コーヒーの知識を深めたいんだけど、どうやったら良いの?おすすめの方法を教えてほしい。
コーヒーの基礎知識が知りたい!初心者から抜け出して美味しいコーヒーが飲みたい。
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- コーヒーの知っておきたい基礎知識
- おすすめの資格
- おすすめの本・ブログ
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
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コーヒーの知っておきたい知識は3つ
コーヒーの世界は奥深く、そこに人生をかけるほど熱中する方も多いです。
それもそのはずで、簡単に数えてもコーヒーには10万通り以上の味があるのです。
そしてその10万通りの味と味を組み合わせたブレンドコーヒーまで数えてしまうと本当に無限の味があるといっても過言ではありません。
今回はコーヒーの基礎知識から学びながら、その奥深いコーヒーの世界を一緒にみていきましょう。
コーヒーの作り方はいたってシンプルです。
焙煎したコーヒー豆をミルやグラインダーで細かく挽き、それをお湯、または水で抽出します。
誰もがイメージしている通りの作り方です。
その中で、なぜ10万通りもの味が作れるのかその秘密を探っていきましょう。
味作りには3つの大きなカテゴリーがあります。
- コーヒー豆の種類(豆の産地による味の特性)
- コーヒー豆の焙煎度合い(ロースト)
- コーヒーの淹れ方(豆の挽き目、抽出器具)
1つ1つみていきましょう。
1. コーヒー豆の種類
コーヒー豆の産出国は70ヶ国ほど数えられています。
大きく分けてアフリカ大陸、中東、中南米の3つです。
アフリカ大陸
アフリカ大陸のコーヒー豆はモカと呼ばれる苦味が少なく鮮やかな酸味のあるエチオピアを筆頭に、ケニヤ、ルワンダ、ブルンジ、タンザニアなどパッションフルーツやマンゴーを感じさせる全体的に香りの強く、特色のあるコーヒー豆が多いです。
ケニヤのコーヒー豆はフルーツトマトのような酸味がある品種もあります。
中東
中東のコーヒー豆は何と言ってもインドネシアが有名でしょう。
インドネシアのコーヒー豆はマンデリンと呼ばれる品種で他国のコーヒー豆よりもサイズが大きく、甘味やコクが非常に強いのが特徴です。その他、インド、東ティモールなども有名です。
全体的にチョコレートを思わせるフレイバーが特色です。
中南米
中南米のコーヒー豆はブラジルが最も有名です。
コーヒーと言えばブラジルですが、実はブラジルのコーヒー豆はほとんどクセがなく、誰もが想像しているコーヒーらしいコーヒーなのです。
シングルオリジンとブレンドコーヒー
単一国のコーヒーをシングルオリジンコーヒーと呼び、2つ以上の国のコーヒー豆を混ぜたものをブレンドと呼びますが、ブラジルのコーヒー豆はクセがないため、コーヒー全体の重さを底上げするためのベース材料に使われることが多いです。
その他にはグァテマラなどベースとしても使えて、その切れ味やスッキリ感から高級コーヒーとして揺るがない地位を持つものもあります。
その他にコスタリカ、エルサルバドル、コロンビアなども有名でアーモンド、ピーナッツなどナッツ系と呼ばれるフレイバーが多いです。
70ヶ国の産出国がある中で、その国の地域によっても特色があります。
エチオピアの中でもイルガチェフェと呼ばれる品種は格段に明るく、まるでレモンティーのような軽い飲み心地とフレッシュな味わいです。
コクが特色のインドネシア・マンデリンでもどっしりとしたコクの裏側に苺の味わいを感じるもの、ピーナッツチョコレート、ワインなどコーヒーの常識を覆す香りが隠れています。
これだけでも既に70ヶ国✕地域別の数百、数千の味わいになります。
より大きな地域ごとの特徴をタブでまとめています。クリックすると詳細が見れます
苦みと深いコクが特徴。いつもと違うコーヒーを飲みたい方におすすめです。
代表的な銘柄はインドネシアの「マンデリン」。
苦みが強く、深いコクが感じられます。また香辛料のような独特な香りも魅力でしょう。
そのため、少しクセのあるコーヒーを試したい際や、普段からミルクや砂糖と一緒に飲んでいる方などの甘党の方にもおすすめです。
発酵プロセスの違い
また製品の説明をみているとウォッシュト(washed)、ナチュラル(natural)と書かれているものがあります。
これが発酵プロセスの違いになります。大きく分けて2つです。
コーヒーの実はコーヒーチェリーと呼ばれるさくらんぼのようなフルーツです。
その果肉を剥がし、種を割り、その中にコーヒー豆と呼ばれるあの形状をしたものが2つ対になって入っています。
ウォッシュト
果肉を剥がす作業を水で洗い流しながら行い、その種の部分を日光で乾燥させる方法がウォッシュトです。
こちらはもう一つのナチュラルに比べて出来上がったコーヒーがスッキリとクリーンな香りになるのが特徴です。
ナチュラル
果肉のまま天日乾燥させることで、果肉の栄養が種に届けられ甘味やコクが増します。
ただウォッシュトに比べ、天日乾燥の場所をとるため面積の広い国で多く取られる手法です。
甘味が出やすい反面、カビなどが出やすく仕分け作業に時間がかかります。
これら産地、地域、プロセスにより個性的な味わいが出てくるのです。
2. コーヒー豆の焙煎度合い
簡単には浅煎り、中煎り、深煎りの3つになりますが、コーヒー業界では8段階に分かれています。
最も浅いところから下の表の通りです。
スターバックスなどでコーヒー豆が黒く油でテカテカ輝いているのをみたことがありますか?
