東ティモール産のコーヒーはどんな味なの?
東ティモール産のコーヒーのおすすめは?
このような疑問にお答えしていきます。
東ティモールはコーヒーベルトに属しており、世界でも有名なコーヒーの産地です。
この記事では、東ティモール産コーヒー豆の香りや味など、コーヒー豆の特徴について徹底解説!
おすすめの東ティモール産コーヒーについても紹介しています。
- 東ティモールは東南アジアにあり、コーヒーベルトに属している
- 東ティモール国土の4分の1がコーヒーエリアで産業になっている
- 東ティモールはオーガニックコーヒー栽培が盛んである
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
世界的なコーヒーの産地・東ティモールとは?
東ティモールは、東南アジアに位置し、コーヒーベルトに含まれます。
国土の6割以上が山岳地帯で、インドネシアとオーストラリアの中間にある国です。
その歴史は、ポルトガルによって植民地化され、オランダによる侵攻で、西と東に分断。
1975年に独立宣言したものの、隣国インドネシアに支配されてきました。
その支配から、2002年に21世紀最初の独立国家として誕生しました。
東ティモールの面積は一都三県ほどでとても小さく、人口およそ120万人程度。
国の財源となる産業は石油、そして次にコーヒー。
東ティモールではコーヒーが雇用を生み出しているほど、切っても切り離せないのです。
東ティモールはコーヒーの産地なんだね!
東ティモール産コーヒー豆の特徴
それでは、東ティモール産コーヒー豆の品種と種類・銘柄を解説していきます。
東ティモール産コーヒー豆の品種
東ティモールのコーヒー生産は、なんと国土の4分の1が占めています。
国中の至る所に、コーヒーの木があり、コーヒーチェリーが収穫できるイメージです。
東ティモールでは、アラビカ種、ロブスタ種などが主流。
エリアによっては、アラビカ種とロブスタ種のハイブリットを手掛けているところもあります。
標高2,000メートルの山々が連なり、このような高地でコーヒーが作られています。
豊かな土壌が育まれている
雨季と乾季がある東ティモールの年間降水量は、2,000mm以上。
東京の年間降水量が1,500mm以上なので、雨が多く降ります。
降雨と日射によって豊かな土壌が育まれ、東ティモールではたくさんのコーヒーが採れるのです。
東ティモール産コーヒー豆の種類・銘柄
東ティモールで栽培されているコーヒー品種は、下記ようなものが挙げられます。
- ティピカ
- カティモア
- ハイブリッドティモール
「ティピカ」は、アラビカ種の原種に最も近いと言われている品種です。
サビ病や病虫害に弱いので生産が難しく、ティピカの生豆は市場にほとんど出回っていません。
標高の高いエリアで栽培されたティピカは、凝縮された甘みがあり、香りも強いのが特徴。
「カティモア」は、アラビカ種を改良した品種です。
ティピカがサビ病や病虫害に弱いのに対し、カティモアは耐性があり、虫にも負けません。
コーヒー豆の病気に強い品種であることから、インドなどで栽培されています。
「ハイブリッドティモール」は、アラビカ種とロブスタ種を自然交配させた品種です。
東ティモール産のコーヒー栽培の歴史・文化
東ティモールでは、古来種、改良種、ハイブリット種など、様々あります。
先ほども少し紹介しましたが、コーヒーは東ティモールの産業です。
標高の高いエリアではアラビカ種が、低いエリアではロブスタ種が作られています。
同じ品種でも、生産者によって味も異なることから、色んなテイストが生まれているのです。
東ティモール産のコーヒーは、日本を始め、アメリカ、ドイツ、ベルギーなどへ輸出されています。
近年では、アメリカのサードウェーブロースターが視察に来て、東ティモールは注目を浴びているのです。
東ティモール産コーヒー豆の格付け・グレード
東ティモール産のコーヒーの格付けですが、はっきりとした等級分けはありません。
多くのコーヒー農家が農薬を使わずにコーヒーを育てていて、ほとんどがオーガニックコーヒーです。
完全有機栽培でコーヒーを育てていることになります。
東ティモールではオーガニック認証を得ているかどうかが、ある意味、格付けだと言えるでしょう。
日本の場合はJAS有機認証ですが、レインフォーレストアライアンス認証、フェアトレード認証などもあります。
東ティモールのオーガニックコーヒーは良質な豆ばかりだよ!
