コーヒーとコーラって合うの?
コーヒーをコーラが組み合わさったコーラが知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
今巷で話題のコーヒーとコーラを混ぜたドリンクがアメリカで発売を決定しました。
そこで本記事では、コーヒーとコーラを合わせた新商品シリーズについて徹底解説していきます!
実際に自作してみた際の味も踏まえて紹介します!コーラ、コーヒー好きの方必見です。
- コーヒーコーラはコーラとコーヒーの混ぜたカクテル
- アメリカや日本で販売されるものの、未だ定着していない
- 味は割合によって変わるが、苦みと炭酸味が混じり合った独特な味がする
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
コーヒーとコーラを組み合わせたドリンクとは?
結論、そのままコーヒーとコーラを混ぜた飲み物ですが、まだ正確な名前はありません。
人によっては、コーヒーコーラやコーラコーヒーなど呼んでいますが、まだ世間に完全に浸透できていないので、その名前も人それぞれといった感じになっています。
そのため、以下では「コーヒーコーラ」と呼んでいきます。
さて、このコーヒーコーラは、アメリカではコカ・コーラやペプシコーラが期間限定で発売がされるなど、時々世間に顔を出すものの、なかなか定着をしていません。
日本でも、2001年にはUCCが「Cafe LA SHOWER」の販売が始まり、コカ・コーラも2017年に「コカ・コーラ コーヒープラス」を販売しています。
そのときは自動販売機限定で、関東・東海・南東北エリアでの展開していました。
しかし、いずれもすでに販売は終了しており、日本にも定着には失敗している模様です。
日本とアメリカと、いずれも定着して販売し続けるまで到達しておらず、世間受けするような飲み物ではないようです。
味わい
人によって味の評価は、かなりばらつきがあります。
コーヒーコーラはぶっちゃけカクテルのようなものですので、割合や淹れ方によっては大きく味が変わってしまうからです。
はっきりとまずいという人もいれば、カクテルの一種として飲めば、おいしいという人もいます。
ただ、共通していることは、コーラにはない苦みとコーヒーにはない炭酸味が、そこまで違和感のないものであるということのようです。
実際に売られていたコーヒーコーラは現在売られておらず、試すことができませんでした。
コーラにコーヒーミルクを入れると透明になる?
噂によると、コーヒーミルク(コーヒーフレッシュ)をコーラに入れると透明になるそうです。
理由は、化学反応でカラメルとコーヒーミルクの成分が反応するために透明になるそうですが、カラメルがコーラの上部にたまり、残りは透明な液体になるということです。
透明になるか試してみた!
結果は、本当に透明になりました。
しかし、上部には泡が固まりカラメルができあがっていますが、液体はミルクの成分が固まってしまったのか、細かい沈殿物がコップ中を漂っています。
このカラメル成分がかなり多いので、透明な液体を拝むには少し、待って完全に分離するのを待ちましょう。
こちらも飲んでみましたが、コーラなのに、所々でミルクの味がじゃまをしてあまりおすすめはできません。
検証結果は、コーヒーミルクをコーラに入れると、濁って茶色い青汁のようになるでした。
市販のものがベターだね
コーヒー味のコーラがアメリカで販売開始
元々、1980年代にアメリカでフレーバーコーラというものが徐々に誕生していったのが、コーヒーコーラの始まりです。
コーラにキャラメルやアップルなど、 様々な風味をつけるもので、 日本でも、レモンコーラ・チェリーコーラなどが販売されていますが、それもまた、フレーバーコーラの一つです。
さて、1995年にコカ・コーラが「PEPSI KONA」というコーヒーコーラを販売しました。
期間限定の販売だったものの、上述のように商品として定着することはありませんでした。
しかし、コカ・コーラはこのコーヒーコーラの定着にあきらめていません。
2006年に「Coca Cola Blak」を販売しています。
しかし、こちらは2年で販売終了をしており、定着に失敗しています。
