加糖コーヒーのおすすめが知りたい!
微糖と加糖の違いって何?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
一度は加糖コーヒーを飲んだことがあるかと思いますが、微糖や低糖の違いは分からないという方も多いと思います。
そこで今回は加糖と微糖、低糖の違いを踏まえながら、選び方のポイントを解説していきます。
そして、ポイントを踏まえて加糖コーヒーのおすすめをランキング形式で紹介!
- 無糖とは100mlあたりの糖類の量が0.5g未満
- 加糖は、その言葉の意味通り糖分を加えてあるもの
- 低糖や微糖も含まれる
- 加糖コーヒーの選び方は大きく4つ
- おすすめの加糖コーヒーは「小川珈琲店 炭焼珈琲 加糖 1000ml紙パック×6本」
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
加糖・無調・低糖・微糖コーヒーの違い
市販の缶やペットボトルを買う際によく見かける表記ですが、言葉が変わると意味合いも変わってきます。
では、実際にどんな違いがあるのか見ていきましょう!
無糖とは
「無糖」の表記があるものは、100mlあたりの糖類の量が0.5g未満のものを指します。
無糖コーヒーのおすすめが知りたい方は、以下の記事をチェック!
加糖とは
「加糖」の表記があるものは、その言葉の意味通り糖分を加えてあるもの。
つまり、「低糖」や「微糖」も含まれます。
コーヒーの商品における「加糖」の表記は、「無糖と加糖、2種類のラインナップ」または「シリーズの中で最も甘みが強い」場合に使われていることが多いです。
低糖と微糖は同じ意味
飲料100mlあたり、糖類2.5g未満の場合は「低糖」「微糖」
「低糖」「微糖」については、従来品や日本コーヒー飲料協会が策定した「コーヒー飲料等通常品(7.5g/100ml)」に比較して2.5g以上糖類が低減されていれば、その低減された量や割合を「糖類〇〇%減」などと具体的に記載することで表示できます。
一般社団法人 全国清涼飲料連合会
上記の通り、低糖と微糖の意味は同じです。
それぞれの表記の違いによる、甘さの違いにはメーカー差があるため、商品ごとの成分表示を確認する必要があります。
微糖コーヒーのおすすめが知りたい方は、以下の記事をチェック!
糖類と甘味料は別物
糖と似たような言葉ですが、「甘味料」は食品添加物に使われる言葉で別物です。
また無調に関しては、その名の通り、無調整のことを指します。
加糖コーヒーの選び方
ここまで、表記の違いを解説してきましたが、実際に選ぶ際に注目する点はどこでしょうか。
今回紹介する押さえておきたいポイントは以下の3つです!
まとめると以下の通り。
- 添加物の有無
- カロリーが低い
- 容器
順番に解説します。
添加物の有無
含まれる添加物は主に甘味料、香料です。
添加物は必ずしも体に悪いものではないですが、毎日飲むコーヒーだからこそ、なるべく控えたい、砂糖本来の甘みやコーヒー本来の香りを楽しみたいという方も多いと思います。
そうした部分を重要視する方は甘味料や香料、牛乳の入ったものではさらに乳化剤等の添加物の入っていないものを選びましょう!
カロリーが低い
「カロリーが低い」の1つの基準として、ノンカロリーやカロリーオフ等の「含まない」「低い」「低減された」という表記のものを選ぶと良いです。
その理由は、一目で判断でき、消費者庁が設ける基準をクリアしたことが証明されている表記であるためです。
数値としては、100mlあたりのカロリーが20kcal未満の場合に「低い」とされています。
カロリーの低い加糖コーヒーでは、甘味料を含んでいる場合が多いため、気になる際は添加物も見るようにしましょう。
容器
加糖のコーヒーには主に缶、ペットボトル、パックと種類も豊富なので、容器を決めた上で選ぶこともできます。
各容器の特徴は主に以下の通りです。
容器の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
缶 | ・1つ1つのサイズが小さく、持ち運びやすい | ・1度に飲み切る必要がある ・コーヒーと砂糖のみの商品はほとんどない |
ペットボトル | ・飲む量の調節が可能 ・持ち運べるサイズのものも多い | ・薄味のものが多く、コーヒー感を感じづらい |
パック(紙やアルミ) | ・飲む量の調節が可能 ・コーヒーの有名店等の商品が多い | ・持ち運べるサイズのものは少ない ・残量を把握しにくい |
まず何を基準に選ぶか迷ったときには、どの容器のものを選ぶか決めておくと良いです。
【徹底比較】加糖コーヒーのおすすめ人気ランキング11選!
