アウトドア用のコーヒーミルはどんな種類がある?
おすすめのアウトドア用コーヒーミルは?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
アウトドアのシーンで、挽きたてのコーヒーを飲めたら最高ですよね。
この記事では、おすすめのコーヒーミルを11選紹介!
電動と手動、それぞれのコーヒーミルのメリット、デメリットも解説しつつ、アウトドアで持っておきたいコーヒーグッズもお伝えします。
- 手動コーヒーミルは場所を問わずに使えるだけでなく、持ち運びが便利
- 電動コーヒーミルは電源さえあれば、楽にコーヒー豆を挽くことができる
- おすすめのアウトドア用コーヒーミルは「ポーレックス コーヒーミル セラミック」
- アウトドア用コーヒーグッズはミルだけでなく、コーヒーセットもある
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
全モデルのコーヒーミルが知りたい方は「【2022】コーヒーミルのおすすめ人気モデル20選!手動から電動まで」の記事をチェック!
それでは早速見ていきましょう。
コーヒーミルの種類とは?おすすめのアウトドア商品を見る前に知っておこう
コーヒーミルといえばどのようなものを想像しますか?
カフェに置いてあるような大きなコーヒーミルを想像する方もいらっしゃるかと思いますが、実はアウトドアに持っていけるような、コンパクトなコーヒーミルがたくさん販売されています。
コーヒーミルには電動と手動の2タイプがあります。
アウトドア向けのコーヒーミルを探している方は、電動と手動どちらにするか迷うでしょう。
ここでは、コーヒーミルのタイプ別にメリットとデメリットを紹介します。
電動
家庭用としてもよく利用されている電動ミルの最大の特徴は、時間をかけずにコーヒーを挽けることと、力を必要としないことです。
すぐにコーヒーを飲みたい時に電動ミルは便利だよね
ただし、電源が必要となるので、アウトドアシーンでは注意が必要です。
メリット
電動ミルは、力を必要とせずにコーヒー豆を挽くことができます。
また、10〜30秒程度で粉砕が完了する機会が多く、時間がかかりません。
メリットをまとめると以下のとおりです。
- 時間をかけずにコーヒー豆を粉砕できる
- 力を必要とせずに、スイッチ1つでコーヒー豆を挽くことができる
デメリット
電源を取りづらいアウトドアでは、電動コーヒーミルを使うためのコンセントを確保しづらいのが、最大のデメリットです。
また、コーヒーの粒子を目視しながら弾き具合を調整するため、暗いところで適切なコーヒーの粗さにするのは難しいと言えます。
デメリットをまとめると以下のとおりです。
- 電源のコンセントを必要とするコーヒーミルが多い
- 暗いところでは適切なコーヒー粉の粒子にするのが難しい
- 手動コーヒーミルに比べて高価な場合が多い
手動
電動ミルに比べて低価格で販売されていることが多く、初心者にも挑戦しやすい手動ミル。
手動ミルは内蔵のネジで粒度を設定できるため、初回の設定さえしてしまえば、次回からはレバーを回すだけで好みの粒度にコーヒー豆を挽くことができます。
アウトドアでは電動よりも手動を持っている人が多いね
メリット
手動ミルは、電源を必要とせず人力でコーヒー豆を挽くので、どこでもコーヒーを挽くことができるのが特徴です。
また、電動ミルに比べてコンパクトで軽量な作りのものが多く、持ち運びにも便利です。
メリットをまとめると以下のとおりです。
- コンパクトで軽量で持ち運びやすい
- 作りがシンプルでお手入れしやすい
- 電源が不要
デメリット
手動ミルのデメリットは、当たり前ですが手動でコーヒーを挽くため力が必要で、時間がかかることです。
例えば、1回で2杯分のコーヒーを挽けるアウトドア用のコーヒーミルで、10人のコーヒーを入れる時は数回に分けてコーヒーを挽く必要があります。
デメリットをまとめると以下のとおりです。
- コーヒーを挽くのに力がいる
- 電動ミルに比べてコーヒーを挽くのに時間がかかる
2種類のコーヒーミルのメリットとデメリットまとめ
電動ミルと手動ミルは、それぞれ良い点と悪い点を持っています。
コーヒーミルの購入を検討している方は、ここで紹介したデメリットとメリットをご参考に、どちらのタイプのコーヒーミルを購入するかを検討してみてください。
2種類のコーヒーミルのメリットとデメリットをまとめると、以下のとおりです。
- 時間をかけずにコーヒー豆を粉砕できる
- 力を必要とせずに、スイッチ1つでコーヒー豆を挽くことができる
- 電源のコンセントを必要とするコーヒーミルが多い
- 暗いところでは適切なコーヒー粉の粒子にするのが難しい
- 手動コーヒーミルに比べて高価な場合が多い
- コンパクトで軽量で持ち運びやすい
- 作りがシンプルでお手入れしやすい
- 電源が不要
- コーヒーを挽くのに力がいる
- 電動ミルに比べてコーヒーを挽くのに時間がかかる
しっかりメリット・デメリットを考えた上で購入しよう!
