ダルゴナコーヒーっていう言葉よく聞くけど、実際何なの?
ダルゴナコーヒーを作りたいけど、おすすめのレシピがわからない…。教えて下さい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- 話題のダルゴナコーヒーとは何か
- ダルゴナコーヒーの美味しい飲み方
- 簡単な作り方&アレンジレシピ
- ダルゴナコーヒーのカロリー!太るか太らないか
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
続きはこちら
コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
YouTubeでも解説しているので、動画で見たい方はこちらを参考にしてみてください。
話題のダルゴナコーヒーとは?
今(※2020年11月)話題のダルゴナコーヒーですが、一体何なのかあなたはご存知ですか?
結論、ダルゴナコーヒーとは牛乳の上にフワフワに泡立てたコーヒーが乗った韓国で人気のドリンクになります。
つまり、韓国発祥のドリンクです。
“タルゴナコーヒー”と呼ばれることもあり、名前がたくさんあるが状態です。
その理由は、本当に最近になり話題になってきているため。
SNS(特にツイッター、インスグラム)で見かけたという人も多いはずです。
その人気ぶりは凄まじく、インスタグラムでは「#dalgonacoffee」と検索すると、なんと50万件以上もヒットするほどです。
またあのニューヨークタイムズでもダルゴナコーヒーの作り方が紹介され、一時話題になりました。
「ダルゴナ」とは本来カルメ焼きのことを指す
そもそもダルゴナコーヒーは韓国発祥なので、「ダルゴナ」は韓国語になります。
日本人はその名前からだけだと、どんなコーヒーか想像しにくいでしょう。
そもそも「ダルゴナ」とは砂糖を薄くカラメルのように焼いたお菓子を意味し、韓国では古くから愛されているお菓子とされています。
見た目は、日本の薄いおせんべいのよう。
しかし、コーヒードリンクに本物のダルゴナを使っているのではなく、ダルゴナコーヒーの上部の泡立てたコーヒークリームがダルゴナの色合いに似ていることから付けられたそうです。
韓国では似た名前で、「ダルゴナミルクティー」も流行っていますが、こちらはミルクティーに本物のダルゴナを砕いて入れたドリンクになります。
ダルゴナコーヒーの美味しい飲み方
ここではダルゴナコーヒーの美味しい飲み方を紹介していきます。
作り方を見る前に、美味しい飲み方をおさえておくことでより本格的なダルゴナコーヒーが楽しめます。
結論、上部のビター加減を楽しみながら、芯部のミルクと混ぜ合わせながら飲むのが美味しい飲み方になります。
ダルゴナコーヒーの上のクリーム部分は、砂糖が入ってはいますが、普通のドリンクよりははるか濃いコーヒーを淹れています。
そのため、上部の味わいはビターです。
ミルクとコーヒークリームを全て混ぜると、カフェラテのような味わいが楽しめます。
ココアパウダーをかけるのもおすすめ
ダルゴナコーヒーの上からココアパウダーを振りかけることによって、上部にある苦さが軽減されて、非常に飲みやすくなります。
是非試してみてください。
また女性の方や苦いコーヒーが苦手な方は、はじめからからよく混ぜて飲むことをおすすめします。
ダルゴナコーヒーの簡単な作り方
ではここでダルゴナコーヒーの簡単な作り方を紹介。
ミルクの上にフワフワのコーヒークリームのダルゴナコーヒーは作るのが難しそうですが、実は非常に簡単です。
必要な材料は3つのみです。
材料
材料は以下の通りです。
- ドリップコーヒー 30ml
- 砂糖:大さじ2杯(20~25g)
- ミルク:適量
- ハンドミキサーor泡立て器
- ボウル
また今回はインスタントコーヒーでなく、本格的にドリップコーヒーレシピを紹介します。
コーヒークリームを作る食材は本当に3種類です。
具体的な作り方
作り方の手順は以下の通り。
- 普段より濃い目に淹れたコーヒーと砂糖をボウルに入れる
- 砂糖がダマにならないようにひたすら混ぜる
- 泡立て器で約15分、ハンドミキサーで約5分混ぜると、次第に空気が入ってフワフワとしてくる
- 焦げ茶色のコーヒーがカラメルのような薄い茶色になるまで、しっかりと混ぜる
- グラスにミルクを半分から8分目くらいまで注ぐ
- それにゆっくりと泡立てたコーヒークリームを注げば完成
根気強く混ぜ続けるのが、ダルゴナコーヒーを作る上での大切なポイントだね!