先程紹介した選び方をもとに、今回おすすめする加糖コーヒーを表にまとめると以下の通りです。
順位 | 商品名 | 容器タイプ | 値段 | カロリー (100gあたり) | 添加物の有無 |
---|---|---|---|---|---|
第1位 | 小川珈琲店 炭焼珈琲 加糖 1000ml紙パック×6本 | 紙パック | ¥2,558 | 34kcal | 無 |
第2位 | ホーマー アイスコーヒー 加糖 1000ml紙パック×12本入 | 紙パック | ¥3,315 | 26kcal | 無 |
第3位 | ティーランド アイスコーヒー 加糖 1000ml×12本 | 紙パック | ¥3,795 | 26kcal | 無 |
第4位 | サントリー ブレンディ ボトルコーヒー オリジナル 950ml×12本 | ペットボトル | ¥2,081 | 28kcal | 有 |
第5位 | ジョージア エメラルドマウンテン 185ml缶×30本 | 缶 | ¥2,349 | 35kcal | 有 |
第6位 | キャラバンコーヒー ブラックコーヒー 加糖 1L×12袋 | パック | ¥6,221 | 28kcal | 無 |
第7位 | ジョージア マックスコーヒー 250ml缶×30本 | 缶 | ¥2,526 | 48kcal | 有 |
第8位 | ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー 超甘さひかえめ 900ml×12本 | ペットボトル | ¥1,173 | 0kcal | 有 |
第9位 | UCC 職人の珈琲 ミルクに最適 900ml×12本 | ペットボトル | ¥1,221 | 14kcal | 有 |
第10位 | ジョージア ヨーロピアン 猿田彦珈琲監修のコーヒーベース 甘さひかえめ×24本 | ペットボトル | ¥4,265 | 23kcal (1杯分 34mlあたり) | 有 |
第11位 | ダイドー ダイドーブレンド オリジナル 185g×30本 | 缶 | ¥2,498 | 36kcal | 有 |
※2024年11月時点
それでは、加糖コーヒーのおすすめ人気ランキングを詳しく見ていきましょう!
第1位. コーヒーの苦みと自然な甘みが絶妙「小川珈琲店 炭焼珈琲(加糖)」
京都の有名店 小川珈琲店が手掛けるリキッドコーヒー「小川珈琲店 炭焼珈琲(加糖)」。
本格的な炭焼珈琲の苦みと添加物ゼロの自然な甘みを楽しむことができます。
また、苦みと香りがしっかりしているので、ミルクを入れても風味が損なわれずおいしく味わえます。
甘さは選べる3段階
この商品は甘さを「加糖」「微糖」「無糖」の3段階から選ぶことができます。
微糖にも添加物は入っていないため、加糖で甘みを 感じすぎるという方にもおすすめです。
メーカー | 小川珈琲店 |
商品タイプ | 紙パック |
原材料名 | 砂糖、コーヒー |
内容量 | 1000ml |
カロリー(100mlあたり) | 34kcal |
添加物の有無 | 無 |
特徴 | 無添加のしっかりとした炭焼の苦みと砂糖の自然な甘み 注ぎやすい形状かつ中栓のない紙パックタイプ |
第2位. これぞ珈琲専門店の味「ホーマー 加糖アイスコーヒー」
リピーター続出の喫茶店の味「ホーマー 加糖アイスコーヒー」。
苦みと酸味がどちらも際立つことなく、バランスの取れた味わいが楽しめます。
布製のネルを使用した抽出による重厚なコクも特徴です。
メーカー | ホーマー |
商品タイプ | 紙パック |
原材料名 | 砂糖、コーヒー |
内容量 | 1000ml |
カロリー(100mlあたり) | 26kcal |
添加物の有無 | 無 |
特徴 | バランス良くコクのある味わい 添加物なしで、飲みやすい喫茶店の味 |
第3位. ほんのりとした甘さを楽しみたいなら「ティーランド アイスコーヒー加糖」
カルディでも購入可能な業務用コーヒー「ティーランド アイスコーヒー加糖」。
こちらもネルドリップ方式を用いた抽出方法で、苦みが砂糖によってまろやかになっているのを感じることができます。
加糖が好きだけど、甘みはマイルドな方がいい!という方におすすめです。
メーカー | ティーランド |
商品タイプ | 紙パック |
原材料名 | 砂糖、コーヒー |
内容量 | 1000ml |
カロリー(100mlあたり) | 26kcal |
添加物の有無 | 無 |
特徴 | 添加物を含まず、しっかりとした苦みの中にほのかな甘み カルディでも購入でき、コーヒー本格派が好む業務用コーヒー |
