コーヒーブレイクってよく使うけど、どんな意味があるの?
コーヒーブレイクに甘いお菓子は欠かせない!
コーヒーブレイクは、コーヒーでブレイク(break、小休憩)を意味します。
この記事ではコーヒーブレイクについて深堀りしながら、おすすめのコーヒーも紹介!
- コーヒーブレイクとはコーヒーで休憩すること
- コーヒーブレイクはアメリカで始まった!
- コーヒーブレイクには手軽に飲めるコーヒーが人気!
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
コーヒーブレイクとは?
コーヒーブレイクは2つの単語が組み合わさっています。
=コーヒー(coffee)+ブレイク(break:休憩)
コーヒーを飲んで休憩するのが、コーヒーブレイクです。
コーヒーブレイクは「仕事や家事で束の間にとる休憩のこと」を指すと覚えておいてください。
「ブレイク」には休憩の意味があるんだよ!
コーヒーブレイクの類義語
コーヒーブレイクの類義語に、「コーヒータイム」「ティーブレイク」などがあります。
コーヒータイムは、そのままの意味でコーヒー時間を指し、英語では “time for coffee”です。
職場ではコーヒーブレイクで、職場以外はコーヒータイムなどと言われますが、明確な違いはありません。
ティーブレイクは、tea(紅茶)でbreak(休憩)造語なので、こちらはコーヒーの代わりにティーを飲みます。
コーヒーブレイクもコーヒータイムも「コーヒー時間」だよ!
コーヒーブレイクがある国
コーヒーブレイクは、第二次産業革命で8時間労働制が採用されたアメリカで始まりました。
1960年代、アメリカの大手自動車メーカーの交渉により、コーヒーブレイクが従業員にも広まったようです。
コーヒーブレイクというくらいですから、もちろんコーヒーブレイクの文化は海外発祥です。
アメリカ
コーヒー発祥の国であるアメリカでは、コーヒーブレイク時にわりとあっさりしたコーヒーを飲みます。
浅煎りや中煎りなど、苦味が少なく、スッキリした味わいを好んで飲んでいるそうです。
経済大国アメリカは、コーヒーブレイクによって支えられているのかもしれませんね。
フランス
フランスにも、café convivial(リラックスしたコーヒータイム)、pose café(コーヒー休憩)などがあります。
コーヒーブレイクを「芸術」として発展させてきたのがフランス、さすがは芸術の国です。
フランスは、ドリップ式コーヒーの抽出を確立させた国、ブレイクタイムもゆったりと過ごすのでしょうね。
北欧
Fika(フィーカ)、Kahvitauko(カハヴィタウコ)、Hygge(ヒュッゲ)を聞いたことはありますか。
北欧は、上記のようなコーヒーブレイク用語があるほど、コーヒーブレイクを大切にする国です。
浅煎りや中煎りのコーヒーを飲みながら、甘いお菓子を食べ、親しい人と楽しく過ごします。
コーヒーの消費量世界一である北欧のコーヒー文化をこちらからご覧ください。
北欧の人達は、浅煎りで酸味が強いコーヒーを好むよ!
コーヒーブレイクの使い方
コーヒーブレイクは仕事や家事の合間のプチ休憩時間、ひと時の癒しの時間です。
疲れたらコーヒーブレイクをとろう、と言いたいところですが、休憩時に注意することは何でしょうか。
それは、キリが良いところでコーヒーブレイクを挟むこと、キリが悪いのに休むのはおすすめしません。
休憩をいつとればいいか、今休んでいいタイミングなのか、ご自分の中で決めておきましょう。
コーヒーブレイクとはいえ、ついつい休憩時間がのびてしまうなんてことはよくあります。
コーヒーブレイクはあくまで小休憩、オンとオフの切り替え時にうまく活用したいものです。
コーヒーを飲んで適度に休憩しよう!
コーヒーブレイクにおすすめのコーヒー
コーヒーブレイク時におすすめするコーヒーのタイプは4種類です。
- スティック
- インスタント
- ペットボトル
- 缶コーヒー
いずれも手軽に買えてすぐ飲めるのが魅力。
順番に見ていきましょう。
スティックタイプコーヒー
スティックタイプコーヒーは、マグカップとお湯があれば、すぐにコーヒーを作れるので、職場で大活躍します。
1回分ずつ個包装になっているので、仕事を頑張っている同僚のデスクに置くのもいいですね。
最近では、キャラメルマキアート、抹茶オレなど、色んな味わいを楽しむことができます。
ステックコーヒーのおすすめはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
スティックタイプコーヒーは便利だよね!
