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風邪にコーヒーが効く?効果・副作用からおすすめの飲み方まで解説

風邪をひいた時にコーヒーは効くのかな?

コーヒーを飲むことの効果・副作用についても知りたい!

こういった疑問や要望にお答えしていきます。

この記事から分かること
  • コーヒーの効果・副作用
  • 風邪をひいた時のおすすめのコーヒーの飲み方
本記事を監修する専門家
コーヒー豆研究所 げんた
柏倉元太

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。

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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。

それでは早速見ていきましょう。

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コーヒーの効果を知る前に!風邪を直接治療する方法ない

コーヒーの効果を知る前に!風邪を直接治療する方法ない

そもそもですが、風邪を直接治療する方法はないのが現状です。

風邪薬とされているものは、症状を和らげる対処療法になります。

インフルエンザであれば、ワクチン接種で予防できますが、風邪の病原体は200種類以上に上ります。

そのため、風邪はワクチン接種で予防することは不可能です。

風邪の基本的な治療法は、安静にして十分な睡眠を取ることに付きます。

これから紹介するコーヒーの効果・副作用はあくまで間接的なものです。

風邪のウイルスを直接倒すようなものではないので、その点を意識して見ていきましょう。

風邪をひいた時に飲むコーヒーのメリット・効果

風邪をひいた時に飲むコーヒーのメリット・効果

ここでは風邪をひいた時に飲むコーヒーのメリット・効果について解説します。

大きくわけて4つあります。まとめると以下の通り。

  1. 頭痛を和らげる
  2. 喉・鼻の調子を良くする
  3. 発熱を抑える
  4. 風邪ウイルスの排出を助ける

1つ1つ解説します。

頭痛を和らげる

コーヒーを飲むと、一時的にですが頭痛が和らいだ経験は無いでしょうか?

これはコーヒーに含まれるカフェインが、交感神経を活性化することによって起こるものです。

風邪による頭痛の主な原因は、血管が広がって周囲の筋肉を圧迫することが挙げられます。

そのためカフェインによる血管収縮効果で、頭痛が和らぐのです。

しかしながら、頭痛の原因は様々。

全部の頭痛にコーヒーが効くというわけではありません。

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喉・鼻の調子を良くする

これもコーヒーのカフェインが交感神経を活性化するために起こります。

咳やタンを抑え、気管支を広げるので、呼吸が楽になります。

また風邪で鼻づまりになった際にも、カフェインが鼻の血管を収縮させて鼻づまりを解消することが期待できます。

発熱を抑える

コーヒーのカフェインは発熱を抑えることも期待できます。

カフェインを摂取することで、血圧が上昇し発汗作用を促し発熱を抑えます。

ホットコーヒーでも体温を下げてくれます。

一方でコーヒーは体温を上げるという説もあります。

カフェインの交感神経活性化が血行を促進することによって、体温を上げるというわけです。

両方の効果があり個人差もあるため、一概に決めるのは難しいですが、発熱を抑えるためにむりやりコーヒーを飲むことは必要ないでしょう。

コーヒー専門家

カフェイン優秀だね!

風邪ウイルスの排出を助ける

コーヒーを飲むとカフェインの影響により利尿作用が働きます。

これによって、体内の不要な成分や風邪のウイルスを体外に排出することが可能なのです。

体内に存在するウイルスをいち早く体外に排出することによって、ウイルスの繁殖を防いでくれたりもします。

また、ウイルスを撃退するために体温が上昇して発熱することがありますが、コーヒーを飲んでウイルスを外に排出できさえすれば、解熱の作用も期待できるでしょう。

風邪をひいた時に飲むコーヒーのデメリット・副作用

風邪をひいた時に飲むコーヒーのデメリット・副作用

ここでは風邪をひいた時に飲むコーヒーのデメリット・副作用を紹介していきます。

大きくわけて3つあります。まとめると以下の通り。

  1. 胃に負担をかける
  2. 脱水症状になりかける
  3. 睡眠不足になる

1つ1つ解説します。

胃に負担をかける

これは風邪をひいていない時でも頻繁に起こりうる現象です。

普段はコーヒーが好きな人も、風邪をひいたときにコーヒーを飲むと、胃が荒れたり食欲が落ちたりすることが多々あります。

風邪の際には消化のよい食事を心がけましょう。

また風邪などで胃腸が弱っているかなと思う時には、コーヒーも控えめにするのが懸命です。

特に古いコーヒーは酸化している傾向にあるため、想像以上に胃に負担をかけてしまいます。

風邪でもコーヒーを飲みたい時には、新鮮なコーヒーを選ぶことを心がけましょう。

コーヒーと胃の関係性については「コーヒーで胃が荒れる?胃もたれ・ムカムカの原因と対処法を完全解説」の記事をチェック!

