ジャワコーヒーの特徴ってどんなものがあるの?
ジャワコーヒーの味が知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
ジャワ島は知っているものの、コーヒーの特徴はあまりわかりませんよね…。
そこで本記事ではジャワコーヒーの特徴について、味わいから美味しい飲み方まで幅広く解説します。
- ジャワコーヒーとは、インドネシアのジャワ島で生産されたコーヒー豆のこと
- ジャワコーヒーの味は酸味がなく、苦味中心の味が特徴
- ジャワコーヒーは他の国のコーヒーよりカフェインの含有量が多い
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
ジャワコーヒーとは?
ジャワコーヒーとはインドネシアのジャワ島で生産されたコーヒー豆のことです。
ジャワコーヒーのジャワはジャワ島のジャワ。
インドネシアはコーヒーベルトに位置しており、コーヒー豆を栽培するにはとても適している土地です。
インドネシアの中でも一番人口が多い島で、首都のジャカルタがあります。
インドネシアの中心の島と言えるジャワ島。
この島で作られたコーヒー豆をジャワコーヒーというのです。
インドネシアの中心地なんだね。
インドネシアのコーヒーの特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。
ジャワコーヒーの特徴
ジャワコーヒーは他の国のコーヒーよりカフェインの含有量が多いことが特徴です。
病気に強い品種改良を重ねたことにより、強度のあるコーヒー豆へと変化していきました。
それによって、カフェインの含有量が多くなり、味が濃く、強いのです。
その特徴を活かして、味のアクセントを付けるためにブレンドコーヒーに入れられることが多々あります。
カフェインが多いので、すっきり目覚めたい方におすすめです。
しっかりビターな味ということかな?
ジャワコーヒーの歴史
オランダから持ち込まれたコーヒー豆を栽培したのが始まりです。
インドネシアはオランダの植民地でした。
植民地時代にコーヒー豆の農園が次々と誕生していったのです。
その後、世界恐慌によって、コーヒー豆の栽培は衰退しましたが、インドネシアがオランダから独立したら、国を挙げて農園を復活させ、再びコーヒー豆の生産が盛り上がっていきます。
そうして、積極的にコーヒー豆の生産に取り組み、今に至るのです。
復活して良かった!
栽培されている品種
インドネシアのジャワ島で栽培されているコーヒー豆はロブスタ種になります。
世界で大流行したカビによるコーヒーの木の病気により、カビに強いロブスタ種を栽培したのです。
オランダから持ち込まれたのはアラビカ種でした。
しかし、このアラビカ種はカビ菌に弱く、コーヒーの木が病気になってしまいました。
そこで登場したのがロブスタ種です。
この種類は病気になりにくいので、順調に生産することができました。
今でもアラビカ種のコーヒー豆も栽培されていますが、希少です。
現在のジャワ島で栽培されている主な品種はロブスタ種になります。
アラビカ種のジャワコーヒーは貴重だよ。
ロブスタ種とアラビア種の違いについては「アラビカ種とロブスタ種の違いとは?コーヒー豆の品種の特徴を解説」の記事を参考にしてください。
ジャワコーヒーの味わい
ジャワコーヒーの味は酸味がなく、苦味中心の味になります。
カフェインの含有量が多いことで苦味が一番感じやすいのです。
香りも味も、通常のコーヒーとはかけ離れているので、通常のコーヒーをイメージして飲むと違和感を感じます。
ジャワコーヒーならではの味として楽しむのがおすすめです。
気になるなぁ。
ジャワコーヒーの美味しい飲み方
ジャワコーヒーを美味しく飲むにはミルクと割るのが一番です。
ジャワコーヒーは苦味がとても強いコーヒーなので、ミルクと割ると、その苦味が柔らかくなります。
この苦味はミルクに負けない味なので、ミルクの甘みとまろやかさの中にしっかりとした苦味を感じることができるのです。
ミルクと割ってもコーヒーを飲んでいる満足感を感じます。
牛乳はもちろんのこと、豆乳や、今流行のオーツミルク、またはアーモンドミルクなど、色んなミルクで楽しんでみてはいかがでしょう。
オーツミルクは最近注目されているよ!
ジャワコーヒーに合うコーヒー豆の焙煎度合い
ジャワコーヒーに合う豆の焙煎度合いは深煎りです。
カフェインの含有量が多く、苦味がしっかりしているので、その特徴を惹き出すには、深煎りがベストになります。
ジャワコーヒーは酸味がないので、しっかりとした深煎りにすることによって、より苦味と渋みが強調されて、独特の味わいになるのです。
しっかり深煎りすることにより、これぞジャワコーヒーというコーヒーが完成します。
しっかり焙煎してこっくりした味わいにするのが良さそう。
深煎りのおすすめコーヒーについては「【厳選】深煎りコーヒーの特徴とは?浅煎りとの違いからおすすめの豆まで」の記事をチェック!
