コーヒードリップバッグの自作方法が知りたい!簡単な方法は無いの?
コーヒードリップバッグを作る上で大切なスタンドの作成方法も教えてほしい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- 空のドリップバッグは通販サイトで購入可能
- 自作する際にコーヒー豆は8gぐらいずつ入れるのがコツ
- クリップはしっかり挟めるものを利用する
- ジップロックなどの保存バックに入れて、冷凍庫で保管するのがおすすめ
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは詳しく見ていきましょう!
自作する前に!そもそもコーヒードリップバッグとは?
コーヒードリップバックとは、コーヒー豆が入っているペーパーフィルターとスタンドが一体型になっているものです。
ドリッパーセットがなくても、気軽にコーヒーをドリップできます。
ペーパーフィルターの中には、すでに挽いてあるコーヒー豆が入っていて、フィルターに直接くっついている紙のスタンドを、カップなどのコーヒーを注ぐ容器にセットして使います。
ぺーパーフィルターの素材や、紙スタンドのデザインの違いで、種類がありますが、基本的にはどれも同じ構造です。
販売メーカーによっては、ペーパーフィルターと紙スタンドが別々になっていたり、コーヒー豆が入っていない空のペーパーフィルターに好きなコーヒー豆をセットできるものもあります。
タイプは様々
お湯を注ぐところが、切り取り線になっていて、切り取って注ぎ口を開くタイプや、接着されていて、開けて開くタイプなど、デザインは様々です。
ドリップバックは種類が色々ありますが、使い方は同じなので、楽にコーヒーが淹れられるアイテムとして、幅広い層に支持されています。
コーヒー豆専門店でも、お試しサイズとしてドリップバッグで少量のコーヒー豆を販売しています。
贈り物にもぴったりですね。
手軽でいいよね!
より詳しい知りたい方は「ドリップバッグコーヒーのおすすめ人気ランキング13選!通販でも買える」の記事をチェック!
コーヒードリップバッグの自作方法【現役ショップ運営者が解説】
それでは早速、コーヒードリップバッグの自作方法を解説します。
まずはコーヒードリップバッグを自作する際に必要なものを紹介。
空のドリップバッグは、通販サイトで購入可能です。コーヒー豆の販売店と同じものが購入できます。
シーラーが必要になる
ただし、シーラーという、ペーパーフィルターを熱で接着する特殊な機械が必要になります。
というのも、空のドリップバックは、コーヒー豆を入れるために、口が開いています。
その口は、コーヒー豆を入れた後に閉じなければ保管ができません。
とは言っても、シーラーがあるご家庭は稀だと思います。
シーラーもネットで購入することができますが、使用頻度が少ない場合、置く場所の確保や、購入資金を考えると、買うのをためらいますよね。
そんな方の為に、シーラー不使用で、ご家庭にあるもので作る、自作ドリップバッグを紹介します。
用意するもの(シーラーなしの場合)
用意するものは以下のとおりです。
- ドリップ用のペーパーフィルター(どんな形でもOK)
- クリップ
これだけで作れるんだね!
具体的な作り方【画像付きで解説】
具体的な作り方は以下のとおりです。
- ドリップ用のペーパーフィルターの中に、挽いたお好みのコーヒー豆を入れます。
- ペーパーフィルターの口を閉じて折り曲げます。
- 更にもう一度折り曲げます。
- ひっくり返します。
- 折って左右に出っ張っているところを、内側に折りたたみます。
- 両方が折りたたまって、重なっているところを、クリップで止めて完成です。
簡単だし、家にあるものでできるからいいね!
コーヒードリップバッグを自作する際のコツ・ポイント
コーヒードリップバッグを自作する際のコツ・ポイントとしては以下の3つがあります。
- コーヒー豆をまとめて挽いておく
- コーヒー豆は8gぐらいずつ入れる
- クリップはしっかり挟めるものを利用する
挽いたコーヒー豆をドリップするのに丁度いい量入れておくのがポイントだね。
自作したドリップバッグの保存方法
このように、ジップロックなどの保存バックに入れて、冷凍庫で保管します。
冷凍するのは、コーヒー豆の鮮度を保つ為です。
冷凍状態のままドリップして大丈夫なので、とても楽ですよ。
アルミ袋をお持ちでしたら、アルミ袋に入れて保存するとよりベストですね。
遮光性に優れているので、コーヒー豆の鮮度が落ちにくいです。
コーヒー豆は新鮮な状態が一番美味しく飲めます。
時間が経てば経つほど、味も香りも風味も落ちていきます。
新鮮な状態を保つ方法
新鮮な状態を保つ方法としては大きく3つあります。
- 空気に触れさせない
- 光に当てない
- 高温多湿にならない
このようなことが必要になります。
つまり、密閉して、遮光して、冷凍すればバッチリです。
冷凍することにより、コーヒー豆が酸化しにくく、新鮮な状態を保つことができます。
自作のドリップバッグは、コーヒー豆を挽いている状態で保存するので、保存にはより気を使ったほうがいいです。
どんどん酸化してしまい、味が落ちやすいからです。
自作のドリップバッグは密閉して冷凍庫に保存しておきましょう。
冷凍保存しておけば、いつでも美味しいコーヒーが飲めるよ!