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脱水症状になりかける

メリットの点でも解説した、利尿作用によって水分の体外への排出を促進します。

それによって大量にカフェインを摂ると、脱水症状になってしまうという危険性があります。

コーヒーは多くの水分を摂っているため、コーヒーの飲み過ぎだけで脱水症状になることは考えにくいですが、運動などをした場合は危険です。

またカフェインはコーヒーだけでなく、日本茶や紅茶、健康ドリンクにも含まれています。

カフェインを含む飲み物は注意が必要

近年では、多くのカフェインを含むエナジードリンクの飲み過ぎによるカフェイン中毒が話題になっています。

風邪をひいた際には、コーヒーに限らずカフェインの多い飲み物を摂り過ぎないようにするのが懸命でしょう。

水や白湯、スポーツドリンクなどを多めに摂るのもおすすめです。

睡眠不足になる

風邪を早く治すためには、よく眠ることが大切だと冒頭でお伝えしました。

しかしながら、コーヒーに含まれるカフェインによって、覚醒作用が働き眠りにくくなってしまいます。

特に普段からコーヒーを飲むと眠りにくいと感じる人は、風邪の際にはコーヒーを控えめにしましょう。

風邪をひいた時におすすめのコーヒーの飲み方

風邪をひいた時におすすめのコーヒーの飲み方

ここでは風邪をひいた時におすすめのコーヒーの飲み方を紹介。

風邪はひいているけど、コーヒーを楽しみたい!という方も多いのではないでしょうか?

そのような方のために今回は2つおすすめの飲み方をお伝えします。

コーヒーに蜂蜜を入れる

スターバックスの「コンディメントバー」と言われるセルフサービスのコーナーにも蜂蜜が置いてあったり、タリーズコーヒーでも蜂蜜が販売されていたりと、実はコーヒーと蜂蜜は深い関係性があります。

またコーヒーには砂糖を入れるより蜂蜜を入れるほうがカロリーオフにもなるため、女性の方には特に嬉しいポイント。

蜂蜜入りコーヒーの作り方

用意するものはいたってシンプルです。

  • お好みのコーヒー(1カップ)
  • 蜂蜜(大さじ1)

作り方は非常に簡単です。

お好みの濃さでコーヒーを入れたら、あまり冷めないうちに蜂蜜をスプーンで入れます。

全体的によく溶けるまで混ぜたら完成!

ポイントは、ほんの少しだけ冷めてから入れること。

蜂蜜の量はお好みで調整しましょう。

ノンカフェインコーヒーがおすすめ

コーヒーを飲みたいけど、カフェインによる副作用を避けたい…なんて人はノンカフェインコーヒーがおすすめ。

冒頭でお伝えした効果・副作用はなく、単純にコーヒーの風味、味わいを楽しむことができます。

睡眠不足などに陥るなんてこともないため、非常におすすめの飲み方と言えるでしょう。

カフェインレス(ノンカフェイン)コーヒーのおすすめは以下の記事を参考にしてみてください。

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風邪をひいた時に飲むコーヒーには様々なメリット・デメリットがある

風邪をひいた時に飲むコーヒーには様々なメリット・デメリットがある

いかがでしたでしょうか?

風邪にコーヒーが効くのかについて、効果・副作用からおすすめの飲み方まで解説しました。

風邪にコーヒーが効くとは一概に言えませんが、少なからずメリットはあります。

その反面、当然デメリットもあります。

この両者を踏まえながら、自分にあった飲み方をするのが一番のコーヒーの飲み方と言えるでしょう。

是非今回の記事を参考にしながら、美味しいコーヒータイムを過ごしてください。

風邪にコーヒーが効く?効果・副作用からおすすめの飲み方まで解説

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この記事を書いた人

柏倉 元太のアバター 柏倉 元太 日本安全食料料理協会(JSFCA)認定コーヒーソムリエ/コーヒー専門家

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ資格を取得し、現在はコーヒー専門家として活動。また独自のコーヒーブランド「ラボカフェ」も運営。

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