コーヒーミルを選ぶポイント3選!アウトドアでは持ち運びやすさが重要
コーヒーミルはたくさんあって、電動、手動以外にも様々な種類があります。
ここでは、コーヒーミルを通販で探したり、店舗に見に行く前に知っておきたい、コーヒーミルを選ぶポイントを3つ紹介します。
どうしても荷物が多いアウトドアでは、コーヒーミルの持ち運びやすさやコンパクトさが重要になります。
また、お手入れをしやすいものがおすすめです。見た目がテンションの上がるものだと、もっと嬉しいですよね。
まとめると以下のとおりです。
- コンパクトに収納できる
- 手入れが簡単
- おしゃれでシンプルな作り
1. コンパクトに収納できる
アウトドアシーンでは、かさばらずにコンパクトなアイテムが収納や持ち運びに便利です。
コンパクトな方がアウトドアでは扱いやすいよね
コーヒーグッズも折り畳めたり、取手を取り外してコンパクトに収納できたりするものを選ぶのがおすすめです。
2. 手入れが簡単
コーヒーミルは機械の内部でコーヒーを粉砕するため、コーヒーの細かい粉やコーヒー豆が詰まってしまうことがあります。
そんな時に分解できたりミルのプロペラが露出していたりすると、お手入れしやすいのですが、分解できず内部にブラシが届かない作りのものは、詰まったものを取り除くのが難しい場合が多いです。
そのため、お手入れが簡単なコーヒーミルを選ぶことが重要です。
3. おしゃれでシンプルな作り
コーヒーミルに限らず、アウトドアのアイテムは見た目も重要ですよね。
また、シンプルな作りであることで、持ち運びやすさや収納のしやすさに影響します。
おしゃれな見た目で気分が上がるコーヒーミルで、アウトドアをもっと充実させましょう。
キャンプ用に特化したコーヒーミルが知りたい方は「キャンプ用コーヒーミルのおすすめ人気ランキング11選!手動から電動まで」の記事をチェック!
アウトドアにおすすめのコーヒーミル11選!キャンプ用のアイテムも紹介
ここでは、アウトドアにおすすめのコーヒーミルを11個紹介します!
手動も電動も合わせて紹介するので、商品スペックやサイズを見比べて、自分のイメージに合ったアイテムを探してみてください。
おすすめのコーヒーミル11選をまとめると以下のとおりです。
- ポーレックス コーヒーミル セラミック Ⅱ
- ポーレックス コーヒーミル セラミック Ⅱ ミニ
- スノーピーク フィールドバリスタ ミル
- アウトドアマン コーヒーミル
- カリタ コーヒーミル KH-9
- カリタ 電動コーヒーミル CM-50
- ラッセルホブス 電動コーヒーミル
- ハリオ 電動コーヒーミル プロペラ EMP-5-B
- デロンギ カッター式コーヒーグラインダー KG200J
- ブルーノ コーヒーメーカー 電動ミル
- ボダム BISTRO ビストロ 電動 コーヒーミル
順番に解説します。
1. 手動コーヒーミルといえばこれ「ポーレックス コーヒーミル セラミック Ⅱ」
ポーレックスのコーヒーミルは、愛用者が多い人気商品です。
セラミックの洗練されたデザインと、挽き具合を簡単に調整できるシンプルな作りになっています。
アウトドアだけでなく、普段使いにもおすすめです。
商品スペック
価格 | 6,930円(税込) |
サイズ | φ4.9cm×19.2cm |
材質 | セラミック、ステンレス、POM、鉄、PP |
2. コンパクトで持ち運びやすい「ポーレックス コーヒーミル セラミック Ⅱ ミニ」
コンパクトなタイプのポーレックスのコーヒーミルは、持ち運びにぴったりです。
1つ目に紹介したポーレックスよりも、コンパクトで収納性に優れたものが欲しい方におすすめです!
