
+1COFFEEってなに?

ハーブとコーヒーに相性は良い?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- ハーブとコーヒーの新しい出会いを提案する「+1COFFEE(プラスワンコーヒー)」
- 香川県発のこのブランドは、コーヒーにハーブやスパイスを掛け合わせた独自のブレンドを展開し、「コーヒーはもっと自由でいい」という思想のもと、“気分で選べるコーヒー”という新しい体験を提供
- 特に注目は、クラウドファンディングで先行販売中のティーバッグ型Herb coffeeシリーズ
- その革新性と手軽さが話題を呼んでいる

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
続きはこちら
コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
+1COFFEE(ワンプラスコーヒー)とは?
コーヒーの世界は、スペシャルティやサードウェーブといった流れにより洗練されてきた一方で、「浅煎り=正解」といった一方的な価値観が浸透し、楽しみ方に対する“正しさ”が求められるようになっています。
そんな中、+1COFFEEは「いつものコーヒーに、新しい選択肢を。」というコンセプトを掲げ、もっと自由で気軽なコーヒーのあり方を模索。
ハーブ、紅茶、スパイス、果実などを“+1”することで、コーヒーの入口を広げ、「コーヒーが苦手だった人」や「なんとなく距離を感じていた人」にも届ける、新たな体験の提供を目指しています。
コーヒーの多様性と“架け橋”としての存在
近年、スペシャルティコーヒーの市場は世界的に拡大を続けています。
しかし一方で、“おいしいけれど難しそう”“高価すぎて手が出ない”といった声も増え、コーヒーの間口は広がるどころか狭まりつつあるとも言えます。
+1COFFEEは、味や品質にこだわりながらも、その間口を再び広げることに挑戦しています。
スペシャルティやナノロースターの世界への“架け橋”として、誰もが日常で触れられる新しい体験を創出しているのです。
また、視覚的にも魅力を感じられるブランド設計がされています。パッケージはシンプルかつ上品なデザインで、ギフトや手土産としても好適。
コーヒーに興味のある方はもちろん、ちょっとした贈り物としても喜ばれるアイテムとなっています。
ブランドを牽引する人物 原口 大生氏
香川県在住の原口大生(はらぐち たいせい)氏は、大学生時代にコーヒーに魅了されたことをきっかけに、+1COFFEEを立ち上げました。
「飲み方の固定観念から解放されたコーヒーをつくりたい」 「“間口”の広いブランドでありたい」 という思いのもと、地元・瀬戸内を拠点に、地域イベントやクラフトフェアなどにも積極的に参加。
農薬不使用のハーブを地元で調達するなど、サステナビリティにも配慮したモノづくりを展開しています。
原口氏の特徴的な姿勢は、「知識やこだわりを求めすぎない」こと。
それよりも、“誰かの日常をそっと支える1杯”を意識して商品設計を行っている点が、多くのユーザーから共感を得ています。
+1COFFEEの「Herb coffee」シリーズ ― クラファン発の注目商品
現在、CAMPFIREにて先行販売されている「Herb coffee」シリーズは、+1COFFEEの中核となる商品です。
Wake Up!!! Blend.:朝を爽やかにする1杯
「Wake Up!!! Blend.」は、「FIRST Blend.」をベースに、レモングラスとペパーミントを加えた爽快なハーブコーヒー。
中深煎りのブレンド豆に、レモングラスの柑橘系の香りとペパーミントの清涼感が重なり、朝の目覚めを心地よく演出します。
お湯を注ぐだけで完成するティーバッグ型なので、器具がいらず、寝起きでも簡単に抽出可能。アウトドアやオフィスなどでも活躍する一杯です。
Relax Blend.:夜のくつろぎに寄り添う味わい
「Relax Blend.」も同様に「FIRST Blend.」をベースとし、ローズヒップとハイビスカスをブレンド。
ハーブの酸味とコーヒーのコクが調和し、夜の落ち着いた時間に寄り添う味わいに仕上がっています。
