クリーミングパウダーってあるけど、実際どんな特徴があるの?
クリーミングパウダーのおすすめが知りたい!レシピも気になる。
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- クリーミングパウダーとは何か
- クリーミングパウダーを使ったレシピ
- おすすめのクリーミングパウダー4選
- クリーミングパウダーの代わりになるもの
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
クリーミングパウダーとは?
そもそもクリーミングパウダーとは、食品や飲料に入れてミルク感、クリーミーさを追加できる白い粉末のこと製品のこと。
牛乳やクリームに比べて保存性に優れており、熱や酸にも強いため、コーヒーなどの飲料にコクや乳味感を付与する上で便利なのも特徴です。
クリーミングパウダーで有名な商品だと、マリームやブライト、クリープなどが挙げられます。
その名前なら聞いたことがあるね!
クリーミングパウダーは特にコーヒーと一緒に使われることが多く、独特の苦味にプラスして甘さやクリーミー感を高めることができます。
その他にも紅茶に使用されることが多いですが、商品によっては100%ミルク(乳)から作られているわけではないということも知っておきましょう。
クリーミングパウダーの成分とカロリー
ここでは気になるであろう、クリーミングパウダーの成分とカロリーを一覧で紹介していきます。
それぞれ商品によってカロリー、成分は異なるのである程度の目安として考えましょう。
有名なクリーミングパウダーの比較表
メーカー&商品名 | 主原料 | カロリー | 脂質 | スプーン1杯 あたりの価格 |
---|---|---|---|---|
AGF マリーム | 水あめ、植物油脂 | 16kcal | 0.95g | 約3.3円 |
ネスレ ブライト | コーンシロップ、植物油脂 | 17kcal | 1.1g | 約3.5円 |
森永乳業 クリープ | 乳製品、乳糖 | 15kcal | 0.8g | 約6.8円 |
UCC コーヒークリーミーカフェプラス | デキストリン、植物性脂肪 | 16kcal | 1.0g | 約11.5円 |
カルディ クリーミーシュガーパウダー | 砂糖、デキストリン、植物油脂 | 13.2kcal | 0.4g | 約4.9円 |
セブンプレミアム まろやかクリーミングパウダー | デキストリン、植物油脂 | 17kcal | 1.0g | 約2.1円 |
トップバリュ クリーミーパウダー | デキストリン、植物油脂 | 16kcal | 1.0g | 約2.1円 |
※有名なメーカー、商品を取り上げて一覧を作っています。
このようにして比較するとわかりますが、商品によってかなり差があります。
ミルク生まれがゆえに誤解されがちですが、クリープのスプーン1杯3gあたりのカロリーは約15kcal。
実は植物性脂肪のクリーミングパウダーよりも低カロリーというわけです。
ミルクの美味しさを凝縮したクリープですが、使う方の健康もしっかり考えています。
クリーミングパウダーを使ったレシピ
ここではクリーミングパウダーを使ったレシピを紹介します。
実はコーヒーや紅茶だけではなく、牛乳や生クリームの代わりとして、料理に入れても美味しいんです。
パウダー状なため保存もしやすく、使い勝手も良いので、お手軽にコクとクリーミーさを料理に加えることが可能。
おすすめはクリーミングパウダーを使った「ふっくら照り焼きハンバーグ」です。
クリーミングパウダーを普段の料理にちょい足しするだけで、芳醇なコク&まろやかな甘みが追加された本格的な料理が楽しめます。
材料は以下の通りです。※3人分
- 合いびき肉 250g
- 森永クリープ大さじ4
- 玉ねぎのみじん切り1/2個分
- 塩少々
- こしょう少々
- サラダ油適量
- たれ
- しょうゆ大さじ1
- みりん大さじ1
- 砂糖小さじ2
- 水大さじ2
- 水溶き片栗粉適量
具体的な作り方の手順
続いて、作り方の手順は以下の通り。
- ボールにひき肉、塩、こしょう、クリープ、玉ねぎを順に加えてその都度よく混ぜ合わせる
- 3等分に丸めて形を整える
- 2フライパンにサラダ油を熱し、(1)を入れて中央を軽く押し、中火で焼く
- 焼き色が付いたら裏返してふたをし、弱火にして中に火が通るまで焼く
- 3鍋にたれの全材料を入れて加熱する
- 水溶き片栗粉を加えてとろみをつける
- 4器にハンバーグを盛り付け、(3)をかける
- 彩りをつけたら完成
是非このレシピを参考にしてみよう!
