美味しいコーヒーをテイクアウトして家で飲みたいな。
味も大事だけど値段も大事だよね。
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
最近はおうち時間が多くて、出かけるのもなかなか大変ですよね。
そこで本記事では、コーヒー専門家が選んだ、おすすめのテイクアウトコーヒーを紹介します!
- おすすめのテイクアウトコーヒーを選んだ基準は味・価格・手軽さ
- 最もおすすめのテイクアウトコーヒーは「スターバックスコーヒー」
- コーヒーのテイクアウト用カップは進化して飲みやすくなっている
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
おすすめのテイクアウトコーヒーを選んだ基準
おすすめのテイクアウトコーヒーを選んだ基準は以下の通りです。
- 味
- 価格
- 手軽さ
飲むなら美味しいコーヒーが良いというのは当然のことです。
お気に入りの味のコーヒーに出会えたら、またリピート購入したいと考えるでしょう。
どのようなコーヒー豆を使っているのか、コーヒーの淹れ方にこだわっているかに注目し、味の良さや飲みやすさに着目しました。
また、幅広い価格帯のテイクアウトコーヒーを選びました。
コーヒーにかける予算は人それぞれ違うと思われるので、自分の求める価格帯に合わせたコーヒーを見つけてください。
テイクアウトコーヒーは、お店の本格的なコーヒーを自宅やオフィスでゆっくり楽しめるところが魅力の1つです。
そのため、注文の手軽さ・利用しやすさも重視しました。
おすすめのテイクアウトコーヒー9選!コーヒー豆も買える
おすすめのテイクアウトコーヒーを9つ紹介します。
まとめると以下の通りです。
- スターバックスコーヒー
- タリーズコーヒー
- ドトールコーヒー
- コメダ珈琲
- サンマルクカフェ
- 星乃珈琲店
- PRONTO
- 倉式珈琲店
- セブンイレブン
順番に紹介していきます。
1. 世界的に有名なコーヒーショップ「スターバックスコーヒー」
1971年にアメリカのワシントン州シアトルで開業したスターバックスコーヒーは、世界で最も有名なコーヒーチェーン店の1つです。
現在90ヶ国で30,000店舗以上が展開されており、日本でも1,500店舗以上あるなど多くの人々に親しまれています。
店内は洗練されたおしゃれな印象で、コーヒーも本格的な味を手頃な値段で楽しめるという特徴があります。
様々なサイズ・メニューがある
サイズは小さい方からショート・トール・グランデ・ベンティの4種類です。
無料と有料のカスタマイズが豊富で、エスプレットショットを追加してコーヒーを濃くしたり、シロップを追加して飲みやすくしたり、ミルクを変更したりと様々な味のバリエーションを楽しむことができます。
店舗数が多く街などを歩いていてもよく見かけるので利用しやすいです。
毎月のように新商品が登場するなど、日常的に利用している顧客を飽きさせない工夫が感じられます。
テイクアウトコーヒー・店舗の詳細
名称 | スターバックスコーヒー |
店舗数 | 1,655店舗 |
サイズ展開 | ショート(240ml)/トール(350ml)/グランデ(470ml)/ベンティ(590ml) ※エスプレッソは除く |
コーヒー豆の販売 | あり |
価格帯 | 290円~ |
2. チェーン店とは思えないクオリティ「タリーズコーヒー」
1992年にアメリカのシアトルで創業されたタリーズコーヒーは現在アメリカでは閉業していますが、日本は1997年からライセンスを取得しているため店舗営業を継続しています。
伊藤園の子会社・タリーズコーヒージャパンが経営しており、現在店舗数は700を超えています。
サイズはスターバックスコーヒーと似ていますが、1番大きいサイズはエノルメという名称になっています。
世界各国から厳選したアラビカ種のコーヒー豆を使用したコーヒーは、本格的な味わいを気軽に楽しめる点が魅力的です。
ビバレッジメニュー以外にも、季節ごとに異なる美味しさを届けてくれるシーズナルスペシャルティを堪能してください。
テイクアウトコーヒー・店舗の詳細
名称 | タリーズコーヒー |
店舗数 | 747店舗(2020年度) |
サイズ展開 | ショート(240ml)/トール(350ml)/グランデ(470ml)/エノルメ(590ml) ※エスプレッソを除く |
コーヒー豆の販売 | あり |
価格帯 | 305円~ |
3. お手頃な値段でコーヒーを楽しむ「ドトールコーヒー」
ドトールコーヒーは日本の企業であり、日本人に好まれるコーヒーを数多く販売しています。
