすめです。
コーヒー豆の種類によっては、ナッツや果物などの香りを持つものもあります。
アジア産
アジアの豆は、独特な風味を持っています。
スパイス感やコクを感じられるので、いつもと違うコーヒーを飲みたい時におすすめです。
より大きな地域ごとの特徴をタブでまとめています。クリックすると詳細が見れます
苦みと深いコクが特徴。いつもと違うコーヒーを飲みたい方におすすめです。
代表的な銘柄はインドネシアの「マンデリン」。
苦みが強く、深いコクが感じられます。また香辛料のような独特な香りも魅力でしょう。
そのため、少しクセのあるコーヒーを試したい際や、普段からミルクや砂糖と一緒に飲んでいる方などの甘党の方にもおすすめです。
焙煎度合い
またコーヒーの生豆を炒り、熱を加えるのが焙煎です。
焙煎具合によって『浅煎り』『中煎り』『深煎り』に分けられ、深煎りになるほど酸味が抑えられて苦みを感じられます。
焙煎具合はコーヒーの味や風味を決める重要な工程なのです。
ライトローストとシナモンローストは、浅煎りの焙煎度合いになります。
黄色から茶色へと変化する程度の焙煎度合いです。
コーヒーの風味はかなり弱い状態。
中煎りはミディアムローストとハイローストです。
この状態では茶褐色とまだ色は薄いものの、軽やかな風味を楽しめます。
特にハイローストは深煎りに近いため、コクと若干の苦味がありながら飲みやすいのが特徴です。
- シティロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
以上の順番で焙煎度合いは増していきます。
シティローストは最も人気な焙煎度合い。
苦みやコク、甘みのバランスが丁度よいのが特徴で、カフェで提供されるコーヒーもシティローストが多いです。
イタリアンローストになると、コーヒー豆の見た目はほぼ真っ黒です。
味もかなり濃く、味わいも濃厚になります。
道具・器具
コーヒーを淹れるための道具には様々なものがありますが、基本的にはドリッパー、フィルター、サーバー、ケトルがあれば大丈夫です。
豆からこだわりたい人は、ミルも購入しましょう。
豆や淹れ方に慣れてきたら、温度計やスケールも揃えてみてくださいね。
ちなみに初心者におすすめの入門道具については、後ほど詳しく解説します。
淹れ方
コーヒーの淹れ方には基本的なペーパードリップを始め、ネルドリップやフレンチプレス、サイフォンなどがあります。
初心者であれば、まずはペーパードリップから始めましょう!
最低限の道具で美味しいコーヒーを入れることが可能です。
なお、フレンチプレスは豆本来の味をダイレクトに楽しみたい時、ネルドリップは手間をかけてゆっくりコーヒーを味わいたい時、サイフォンは演出効果を持たせたい時におすすめの淹れ方です。
コーヒー初心者におすすめのコーヒー豆3選
「とはいってもどのコーヒー豆を買えばいいのか迷ってしまう…」そんな人は、おすすめのコーヒー豆を購入してみましょう!
どれも通販で購入ができる上質のものです。
まとめると以下の通り。
- ラボカフェ 定期便
- 珈琲きゃろっと 初回お試しセット
- 土居珈琲「小さな焙煎」おためしセット
ラボカフェ 定期便
味への徹底的なこだわりを持つラボカフェでは、それぞれの個性に合わせて、独自改良した焙煎機で豆を焙煎しています。
他のお店では味わえない、スペシャルな品を味わえます。
完全受注焙煎なことも、美味しいコーヒーへのこだわりを感じられます。
またラボカフェ定期便は、季節に合わせた旬のコーヒーを月替わりで届けてくれます。
毎月新しいコーヒーと出会うことで、コーヒーの幅が大きく広がるでしょう。
スペシャルブレンド(100g)+月替りコーヒー(100g)の合計200gが月1回届く
スペシャルブレンドはブラジル50%、エチオピア30%、タンザニア20%をブレンドされています。
口に含んだ瞬間、コクと柔らかな苦味の中にほどよい酸味が後から追いかけてきます。
こちらはガス焙煎。
月替りコーヒーのラインナップは、以上の通りです。
毎月違った味をコンセプトをもとにお届けし、季節の楽しみや憂鬱に合わせて、コーヒーの時間を楽しめるようにブレンドされています。
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挽き目・お届け間隔・コースは販売サイトで変更可能
珈琲きゃろっと 初回お試しセット
珈琲きゃろっとは、TVやメディアに取り上げられたこともあるコーヒー専門店です。