そして、2021年1月、三度目の正直として「Coke with Coffee」 をアメリカで販売しました。
現地での評判ですが、従来のようにやはり野心的な味だという評価のようで、なかなか厳しそうです。
現在発売中のフレーバーは「ダークブレンド」「ヴァニラ」「キャラメル」の3種類。
日本では販売していないので、アメリカに行った際に、試しに飲んでみるのも良いかもしれません。
コーヒーとコーラを混ぜたドリンクを実際に作ってみた
こちら簡単に作れるので、作ってみました。
コーヒー豆はコーラルマウンテン。コーラは一般的なコカコーラです。
割合はアイスコーヒー3割、コーラ7割と、どちらかというとコーラベースで作るのが定番のようです。
味の方は、少し苦いコーラといった感じです。印象です。
ビターなコーラを飲みたいという方にはおすすめかもしれません。
逆に、アイスコーヒー7割、コーラ3割も試してみました。
味の方は、シュワシュワして、苦くて、甘いコーヒーです。
コーヒーなのに炭酸の泡が口の中で広がり、コーヒーの苦みの後にコーラの甘さがやってきます。これは、人によっては好きになる味かも知れません。
世間に定着するのはなかなか難しそう
両方とも、コーラのおかげで苦みが目立つようになるので、アイスやクリームを上に載せてアレンジするのも良いかもしれません。
結論となりますが、確かに世間に定着するのはなかなか難しそうな味です。
しかし、作るのは簡単なので自分流でアレンジすれば、自分好みのコーヒーコーラが作れるかもしれません。
コーヒーとコーラはどちらがカフェイン量を含んでいるか
コーヒーコーラですが、カフェインが多く含まれています。
例にとって見ますと、 Coke with Coffee には一本340ミリリットルの中に、69ミリグラムのカフェインが含まれています。
さてコーヒーとコーラどちらに多くのカフェインが含まれているのでしょうか?下で表にしてみました。
– | コーラ | コーヒー |
---|---|---|
カフェイン量(1mlあたり) | 0.1mg | 0.56mg |
コーヒーのカフェイン量は、浅煎りや深煎り、抽出方法などで異なりますが、コーヒーにはコーラの5.6倍のカフェインが含まれていることになります。
では、コーヒーコーラはどのくらいカフェインが増えているのでしょうか?
– | コーラ | コーヒー | コーヒーコーラ |
---|---|---|---|
カフェイン量(340mlあたり) | 34mg | 190.4mg | 69mg |
コーヒーコーラは大体コーラとコーヒーの間くらいのカフェイン量を含んでいるようです。
コーヒーが苦手な方にはコーヒーコーラはカフェイン量が少ないので、おすすめかもしれません。
ただ、カフェイン量はコーラより多いため、夜寝る前などは飲まない方が賢明です。
コーヒーのカフェイン量については、以下の記事をチェック!
コカ・コーラから販売されている「コスタコーヒー」
余談ですが、コーヒーコーラとネット検索をすると「コスタ コーヒー」が検索されます。
しかし、特にコスタコーヒーではコーヒーコーラは発売されていません。
コカ・コーラが販売していたのは 「コカ・コーラ コーヒープラス」 です。
コカ・コーラといえば「ジョージア」が有名ですが、コスタコーヒーのエスプレッソも最近では人気が出てきています。
しかし、現在日本でコーヒーコーラを販売している所はないので、コスタコーヒーとコーヒーコーラは何も関係がないので注意をしてください。
私がヨーロッパに行った際もこのコスタコーヒーが非常に人気でしたね
コーヒーとコーラの組み合わせは非常に斬新!
いかがでしたでしょうか?
コーヒーとコーラの組み合わせた場合の味や実際に売られているコーラについて紹介致しました!
本記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- コーヒーコーラはコーラとコーヒーの混ぜたカクテル
- アメリカや日本で販売されるものの、未だ定着はせず
- カフェイン量は340mlで69mg。コーラの2倍。コーヒーの3分の1
- 味は、割合によって変わるが、苦みと炭酸味が混じり合った独特な味
- コスタコーヒーはコーヒーコーラとは無関係
本記事で紹介したおすすめの飲み方を参考に、ぜひコーヒーコーラをお試しください!