あの焙煎度合いがフレンチロースト以上になります。
焙煎度合いで甘味→酸味→コク・苦味と味わいが変化していきます。
コーヒーの淹れ方
コーヒーの淹れ方にはプアオーバーコーヒー(ドリップ)やコーヒー豆と水をを24時間程度漬け込む水出しコーヒー、エスプレッソマシンを使用するエスプレッソなどがあります。
コーヒー抽出器具もこういった大きな3ジャンルから細かく分けて10程度あります。
味作りに欠かせないのが抽出器具に加えて、コーヒー豆の挽き目です。
コーヒー豆の挽き方も極々細かいものから、粗いものまでエスプレッソグラインダー、コーヒーグラインダー、手挽きミルなどで数十段階選びます。
挽き目が細かいほど苦味が出やすく、粗いほど甘味や酸味が引き出せます。
さて、ここまででもその組み合わせの数は既に10万通りになっています。
このシングルオリジン10万通りからオリジナルブレンドを作った場合、カフェラテやカフェオレ、アレンジコーヒーを淹れるパターンはもう無限大です。
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コーヒーの知識が高められるおすすめの本3選
ここではコーヒーの知識が高められるおすすめの本を3つ紹介していきます。
まとめると以下の通りです。
- 休みの日には、コーヒーを淹れよう。狩野知代著
- コーヒー「こつ」の科学ーコーヒーを正しく知るために 石脇智広著
- コーヒーの科学 旦部幸博著
1つ1つ解説します。
1. 超初心者向け「休みの日には、コーヒーを淹れよう。」
コーヒーの挽き目や温度によってどう味が変わるのか、全くの初心者にもわかりやすく、コーヒーの淹れ方を中心に写真豊富で解説されています。
コーヒーの基礎知識を得たいならまずはこの本から。
2. 中・上級本「コーヒー「こつ」の科学ーコーヒーを正しく知るために」
コーヒーの焙煎度合い、精製方法などによる味の違いや焙煎度合いによるカフェイン量の変化など、コーヒー店で働くために必要な+αの知識が詰まった上級本。
基礎を抑えてからのステップアップに
3. マニア本「コーヒーの科学」
こちらの本はさらなるステップアップ。
マニアの領域です。
コーヒーに含まれるポリフェノールであるクロロゲン酸が何度の熱で何分間焙煎されるとカフェー酸、キナ酸に加水分解され、そこから更に熱が加わるとビニルカテゴール重合体となり、エグ味の成分に変わる・・・と言った焙煎師を志す方にはおすすめ。
ほとんどのコーヒー屋さんが知らない、科学の世界を深堀りした本はこれだけ。
もっとおすすめのコーヒー本が知りたい方は「コーヒーが学べるおすすめ本17選!趣味程度から開業レベルまで紹介」の記事をチェック!
コーヒーの知識が学べるおすすめのブログ2選
ここではコーヒーの知識が学べるおすすめのブログを2選紹介します。
まとめると以下の通り。
- おいしいコーヒーを探求するブログ
- KOICHIRO COFFEEのおいしい珈琲研究所
おいしいコーヒーを探求するブログ
写真入りでとてもわかりやすく解説されています。
コーヒーってまず何が必要なの、どうやって淹れればいいの?
そんな不安を解決できます。
KOICHIRO COFFEEのおいしい珈琲研究
コーヒーミルがない時はスプーンで代用!と言ったわかりやすく身近なアイテムでコーヒーライフを楽しませてくれるブログです。
またお店独自のコーヒーを1からプロデュースする「コーヒーコンサルティング」から、提供するコーヒーに自信が持てるように五感を使った「プロ向けハンドドリップレッスン」まで幅広く行っています。
コーヒーの感動体験をサイトやブログを通して共有しています。
もっとコーヒーを楽しみたいという方はぜひこちらを参考にしてみてください。
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他のブログやサイトを見たい方は「コーヒーのおすすめ人気ブログ&メディア13選!初心者〜上級者まで」の記事をチェック!
コーヒーの知識を深めてより充実したコーヒータイムを過ごそう!
いかがでしたでしょうか?
最初にコーヒーの知っておきたい基礎知識を紹介しつつ、後半でおすすめの本やサイトを紹介しました。
今回の内容をまとめると以下の通りです。
- 種類・焙煎度合い・淹れ方に気をつける
- 資格を取ることで圧倒的な知識が付く
- 本やブログを参考にしながら勉強できる
コーヒーの知識を深めようと勉強しようとしますが、今現在ではあまり体系的に学べる教材や方法がありません。※2021年1月現在。
そのため効率的にコーヒーの知識を深めるには、資格を取ることが一番です。
形にも残るために、取っておいて損はないでしょう。
詳しい勉強方法が知りたい方は「コーヒーの勉強方法とは?おすすめの本から効果的なやり方まで紹介」の記事をチェック!