インスタントコーヒー
インスタントコーヒーもスティックタイプ同様、お湯を注ぐだけで作れるので便利です。
瓶詰めタイプのものをよく見かけると思いますが、袋詰めタイプもあります。
開封後は、1カ月を目安に飲みきるよう心掛けてください。
インスタントコーヒーの製法は2種類あります。
- フリーズドライ製法
- スプレードライ製法
順番に見ていきましょう。
フリーズドライ製法
フリーズドライ製法は、粒子が大きいのが特徴で、風味や香りを逃しません。
風味や香りを逃さないのは、熱の影響を受けないからです。
フリーズドライ製法は、コーヒーの抽出液を超低温で冷却し、真空状態で水分を昇華させます。
コーヒーの香りを楽しみたい方は、フリーズドライがおすすめです。
スプレードライ製法
スプレードライ製法は、粒子が細かく粉末状になっているのが特徴。
粉末状になっているのでお湯に溶けやすく、さらに言えば、水に溶けるものもあるのです。
スプレードライ製法は、コーヒー抽出液に熱風を吹きかけて水分を飛ばし、結晶化させて作ります。
フリーズドライ製法に比べて安く買えるので、出費をおさえたい方におすすめです。
コスパ抜群のインスタントコーヒーはこちらでおすすめしています。
インスタントコーヒーは本格派のコーヒーが多いよ!
ペットボトルコーヒー
ペットボトルコーヒーは、自動販売機やコンビニでいつでも買うことができます。
ペットボトルコーヒーを選ぶ際は、次の4項目を確認するようにしましょう。
- 容量・サイズ
- 添加物の有無
- カフェインレスの有無
- 香料の有無
順番に見ていきましょう。
容量・サイズ
ペットボトルはサイズも色々あるので、シーンに応じて使い分けられるのが嬉しいですよね。
小さいものでは200ml、大きいものになると2,000mlのものまであります。
添加物の有無
ペットボトルコーヒーには添加物が入っているのをご存じですか。
「酸化防止剤」と名のあるものは品質を保つための添加物なので、覚えておいてください。
添加物を摂取したくないという方は「原材料:コーヒー」を選ぶようにしましょう。
カフェインレスの有無
ペットボトルコーヒーは、ラテなど甘いコーヒーもあるとはいえ、ほとんどがブラックコーヒーです。
大きいサイズだと2,000ml、1日に摂取するカフェインの限度を超えたいように気をつけましょう。
カフェインが気になる方は「カフェインレス」コーヒーを選ぶといいです。
香料の有無
最近のペットボトルコーヒー、特にブラックコーヒーは苦いだけでなく、香料も入っていたりします。
香料は、コーヒー特有の香りを風味で味わうため、香りを強調するために入っているもの。
淹れたてのコーヒーを楽しみたい方は、香料と記載されているものを選ぶとよいでしょう。
ペットボトルコーヒーのおすすめランキングもご覧ください。
ペットボトルコーヒーは持ち運びできるのが便利だよね!
缶コーヒー
缶コーヒーは自動販売機やコンビニですぐに買えるのが便利ですよね。
缶コーヒーは、タイプが2種類あります。
- ステイオンタブ(stay-on tab, SOT)
- 広口リシール缶(広口キャップ缶)
順番に見ていきましょう。
ステイオンタブ(stay-on tab, SOT)
ステイオンタブは、開けたあとも缶についたままになるタイプの口金のこと。
タブが本体にくっついたまま切り離さないタイプは、日本の缶コーヒーで広く流通しています。
よくプルタブなどと呼ばれますが、プルタブは、開けたときにタブが本体から完全に切り離されるタイプのこと。
プルタブ缶のほうが耳慣れているかもしれませんが、正確には、ステイオンタブと呼びます。
広口リシール缶(広口キャップ缶)
広口リシール缶(広口キャップ缶)は、キャップ付きの缶コーヒーの正式名称です。
持ち運びに便利で、コーヒーの豊かな香りをまるごと楽しむことができます。
キャップを含め、全面が印刷可能なので、ステイオンタブに比べてデザイン性が高いのが特徴です。
缶コーヒーを通販でまとめ買いするのもアリですね、こちらもご覧ください。
缶コーヒーの賞味期限はだいたい1年だよ!
コーヒーブレイクに食べたいおすすめお菓子
コーヒーブレイクに食べたくなるのが、甘いお菓子ですよね。
コーヒーブレイクは、あくまでも仕事や家事の合間の小休憩ですので、手軽に食べられるものが好まれます。
スプーンやフォークを使わずに、片手で食べられるドーナツやビスケットがおすすめ。
コーヒーに合うおすすめ洋菓子と和菓子はこちらからご覧ください。
コーヒーと一緒に甘いものを食べたくなるよね!
コーヒーブレイクを楽しもう!
いかがでしたか。
コーヒーブレイク文化に触れ、コーヒーブレイク時に飲むおすすめコーヒーなどを紹介していきました。
この記事で大事なことをまとめると以下の通りです。
- コーヒーブレイクはbreak(休憩)の意味がある
- コーヒーブレイクは1960年代のアメリカ自動車メーカーにより始まった!
- コーヒーブレイクはフランスや北欧などでも身近である!
- コーヒーブレイクに愛飲されるのは手軽に飲めるコーヒー!
- コーヒーブレイクに食べたくなるのは片手でつまめるお菓子!
せっかくなら、好きなコーヒーカップでコーヒーブレイクを過ごすのもいいですね。
北欧のコーヒーカップはとてもおしゃれなのでおすすめ、ぜひご覧ください。
職場や家事の合間に、コーヒーブレイクを楽しんでくださいね。