カフェインを控えたい夜の時間帯や、ゆったり過ごしたいシーンにぴったりの一杯。
甘く余韻の長いアフターテイストは、アルコール代替としてもおすすめです。
「FIRST Blend.」について
「Wake Up!!! Blend.」と「Relax Blend.」のベースとなる「FIRST Blend.」は、ブラジル・コロンビア・タンザニアの3種を使用した中深煎り(シティロースト)のブレンド。
“ザ・普通のコーヒー”を目指して設計された味わいで、ミルクや砂糖を加えずとも楽しめる、飲みやすくコーヒーらしい風味が特徴です。
ティーバッグ式の革新性
コーヒーをティーバッグで飲む文化は国内ではまだ珍しく、+1COFFEEはそこに可能性を見出しました。
専門的な道具が不要なうえ、1杯ずつ鮮度を保った状態で楽しめる仕様。 抽出時間や成分比を最適化し、手軽さと本格性の両立を実現しています。
+1COFFEEが持つ3つの価値
+1COFFEEが持つ3つの価値は大きく3つあります。まとめると以下の通りです。
- 自由な発想から生まれる“気分で選べるコーヒー”
- 手軽さと品質を両立する設計
- サステナブルなコーヒー文化への貢献
1. 自由な発想から生まれる“気分で選べるコーヒー”
コーヒーを「気分で選ぶ」という視点から生まれたブレンドは、日常の一部として楽しむことができ、ユーザーの心理的なハードルを下げてくれます。
朝と夜で飲み分けられる2種のブレンド構成も特徴で、忙しい現代人のライフスタイルに寄り添う存在です。
この“気分軸”は、今後のコーヒー選びの新しい基準になりうるものであり、嗜好性の多様化が進む現代において、ニーズとの親和性も高いといえます。
2. 手軽さと品質を両立する設計
本格的な味わいを保ちつつ、誰でも簡単に淹れられる。 この「敷居の低さ」と「品質の高さ」の両立は、これからのコーヒー市場において重要な要素です。
+1COFFEEは、スペシャルティ品質の豆をベースにしながらも、ティーバッグ型という形でそのバランスを実現しています。
また、商品はすべて少量焙煎で丁寧に製造されており、大量生産では実現できない“味の微調整”がなされています。 それが、ひとつひとつのブレンドに込められた“思い”を表現する源泉となっています。
3. サステナブルなコーヒー文化への貢献
+1COFFEEが掲げる「サステナブルなコーヒー文化」とは、トレーサビリティや環境配慮に加えて、以下のような視点を重視しています。
“コーヒーに興味を持つ人”を増やすこと、そして”その文化に関わる人の流れ”そのものを持続可能なものにしていくこと。
コーヒー文化を支える人が継続的に増えていく仕組みづくりを大切にしています。
+1COFFEEのクラウドファンディングでの展開と今後の展望
+1COFFEEは現在、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中です。
※2025年6月時点
リターンには、スターターパック(Wake Up!!! / Relax 各1袋)、 全種飲み比べセット、限定マグカップ付きセットなど多彩な選択肢が用意されています。
また、支援者には今後の試飲会や新商品の先行案内も予定されており、単なる購入ではなく「参加できるブランド」としての価値も高まっています。
クラウドファンディングは単なる資金調達ではなく、+1COFFEEにとって“仲間づくり”の第一歩。 支援者が増えることで、ブランドの思想や文化が広がっていく構造ができつつあります。
今後はオンラインストア展開のほか、全国・海外への販路拡大も視野に入れているとのこと。 第一歩としてのクラウドファンディングが、“+1のある暮らし”を体験できる入り口となっています。
+1COFFEEが拓く、新たなコーヒーのかたち

コーヒーが「難しそう」でも、「苦そう」でも、「面倒そう」でもなく、 もっと気軽に、もっと自由に楽しめる存在であっていい。
+1COFFEEの提案は、そうした時代の空気を見事にとらえた挑戦と言えるでしょう。 気分で選び、手軽に淹れ、豊かな香りに包まれる。
その一杯には、コーヒーの未来を広げるヒントが詰まっています。
“いつものコーヒーに、新しい選択肢を。” あなたも、その体験の第一歩を踏み出してみませんか。