カルディのモーニングブレンドってどんなコーヒー?
アイスコーヒーにもできる?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
カルディの深煎りコーヒー「モーニングブレンド」を飲んだことがありますか?
リッチブレンドなどと並ぶ人気商品で、しっかりした苦味とコクが楽しめるブレンドです。
本記事では、実際に淹れた味の特徴を徹底レビュー!魅力を最大限に引き出す淹れ方も解説します。
- カルディのモーニングブレンドは、強い苦味と軽やかな味が特徴
- 全国の店舗やオンラインショップで購入できる(価格は200gで918円)
- 深煎りのため酸味は少ない
- カフェオレやアイスコーヒーにもおすすめ
- モーニングブレンドが好きな人におすすめの深煎りコーヒーは、「カフェオレブレンド」など3つ
- セールやカルディカードでお得に購入できる
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
キレのある深煎り!カルディのモーニングブレンドとは?
カルディのモーニングブレンドは、レジ横に並んでいるコーヒー豆のひとつです。
キレのある苦味が特徴の深煎りコーヒーで、すっきりしたい朝にぴったり。
軽めの口当たりでパンとの相性も抜群です。
カルディ モーニングブレンドの基本情報
商品名 | モーニングブレンド |
---|---|
コーヒー豆の産地 | コロンビア、ブラジル |
焙煎度 | 深煎り |
内容量 | 200g |
価格 | 918円 |
購入できる場所 | 各店舗・オンラインショップ |
コーヒー豆の産地
モーニングブレンドの産地は、コクと甘味の強いコロンビアと苦味のあるブラジルのブレンドです。
コーヒーらしい香ばしさと、チョコレートのような余韻が楽しめます。
より大きな地域ごとの特徴をタブでまとめています。クリックすると詳細が見れます
苦みと深いコクが特徴。いつもと違うコーヒーを飲みたい方におすすめです。
代表的な銘柄はインドネシアの「マンデリン」。
苦みが強く、深いコクが感じられます。また香辛料のような独特な香りも魅力でしょう。
そのため、少しクセのあるコーヒーを試したい際や、普段からミルクや砂糖と一緒に飲んでいる方などの甘党の方にもおすすめです。
焙煎度
モーニングブレンドの焙煎度は、フレンチローストくらいの深煎りです。
カルディの中ではかなり深煎りで苦味の強い部類に入ります。
ミルクを入れても負けないくらいのしっかりした苦味があります。
ライトローストとシナモンローストは、浅煎りの焙煎度合いになります。
黄色から茶色へと変化する程度の焙煎度合いです。
コーヒーの風味はかなり弱い状態。
中煎りはミディアムローストとハイローストです。
この状態では茶褐色とまだ色は薄いものの、軽やかな風味を楽しめます。
特にハイローストは深煎りに近いため、コクと若干の苦味がありながら飲みやすいのが特徴です。
- シティロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
以上の順番で焙煎度合いは増していきます。
シティローストは最も人気な焙煎度合い。
苦みやコク、甘みのバランスが丁度よいのが特徴で、カフェで提供されるコーヒーもシティローストが多いです。
イタリアンローストになると、コーヒー豆の見た目はほぼ真っ黒です。
味もかなり濃く、味わいも濃厚になります。
精選方法
コーヒーチェリーを生豆に加工する方法を、精選と呼びます。
コーヒー豆は、コーヒーの木になっているコーヒーチェリーの中の種を取り出し、焙煎したものです。
この種を取り出す過程をどのように行うかで、味わいが変わります。
伝統的な精選方法と味わいの違いは以下の通りです。
- ナチュラル:まろやかで個性的
- ウォッシュド:スッキリしてクリーンな後味
- パルプドナチュラル/ハニー:ナチュラルとウォッシュドの中間的な味わい
- スマトラ式(ウェットハル):強いコクと個性的な風味
カルディのコーヒー豆には精選方法の記載は無いためはっきりとは分かりませんが、コロンビア・ブラジルに多い精選方法は以下の通りです。
- コロンビア:ウォッシュド
- ブラジル:ナチュラル・パルプドナチュラル
ウォッシュドのコロンビアはキレのある苦味、ナチュラルのブラジルはまろやかなコクを持っています。
【実飲した正直レビュー】カルディ モーニングブレンドの味わいの特徴
- キレのある強い苦味
- すっきりして飲みやすい
- コクは弱くさっぱりしている