1980年にドトールコーヒー1号店が出店して以来順調に店舗数を伸ばし、今や1,000店舗以上を展開するなど日本では第2位にランクインしています。
台湾など海外にも進出しており、コーヒーショップの中では比較的メニューの価格が安価に設定されているというのが特徴的です。
なじみ深いS・M・Lのサイズ展開なので、初めて利用する人も注文しやすいかと思います。
心安らぐ美味しさを追求して直火焙煎を行うなど、こだわりの味をお手頃な値段で味わえるところが支持される理由です。
テイクアウトコーヒー・店舗の詳細
名称 | ドトールコーヒー |
店舗数 | 1080店舗 |
サイズ展開 | アイスドリンク:S(150ml)/M(180ml)/L(270ml) ホットドリンク:S(150ml)/M(200ml)/L(250ml) |
コーヒー豆の販売 | あり |
価格帯 | 220円~ |
4. 名古屋発の味を全国へ「コメダ珈琲」
コメダ珈琲は愛知県名古屋市に本社を置く株式会社コメダが経営するコーヒーショップです。
1968年に1号店を開店して以来、名古屋を中心に800以上の店舗を出店しました。
自社工場で抽出したコーヒーを各店舗に配達し、それを加熱して提供することで店舗間の味のクオリティを保っていることが特徴的です。
開店当時から変わらず独自のメニューを展開していて、アイスコーヒーにはもともとガムシロップが入っていたり、ミルクコーヒーも甘く味付けされていたりと、名古屋の人が好むメニューを数多く取り扱っています。
ボリューム満点の食事メニューでも注目を集めるなど、昔ながらの喫茶店の特徴はそのままに他との差別化を図っています。
テイクアウトコーヒー・店舗の詳細
名称 | コメダ珈琲 |
店舗数 | 899店舗 |
サイズ展開 | 通常/たっぷりサイズ(容量非公開だが、たっぷりサイズは1.5倍) |
コーヒー豆の販売 | あり |
価格帯 | 430円~ |
5. 一緒にパンも食べたい「サンマルクカフェ」
サンマルクカフェは岡山県の企業・サンマルクホールディングス傘下の企業です。
1999年に東京に1号店を出店し、店舗数はタリーズコーヒーに次いで第5位にランクインしています。
注文を受けてから1杯ずつ豆を挽いて「蒸らし」の工程を踏み、抽出を行うなど丁寧にコーヒーを淹れて提供してくれます。
また、日本人の好みに合わせたコーヒーは、酸味とコクがしっかり感じられる仕上がりになっているので、ほっと安らげる1杯を求めている方におすすめです。
かつてパン小売業を営んでおり、その名残でクロワッサンに板チョコを挟んだ代表的メニュー・チョコクロが販売されているので、ぜひコーヒーと一緒に味わってください。
テイクアウトコーヒー・店舗の詳細
名称 | サンマルクカフェ |
店舗数 | 386店舗(2020年度) |
サイズ展開 | S/M/L(容量非公開) |
コーヒー豆の販売 | なし |
価格 | 230円~ |
6. 丁寧に淹れたハンドドリップの味わいを堪能「星乃珈琲店」
直火焙煎とハンドドリップにこだわってコーヒーを淹れている星乃珈琲店。
コーヒースペシャリストの資格を有する菅野眞博氏が世界中のコーヒー豆から厳選したもののみを使い、挽きたてのコーヒー豆を使ったプレミアムコーヒーは格別の味がします。
酸味と甘味のバランスが良く、主張し過ぎないのにもかかわらずしっかり美味しさを感じられる仕上がりになっています。
創業は2011年と比較的最近であり、店舗数を順調に伸ばしている最中です。
本格的なコーヒーを気軽に楽しみたいという方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
テイクアウトコーヒー・店舗の詳細
名称 | 星乃珈琲店 |
店舗数 | 253店舗(2020年度) |
サイズ展開 | M/L(容量非公開) |
コーヒー豆の販売 | あり |
価格帯 | 450円~ |
7. こだわりの豊富なコーヒーが楽しめる「PRONTO」
PRONTOは昼はカフェ、夜はバーの形態をとる株式会社プロントコーポレーションが運営するコーヒーショップです。
300店舗以上を展開していますが、半数は東京都内にあります。
美味しさと価格を最高のバランスで提供するベストプライス、こだわりのコーヒー豆を使って美味しいコーヒーを届けるベストクオリティ、おもてなしの心を忘れないベストホスピタリティの3つのベストを実践しています。
並大抵の努力では成し遂げられませんが、顧客満足度を上げて、いつでも気軽に利用できる店舗を目指すため従業員は日々の努力を怠りません。
コーヒーだけでなく紅茶やジュースのメニューも豊富です。
