はちみつにコーヒーを入れるって本当?美味しいの?
はちみつコーヒーのおすすめのレシピが知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
はちみつコーヒーはおいしいのかまずいのか、その気になる風味から美味しいレシピまで紹介していきます。
はちみつコーヒーは健康を気にする方にもおすすめ。
その魅力的な効果とデメリットも合わせて解説していくので、ぜひチェックしてみてください。
- はちみつとコーヒーは味の相性が良い
- はちみつコーヒーには嬉しい4つの効果がある
- はちみつコーヒーはアレンジメニューも豊富
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
はちみつコーヒーとは?
そもそもはちみつコーヒーは、その名の通りコーヒーにはちみつ入れた飲み物になります。
コーヒーをそのまま飲むと苦いと感じる方は甘みを加えるために、お砂糖やシロップを入れている方も多いでしょう。
しかし現在、砂糖と同様に甘みがプラスされ、コクがあって美味しいと注目されているのが「はちみつ」なのです。
スターバックスのセルフサービスのコーナーにもはちみつが置いてあったり、タリーズコーヒーでもはちみつが販売されていたりします。
実は私達の身近にもはちみつがたくさんあります。
はちみつコーヒーの効果・メリット
はちみつコーヒーには嬉しい効果が4つあるとされています。
- 栄養価が高い
- ダイエット効果が得られる
- 美容効果がある
- 病気予防にもなる
それぞれ解説していきましょう。
栄養価が高い
はちみつにはビタミンB1・B2、ミネラルなど、なんと150種類以上の栄養素が含まれています。
- ビタミンB1:疲労やストレスの回復
- ビタミンB2:肌荒れやにきび、髪のぱさつきを防ぐ
- ミネラルは体内の組織を構成する働きをし、体の調子を整える
またはちみつは消化吸収も良く、効率よくエネルギーを吸収できるので、体が弱っている際でも簡単に栄養を摂ることができます。
ダイエット効果が得られる
はちみつコーヒーの効果・メリットは味にコクが出て甘くなるのはもちろん、砂糖を入れるよりもカロリーオフになることです。
これは売られている商品にもよって変わってきますが、砂糖は大さじ1杯で約35kcal、はちみつ大さじ1杯で約65kcalと言われています。
これだけみると、はちみつのほうがカロリーが高く見えますが実は、はちみつは砂糖の甘さの約3〜5倍ほど。
同じ甘さにしようとすると、コーヒーに入れる量ははちみつのほうが少なくて済むというわけです。
つまりトータルで見るとはちみつをコーヒーに入れる量が少なくなるため、カロリーオフにもなるというわけです。
カロリーオフだしカフェインには体脂肪を燃やす働きもあるから、ダイエット効果も期待できるかもね!
はちみつのグルコン酸
はちみつに含まれる成分であるグルコン酸は、腸内環境を整える効果もあるのです。
腸内の善玉菌を増やして、便秘解消にもつながることから、ダイエット効果が期待できます。
コーヒーのクロロゲン酸とカフェイン
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、脂肪の燃焼と吸収の抑制が期待できる成分です。
ダイエット中の飲み物としてとても嬉しい効果が期待できます。
またカフェインには、血行を良くする働きがあることから、代謝が上がり内蔵の働きも良くなるため、老廃物を促すことに繋がるのです。
美容効果がある
はちみつコーヒーははちみつに含まれる成分と、コーヒーに含まれる成分の両方から美容効果が期待できます。
コーヒーにはもともとアンチエイジング効果が期待でき、シミの予防にも効果があるのです。
そこにはちみつのビタミン、ミネラル類が加わることでさらに効果が期待できると言えるでしょう。
ニキビ予防
前述しましたが、はちみつのビタミン類は、肌のターンオーバーを促進し、ニキビや毛穴の詰まりも改善してくれます。
またターンオーバーが促進されることで、色素沈着によるシミの予防にも効果的。
コーヒーの効果と相乗して、シミ予防や美肌効果に繋がるのは嬉しいですね!
