ルワンダ産コーヒーのおすすめが知りたい
ルワンダ産コーヒーの特徴は？
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
ルワンダのコーヒーは、コーヒーにあまり馴染みのない方には目新しさがあるかもしれません。
しかし、そのフルーティーな味わいは、コーヒーが苦手な方をも魅了する味わいです。
本記事では、おすすめのルワンダ産コーヒーを紹介するとともに選び方のコツも紹介します。
- ルワンダ産のコーヒーはフルーティーな酸味と甘味、なめらかな口あたりが魅力
- コーヒーの酸味が苦手な人でも楽しめる飲みやすい味わい
- 選び方のポイント
- 生産地
- 等級
- 焙煎度合い
- 鮮度
- おすすめは「TOKYO COFFEE ルワンダ」や「葉山イヌイットコーヒーロースター ルワンダ ミビリマ」など
- 美味しい淹れ方のコツは以下
- 焙煎度合いは「中浅煎り〜中煎り」
- 豆の挽き具合は「中細挽き」
- 抽出方法は「ペーパードリップ」
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう！
ルワンダ産コーヒー豆の特徴
ルワンダ産のコーヒー豆は、その独特な風味と品質によって、近年国際市場で高く評価されています。
この地域のコーヒーは「ブティックコーヒー」とも呼ばれることがあり、その生産量は世界のコーヒー市場におけるシェアはそれほど大きくはないものの、品質の面で特に注目を集めています。
ルワンダの気候はコーヒー栽培に適しており、高地での栽培が多いため、豆はゆっくりと成熟し、風味が豊かになるのが特徴です。
ルワンダ産のコーヒー豆は、日本ではさほどメジャーではありませんが、一口飲めばその飲みやすさに誰もが頷けるでしょう。
フルーティーな酸味と甘味になめらかな口あたり、クリーミーなコクが魅力のバランスのよい味わいです。
やわらかな酸味は、コーヒーの酸味が苦手な人でも楽しめる風味でしょう。
ルワンダ産コーヒーの選び方
ルワンダ産のコーヒーには様々なものがあります。
たくさんの種類のルワンダ産コーヒーの中から、お気に入りを見つけるためのコツを紹介します。
選び方のポイントは次の4つです。
- 生産地・銘柄
- 等級
- 焙煎度合い
- 鮮度
それぞれ詳しく見ていきましょう。
生産地
アフリカ大陸の中央に位置するルワンダには、小さなコーヒー農園がとてもたくさんあります。
北部、西部、南部、東部と広範囲でコーヒー栽培がされています。
ほとんどの農園がコーヒーチェリーを手作業で収穫し、ウォッシングステーションで精製を行います。
そのため「ルワンダ・キヌヌ」「ルワンダ・ミビリマ」などの銘柄名の後半は、ウォッシングステーションの名前であることも多いです。
地域による主な味わいの特徴は次のとおりです。
- 北部
- 酸味と甘みのあるバランスのよい味わい
- 西部
- フローラルで果実味ある口あたりが特徴
- 南部
- 柑橘系の香りと繊細な口あたりが特徴
- 東部
- チョコレートやベリーのような甘酸っぱさが特徴
等級
ルワンダ産のコーヒー豆は、次の5つの等級（グレード）に分類されます。
- Super Specialty
- Specialty
- G1
- G2
- G3
最高品質がSuper Specialtyで、G3が一番低い品質となっています。
これらのランク付けの基準は、「カッピングテストによる味わいの良さ」と「欠点豆の数」です。
焙煎度合い
焙煎度合いは、コーヒー豆の味わいを大きく左右します。
焙煎による豆の変化を見てみましょう。
ライトローストとシナモンローストは、浅煎りの焙煎度合いになります。
黄色から茶色へと変化する程度の焙煎度合いです。
コーヒーの風味はかなり弱い状態。