3年くらい使っていますが、丈夫でお手入れしやすいです
取手を外してコンパクトに収納することができます。
商品スペック
価格 | 6,930円(税込) |
サイズ | φ5cm×13.5cm |
材質 | 内刃・外刃:セラミック、フタ・本体・受け容器・シャフト:ステンレス、ハンドル:鉄、内刃ベース:POM、調節ネジ:PP(耐熱温度120℃)、ハンドルホルダー:シリコーン |
3. アウトドアでもおしゃれに「スノーピーク フィールドバリスタ ミル」
こちらのコーヒーミルは「フィールドで美味しいコーヒーを楽しむカフェツール」として、スノーピークが販売しています。
アウトドアに便利なコンパクトサイズと、スノーピークのブランドロゴ入りのケースで収納にも優れています。
スノーピークのフィールドバリスタは他のアイテムもあります
商品スペック
価格 | 8,778円(税込) |
サイズ | 4.7×16.2×16cm |
材質 | ステンレス、鉄、セラミック、POM樹脂、天然木 |
4. アウトドア好きに大人気「アウトドアマン コーヒーミル」
アウトドアブランドの「アウトドアマン」が販売しているこちらのコーヒーミルは、アウトドアのために作られた商品です。
三角の形状が握りやすいと定評があります
ハンドルを折りたたむことができるため、コンパクトに収まります。
商品スペック
価格 | 3,850円(税込) |
サイズ | 5.0×5.0×18cm(ハンドル含まず) |
材質 | セラミック、 PP、 ABS、 PMMA、ステンレス |
5. 木目調でおしゃれな手挽きミル「カリタ コーヒーミル 手挽き KH-9」
こちらのコーヒーミルは、コーヒーグッズで有名なカリタが販売しています。
木目調のデザインでキャンプでのコーヒータイムを、おしゃれに過ごせそうです
ネジを外せば取手を外すことができるので、持ち運びにも便利です。
商品スペック
価格 | 4,950円(税込) |
サイズ | 9.65×9.65×16.51 cm |
材質 | 素材・材質:ラバーウッド、鋳鉄 |
手動コーヒーミルは以上となります。
もっと手動式のミルが知りたい方は「手動コーヒーミルのおすすめ人気7選!安いミルから高級なミルまで」の記事をチェック!
6. コンパクトな電動ミルで使いやすい「カリタ 電動コーヒーミル CM-50」
こちらのコーヒーミルは電源を取る必要があります。
ボタンを押すと50gのコーヒー粉が、15秒ほどで粉砕されます。
コンパクトなサイズ感で、比較的持ち運びに便利です。
商品スペック
価格 | 3,480円(税込) |
サイズ | 9.9×8.2×17.8cm |
材質 | 本体:ABS樹脂, カッター:ステンレス, フタ:AS樹脂 |
7. アウトドアにも普段使いにも便利「ラッセルホブス コーヒーミル」
こちらのコーヒーミルは電源を取る必要があります。
コーヒーミルの受け皿を取り外すことができ、こぼさずにドリッパーへ移すことができます。
こちらの電動ミルは、普段使いもできる電動ミルを探している方におすすめです。
商品スペック
価格 | 4,120円(税込) |
サイズ | 23.6×14.2×13.8 cm |
材質 | AS樹脂、ステンレス |
8. コンパクト&スタイリッシュ「ハリオ 電動コーヒーミル プロペラ EMP-5-B」
こちらのコーヒーミルは電源を取る必要があります。
こちらのコーヒーミルは、スイッチを押す時間でコーヒーの粒度を調整するタイプです。
コンパクトかつスタイリッシュなデザインで、アウトドアにも普段使いにもぴったりです。
商品スペック
価格 | 4,510円(税込) |
サイズ | 10.3×10.4×18.3cm |
材質 | 本体・フタ/ステンレス、ABS樹脂 ホッパー・刃/ステンレス 刃留め/ポリアセタール |
9. 細長いスタイリッシュなデザイン「デロンギ カッター式コーヒーグラインダー KG200J」
こちらのコーヒーミルは電源を取る必要があります。
容量が大きめのこちらの電動ミルは、最大約90gを一度に挽くことができるため、大勢でのアウトドアにぴったりです。
細長いデザインで収納性にも優れています。
商品スペック
価格 | 5,148円(税込) |
サイズ | 11×11×23cm |
材質 | ステンレス, プラスチック |
デロンギのコーヒーミルについてより詳しく知りたい方は、以下の記事をチェック!