ここでは、筆者が実際に飲んで感じた味わいの特徴を紹介します。
抽出した際の粉とお湯の比率、お湯の温度は以下の通りです。
- コーヒー粉:12g(中挽き)
- お湯:130cc(90℃くらい)
グラフにすると以下のようなイメージです。
飲み始めから終わりまで、非常に強い苦味を感じます。
香ばしい香りが強いので、炭焼きコーヒーのようなスモーキーな香りが好きな人には特におすすめです。
- 苦味の強いコーヒーが好きな人
- カフェオレやアイスコーヒーで飲みたい人
- 苦味が好きじゃない人
- コクの強いコーヒーが好きな人
さっぱりした後味なので、よりコクが欲しい人には「リッチブレンド」がおすすめです。
甘味
しっかりした甘味が感じられ、苦味もありチョコレートのような味わいがあります。
酸味
あまり強くはありませんが、後味に僅かにドライフルーツのような酸味を感じます。
苦味
すっきりした苦味でキレがあり、ダークチョコレートのような感じです。
イタリアンローストほどは強くないので、ブラックでも飲みやすい味です。
コク
苦味の強さに対して、コクはそれほどでもありません。
他の食べ物に合わせやすいコーヒーといえるでしょう。
香り
香ばしい香りがありますが、主張は強くありません。
【まずい?美味しい?】カルディ モーニングブレンドの評判と口コミ
カルディのモーニングブレンドに対する良い評判と悪い評判は以下の通りです。
良い口コミ
しっかりした苦味や軽めの後味が高評価です。
深煎り派は「リッチブレンド」や「イタリアンロースト」と並びリピートしている人が多いようです。
悪い口コミ
モーニングブレンドの悪い評判はあまり見当たりません。
一部では薄い・濃いなど濃度に関する口コミがありますが、これは抽出を工夫すれば改善する可能性があります。
カルディ モーニングブレンドをさらに美味しく淹れる方法
ここでは、モーニングブレンドの美味しい淹れ方について、ホット・アイスそれぞれに分けて解説していきます。
カフェオレやアイスコーヒーでも美味しいので、こちらも合わせて紹介します。
ホットコーヒー
- コーヒー粉:12〜15g(中挽き)
- 抽出量:130〜160cc
- お湯の温度:80〜90℃
苦味が強めなので、低めのお湯で淹れると苦味を抑えられます。
さっぱりした味わいなので、物足りない人は粉を少し増やしてみましょう。
美味しく淹れるポイントは以下の3つです。
- 新鮮なコーヒー豆を使う
- 挽き方は中細挽き〜中挽き
- 少し低めの温度で淹れる
お湯の温度が低いとまろやかに、高いとしっかりした苦味になります。
下記の動画や記事も参考に、自分好みの淹れ方を見つけてみましょう!
アイスコーヒー
- コーヒー粉:15g(中挽き)
- 抽出量:70cc+氷(抽出量150ccくらい)
- お湯の温度:90〜95℃
キレがあり、スッキリしたアイスコーヒーになります。
よりコクを強めたい場合は、挽き方を細挽きにすると濃厚な味わいになります。
カフェオレ
モーニングブレンドは、カフェオレにも非常によく合います。
カルディのコーヒー豆では、「カフェオレブレンド」がミルクに合う代表的なコーヒーですが、モーニングブレンドはよりビターな味わいになります。
ミルクとコーヒーの比率はお好みですが、同量くらいでもしっかりコーヒー感を感じます。
アレンジコーヒーもおすすめ
モーニングブレンドはしっかり苦味のあるコーヒーなので、アレンジコーヒーのベースとしてもおすすめです。
一例として、以下のようなアレンジはいかがでしょうか。
- はちみつを入れてハニーカフェオレに
- シナモンなどのスパイスでエキゾチックな香りに
- ココアやチョコレートで濃厚なカフェモカに
カルディでは、アレンジコーヒーに使えるシロップも多く揃っています。
普段の味に飽きた方は、少しアレンジを加えてみると新たな発見があるかもしれません。
カルディのモーニングブレンドを美味しく保つ保存方法
コーヒー豆は、時間が経つと香りが抜け、味が重たくなってしまいます。
なるべく新鮮なうちに飲むことをおすすめします。
コーヒー豆・コーヒー粉の美味しく飲める期間は下記が目安になります。
- コーヒー豆:1ヶ月
- コーヒー粉:2週間
可能であれば、豆のまま購入して自宅で挽いたほうが美味しさが長持ちします。
上記の期間より長く保存する場合は、密閉できる容器に入れて冷凍保存するのがおすすめです。
カルディでは、1袋分(200g)がぴったり入るキャニスター缶も販売されているので、ことちらで保存するのもおすすめです。
カルディのモーニングブレンドが好きな人におすすめな深煎りコーヒー3選!