テイクアウトコーヒー・店舗の詳細
名称 | PRONTO |
店舗数 | 348店舗(2020年6月時点) |
サイズ展開 | R/L(容量非公開) |
コーヒー豆の販売 | なし |
価格帯 | 270円~ |
8. こだわりのサイフォン珈琲!コーヒー専門店ならココ「倉式珈琲店」
倉式珈琲店はサンマルクホールディングスが2015年に設立したコーヒーショップです。
こだわりのサイフォンを使って、通常よりもコーヒーを細く挽き短い時間で抽出することで、雑味が出るのを抑えます。
コーヒー本来の美味しさをよりクリーンに味わうことができます。
利用する人の好みに幅広く対応するために10種類以上のコーヒー豆を用意しているので、あなたにぴったりのコーヒーがきっと見つかるはずです。
店舗数はまだ100未満と少ないですが、これからの発展に期待できるクオリティの高いコーヒーを提供してくれます。
テイクアウトコーヒー・店舗の詳細
名称 | 倉式珈琲店 |
店舗数 | 64店舗 |
サイズ展開 | 1サイズ |
コーヒー豆の販売 | あり |
価格帯 | 410円~ |
9. どこよりも気軽なテイクアウト「セブンイレブン」
全国どこでも見かけるコンビニエンスストア・セブンイレブンでもテイクアウトコーヒーを販売しています。
本格的なコーヒーショップに劣ると思うかもしれませんが、エチオピアのアラビカ種を使ったコーヒーは味わいもコク深さも他のコーヒーショップに負けていません。
気軽かつ安価に利用できるという点では、むしろ優れていると言えるでしょう。
安いものは100円から全国のセブンイレブンで購入できるため、まだ飲んだことがないという人は1度試してみることをおすすめします。
テイクアウトコーヒー・店舗の詳細
名称 | セブンイレブン |
店舗数 | 21,100店舗 |
サイズ展開 | R(180ml)/L(300ml) |
コーヒー豆の販売 | あり |
価格帯 | 100円~ |
それぞれ違った魅力があって面白いね!
おすすめのコーヒーテイクアウト一覧表
おすすめのコーヒーテイクアウトを9つ紹介しましたが、それぞれの特徴を表にしてまとめました。
比較する際の参考にしてください。
名称 | サイズ展開 | コーヒー豆の販売 | 価格帯 |
---|---|---|---|
スターバックスコーヒー | ショート/トール/グランデ/ベンティ | あり | 290円~ |
タリーズコーヒー | ショート/トール/グランデ/エノルメ | あり | 305円~ |
ドトールコーヒー | S/M/L | あり | 220円~ |
コメダ珈琲 | 通常/たっぷり | あり | 430円~ |
サンマルクカフェ | S/M/L | なし | 230円~ |
星乃珈琲店 | M/L | あり | 450円~ |
PRONTO | R/L | なし | 270円~ |
倉式珈琲店 | 1サイズ | あり | 410円~ |
セブンイレブン | R/L | あり | 100円~ |
コーヒーのテイクアウト用カップ(容器)は進化を遂げている
コーヒーのテイクアウト用カップは日々進化を遂げています。
デザインはシンプルなものから、それぞれのコーヒーショップのロゴを落とし込んだスタイリッシュなものに変わりました。
ホットコーヒーを頼んだ際には、カップが熱くて持てない人のためにスリーブを用意してくれます。
また、コーヒーをテイクアウトする際にカップに蓋をつけてくれますが、その蓋にも快適にコーヒーを楽しむ秘密が隠されています。
口を開けるまでは真空状態が保たれるので、ホットコーヒーの熱さを逃しません。
飲んでいる最中も香りが楽しめるように、よく見ると小さな穴が空いているものもあります。
また、コーヒーのカップの部分と口をつける部分が2段階になっていますが、これはこの空間を利用してコーヒーを少し冷ますことで飲みやすくしてくれます。
このように工夫が凝らされた容器を使うことで、よりコーヒーを美味しく楽しめるという訳です。
気軽に利用できるテイクアウトコーヒーで充実した1日を!
いかがでしたでしょうか?
おすすめのテイクアウトコーヒーを9選紹介しました。
本記事の内容で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- おすすめのテイクアウトコーヒーの選定基準は、味・価格・手軽さの3つ
- おすすめはやはりスターバックスのコーヒー
- テイクアウト用のカップは進化し続けている
またおすすめのコーヒーチェーン店も知りたい方は「日本にあるコーヒーチェーン店のおすすめランキング9選!特徴を比較」の記事をチェック!