
中目黒でよく見かけるオニバスコーヒーって、どんなお店なんだろう?店舗や豆の買い方も知りたいな。



オニバスコーヒーは2012年創業の東京発スペシャルティコーヒーロースターです。国内5店舗の特徴から豆の価格、通販の使い方まで、公式の一次情報をもとに整理して紹介しますね。
オニバスコーヒー(ONIBUS COFFEE)は、2012年1月27日に東京・奥沢で創業したスペシャルティコーヒー専門のロースターです。店名はポルトガル語で「公共バス」「万人のために」を意味し、バス停とバス停を結ぶように人と人をつなぐ存在でありたいという思いが込められています。2026年6月時点で、旗艦店の中目黒駅前店を含む国内5店舗に加え、台湾・タイにも展開しています。
この記事では、コーヒー豆研究所がオニバスコーヒーの創業ストーリー・全店舗・豆のラインナップと価格・通販の買い方を、公式サイトの一次情報をもとに一覧表で整理しました。1号店だった奥沢店のクローズ後、どの店舗へ行けばよいか迷っている方もぜひ参考にしてください。
- オニバスコーヒーは2012年1月27日に奥沢で創業。代表は坂尾篤史氏で、日本の浅煎りスペシャルティコーヒーをけん引してきたロースター
- 店名はポルトガル語で「公共バス=万人のために」。コンセプトは「コーヒーで、街と暮らしを豊かにする」
- 国内店舗は中目黒駅前・中目黒三丁目・八雲・自由が丘・那須の5店舗(2026年6月時点。1号店の奥沢店は2024年にクローズ)
- 豆はオニバスブレンド税込1,080円〜、シングルオリジンは1,539円〜2,808円。公式オンラインストアで通販できる
- 送料無料のシングルオリジン定期便(税込4,200円)やドリップバッグもあり、店舗が遠い方でも楽しめる


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オニバスコーヒーとはどんなお店?創業と名前の由来


まずは、オニバスコーヒーというブランドの成り立ちを押さえましょう。創業の経緯、名前の意味、そして日本のコーヒーシーンでの立ち位置を順に紹介します。
2012年に奥沢で創業した東京発ロースター
オニバスコーヒーは2012年1月27日、世田谷区奥沢の小さな店舗からスタートしました。創業者は代表の坂尾篤史氏です。オーストラリアで現地のカフェ文化に魅了され、約1年のバックパッカー生活を経て帰国後、世界バリスタチャンピオンの店で焙煎とバリスタの経験を積み、自家焙煎・エスプレッソ・ドリップを備えた自身の店を開きました。
創業当時の日本では「スペシャルティコーヒー」や「浅煎り」という言葉がまだ広く知られていませんでした。その時期から豆の個性を生かす焙煎を続けてきた、国内サードウェーブの先駆けにあたる存在です。なお1号店の奥沢店は、12年の営業を経て2024年にクローズしています。
店名「ONIBUS」の意味とコンセプト
ONIBUS(オニバス)はポルトガル語で「公共バス」「万人のために」を意味する言葉です。バスが停留所と停留所を結ぶように、コーヒーを通じて人と人、生産者と飲み手をつなぐ。この思いが店名に込められています。
掲げるコンセプトは「コーヒーで、街と暮らしを豊かにする」。生産者・提供者・消費者をフェアにつなぎ、本質的なコーヒーカルチャーを日本に根づかせることを目指しています。各店舗が観光地ではなく住宅街や生活圏に寄り添って出店されているのも、このコンセプトの表れです。
日本のスペシャルティコーヒーでの位置づけ
オニバスコーヒーが豆の調達で最も重視しているのは、透明性とトレーサビリティです。スタッフが生産国を実際に訪問し、品質を確認したうえで買い付ける方針を公式に掲げており、焙煎後も継続的なカッピング(品質チェック)とバリスタのスキル向上に取り組んでいます。
環境面では「循環」をテーマに環境負荷の削減へ取り組んでおり、味だけでなく持続可能性まで含めてブランドを評価したい方から選ばれています。東京のスペシャルティコーヒーを語るうえで外せない1軒です。
オニバスコーヒーの店舗一覧(2026年6月時点)