最高の状態で、世界で一台の焙煎機によって作られたコーヒー豆を楽しめます。
多くのグランプリを獲得した焙煎士による、究極の一杯を楽しんでみましょう。
珈琲きゃろっとの初回お試しセットは、販売している珈琲の中でも人気の銘柄をセットにしたものです。
一日の販売数限定なので、気になる人は早めに注文しましょう。
「初回お試しセット」は2つの銘柄を堪能できる
以下の2つの銘柄を楽しめます。
- グァテマラ・グアヤボ農園(中深煎り):赤ワインのようなボディ感、柔らかな口当たりと心地よい甘み
- コスタリカ・モンテ・コペイ農園(中煎り):ミルクチョコレートやブラウンシュガーのような甘さが心地良い
どちらの銘柄も後味がほんのり甘いのが特徴で、酸味が苦手という方にもおすすめのコーヒーです。
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土居珈琲「小さな焙煎」おためしセット
土居珈琲は豆への手間と愛情を大切にするコーヒー専門店です。
コーヒー豆一つ一つを時間と手間をかけて、少人数で焙煎しています。
豆の持つ甘みを最大限に引き出した、優しく高品質のコーヒーを味わえるでしょう。
土井珈琲「小さな焙煎」おためしセットでは人気の2銘柄を試せます。
リピート率の高い人気の味を楽しんでみましょう。
中でも「小さな焙煎」おためしセットがおすすめ
こちらの通販サイトで人気ランキング1位を誇る「グァテマラ カペティロ農園 レッドブルボンロット」は、200g入りで¥1,850とちょっとお高め。
「高いな…じゃあどれを選べばいいの?」とお考えの方には「「小さな焙煎」おためしセットが断然おすすめです。
「小さな焙煎」おためしセットは、累計で人気の高い2銘柄を試しやすい量でセットにしています。
- グァテマラ カペティロ農園:100年以上の歴史を誇る由緒ある農園。一貫した栽培プロセスから生まれた唯一無二の銘柄。ダークチョコレートのような心地よいほろ苦さと甘さのバランスが絶妙。柑橘系のグレープフルーツのようなフレッシュでキレイな酸味も心地よい
- エルサルバドル ラ・レフォルマ農園:レインフォレスト・アライアンス認証の取得とともに、グァテマラコーヒー生豆博覧会において過去に3度、1位受賞の実をもつ銘柄。柑橘系果実の爽やかさと、栗やヘーゼルナッツの甘さをあわせ持つ、品性の高い香り
どちらもフルシティローストという焙煎度合いです。
\ 多数メディアに掲載 /
もっとおすすめのコーヒーを知りたい方は、以下の記事をご覧下さい。
コーヒー初心者におすすめの入門道具セット5選
コーヒー初心者でも、たった5つの道具があれば美味しいコーヒーを淹れられます。
ここではおすすめの入門道具セットを紹介していきます。まとめると以下の通り。
- ドリッパー
- フィルター
- サーバー
- ケトル
- コーヒーミル
ドリッパー
フィルターをセットして固定する器具。
プラスチックやステンレスのものがあります。円錐形で穴が少ない方が、より濃い味わいのコーヒーが淹れられます。
チェックポイント
- 形状:円錐形・台形
- 穴の数:1つ・3つ
COFIL セラミックフィルター
コーヒー初心者におすすめなのが『COFIL セラミックフィルター』です。
セラミックの遠赤外線効果によりカルキや雑味を除去し、マイルドな味のコーヒーを淹れられます。
紙フィルターがいらず、経済的なのもポイントです。
紙フィルターよりも少し大きめの穴なので、豆のうまみや油分をダイレクトに味わえますよ。
フィルター
コーヒーを抽出する時にろ過をする紙。ドリッパーの形状に合わせて選びましょう。
チェックポイント
- 形状:台形・円錐形
- タイプ:未漂白・漂白
ハリオ VCF-01-100W V60用ペーパーフィルター01W
おすすめのフィルターは、バージンパルプでできた『ハリオ VCF-01-100W V60用ペーパーフィルター01W』です。
お湯が長い時間粉に触れる円錐型で、豆の成分をしっかりと抽出できます。
リブに高さがあるので、粉をしっかりと膨らませることもできるでしょう。
耳付きのフィルターで、使いやすいのも嬉しい点です。
お湯を注ぐスピードを変えることで、自分好みの味に仕上げられますよ。
コーヒーサーバー
抽出したコーヒーを保存する器具。
ガラスやステンレス、陶器のものなどがあり、多くは電子レンジ対応です。
容量も様々なので、普段淹れる量によって選びましょう。
- チェックポイント