東ティモール産コーヒー豆の人気おすすめ3選!通販でも買える
本記事で紹介したい、東ティモール産コーヒー豆のおすすめ3選は以下の通りです。
- フェアトレードコーヒー オーガニックコーヒー豆 東ティモール by TOKYO COFFEE 200g
- 焙煎器 煎り上手&東ティモール 無農薬コーヒー生豆300g セット
- 珈琲屋ほっと 無農薬栽培・東ティモール 豆のまま 400g
順番に解説します。
1. ライムやバニラの香り「フェアトレードコーヒー オーガニックコーヒー豆 東ティモール by TOKYO COFFEE 200g」
ライム、ナツメグ、バニラのような、贅沢な味わいが堪能できるのがこちら。
シティローストの浅煎りなので、フルーティーな酸味を楽しむことができます。
もちろん、100%JAS認証の有機栽培コーヒー豆を使用している最高級グレード。
おいしい東ティモール産のコーヒーをお探しの方におすすめです。
商品名 | フェアトレードコーヒー オーガニックコーヒー豆 東ティモール by TOKYO COFFEE 200g |
商品タイプ | 豆 |
内容量 | 200g |
価格 | 1,399円 |
商品の味わい、特徴 | ライム、ナツメグ、バニラのような香りと味わい |
2. 自分好みの焙煎で愉しめる「パルシック 焙煎器 煎り上手&東ティモール 無農薬コーヒー生豆300g セット」
2007 年に有機JAS 認証を取得したコーヒー豆を使用。
完熟したチェリーだけを一粒ずつ、生産者が丁寧にピックアップしています。
焙煎機がセットでついているので、浅煎り、中煎り、深煎りがご自分で作れます。
お好みの濃さで焙煎できますので、ぜひお好きな焙煎でお楽しみください。
商品名 | パルシック 焙煎器 煎り上手&東ティモール 無農薬コーヒー生豆300g セット |
商品タイプ | 豆 |
内容量 | 300g |
価格 | 6,270円 |
商品の味わい、特徴 | 無農薬生豆と焙煎機のセット、焙煎調整可能 |
3. 自家焙煎コーヒー専門店の自信作「珈琲屋ほっと 無農薬栽培・東ティモール 豆のまま 300g」
有機栽培原料100%の完全無農薬コーヒーをお探しながらこちらがおすすめ。
酸味と苦みがほどよく、香りも良いのが「珈琲屋ほっと」のコーヒーです。
お店では、焙煎前後に2回ピッキングし、焙煎してから24時間以内に発送されます。
信頼のおける、東ティモールのおいしいコーヒーです。
商品名 | 珈琲屋ほっと 無農薬栽培・東ティモール 豆のまま 400g |
商品タイプ | 豆 |
内容量 | 400g |
価格 | 2,494円 |
商品の味わい、特徴 | 有機栽培原料100%の完全無農薬コーヒー |
東ティモール産コーヒーのおすすめの飲み方
東ティモールコーヒーは、しっかりした苦味、さわやかな果実の酸味、ほのかな甘味もあります。
ダークチョコレートの甘み、クルミのナッティーさも感じるコーヒーです。
また、特有の渋みが感じられ、お茶のような香ばしく軽い印象も受けます。
そのためおすすめは、カップアンドソーサーに入れて、ホットで熱々に飲むこと。
ホットで口に含ませることによって、凝縮された東ティモールコーヒーが味わえます。
アイスで飲んだり、ミルクを入れて飲んだり、色んな飲み方が楽しめますよ。
チェーン店ではなかなか見かけませんが、東ティモール産コーヒーを扱う専門店は多くみかけます。
気になる方は、ぜひ通販でお買い求めください。
東ティモール産のコーヒー通になろう!
いかがでしたか。
東ティモール産コーヒーの特徴、銘柄、おすすめコーヒーなどを紹介してきました。
本記事で大切なことをまとめると以下の通りです。
- 東ティモールは、コーヒーが産業になっているコーヒー大国
- 東ティモールではティピカなどの古来種やハイブリッド種などもある
- 東ティモールは、オーガニックの良質なコーヒー豆を栽培している
一度飲んでみると、東ティモール産コーヒーのおいしさが分かります。
気になる方は、ぜひお試しください。