10. 充電式のコーヒーミル「ブルーノ コーヒーメーカー 電動ミル」
こちらのコーヒーミルは充電式で、コーヒーを挽くことができます。
こちらのコーヒーミルは、なんとUSBで充電して電動でコーヒーを挽くことができます。
さらに、ステンレスフィルターが内蔵されており、ドリッパーとしても使える便利グッズです!
商品スペック
価格 | 6,050円(税込) |
サイズ | 7.5×7.5×23.4cm |
材質 | モーター部:ステンレス鋼/ABS樹脂 ミル部:ステンレス鋼/ポリプロピレン/ABS樹脂/セラミック(ミル) ドリッパー:ポリプロピレン/ステンレス鋼 カップ:ステンレス鋼 キャップ:ポリプロピレン |
11. コンパクトなサイズ感「ボダム BISTRO ビストロ 電動 コーヒーミル」
こちらのコーヒーミルは電源を取る必要があります。
こちらのコーヒーミルの特徴は、コンパクトであることです。
コーヒーミルには珍しいホワイトカラーもあり、おしゃれなデザインです。
個人的にはブラックがおすすめだね!
商品スペック
価格 | 4,400円(税込) |
サイズ | 9.5×8.7×16.8cm |
材質 | ステンレススチール・プラスチック・ゴム |
電動コーヒーミルはたくさんありますので、もっと知りたい方は「電動コーヒーミルのおすすめ人気7選!選び方から手入れ方法まで紹介」の記事をチェック!
コーヒーミルと合わせて持っておきたいコーヒーグッズ3選!アウトドアでも使える
せっかく豆からコーヒーを挽いて飲むのなら抽出器具にもこだわって、より美味しく飲みたいですよね。
ここでは、アウトドア生活をもっと充実させたい方に向けて、おすすめのコーヒーグッズを3つ紹介します。
日常から離れてゆったりと味わうコーヒーは別格なはず!
アウトドアだけでなく、普段使いもできるようなアイテムばかりを集めました。
おすすめのコーヒーグッズ3つをまとめると以下のとおりです。
- ZAFIELD コーヒードリッパー 折りたたみ
- カリタ コーヒー ドリップセット
- キントー プアオーバーケトル 430ml
順番に解説します。
1. コスパ抜群なコーヒーグッズ「ZAFIELD コーヒードリッパー 折りたたみ」
キャンパーに大人気の折りたたみドリッパー。
こちらの商品は、バネのように収縮して付属のケースに収納できます。
写真のとおりシンプルな作りで、お手入れも簡単に行うことができます。
商品スペック
価格 | 1,899円(税込) |
重量 | 110g |
材質 | ステンレス鋼 |
2. コーヒーポット不要のアウトドアセット「カリタ コーヒー ドリップセット」
こちらのカリタのドリッパーセットは、初心者にもおすすめのイチオシコーヒーグッズです!
シャワーポッドにお湯を注いでおけば、あとはお湯が落ちるのを待つだけでコーヒーを入れることができます。
また、丈夫なステンレス製なのでアウトドアにもぴったりです。
商品スペック
価格 | 8,900円(税込) |
サイズ | 17×12.5×24cm |
材質 | ステンレス鋼 |
カリタドリッパーの特徴については「【完全版】カリタのドリッパーの特徴とは?おすすめも6選紹介!」の記事で詳しく解説しています。
3. アウトドアでもおしゃれに「キントー プアオーバーケトル 430ml」
こちらの上品なデザインのケトルは、シンプルなデザインで生活に寄り添う生活道具を作っている、キントーが販売しています。
コントロールのしやすい細口のケトルで、ハンドドリップに最適です。
アウトドアでもおしゃれにコーヒータイムを、過ごしたい方におすすめです。
商品スペック
価格 | 3,850円(税込) |
容量 | 430ml |
材質 | サービス18-8 ステンレス鋼(粉体塗装) |
コーヒーミルを持ってアウトドアに出かけよう!
いかがでしたでしょうか?
アウトドアにおすすめのコーヒーミルを紹介しました。
本記事の内容で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- アウトドアにはコンパクトなコーヒーミルがおすすめ
- コーヒーミルには電動と手動がある
- コーヒーミルと合わせてコーヒーセットを持つのもおすすめ
コーヒーミルを手に入れて、アウトドアをコーヒーでより充実させましょう!
アウトドア用のコーヒーミルだけでなく、コーヒーグッズ全体をまとめて知りたい方は「アウトドアで使えるおすすめコーヒー道具9選!美味しい淹れ方も解説」の記事をチェック!