保存方法については、以下の記事を参考にしてください。
【自作】コーヒースタンドの作り方
一番簡単な方法は、割り箸を以上のようにカップに置く方法です。
また用意するものは以下のとおり。
- 割り箸1膳
- クリップ2個
ドリップするのと同じ要領
割り箸にペーパーフィルターをこのように巻き付けてクリップで挟みます。
もう片方も同じようにクリップで挟みます。
カップの上に置いて、お湯が注げるように、割り箸を離していきます。
開いた口にお湯を注ぎ、ドリップバッグでドリップするのと同じ要領でコーヒーを淹れていきます。
適量のコーヒーが抽出できたら、割り箸ごとカップから外します。
これで完成です。
更に安定させたバージョン
用意するものは以下のとおりです。
- 割り箸2善
- 糸(たこ糸でもOK)
まず、大きさを決めるのに、4本の割り箸を井形に置きます。
大体の大きさが決まったら、十字に重なっているところに糸を巻き付けていきます。
ばってんに巻き付けて下さい。
4か所とも糸を巻き付けていきます。
全て巻き付け終えたら完成です。
カップの上に置くとこんな感じです。
井形の真ん中に、ペーパーフィルターを入れ込みます。
上から入れ、下から引っ張って、程よい長さまで出します。
ペーパーフィルターの口を開きます。
口を開いたら、割り箸にペーパーフィルターの上の部分を巻き付けます。
巻きつけられたら固定するためにクリップで割り箸とペーパーフィルターをしっかり挟みます。
クリップは井形の外側に留める
クリップは井形の外側に留めて下さい。
内側に留めると、お湯が注ぎにくくなりますので、ご注意下さい。
4か所留めて、しっかりと固定できたら、お湯を注いでいきます。
いつもドリップバッグでドリップする要領でお湯を注いでください。
程よい量のコーヒーが抽出できたら、割り箸ごと取ります。
これで完成です。
外出時やアウトドアでも活用できる
このスタンドは、外出時やアウトドアでも活用できますよね。
割り箸と挟むモノがあれば簡単に作れます。
クリップがなければ、洗濯ばさみでもできますよ。
特別なものを用意しなくても、手軽で簡単にできます。
自作のドリップバッグにぴったりの割り箸スタンドです。
まずは、割り箸2本から始めてみてはいかがでしょう。
いつでもすぐにできちゃうね。
より手軽&持ち運びしたい場合はスティックタイプのインスタントコーヒーもおすすめ
コーヒーを淹れるのに一番楽なのは、何といってもインスタントです。
お湯を入れるだけでコーヒーができます。
インスタントコーヒーは抽出したコーヒーのエキスを乾燥させて粉にしたものです。
水分のないコーヒーということです。
水分を抜いた状態のものに、水分を加えて元のコーヒーに戻すということになります。
近年のインスタントコーヒーは進化を遂げている
最近のインスタントコーヒーはクオリティが高くて、美味しいコーヒーも沢山あります。
ブラックだけではなくて、カフェオレや、キャラメルラテのようなフレーバーコーヒーから、カフェモカなどのアレンジコーヒーもインスタントで楽しめます。
コーヒーだけではなくて、ココアや抹茶ラテ、ほうじ茶ラテ、チャイラテなど、ラインナップも豊富です。
コーヒーが苦手な方でも、安心ですね。
スティックタイプのインスタントコーヒーだったら、1杯分が作れる量が入っているので、外出中でも、気軽に持ち運べて、いつでも飲めます。
好きなフレーバーをいくつか携帯して、気軽にコーヒーブレイクしてはいかがでしょう。
インスタントコーヒーもドリップバッグも上手く活用したいね!
おすすめのインスタントコーヒーは「インスタントコーヒーのおすすめ人気ランキング15選!コスパ抜群で美味しい」の記事をチェック!
コーヒードリップバッグを自作するのは意外と簡単!
いかがでしたでしょうか?
コーヒードリップバッグの自作方法について解説しつつ、最後にはコーヒースタンドの作り方も紹介しました!
本記事で重要なポイントをまとめると以下のとおりです。
- 空のドリップバッグは、通販サイトで購入できる
- コーヒー豆をまとめて挽いておくのがベスト
- ジップロックなどの保存バックに入れて、冷凍庫で保管するのがベター
コーヒードリップバッグを自作するのは意外と簡単なので是非試してみてください!