中煎りはミディアムローストとハイローストです。
この状態では茶褐色とまだ色は薄いものの、軽やかな風味を楽しめます。
特にハイローストは深煎りに近いため、コクと若干の苦味がありながら飲みやすいのが特徴です。
- シティロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
以上の順番で焙煎度合いは増していきます。
シティローストは最も人気な焙煎度合い。
苦みやコク、甘みのバランスが丁度よいのが特徴で、カフェで提供されるコーヒーもシティローストが多いです。
イタリアンローストになると、コーヒー豆の見た目はほぼ真っ黒です。
味もかなり濃く、味わいも濃厚になります。
ルワンダ産コーヒーが持つ柔らかめの味わいは、あまり深く焙煎してしまうと持ち前のフルーティーな魅力が損なわれてしまいます。
そのため、中煎りあたりで本来の味わいを生かしているものが一般的です。
とはいえ、豆の特性を見極めて、深煎りでも上手にルワンダ豆の魅力を引き出す熟練焙煎士さんもたくさんみえます。
上記の焙煎度合いを目安として、いろいろなコーヒーを手にとって試してみることで新しい発見もあるでしょう！
鮮度
ルワンダ産のコーヒーをより美味しく楽しむためには、豆の鮮度は非常に大切なポイントです。
特に酸味が魅力のルワンダ豆にとって、良質でフレッシュな味わいは欠かせない要素でしょう。
そこでもっともおすすめしたいのは、受注焙煎の豆タイプです。
信頼できるお店の新鮮な豆を購入し、保存方法にも気を配って鮮度を保ちましょう。
ルワンダ産コーヒーのおすすめ人気ランキング7選！フルーティーで新鮮な味わい
ここからは、ルワンダ産コーヒーのおすすめ・人気7選を紹介していきます。
まとめると次のとおりです。
| No. | 商品名 | 商品画像 | 生産地 | 等級 | 焙煎度合い | 内容量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | TOKYO COFFEE ルワンダ |  | チャングク地方チングワ地区 | Specialty | 中浅煎り | 200g | ￥2,290 |
| 2位 | 葉山イヌイットコーヒーロースター ルワンダ ミビリマ |  | ガケンケ地区ミビリマ | Specialty | 中煎り | 200g | ￥1,900 |
| 3位 | 今日は珈琲 ルワンダ スカイヒル |  | ニャマシェケ地区 | Specialty | 中煎り | 200g | ￥1,360 |
| 4位 | 自家焙煎かかし珈琲 ルワンダ スカイヒル |  | ニャマシェケ地区 | Specialty | 深煎り | 150g | ￥999 |
| 5位 | BEAR’COFFEE ルワンダ ブルボン |  | コーパック農園 | Specialty | 中煎り | 100g | ￥1,690 |
| 6位 | ヒロコーヒー ルワンダ キニニ |  | ルリンド地区 | Specialty | 中浅煎り | 100g | ￥648 |
| 7位 | 辻本珈琲 ルワンダ ガコ |  | ガコ農園 | Specialty | 浅煎り | 200g | ￥1,728 |
詳しい調査・検証内容
- 検証項目
-
コーヒー豆研究所では、コーヒーの美味しさを以下の5つと定義し、各商品をレビュー・判断（スコアリング）しています。
- 苦味
- 酸味
- コク
- 香り
- 甘み
また以上の美味しさを決める要因として、以下の2つの要素も非常に重要なため、検証項目としてあります。
- 欠点豆の割合
- コーヒー豆の新鮮さ
より詳細な商品レビューポリシーは、下記のページに記載しているのでご参照ください。
- 検証器具
-
今回使用したコーヒー器具は全自動コーヒーマシンとして人気の「panasonic nc-a57」。