おすすめのクリーミングパウダー7選
ここではおすすめのクリーミングパウダーを7つ紹介します。
- AGF マリーム
- カルディ クリーミーシュガーパウダー
- 森永乳業 クリープ
- ネスレ ブライト
- コーヒークリーミーカフェプラス
- ドトールコーヒー ドトール クリーミングパウダー1kg
- セブンプレミアム まろやかクリーミングパウダー
1つ1つ解説していきます。
1. 白いパッケージでおなじみのクリーミングパウダー「AGF マリーム」
白いパッケージでおなじみの、味の素AGFが販売する「AGF マリーム」です。
コーヒーを引き立て、まろやかな味わいに仕上げるクリーミングパウダー。
豊かなコク&すっきりしたあと味が特徴です。
日頃不足しがちなカルシウムをプラスしているのも嬉しいポイント。
食塩や香料などを加え、味や香りを調整しているとされています。
3袋セットならかなりお得です!
100本入って¥961とコスパ抜群。
2. ミルクと砂糖をブレンド!「カルディ クリーミーシュガーパウダー」
カルディから販売しているこちらのクリーミングパウダーは、ミルクと砂糖をブレンドしているので、これ1つあれば砂糖とミルクを別々に用意する必要のない優れものです。
おうちで簡単にカルディのコーヒーサービスの味わいが再現可能。
しかし甘さを少なくしたりる、ミルク感をもっと強くするなどそれぞれの量を調節できないのがデメリットでもあります。
600g×2袋セットで¥1,800。
3. 乳製品のみで出来たクリーミングパウダー「森永乳業 クリープ」
乳製品のみで出来たこちらのクリーミングパウダーは森永乳業から販売している定番に商です。
牛乳から生まれた成分をギュッと凝縮しているため、豊かなコクとほんのりした甘さが珈琲やお料理の美味しさを引き立てくれます。
日本で唯一、ミルクから生まれた成分を原料にした粉末クリームでもあります。
是非お買い求めください。
4. 炭水化物が少なめ「ネスレ ブライト」
炭水化物が少なめなこちらの「ネスレ ブライト」は「AGF マリーム」と同様、コーンシロップと植物油脂を乳化させて製造されています。
脂質ともにわずかに高めですが、炭水化物は少なめなのが特徴。
コーヒーを冷まさずも薄めることなく、コーヒー本来の味と香りを引き立ててくれるのが魅力の1つでしょう。
お得な大容量パックもあるため、たくさん使われる方、家族の方には非常におすすめです!
5. コーヒーとの相性抜群なクリーミングパウダー「コーヒークリーミーカフェプラス」
コーヒーの苦みを損なわずにクリーミーさが増します。
そのため、コーヒーとの相性抜群です。
コーヒーとのなじみやすさ、味の変化ともに優秀でかなりおすすめできます。
またコーヒーミルクにありがちな強いオイル感も抑えられいて、ロングセラーだけの理由があります。
ブラックコーヒーが苦手な人やコクを追求している方は是非お買い求めください。
6. 溶けやすいのが特徴「ドトールコーヒー ドトール クリーミングパウダー1kg」
こちらはドトールコーヒーから販売されている、クリーミングパウダーです。
量は1kgあり、原産国は韓国になります。
マリームやブライトの詰め替えはすぐなくなってしまうという弱点があるので、こちらの商品もおすすめです。
たくさん買える分お得です。
クリーミーで溶けやすいのが特徴。
クリーミングパウダーの詳細
原産国 | 韓国製 | 内容量 | 1kg |
タイプ | 植物性 | ブランド | DOUTOR(ドトール) |
消費税率 | 8%軽減税率 | 商品番号 | 9654337 |
7. 優しい味わい「セブンプレミアム まろやかクリーミングパウダー」
コーヒーや紅茶に合う、やさしい味わいが特徴で、近くのセブンイレブンで購入できるので手軽です。
植物性脂肪を使っており、コーヒー・紅茶本来の風味を損なわず味わいをまろやかに引き立ててくれます。
また自然なミルクの香りとコクも楽しめます。
カルシウム入りだよ!
価格は400g入りで258円です。
クリーミングパウダーの代わりになるものとは?
クリーミングパウダーがなく、どうしても代わりのものを使わないといけない場合には、やはり牛乳か粉ミルク(育児用)で代用するしかないでしょう。
クリーミングパウダーは生乳から作られているため、代用が不可能ではないです。
全体の水分量に気をつけて使うことができさえすれば、上手く代用することができるでしょう。
また粉ミルクの場合、母乳の成分に近づけているため独特の風味があります。
しかし少量使う程度なら味はそれほど気にならないでしょう。
※あくまでも参考程度にとどめておきましょう。
クリーミングパウダーの魅力を最大限に活かそう!
いかがでしたでしょうか?
クリーミングパウダーとは何かについて紹介しつつ、レシピからおすすめまで完全解説しました。
クリーミングパウダーは、食品や飲料に入れてミルク感、クリーミーさを追加できる白い粉末のものですが、保存性も高いのが特徴です。
意外にもたくさんのものに代用できたりするので、気になる方は購入してみてください。
是非今回紹介した商品を参考にして、クリーミングパウダーの魅力を最大限に活かしましょう!