第4位. 王道ペットボトルコーヒーの甘味料ゼロ「サントリー ブレンディ ボトルコーヒー オリジナル」
しっかり甘さを楽しみたいなら「サントリー ブレンディ ボトルコーヒー オリジナル」。
スーパーなどでもお馴染みのブレンディシリーズ。甘さは4段階から選ぶことができ、「オリジナル」は最も甘いです。
甘味料無添加の砂糖の甘さを堪能でき、ミルクで割って飲むのもクセになります。
メーカー | サントリー |
商品タイプ | ペットボトル |
原材料名 | 砂糖、コーヒー |
内容量 | 950ml |
カロリー(100mlあたり) | 28kcal |
添加物の有無 | 有 |
特徴 | シリーズの中で最も甘く、甘味料不使用の自然かつしっかりとした甘さ シェアもできる大きめサイズのペットボトル |
第5位. 休憩のお供にもってこい「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」
手軽に糖分チャージができる「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」。
高級豆エメラルドマウンテンと粉乳を一切使用していない牛乳100%の味わいは唯一無二で、長年愛されているのもうなづけます。
メーカー | ジョージア |
商品タイプ | 缶 |
原材料名 | 牛乳、コーヒー、砂糖/香料、ガゼインNa、乳化剤 |
内容量 | 185g |
カロリー(100gあたり) | 35kcal |
添加物の有無 | 有 |
特徴 | 高級豆の風味と牛乳100%の柔らかい甘さ 手軽に持ち運べる缶タイプ |
第6位 淹れたての味わいを楽しめる「キャラバンコーヒー ブラックコーヒー(加糖)」
独自のアルミパック式容器でおいしさをそのまま閉じ込めた「キャラバンコーヒー ブラックコーヒー(加糖)」。
老舗コーヒー店のこだわりが詰まったコクのある味わいとしっかりとした甘みが感じられます。
甘みがしっかりあるので、ミルクを入れてマイルドにするのもおすすめです。
メーカー | キャラバンコーヒー |
商品タイプ | アルミパック |
原材料名 | コーヒー、砂糖 |
内容量 | 1000ml |
カロリー(100mlあたり) | 28kcal |
添加物の有無 | 無 |
特徴 | ミルク入りもおすすめのコクのある味わいとしっかりとした甘み ごみ捨ても楽々なアルミパック容器 |
第7位. 全甘党に捧ぐコーヒー「ジョージア マックスコーヒー」
とにかく甘さを重視したい時におすすめの「ジョージア マックスコーヒー」。
コーヒーという商品名が付いていますが、コーヒーの味わい以上に加糖練乳がプラスされていて甘みがとても強いです。
クセになる甘さですが、他の缶コーヒーと比べてもカロリーが高く、炭水化物の量も多く含まれているため、飲みすぎには注意が必要です。
元々は地域限定での販売商品
マックスコーヒーは千葉県野田市が発祥地。
元々は千葉、茨城、栃木でしか販売されていませんでした。
現在は全国でも流通しており、通販でも買うことができます。
メーカー | ジョージア |
商品タイプ | 缶 |
原材料名 | 加糖練乳、砂糖、コーヒー、香料、カラメル色素、 乳化剤、ガゼインNa、安定剤(カラギナン) |
内容量 | 250g |
カロリー(100gあたり) | 48kcal |
添加物の有無 | 有 |
特徴 | 加糖練乳のクセになる強い甘み 小さめのペットボトルタイプも販売あり |
第8位 甘さはあるのにカロリーゼロ「ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー 超甘さひかえめ」
控えめな甘さが楽しめつつ、カロリーを気にせず飲める「ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー 超甘さひかえめ」。
カロリーゼロの秘密は砂糖を使っていないこと。甘味料で甘さがついていますが、飲みやすくゴクゴク飲めちゃいます。
メーカー | ネスカフェ |
商品タイプ | ペットボトル |
原材料名 | コーヒー、甘味料(アセスルファムK) |
内容量 | 900ml |
カロリー(100mlあたり) | 0kcal |
添加物の有無 | 有 |
特徴 | すっきりとした甘さとゴクゴク飲めちゃう軽い口当たり 砂糖不使用でカロリーゼロ |
第9位. ミルクとの相性抜群「UCC 職人のコーヒー ミルクに最適」