panasonic nc-a57 コーヒー豆を約20g(2カップ分)使い、リッチモードでホットコーヒーのマグカップ1杯分(134ml)を抽出しました。
味のレビューにおける公平性を保つために抽出方法は基本的に統一しています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
第1位. 焙煎したての新鮮な有機コーヒー豆「TOKYO COFFEE ルワンダ」
最初に紹介するおすすめ・人気のルワンダ産コーヒーは「TOKYO COFFEE ルワンダ」。
身体に優しい100％オーガニック栽培豆を使用した良質なルワンダコーヒーです。
レモンやグレープフルーツのような爽やかな酸味とナッツのようなコクと甘味が楽しめます。
新鮮でクオリティの高い味わいでくつろぎのコーヒータイムを。
商品詳細
| 商品名 | TOKYO COFFEE ルワンダ |
|---|---|
| 生産地 | チャングク地方チングワ地区 |
| 等級 | Specialty |
| 焙煎度 | 中浅煎り |
| 内容量 | 200g |
| 価格 | ￥2,290 |
第2位. フルーティーなオレンジフレーバー「葉山イヌイットコーヒーロースター ルワンダ ミビリマ」
続いて紹介するおすすめ・人気のルワンダ産コーヒーは「葉山イヌイットコーヒーロースター ルワンダ ミビリマ」。
オーガニック栽培・レインフォレスト認証の、環境にもやさしいコーヒー豆です。
アプリコットを思わせるフルーティーフレーバーで、洋梨のような爽やかな後味が感じられます。
Qグレーダーが厳選する高品質なスペシャルティコーヒーの味わいを楽しめるでしょう。
商品詳細
| 商品名 | 葉山イヌイットコーヒーロースター ルワンダ ミビリマ |
|---|---|
| 生産地 | ガケンケ地区ミビリマ |
| 等級 | Specialty |
| 焙煎度 | 中煎り |
| 内容量 | 200g |
| 価格 | ￥1,900 |
第3位. クリーミーなコクが魅力「今日は珈琲 ルワンダ スカイヒル」
続いて紹介するおすすめ・人気のルワンダ産コーヒーは「今日は珈琲 ルワンダ スカイヒル」。
名古屋の共和コーヒーの良質なルワンダ産コーヒーです。
全体的にバランスがよく、まろやかでクリーミーなコクが魅力的な味わいです。
フルーティーな甘味や柔らかい丸みのある酸味も感じられます。
どんなシーンにも馴染む、飲みやすいコーヒーでしょう。
商品詳細
| 商品名 | 今日は珈琲 ルワンダ スカイヒル |
|---|---|
| 生産地 | ニャマシェケ地区 |
| 等級 | Specialty |
| 焙煎度 | 中煎り |
| 内容量 | 200g |
| 価格 | ￥1,360 |
第4位. 深煎りのしっかりした苦味が味わえる「自家焙煎かかし珈琲 ルワンダ スカイヒル」
続いて紹介するおすすめ・人気のルワンダ産コーヒーは「自家焙煎かかし珈琲 ルワンダ スカイヒル」。
深煎り焙煎で、淹れたては苦味がメインに感じられ、冷めてくるとフルーティーな酸味も感じられます。
香り高くコーヒーらしい味わいながら、まろやかな口あたりですっきりと飲めるでしょう。
ほのかなスパイシーさもあり、やわらかなアクセントが楽しめます。
商品詳細
| 商品名 | 自家焙煎かかし珈琲 ルワンダ スカイヒル |
|---|---|
| 生産地 | ニャマシェケ地区 |
| 等級 | Specialty |
| 焙煎度 | 深煎り |
| 内容量 | 150g |
| 価格 | ￥999 |
第5位. 100%ブルボン種のスペシャルティコーヒ「BEAR’COFFEE ルワンダ ブルボン」