抗酸化作用
はちみつに含まれるビタミン類や、コーヒーに含まれるポリフェノールは抗酸化作用効果も期待できます。
抗酸化作用によって、肌のくすみなどが軽減されることもあるのです。
病気予防にもなる
はちみつは、主成分が果糖やブドウ糖であることから、エネルギー源になり、体の回復力を上げてくれる効果があります。
回復力が上がれば免疫力も上がるため、病気の予防にも効果が期待できるでしょう。
はちみつで喉を保護
はちみつには保水力と殺菌力があるとされており、体に入ったウイルスに作用してくれる他にも、喉を潤して保護してくれる効果があるのです。
乾燥しがちな冬や風邪予防にぴったりと言えるでしょう。
カフェインで血行促進
カフェインには血行を促進し体温を上げる効果が期待できます。
体温が上がると免疫力も上がるため、風邪や病気にかかりにくいといった効果に繋がるのです。
ただしカフェインには利尿作用があるため、飲みすぎには注意しましょう。
はちみつコーヒーの副作用・デメリット
はちみつコーヒーのメリットを紹介してきましたが、デメリットや副作用もあるのです。
デメリット・副作用は以下の2点。
- 飲みすぎると太る
- 1歳未満の赤ちゃんは乳幼児ボツリヌス症に感染する危険性がある
それぞれ解説していきます。
飲みすぎると太ることも
カロリーが砂糖と比べて少なく、嬉しい効果も多くあるため、一日に沢山飲んでも良いかというとNGです。
カロリーが少なめであるとは言っても、全くないわけではありません。
飲みすぎてしまうと、カロリーオーバーになって、結果太ってしまう可能性もあるので、ダイエット効果を期待する方は注意しましょう。
体に良くても飲みすぎは逆効果になることがあるよ!
1歳未満の赤ちゃんには飲ませない
はちみつコーヒーのデメリットのもう一つは、ボツリヌス菌が含まれている可能性があるということです。
このボツリヌス菌によって「乳幼児ボツリヌス症」に感染してしまう危険性があります。
ボツリヌス菌の芽胞は、土壌や空気中などに広く分布していて、酸性に保たれている大人の消化器官の中では発芽しません。
しかし 消化器官の発育や抵抗力が弱い新生児では発芽し、乳児ボツリヌス症を発症させることがあるとされています。
便秘状態が数日続き、全身の筋力が低下する脱力状態になり、ほ乳力が低下し泣き声が小さくなるなどの症状がでます。
そのため一般的には蜂蜜は、ボツリヌス菌の芽胞が稀に混入している危険があるとされ、 1987年から厚生労働省では「1歳未満の乳児に蜂蜜を食べさせないように」と指導しています。
つまり大人は大丈夫だが、乳児が摂取すると危険大というわけです。
コーヒーに合うおすすめの蜂蜜(はちみつ)とは?
結論、おすすめはクセの少ないアカシアはちみつ。
はちみつの産地も日本をはじめ、フランス、イタリアなど世界各地にあります。
そのため草花系、ハーブ系、ナッツ系、フルーツ系といった系統も多々存在します。
それと同じように、コーヒーにもたくさんの種類があるため、専門店やスーパーの方におすすめ聞いてみるのも良いでしょう。
このへんはお好みでお好きな組み合わせを見つけていくのがコーヒーの醍醐味です。
最初は癖のないはちみつを選んだほうが無難だね!
今回は食べやすいアカシアはちみつと、やや特徴のある柑橘系のはちみつを紹介していきます。
好みのコーヒーや、風味に合わせて選んでみましょう。
190種類以上の栄養素が入った「生はちみつ専門店 MY HONEY アカシアハニー」
アカシアはちみつはクセがなく、食べやすい味わいが特徴です。
そんな中でこちらの生はちみつは非加熱となっており、ビタミンやアミノ酸などの栄養素が他のはちみつと比べて多く入っていることが魅力。
こだわりの容器を使用されていることから、はちみつが漏れたり、垂れたりしづらいこともおすすめポイントです。
みかんの風味がふわりと香る「くま養蜂 みつひめ」
こちらはみかんの風味と、すっきりとした甘みが特徴。
三重県のみかん農場で作られたみかんと、国産はちみつが組み合わされた、栄養と美味しさたっぷりのはちみつです。
柑橘系のはちみつは、同じ柑橘系フレーバーを感じられるコーヒーと組み合わせると、さらに香りや風味を楽しめます。
いつもと違ったコーヒーを飲んでみたいという方におすすめです。
フルーティーな味わいのコーヒーが好きな方はぜひチャレンジしてみてください。
おすすめのはちみつはamazonや楽天、yahooショッピングでも手軽に購入できます。より詳しく知りたい方は、以下の記事をチェック!