ミキサーがない場合
ミキサーがない場合は泡立て器を使って、自力で混ぜましょう。
400回以上混ぜて作るとされるダルゴナコーヒー。
それだけに、韓国ではおうち時間の暇つぶしになると人気が高まったともされています。
また泡立て器もないという方は、シェイクするのがおすすめ。
袋やペットボトルに淹れたコーヒーとお湯を入れて、ひたすら振るのみです。
使い終わった容器をそのまま捨てられるため、お手入れも楽なのがメリット。
振る時間の目安としては、5分~10分程度がおすすめです。
コーヒーと生クリームを使った作り方が知りたい方は「【最新】コーヒーと生クリームの意外な関係とは?飲み方・レシピを紹介」の記事をチェック!
ダルゴナコーヒーのアレンジレシピ
ここではダルゴナコーヒーのアレンジレシピを紹介していきます。
今回は「ダルゴナ抹茶」のレシピを解説します。
材料(2杯分)は以下の通りです。
- 抹茶パウダー:大さじ1
- グラニュー糖:大さじ1
- 水:10ml
- 植物性ホイップ用クリーム
- 50ml牛乳:200ml
具体的な作り方
こちらの作り方も非常にシンプルで、工程は大きく6つ。
- ボウルに抹茶とグラニュー糖を入れる
- 水を加えて溶かす
- 植物性ホイップ用クリームをゆっくり加える
- その都度混ぜて柔らかいツノが立つまで泡立てる
- 氷を入れたグラスに牛乳を注ぐ
- その上に①をゆっくりとのせて完成
ココアでも同じ要領で作ることが出来るので、是非試してみてください!
また実は抹茶とコーヒーの相性も良いんです。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
ダルゴナコーヒーのカロリー!太る?
ダルゴナコーヒーの1杯のカロリーは、基本的な材料からカロリーを計算すると約175カロリーになります。
ホイップ部分がコーヒーで、下のミルク部分が多くなるためカフェラテよりカロリーは若干高めです。
※牛乳150mlの量でカロリー計算しています。
牛乳はカルシウムが取れるので魅力的ですし、カロリーにおいても朝ごはんなら問題ないでしょう。
しかし毎日何杯もダルドナコーヒーを飲むというのはおすすめできません。
糖質オフのダルゴナコーヒー
ダルゴナコーヒーの下部に使用されるのは基本、牛乳です。
しかしダイエット中の方や女性の方はやはりカロリーや糖質が気になりますよね。
そんな際におすすめなのが「アーモンドミルク・無調整豆乳」です。
糖質をオフにするだけでなく、たくさんの栄養が含まれているため、ダイエット効果が期待できるドリンクです。
作り方は上の動画を参考にしてください。
またコーヒーを使ったダイエットについて気になる方は「コーヒーダイエットとは?その驚くべき効果と飲むべきタイミング」の記事をチェック!
ダルゴナコーヒーを作って楽しい体験をしてみよう!
いかがでしたでしょうか?
ダルゴナコーヒーについて、簡単な作り方からアレンジレシピまで完全解説しました!
ダルゴナコーヒーは2020年に韓国から流行りましたが、今でもその人気は続いています。
是非今回紹介した作り方やアレンジレシプを参考にしながら、自分なりの飲み方を編み出してみてください。
ダルゴナコーヒーは飲んでも美味しいですが、その作る過程を楽しむものでもあると感じます。
たくさん作って楽しい体験をしてみましょう。
他にコーヒーを使ったアレンジレシピが知りたいという方は「コーヒーのアレンジレシピでおうちカフェ!韓国風メニューの作り方も紹介」の記事をチェック!