コーヒー豆って腐るって聞くけど実際どうなの?
コーヒー豆の賞味期限ってどのくらいのなの?心配でしょうがないよ…
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
コーヒーを買ったのはいいですが、どのくらい保つのか気になりますよね。
コーヒー豆を腐らせないためには、いくつかの方法が存在します。腐るかどうか不安な方は是非この記事を参考にしてみてください。
- コーヒー豆は腐らない
- コーヒー豆の賞味期限は1ヶ月〜3ヶ月
- 未開封の場合は約1年が目安
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
コーヒー豆が腐ることはない
早速結論ですが、コーヒー豆は腐ることはありません。
「コーヒー豆は腐る」ではなく、「酸敗」すると言われています。
コーヒー豆の酸敗とは?
酸敗とは、酸化して色・ニオイ・味などが変化して酸味を帯びることを言います。
酸敗したコーヒー豆は、簡単言えば酸っぱいコーヒーになります。
爽やかな酸味のコーヒーではなく、舌を刺すような酸味です。
このような酸味のあるコーヒーはいわゆる美味しくないコーヒーとも言われているのです。
そうなんだね!コーヒー豆は腐ることがないんだ!
基本的にコーヒー豆は早く飲まないと味が落ちる
コーヒーには賞味期限があるのですが、ものによっては賞味期限がはっきりと書かれていないものも存在します。
では一体いつまで賞味期限がもつのか分からない際もあるでしょう。
また、コーヒー豆の製造メーカーによって賞味期限について大きな違いがる場合ではより不安になることもあるでしょう。
コーヒー豆は生鮮食品
コーヒー豆は、本来生鮮食品です。
鮮度が良い時にだけ、美味しいコーヒーを飲むことが可能ですが、鮮度が落ちると、当然ながら味が劣化してしまいます。
古いコーヒー豆の見分け方が知りたい方は、以下の記事をチェック!
コーヒー豆の賞味期限は1ヶ月〜3ヶ月 ※腐ることはない
コーヒー豆は腐ることはないと上記で説明しましたが、賞味期限についてはどうでしょうか。
結論として、コーヒー豆状態での賞味期限では、1ヶ月〜3ヶ月が目安です。
しかし、この賞味期限は開封済の場合です。
未開封の場合は1年が目安
未開封の場合のコーヒー豆の賞味期限は、約1年になります。
※注意点として、賞味期限の記載は決まった範囲はありません。
つまり、あくまでも目安だということを念頭に置いておいてください。
焙煎した後のコーヒー豆の賞味期限ですが、これはコーヒー豆の製造メーカーによって非常に期間に幅があります。
あるA社はコーヒー豆の製造メーカーは1ヶ月くらいで賞味期限を設定しています。
一方で、B社は1年くらいで設定しているところも存在します。
この期間の差は「賞味期限」という言葉の定義から来ているのです。
具体的な賞味期限については「コーヒー豆の賞味期限はどのくらい?適切な保存期間と保存方法を解説」の記事で詳しく解説しています。
コーヒー豆が腐る云々の前に!賞味期限と消費期限の違いとは?
世の中には消費期限と賞味期限が存在します。
念の為に図にまとめておきます。
- 賞味期限
- 消費期限
以上の2つです。
賞味期限と消費期限の違いは覚えておいたほうがいいね!
賞味期限
賞味期限は美味しく食べることが出来る期間です。
つまり、あくまで極端な話ですが、賞味期限を過ぎたとしても食べられないということはありません。
消費期限
消費期限は食べることが出来なくなる期間です。
そのためにあるコーヒーメーカーの会社は「焙煎してから1ヶ月以内が美味しい」と考え、「賞味期限」を1ヶ月に設定しているとことろも存在すれば、他のコーヒーメーカー会社は「1年くらいは美味しい」と考えて「賞味期限」を1年くらいで設定しているところもあるのです。
人によって美味しいと感じる範囲が曖昧
コーヒーだけに限らず、色々な食べ物や飲み物に関しては味の感じ方が異なっていて、美味しいと感じる範囲が曖昧です。
一概にはコーヒー豆の状態での賞味期限を言及するのは難しいのですが、あくまで目安として袋から未開封の場合には1年ほどで、袋から開封後は1ヶ月〜3ヶ月くらいを想定しておきましょう。
賞味期限&消費期限が切れたコーヒー豆を活用するには?※腐ることはない
では、賞味期限&消費期限が切れたコーヒー豆を活用するにはどうしたら良いのでしょうか?
コーヒー豆を保管しているとついうっかり賞味期限や消費期限が切れてしまうことがあるでしょう。
「一度しか飲んでいないから、ほとんどが残っている…」というような経験をお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか?
勿体なく感じてしまい、何か良い活用方法はないものか思うでしょう。
その場合にはコーヒー豆のかすを再活用する方法と同じように、消臭や脱臭に活用したり、肥料として活用したりすることが出来ます。
賞味期限が切れて飲めなくなったコーヒー豆(コーヒー)も再活用することで有効に利用できるのです。
- 消臭剤&除湿剤
- 靴の消臭
- 魚焼きグリルの脱臭
- 肥料や防虫対策
- 虫よけ…etc.
以上のようなことが挙げれます。
より詳しいコーヒー豆の再利用についての記事を見たいという方はこちらの記事を参考にしてみてください。
コーヒー豆は腐るのではなく酸敗する
いかがでしたでしょうか?
「コーヒー豆は腐るの?具体的な賞味期限はどのくらいなのか」というテーマでお伝えしました。
もう一度まとめておくと、コーヒー豆は腐るのではなく酸敗します。
コーヒー豆には賞味期限が設けられていますが、その範囲は曖昧だということです。
そして賞味期限が過ぎてしまっていたとしても、再利用する方法は他にもあります。
是非下の記事も参考にしてみてください。