またおすすめのコーヒーは「珈琲きゃろっと 初回お試しセット」。
気になる方は是非こちらの記事を参考にしてみてください。
はちみつコーヒーの美味しい組み合わせ方
はちみつコーヒーに使うコーヒーによっても、はちみつコーヒーの風味は変わってきます。
主に使用するコーヒーとして以下の3パターンを紹介。
- 浅~中煎りのコーヒー
- 深煎りのコーヒー
- エスプレッソ
使用するコーヒー別に味の特徴と、組み合わせ方を見て行きましょう。
浅~中煎りのコーヒー
浅~中煎りのコーヒーは、軽やかでフルーティーな味わいが特徴です。
はちみつコーヒーにする際は、はちみつをやや少なめの量から試して味の調整を行うことがおすすめ。
クセの少ないはちみつや、コーヒーのフレーバーに合わせた香りのはちみつで合わせると相性が良いでしょう。
浅~中煎りでもミルクと相性の良いコーヒーもあるため、シンプルなはちみつコーヒーだけでなく、ミルクを入れたはちみつコーヒーのお気に入りの組み合わせを探すのも面白いですよ。
深煎りのコーヒー
深煎りのコーヒーはコーヒーの苦味やコクを感じる味わいが特徴です。
はちみつコーヒーにする際は、はちみつを少し多めに入れてもコーヒーの味わいが消えることはないでしょう。
深煎りのコーヒーとはちみつは、コーヒーのコクを引き出してくれることも多く、初めて作る方にも飲みやすいのではないでしょうか。
シンプルでクセのないはちみつはもちろんですが、個性的な味のはちみつとも合わせやすく、はちみつの種類や量に応じてコーヒーを濃く淹れて味わうのもおすすめ。
エスプレッソ
エスプレッソは苦味が強く、個性のある味わいが特徴です。
砂糖の代わりにはちみつを使用するのも面白いです。
ややエスプレッソ自体の個性が強いため、はちみつはクセのないものを選びましょう。
エスプレッソはミルクとの相性も抜群なので、ミルクを入れたはちみつコーヒーとして楽しむのもおすすめ。
はちみつコーヒーのレシピ・作り方
ここでははちみつコーヒーのレシピ・作り方を紹介していきます。
はちみつコーヒーの作り方はいたってシンプルで、誰でも家で簡単に作ることが可能です。
今回紹介するのは以下の4種類。
- ホットハニーコーヒー
- ホットハニーミルクコーヒー
- アイスハニーコーヒー
- シナモン入りはちみつコーヒー
それぞれ紹介していきます。
ホットハニーコーヒー
必要な材料は以下の通り。
- コーヒー
- はちみつ
好みの風味や焙煎度のコーヒーを淹れて、はちみつを入れるだけ。
とても簡単ですが、コーヒーの焙煎度や風味、はちみつの量によっても味わいが変わってくるので、自分好みの味を探してみましょう。
ホットハニーミルクコーヒー
必要な材料は以下の通り。
- コーヒー
- ホットミルク
- はちみつ
まずホットコーヒーにホットミルクを半分ずつくらい入れて、それにはちみつを入れてよくかき混ぜれば完成です。
ホットミルクを入れずにはちみつのみを入れても良いですが、はちみつが上手く混ざらないと感じる場合はミルクを入れた方が安定して美味しく堪能できます。
とっても簡単だね!
アイスハニーコーヒー
必要な材料は以下の通り。
- アイスコーヒー
- ガムシロップ
- はちみつ
- 氷
- お好みで生クリーム
まずガムシロップとはちみつを同量ずつ混ぜておきましょう。
はちみつは冷たい飲み物だと溶けにくいのですが、シロップと混ぜておくことでコーヒーと混ぜやすくなるのです。
好みのカップにはちみつシロップを入れ、氷を2~3個入れます。
そしてアイスコーヒーを注ぎましょう。
アイスコーヒーとはちみつが分かれて見えるため、とても綺麗な見た目も楽しめますよ。
あとはお好みで生クリームをトッピングすると、デザート風ドリンクにもなります。
シナモン入りはちみつコーヒー
必要な材料は以下の通り。
- コーヒー
- はちみつ
- シナモン
- お好みでシナモンスティック
まずはコーヒーを淹れて、はちみつを入れます。
シナモンパウダーを好みの分量かけ入れて完成です。
お好みでシナモンスティックを付けてマドラーとして使用すると、よりシナモンの風味を楽しめるでしょう。
コーヒーと相性の良いシナモンの香りと、はちみつの優しい甘さが加わり、ほっと一息付けるような美味しいはちみつコーヒーが出来上がります。
冬に飲みたくなる体が温まるはちみつコーヒーです。
健康志向ならコーヒーにはちみつを入れよう!
いかがでしたでしょうか?
はちみつコーヒーについて、その効果や美味しいレシピまで紹介しました。
この記事の大切なところをもう一度まとめると以下の通りです。
- はちみつとコーヒーは味の相性が良い
- はちみつコーヒーには栄養価が高い、ダイエット効果が得られる、美容効果がある、病気予防にもなる、という嬉しい4つの効果がある
- はちみつコーヒーは、ミルクやシナモンを入れるアレンジメニューも豊富
コーヒーにはちみつを入れると色々な効果が期待できるのを理解していただけたでしょうか?
作り方もかなり簡単で、すぐにでも真似できるので自宅で試すことができます。
是非健康志向の方はコーヒーにはちみつを入れて、いつもとは違うコーヒータイムを過ごしてみてください!
コーヒーのアレンジレシピが気になる方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。