オニバスコーヒーの店舗は、国内5店舗と海外4店舗、姉妹ブランドのABOUT LIFE COFFEE BREWERS 3店舗で構成されています。それぞれの場所と特徴を一覧で確認しましょう。
国内5店舗の一覧
| 店舗名 | エリア | 特徴 |
|---|---|---|
| 中目黒駅前店 | 東京都目黒区 | 2016年1月開店。東急東横線・日比谷線の中目黒駅から徒歩約1分の旗艦店 |
| 中目黒三丁目店 | 東京都目黒区 | 2024年9月7日開店。駒沢通り沿い、オフィスラウンジ「SANU NOWHERE」内の最新店 |
| 八雲店 | 東京都目黒区 | 都立大学エリアの住宅街にある店舗 |
| 自由が丘店 | 東京都目黒区 | 自由が丘の街歩きと合わせて立ち寄れる店舗 |
| 那須店 | 栃木県那須 | 国内で唯一の東京都外店舗。観光と合わせて訪れやすい |
国内5店舗のうち4店舗が目黒区に集中しているのが特徴です。中目黒・八雲・自由が丘は東急東横線・大井町線沿線で回遊しやすく、1日で2〜3店舗をめぐるコーヒー散歩も組みやすい配置です。
中目黒2店舗の違いと使い分け
中目黒には駅前店と三丁目店の2店舗があります。中目黒駅前店は2016年1月開店で、駅から徒歩約1分。古い木造建物を改装した2階建てで、テイクアウトしてすぐ目黒川方面へ歩ける立地です。サッと1杯買いたい方や、初めての方はまずこちらが訪れやすいです。
一方の中目黒三丁目店は2024年9月7日オープンの最新店舗。駅から徒歩約10分の駒沢通り沿いで、オフィスラウンジ「SANU NOWHERE」に併設されています。かつてブルーボトルコーヒー中目黒店があった場所としても知られ、落ち着いて長居しながら過ごしたい方に向いています。
海外店舗と姉妹ブランドABOUT LIFE COFFEE BREWERS
海外は台北・台中・バンコク・バンコク セントラルパークの4店舗を展開しています(2026年6月時点)。東京発のロースターがアジア圏へ広がっている形で、旅行先で同じ味に出会えるのも魅力です。
また、渋谷エリアで見かけるABOUT LIFE COFFEE BREWERS(アバウトライフコーヒーブリュワーズ)は、オニバスコーヒーが手がける姉妹ブランドです。道玄坂店・渋谷一丁目店のほか、海外にホーチミン店があります。立ち飲みスタイル中心のコンパクトな業態で、提供される豆はオニバスコーヒーの焙煎です。
オニバスコーヒーの豆ラインナップと価格


オニバスコーヒーの豆は店頭のほか、公式オンラインストアで購入できます。ここでは2026年6月時点のラインナップと実勢価格を整理しました。
ブレンドは3種類で税込1,080円から
| ブレンド名 | 価格(税込) | 向いている方 |
|---|---|---|
| オニバスブレンド | 1,080円〜 | フルーティーな後味を楽しみたい方・まず定番から試したい方 |
| シティローストブレンド | 1,102円〜 | 程よい苦味とコクのバランスを求める方 |
| ステップブレンド | 1,296円〜 | ワンランク上のブレンドを試したい方 |
入門には定番のオニバスブレンド(税込1,080円〜)が選びやすい1袋です。フルーティーな後味に程よい苦味としっかりしたコクを兼ね備えており、浅煎りが初めての方でも無理なく飲み進められます。スーパーのレギュラーコーヒーより価格は上がりますが、スペシャルティコーヒーのロースター直販としては手に取りやすい水準です。
シングルオリジンは1,539円〜2,808円
| 銘柄 | 価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| ホンジュラス / フェリシアーノ・サビジョン | 1,539円〜 | 公式ストア人気No.1 |
| ケニア / ガチカ | 1,593円〜 | 新着ロット |
| コロンビア / ヘスス・アントニオ・サアベドラ | 2,160円〜 | 公式ストア人気No.2 |
| ペルー / ラ・パレスティナ[ゲイシャ] | 2,808円〜 | 高級品種ゲイシャの新着ロット |
| 【デカフェ】エチオピア / シダモ G2 | 1,566円〜 | カフェインを控えたい方向け |
シングルオリジンは生産者名まで明記された5銘柄前後が常時並び、ロットの入れ替わりで顔ぶれが変わります。農園単位ではなく生産者個人の名前で売られている点は、トレーサビリティ重視の調達方針そのものです。デカフェも1銘柄あるため、夜にコーヒーを楽しみたい方や妊娠中の方にも選択肢があります。
コーヒー豆の価格相場と比較しながら選びたい方は、こちらの記事も参考になります。


ドリップバッグ・定期便・コールドブリューも選べる
器具を持っていない方にはドリップバッグ10個入り(税込2,490円)が便利です。ギフトボックス6個入り(税込1,620円)もあり、コーヒー好きへの手土産にも使えます。夏場の水出しには、コールドブリューパック4個入り(税込1,830円〜)が手軽です。
続けて飲みたい方には送料無料のシングルオリジン定期便(税込4,200円)が用意されています。ロットの入れ替わりが早いオニバスコーヒーの豆を、選ぶ手間なく毎回新しい銘柄で受け取れるのが定期便の利点です。
オニバスコーヒーが選ばれる3つの理由