有名コーヒーメーカーのUCCが手掛ける「UCC 職人の珈琲 ミルクに最適」。
商品名の通り、甘さがしっかりあるのでミルクと合わせるとまろやかな味わいになり相性抜群です。
コーヒー自体は深煎りで焙煎されていますが、重いコーヒーという印象はなく飲みやすいです。
メーカー | UCC |
商品タイプ | ペットボトル |
原材料名 | 砂糖、コーヒー/甘味料(アセスルファムK、スクラロース) |
内容量 | 900ml |
カロリー(100mlあたり) | 14kcal |
添加物の有無 | 有 |
特徴 | ミルクと相性抜群のしっかりとした甘み 他商品と比べ、低カロリー |
第10位. 有名店監修で使い方いろいろ「コカ・コーラ ジョージア ヨーロピアン 猿田彦珈琲監修のコーヒーベース」
100%エスプレッソの味わいが楽しめる「ジョージア ヨーロピアン 猿田彦珈琲監修のコーヒーベース 甘さひかえめ」。
この商品は水やミルクで割って飲む希釈用の商品です。そのため、コーヒーの濃さを調整しながら楽しめます。
1本あるだけで様々な飲み方に対応できるので普段から気分で飲み方を変えるという方にもおすすめです。
メーカー | ジョージア |
商品タイプ | ペットボトル |
原材料名 | コーヒー、砂糖/香料、甘味料(アセスルファムK)、シリコーン |
内容量 | 340ml |
カロリー(1杯分 34mlあたり) | 23kcal |
添加物の有無 | 有 |
特徴 | 希釈用コーヒーで好きな濃さにでき、多様な飲み方も可能 持ち運びもできちゃう小さめペットボトル |
第11位. このバランスが飲みやすい「ダイドー ダイドーブレンドコーヒー オリジナル」
浅煎り豆中心に使用したすっきりかつバランスの良い味わい「ダイドー ダイドーブレンド オリジナル」。
香料、人工甘味料無添加の商品でコーヒーそのものの香りと自然な甘みを楽しめます。
メーカー | ダイドー |
商品タイプ | 缶 |
原材料名 | 牛乳、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳/乳化剤 |
内容量 | 185g |
カロリー(100gあたり) | 36kcal |
添加物の有無 | 有 |
特徴 | 浅煎りのコーヒーと自然な甘みのバランスの取れた味わい 甘味料、香料無添加 |
「加糖」のコーヒーは太る?
結論として、加糖のコーヒーは太ることに繋がる可能性が高いです。
食品成分データベースにおいてのカロリーでみてもブラックコーヒーに比べて7~8倍はあるので、カロリーが気になる時には控えるという方も多いかもしれません。
ですが、日々の楽しみとして加糖コーヒーを飲み続けたいという方へ。
普段の少しの工夫によって変わらず楽しむことができます!
加糖コーヒーの上手な飲み方
普段からできる少しの工夫を、今回は3つ紹介します!
まとめると以下の通り。
- 仕事の合間など休憩中に飲む
- 1日1杯まで”または”毎日飲むのは控える
- 缶コーヒーやペットボトル飲料は表示に注意して選ぶ
仕事の合間など休憩中に飲む
加糖のコーヒーを飲むのにベストなタイミングは、疲れを感じた時です。
理由は、砂糖は脳のエネルギー源となる効果があるためです。疲れた時の1杯として楽しむことで1日の摂取量も抑えられますし、仕事への集中力も上げることができます。
1日1杯まで、または毎日飲むのは控える
加糖のコーヒーが太ると言われる最大の理由は、砂糖の摂取量が過剰になってしまうことです。
「加糖のコーヒーは飲まない」というような制限はかえってストレスに繋がってしまうので、飲むためのラインを設けると良いでしょう。
缶コーヒーやペットボトル飲料は表示に注意して選ぶ
缶コーヒーやペットボトル飲料は商品によって入っているものやカロリーが違います。
その時々で自身に合った商品を選ぶことを意識すると良いです!
工夫しながら加糖コーヒーを楽しもう!
いかがだったでしょうか?
今回は加糖のコーヒーについて、微糖等との違いや選び方、おすすめの商品についてお話ししてきました。
本記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- 無糖とは100mlあたりの糖類の量が0.5g未満のもの
- 加糖は、その言葉の意味通り糖分を加えてあるもの
- 「低糖」や「微糖」も含まれる
- 加糖コーヒーの選び方は大きく4つ
- おすすめの加糖コーヒーは「小川珈琲店 炭焼珈琲 加糖 1000ml紙パック×6本」
ポイントを押さえて工夫をしながら、日々のコーヒーライフを楽しみましょう!