-
容量:300mlから1000ml
ハリオ HARIO V60コーヒーサーバー450 VCS-01B
安定感のあるフォルムで、蓋をしたまま電子レンジに使用することもできます。
目盛りやカップ表示が見やすく、初心者の人でも使いやすいでしょう。
1~2杯のコーヒーが淹れられる、使いやすいコーヒーサーバーです。口が広く洗いやすいのも助かりますね。
ケトル
お湯を注ぐコーヒー用のケトル。
注ぐお湯の量でコーヒーの味が変わるので、調整しやすい細口タイプの物がおすすめです。
- チェックポイント
-
注ぎ口の形状:細口タイプ・鶴口タイプ
POLIVIAR ドリップポット コーヒーポット
温度計がついているので、最適なお湯の温度でコーヒーを淹れられます。
耐久性が高いステンレス鋼はさびにくく、簡単にお手入れもできますよ。
ガスはもちろん、IHやハロゲンなど幅広く対応可能な使いやすいコーヒーケトルです。
コーヒーミル
コーヒー豆を挽く器具。
手動タイプは豆を挽く感触を味わえ、ゆっくりとした時間を楽しめます。
一度に数人分のコーヒーを入れる人には、電動タイプが良いでしょう。
- チェックポイント
-
タイプ:手動・電動
カリタ Kalita コーヒーミル KH-9
ナチュラルなデザインは、どんなインテリアにもマッチします。
豆を挽く時の音や香りをダイレクトに感じられますよ。
コンパクトなので、アウトドアに持っていくのも良いでしょう。また、プレゼントとしても喜ばれる商品です。
初心者におすすめのコーヒーの美味しい淹れ方
道具が揃ったら、早速コーヒーを淹れてみましょう!
ここでは簡単な美味しいコーヒーの淹れ方を紹介します。
- ドリッパーにフィルターを隙間なくセットし、コーヒーの粉をいれます。粉の表面は平らにしておきましょう。コーヒー一杯分の粉の量は約15グラムです。
- にケトルからお湯を注ぎます。ここで重要なのが、粉全体を蒸らすこと!中心から『の』の字を書くように、粉にまんべんなくお湯を注ぎます。サーバーにお湯が落ち始めたら30秒ほど待ってください。待っている間にカップにお湯を注いで温めておきましょう。
- 蒸らしが終わったら、再び『の』を書くように3~4回に分けてお湯を注ぎます。フィルターにお湯がかからないように気をつけましょう。低い位置から行うと上手くいきます。焦らずゆっくり注ぐのが、美味しいコーヒーを入れるポイントです。
- サーバーに既定の量が入ったら、温めておいたカップにコーヒーを注ぎます。
より美味しく飲む方法
コーヒーをよりおいしく飲むためのポイントは2つ。『お湯の温度』と『水の種類』です。
理想的なお湯の温度は、80~95℃と言われています。
高温になるほどコーヒーが早く抽出されて苦みが強く、低温になるほどゆっくり抽出されて酸味が効いた味になります。
また、水にもこだわりましょう。
水には硬水と軟水がありますが、硬水であれば苦みが強くなり、軟水であればまろやかな、コーヒーそのものの味を楽しめます。自分の好みに合った水を選ぶようにしましょう。
コーヒー初心者におすすめの保存方法
コーヒーを美味しく淹れるためには、豆の保存方法にも注意が必要です。
コーヒー豆は焙煎されると同時に劣化が始まります。
- 酸素
- 紫外線
- 高温
- 湿気
以上の項目は避けて保存してください。
おすすめはホーローや金属製の密閉容器です。
透明のキャニスターに入れたい場合は、光の当たらない場所に置きましょう。
できるだけ密閉状態で、高温多湿、光を避けることが劣化を遅らせるためには重要です。
焙煎後2~3週間で飲み切れるのであれば、常温保存で良いでしょう。
長期で保存したい時は、フリーザーバッグに入れて冷凍保存がおすすめです。
冷凍のままミルで挽くこともできます。冷凍保存の場合も1~2か月を目安に飲み切るようにしてくださいね。
コーヒー初心者でも美味しいコーヒーが楽しめる!
いかがでしたでしょうか?
コーヒー初心者が知っておきたい道具やコーヒー豆、知識を紹介しました!
本記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- コーヒー豆、道具・器具、淹れ方の3つ理解することが重要
- コーヒー豆は産地、焙煎度合いによって味が変わる
- 器具はドリッパー、フィルター、サーバー、ケトルがあれば大丈夫
- 淹れ方はペーパードリップがおすすめ
ぜひ今回の記事を参考にしながら、コーヒー初心者でも美味しいコーヒーを楽しみましょう!