東京には数多くのロースターがありますが、オニバスコーヒーが10年以上選ばれ続けてきた理由は次の3つに整理できます。
1. 産地訪問にもとづく透明性のある豆の調達
公式サイトに明記されているのは、生産国への訪問・品質確認にもとづく買い付け・透明性のある原料調達という方針です。商品名に生産者個人の名前を冠していることからも、産地との距離の近さが見て取れます。誰が作った豆かわかる安心感は、価格に対する納得感にも直結します。
2. 浅煎りスペシャルティコーヒーの先駆けという実績
創業は2012年。「スペシャルティコーヒー」という言葉が日本で広まる前から、豆の個性を生かす焙煎を続けてきました。14年にわたる焙煎・抽出のノウハウの蓄積が、フルーティーで雑味のない1杯を支えています。流行で始まった店ではなく、日本の浅煎り文化を作ってきた側のロースターである点が、コーヒーファンからの信頼の土台です。
3. 「公共バス」の名の通り街に根ざす店舗づくり
店舗は駅前の一等地よりも、奥沢・八雲・自由が丘のような生活圏・住宅街に寄り添って構えられてきました。観光客向けの1回きりの体験ではなく、近所の方が毎日通える場所を志向しているのが特徴です。散歩のついでに立ち寄れる気軽さと、スペシャルティコーヒーの品質が両立しています。
オニバスコーヒーの楽しみ方とおすすめの選び方


最後に、目的別の楽しみ方を整理しましょう。初めて訪れる方、豆を家で楽しみたい方、店舗が遠い方の3パターンで紹介します。
初めてなら中目黒駅前店で1杯から
初訪問なら、アクセスのよい中目黒駅前店がおすすめです。駅から徒歩約1分で迷いにくく、テイクアウトして目黒川沿いを歩くのも気持ちのよい過ごし方です。浅煎りの個性を体感したい方は、その日のシングルオリジンのハンドドリップを選んでみてください。
家で楽しむなら豆選びは3ステップ
- 迷ったら定番のオニバスブレンド(税込1,080円〜)から始める
- 2袋目は人気No.1のホンジュラス/フェリシアーノ・サビジョンでシングルオリジンの個性を知る
- 好みが固まったら、ゲイシャなどの高級ロットや新着銘柄に挑戦する
ブレンドからシングルオリジンへ段階を踏むと、焙煎や産地による味の違いを比較しながら楽しめます。豆は挽き方や淹れ方でも表情が変わるため、購入時に普段使う器具を伝えて挽き目を相談すると失敗が減ります。
店舗が遠い方は公式通販と定期便を活用
店舗は目黒区周辺と那須に集中しているため、それ以外の地域の方は公式オンラインストアの利用が現実的です。単品購入のほか、送料無料の定期便(税込4,200円)を使えば、毎回ロットの異なるシングルオリジンが届きます。
なお、オニバスコーヒーを含む東京の実力派ロースターを横断的に知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。


オニバスコーヒーに関するよくある質問
- 1号店の奥沢店はもう行けない?
-
奥沢店は2012年の創業から12年の営業を経て、2024年にクローズしました。現在の国内店舗は中目黒駅前・中目黒三丁目・八雲・自由が丘・那須の5店舗です(2026年6月時点)。
- 「オニバス」とはどういう意味?
-
ポルトガル語で「公共バス」を意味し、「万人のために」という意味も持ちます。バスが停留所を結ぶように、コーヒーで人と人をつなぐ存在でありたいという思いを込めた名前です。
- 通販でも豆を買える?
-
公式オンラインストアで購入できます。ブレンドは税込1,080円〜、シングルオリジンは1,539円〜2,808円、ドリップバッグ10個入りは2,490円です。送料無料のシングルオリジン定期便(税込4,200円)もあります(2026年6月時点)。
- デカフェはある?
-
あります。2026年6月時点のラインナップは、デカフェのエチオピア/シダモ G2(税込1,566円〜)です。カフェインを控えたい方や夜のコーヒー用にも選べます。
- ABOUT LIFE COFFEE BREWERSとの関係は?
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渋谷の道玄坂店・渋谷一丁目店などを展開するABOUT LIFE COFFEE BREWERSは、オニバスコーヒーが手がける姉妹ブランドです。コンパクトな立ち飲みスタイルで、オニバスコーヒー焙煎の豆を使った1杯を楽しめます。
まとめ:オニバスコーヒーは東京発・街に根ざすスペシャルティの名店


オニバスコーヒーの成り立ちから店舗、豆の買い方までを整理しました。最後に要点を振り返ります。
- オニバスコーヒーは2012年1月27日に奥沢で創業した、日本の浅煎りスペシャルティコーヒーの先駆け的ロースター
- 店名はポルトガル語で「公共バス=万人のために」。生活圏に寄り添う店舗づくりが特徴
- 国内は中目黒2店舗を含む5店舗、海外4店舗、姉妹ブランドABOUT LIFEが3店舗(2026年6月時点)
- 豆はブレンド税込1,080円〜・シングルオリジン1,539円〜。生産者名まで明記された透明性の高い調達が魅力
- 遠方の方は公式通販・送料無料の定期便(税込4,200円)で自宅でも楽しめる
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