おすすめのジャワコーヒー4選!通販でも買える
ここではおすすめのジャワコーヒーを4つ紹介していきます。
まとめると以下の通りです。
- 珈琲工房リバティ インドネシア産ジャワ アラビカ パンコール農園
- NoBlendCoffee インドネシア ジャワ G1
- 黒船屋 ジャワロブスター
- アビステラ ドリップバック インドネシアジャワ アラビカ パンコール農園
順番に解説します。
1. スペシャリティコーヒーが楽しめる「珈琲工房リバティ インドネシア産ジャワ アラビカ パンコール農園」
最初におすすめする、通販でも買えるジャワコーヒーは、珈琲工房リバティ インドネシア産ジャワ アラビカ パンコール農園です。
スペシャリティコーヒーを取り扱う販売店が自信を持っておすすめするジャワコーヒーになります。
パンコール農園は国営の農園です。
様々な種類のコーヒー豆を栽培しています。
香りや味はとても爽やかで、バランス感覚が優れているコーヒー豆です。
ジャワコーヒー初心者にぴったりですね。
試してみよう!
商品スペック
店名 | 珈琲工房リバティ |
商品名 | インドネシア産ジャワ アラビカ パンコール農園 |
価格 | 970円 |
2. 最高ランクのQグレード豆「NoBlendCoffee インドネシア ジャワ G1」
次におすすめする、通販でも買えるジャワコーヒーは、NoBlendCoffee インドネシア ジャワ G1。
最高ランク、Qグレードのスペシャルティコーヒーです。
トロピカルフルーツのようなジューシーな果実感とスモーキーなボディ感が楽しめます。
ほのかな酸味と甘味も感じられるジャワコーヒーです。
興味深いなぁ。
商品スペック
店名 | NoBlendCoffee |
商品名 | インドネシア ジャワ G1 |
価格 | ¥2,950 |
3. インドネシアとアフリカのコーヒー豆をブレンド「黒船屋 ジャワロブスター」
次におすすめする、通販でも買えるジャワコーヒーは、黒船屋 ジャワロブスターです。
ギフト用品を扱うお店のおすすめジャワコーヒーになります。
インドネシアとアフリカのコーヒー豆をブレンドしたコーヒー豆です。
苦味が特徴で、ラテにするのがおすすめ。
コクがあって、香ばしさがあるので、ミルクとの相性は抜群です。
カフェラテやカフェオレが好きな方におすすめです。
カフェラテ大好き!
商品スペック
店名 | 黒船屋 |
商品名 | ジャワロブスター |
価格 | 5,999円 |
4. 甘みがしっかりある「アビステラ ドリップバック インドネシアジャワ アラビカ パンコール農園」
最後におすすめする、通販でも買えるジャワコーヒーは、abystella coffee ドリップバック インドネシアジャワ アラビカ パンコール農園です。
コーヒー豆の甘みをしっかり引き出す焙煎をしているお店のジャワコーヒーになります。
パンコール農園で栽培されたアラビカ種のコーヒー豆を甘みをしっかり感じさせる焙煎をしたコーヒー豆です。
ドリップバックなので、簡単に淹れることができるので、忙しい合間でもジャワコーヒーを楽しむことができます。
同じ種類のコーヒー豆でも焙煎によって味が変わりますので、abystella coffeeのジャワコーヒーの味と香りを試してみてはいかがでしょう。
焙煎は味の決め手だよ。
商品スペック
店名 | abystella coffee |
商品名 | ドリップバック インドネシアジャワ アラビカ パンコール農園 |
価格 | 1,566円 |
ジャワコーヒーの特徴を理解して自分好みの味を楽しもう!
いかがでしたでしょうか?
ジャワコーヒーの特徴について、味わいから美味しい飲み方まで完全解説しました!
本記事で重要なポイントをまとめると以下のとおりです。
- ジャワコーヒーとは、インドネシアのジャワ島で生産されたコーヒー豆のこと
- ジャワコーヒーの味は酸味がなく、苦味が強い
- インドネシアのジャワ島で栽培されているコーヒー豆はロブスタ種
是非ジャワコーヒーの特徴を理解して自分好みの味を楽しましょう!
またコーヒー豆の種類や特徴についてより詳しい知りたい方は「コーヒー豆の特徴とは?種類や産地で変わる味の違いから選び方まで」の記事をチェック!