ここでは、カルディのモーニングブレンドが好きな人に向けておすすめの深煎りコーヒーを紹介していきます。
一覧にしたものがこちらです。
NO. | 商品名 | コーヒー豆の産地 | 焙煎度 | 内容量 | 価格 | 購入できる場所 | 味の特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | カフェオレブレンド | コロンビア、グアテマラ他 | 中深煎り | 200g | 1,101円 | 各店舗・オンラインショップ | やわらかい苦味とコク |
2 | リッチブレンド | コロンビア、ブラジル他 | 深煎り | 200g | 918円 | 各店舗・オンラインショップ | 強いコク |
3 | イタリアンロースト | ブラジル、コロンビア他 | 深煎り | 200g | 918円 | 各店舗・オンラインショップ | 非常に強い苦味 |
詳しい調査・検証内容
- 検証項目
-
コーヒー豆研究所では、コーヒーの美味しさを以下の5つと定義し、各商品をレビュー・判断(スコアリング)しています。
- 苦味
- 酸味
- コク
- 香り
- 甘み
また以上の美味しさを決める要因として、以下の2つの要素も非常に重要なため、検証項目としてあります。
- 欠点豆の割合
- コーヒー豆の新鮮さ
より詳細な商品レビューポリシーは、下記のページに記載しているのでご参照ください。
- 検証器具
-
今回使用したコーヒー器具は全自動コーヒーマシンとして人気の「panasonic nc-a57」。
コーヒー豆を約20g(2カップ分)使い、リッチモードでホットコーヒーのマグカップ1杯分(134ml)を抽出しました。
味のレビューにおける公平性を保つために抽出方法は基本的に統一しています。
順番に見ていきましょう。
深煎りコーヒーの選び方
カルディでは、さまざまな深煎りコーヒーを扱っています。
深煎りでも、苦味の強さは意外と幅があります。
モーニングブレンドと比較した場合、苦味の強さは以下のイメージです。
- イタリアンロースト(アイスブレンド)
- リッチブレンド
- プレミアムダークロースト
- マンデリンフレンチ
- グァテマラフレンチ
- ブラジル ダークロースト
- スペシャルブレンド
- カフェオレブレンド
- タンザニア ベルベットビター
- モカフレンチ
苦味の強さグラフ
苦味の強さをグラフで比較すると以下のイメージです。
モーニングブレンドは、深煎りの中では中間くらいの苦味ですね。
産地や精選方法により風味が異なる
一般に深煎りになるほど、コーヒー豆本来の個性は弱まり苦味が全面に出てきます。
しかし、産地や精選方法が変われば、深煎りでも味はかなり違います。
- ブラジルの深煎り:酸味はなくチョコレートのような香ばしさ
- タンザニアの深煎り:僅かに酸味がありドライフルーツのような味わい
- ウォッシュドの深煎り:スッキリした後味でキレのある苦味
- ナチュラルの深煎り:フルーティー、もしくは香ばしい香りでまったりした苦味
「深煎りは苦手」と思っている人でも、別の産地にすると好みに合うコーヒーが見つかるかもしれません。
1. ミルクとの相性バツグン!「カフェオレブレンド」
- ミルクと相性が良い
- コクがしっかりしている
- モーニングブレンドと比べ苦味は弱い
濃厚なコクでミルクと相性バッチリのカフェオレブレンド。
苦味は少なめですがしっかりしたボディがあり、酸味も少ないのが特徴です。
カフェオレで飲むことが多い人はこちらがおすすめです。
商品詳細
商品名 | カフェオレブレンド |
---|---|