続いて紹介するおすすめ・人気のルワンダ産コーヒーは「BEAR’COFFEE ルワンダ ブルボン」。
数々のコンテストで高い評価を受けているこちらのルワンダの豆は、フェアトレードFLO認証100％ブルボン種。
良質な酸味にほどよいコクと苦味が感じられ、マイルドで飲みやすい味わいです。
受注焙煎で新鮮な風味が楽しめます。
商品詳細
| 商品名 | BEAR’COFFEE ルワンダ ブルボン |
|---|---|
| 生産地 | コーパック農園 |
| 等級 | Specialty |
| 焙煎度 | 中煎り |
| 内容量 | 100g |
| 価格 | ￥1,690 |
第6位. 甘味ある良質な酸味が魅力「ヒロコーヒー ルワンダ キニニ 」
続いて紹介するおすすめ・人気のルワンダ産コーヒーは「ヒロコーヒー ルワンダ キニニ 」。
ルリンド地区のキニニウォッシングステーションから生まれたこちらのコーヒーは、収穫時と精製後の2回に渡って丁寧なハンドピックがされています。
持続可能なコーヒー生産を目指しており、現在は従業員の85％が女性です。
その味わいは、ラズベリーやフルーツトマトのような甘酸っぱさが魅力的。
ぎゅっと凝縮された果実感が楽しめるコーヒーです。
商品詳細
| 商品名 | ヒロコーヒー ルワンダ キニニ |
|---|---|
| 生産地 | ルリンド地区 |
| 等級 | Specialty |
| 焙煎度 | 中浅煎り |
| 内容量 | 100g |
| 価格 | ￥648 |
第7位. プラムのような甘さと酸味が味わえる「辻本珈琲 ルワンダ ガコ」
続いて紹介するおすすめ・人気のルワンダ産コーヒーは「辻本珈琲 ルワンダ ガコ」。
辻本珈琲のQグレーダーが、直接ガコ農園に出向いて選定・買付している高品質なコーヒー豆です。
浅煎りでプラムのような果実感のある甘味・酸味が魅力。
ナッツを思わせる香ばしいコクも感じられ、エコでクリーンな環境で生産されたコーヒーです。
商品詳細
| 商品名 | 辻本珈琲 ルワンダ ガコ |
|---|---|
| 生産地 | ガコ農園 |
| 等級 | Specialty |
| 焙煎度 | 浅煎り |
| 内容量 | 200g |
| 価格 | ￥1,728 |
ルワンダ産コーヒーの美味しい淹れ方
ルワンダ産のコーヒーをより楽しむために、美味しい淹れ方のコツを紹介します。
フルーティーな風味を生かして美味しく淹れるポイントは次の3点です。
- 焙煎度合いは「中浅煎り〜中煎り」
- 豆の挽き具合は「中細挽き」
- 抽出方法は「ペーパードリップ」
すっきりとクリアな飲み口が味わえ、豆本来の風味を損なわずにフルーティーなフレーバーを美味しく楽しむことができます。
ただ、コーヒーはさまざまな条件で味わいに影響が出るものです。
あくまでもこれらは参考として、豆や自分の好みに合わせて工夫してみましょう！
ルワンダ産コーヒーでくつろぎの時間を楽しもう！
いかがでしたか？
ルワンダ産コーヒーの魅力や特徴、おすすめ7選などを紹介しました。
本記事のポイントをまとめると以下のとおりです。
- ルワンダ産のコーヒーはフルーティーな酸味と甘味、なめらかな口あたりが魅力
- コーヒーの酸味が苦手な人でも楽しめる飲みやすい味わい
- 選び方のポイント
- 生産地
- 等級
- 焙煎度合い
- 鮮度
- おすすめは「TOKYO COFFEE ルワンダ」や「葉山イヌイットコーヒーロースター ルワンダ ミビリマ」など
- 美味しい淹れ方のコツ
- 焙煎度合いは「中浅煎り〜中煎り」
- 豆の挽き具合は「中細挽き」
- 抽出方法は「ペーパードリップ」
ルワンダ産のコーヒーは、果実感ある酸味と甘み、ほどよいコクも楽しめる飲みやすいコーヒーです。
ぜひ本記事を参考に、美味しいルワンダ産コーヒーを淹れて特別な時間を楽しんでください！