コーヒー豆の産地 | コロンビア、グアテマラ他 |
焙煎度 | 中深煎り |
内容量 | 200g |
価格 | 1,026円 |
購入できる場所 | 各店舗・オンラインショップ |
2. より重厚なコクを求める人に「リッチブレンド」
- コク・苦味ともに非常に強い
- 僅かな酸味でバランスのとれた味わい
- 人により重すぎると感じる可能性がある
カルディの中でも苦味・コクが最も強いリッチブレンド。
僅かですが酸味もあり、濃厚ながら爽やかさも感じる味わいです。
コクを求める人にはまずおすすめしたいブレンドです。
商品詳細
商品名 | リッチブレンド |
---|---|
コーヒー豆の産地 | コロンビア、ブラジル他 |
焙煎度 | 深煎り |
内容量 | 200g |
価格 | 918円 |
購入できる場所 | 各店舗・オンラインショップ |
3. とことん苦味を追求したいなら「イタリアンロースト」
- 非常に強い苦み
- 後味は軽く飲みやすい
- 苦味が好きな人以外には不向き
カルディの中で最も苦味が強いイタリアンロースト。
夏は「アイスブレンド」として販売されます。
口当たりは軽く、純粋に苦味を味わいたい人におすすめです。
商品詳細
商品名 | イタリアンロースト |
---|---|
コーヒー豆の産地 | ブラジル、コロンビア他 |
焙煎度 | 深煎り |
内容量 | 200g |
価格 | 831円 |
購入できる場所 | 各店舗・オンラインショップ |
カルディのモーニングブレンドをお得に買う方法
カルディでは、コーヒー豆をお得に購入できるセールやサービスがあります。
まとめると、以下の方法を使うとお得になります。
- セールで買う
- カルディカードを使う
それぞれ解説していきます。
セールで買う
カルディでは、食品やコーヒー豆をお得に買えるセールを開催しています。
代表的なセールは以下の3つです。
- 周年セール
- お客様感謝セール
- 決算セール
周年セール・お客様感謝セールは、オリジナルコーヒー豆が通常価格の半額になるためチャンスです!
よく行く店舗で開催される予定があれば、まとめて購入しても良いでしょう。
また、夏に行われる決算セールも、一部のコーヒー豆が10%オフで購入できます。
カルディカードを使う
カルディカードとは、チャージして支払いに使えるカルディ限定のプリペイドカードです。
一番のメリットは、コーヒー豆を購入するとポイントが貯まること。
200円につき1ポイント貯まり、100ポイント貯まると1,000円分の電子マネーが付与されます。
※2025年1月時点
2万円分のコーヒー豆を購入すると、1,000円が戻ってくるイメージです。
カルディでコーヒー豆をよく購入する方は、作っておいて損はないでしょう。
カルディのモーニングブレンドでちょっとリッチな朝を過ごそう!
いかがでしたでしょうか?
カルディのモーニングブレンドの味わいの特徴や評判、おすすめの淹れ方を紹介しました。
本記事の要点をまとめると以下の通りです。
- カルディのモーニングブレンドは、強い苦味と軽やかな味が特徴
- 全国の店舗やオンラインショップで購入できる(価格は200gで918円)
- 深煎りのため酸味は少ない
- カフェオレやアイスコーヒーにもおすすめ
- モーニングブレンドが好きな人におすすめの深煎りコーヒーは、「カフェオレブレンド」など3つ
- セールやカルディカードでお得に購入できる
カルディのモーニングブレンドは、しっかりした苦味で朝のコーヒータイムに最適です。
カフェオレやアイスコーヒーにも向くので、深煎り好きな方はぜひ試してみてください。