
コーヒー牛乳っておすすめはどれ?味の違いがわからない



成分表示のどこを見れば美味しいものを選べるの?
こういった疑問にお答えします。
市販のコーヒー牛乳を選ぶ基準は無脂乳固形分です。今回12銘柄の公式表示を集計すると、無脂乳固形分は3.1〜7.0%、100mlあたりのエネルギーは46〜72kcalと2倍以上の開きがありました。生乳のコクが最も濃いのは無脂乳固形分7.0%の「明治 おいしいミルクコーヒー」、乳脂肪分が最も高いのは2.5%の「白バラコーヒー」です。甘さの強さとカロリーの高さは一致しないため、この2つの数値を分けて見ると選択を外しません。
3,000銘柄以上をカッピングしてきた経験から言うと、コーヒー牛乳の味を左右するのは焙煎よりも乳の量です。この記事では12銘柄を無脂乳固形分・乳脂肪分・エネルギー・生乳使用率の4指標で並べ、種類別表示の意味と選び方、自宅での再現方法まで解説します。数値はすべて各社公式サイトの表示を出典として引いています。
- 市販のコーヒー牛乳は種類別「乳飲料」が主流で、商品名に「牛乳」は使えない
- 生乳のコクを決めるのは無脂乳固形分で、12銘柄の実数は3.1〜7.0%
- エネルギーは100mlあたり46〜72kcalで、甘さの強さとは一致しない
- 無脂乳固形分が最も高いのは「明治 おいしいミルクコーヒー」の7.0%
- 牛乳2に対しコーヒー1で割ると無脂乳固形分5%台になり、市販品の味に近づく


日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。累計3,000商品以上をカッピングスコア基準で評価した上で、厳選して紹介しています。運営する国内最大級のコーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」(月間60万PV)は多くの読者に支持され、テレビ番組『ZIP!』をはじめ各種メディアにも出演。自社ブランド「ラボカフェ」では、厳選したコーヒー豆を累計3,000個以上販売しています。
コーヒー牛乳とは?種類別「乳飲料」の意味と選ぶ基準


コーヒー牛乳とは、牛乳や乳製品にコーヒーと砂糖を加えた飲み物の総称です。ただしこれは通称で、法律上の区分名ではありません。店頭に並ぶ商品の種類別表示は、ほとんどが「乳飲料」です。
乳等省令では、飲用乳は乳固形分の量で区分されます。Jミルクの解説によれば、牛乳は無脂乳固形分8.0%以上かつ乳脂肪分3.0%以上で生乳100%、加工乳は無脂乳固形分8.0%以上、乳飲料は乳固形分3.0%以上が基準です。この3.0%を下回ると乳飲料を名乗れず、コーヒー入り清涼飲料などの扱いになります。
コーヒー牛乳とカフェオレ・カフェラテの違い
カフェオレはドリップコーヒーと牛乳を1対1で合わせた飲み物、カフェラテはエスプレッソと牛乳を1対4程度で合わせた飲み物です。どちらも抽出方法と比率で定義される飲み方の名前で、成分規格とは無関係です。
一方でコーヒー牛乳は、乳を主体に砂糖とコーヒーを加えた製品カテゴリを指します。市販品の商品名に「カフェ・オ・レ」や「カフェラッテ」が多いのは、後述する表示規約で「牛乳」が使えなくなった結果です。
| 名称 | 定義の基準 | 乳とコーヒーの比率 |
|---|---|---|
| コーヒー牛乳 | 乳を主体にコーヒーと砂糖を加えた製品 | 製品ごとに異なる |
| カフェオレ | ドリップコーヒーと牛乳を合わせた飲み方 | おおよそ1対1 |
| カフェラテ | エスプレッソと牛乳を合わせた飲み方 | おおよそ1対4 |
商品名に「コーヒー牛乳」が使えない理由
コンビニやスーパーの棚を探しても、「コーヒー牛乳」という商品名の製品は見つかりません。これは飲用乳の表示に関する公正競争規約によって、加工乳と乳飲料の商品名に「牛乳」の文字を使えないと定められているためです。規約の本文は全国飲用牛乳公正取引協議会が公開しています。
この規約は2001年に改正され、2003年以降は生乳100%でなければ牛乳と表示できない運用になりました。その結果、かつての「コーヒー牛乳」は「カフェ・オ・レ」「ミルクコーヒー」「カフェラッテ」へと名前を変えています。日本乳業協会の解説によると、この規約は1968年に制定され、消費者庁と公正取引委員会の認定を受けた自主ルールです。
無脂乳固形分4.0%が「ミルク」表示の境界線
同じ規約では、コーヒーなどの色物乳飲料について無脂乳固形分4.0%以上なら商品名に「ミルク」や「乳」の文字を使えると定めています。つまり商品名に「ミルク」が入っているかどうかは、乳の量を示す手がかりになります。
12銘柄を調べると、この4.0%ラインをはっきり超えていたのは明治の7.0%、白バラコーヒーの5.9%、らくのうマザーズの4.5%、雪印コーヒーの4.1%でした。逆にグリコのマイルドカフェオーレは3.1%で、乳飲料の下限3.0%に近い水準です。同じ売り場に並ぶ商品でも、乳の量は2倍以上違います。
美味しいコーヒー牛乳の選び方4つの軸


味の好みは分かれますが、選ぶ手順は共通です。次の4つを順番に見ていくと、売り場で迷わなくなります。
無脂乳固形分で生乳感を見極める
無脂乳固形分は、乳からたんぱく質・乳糖・ミネラルなど脂肪以外の成分を取り出した割合です。この数値が高いほど乳のコクと甘みが濃く出ます。牛乳の基準は8.0%以上で、コーヒー牛乳で6%を超えていれば牛乳に近い濃さです。
パッケージの側面には「無脂乳固形分」と「乳脂肪分」が併記されています。生乳使用率が書かれている銘柄なら、そちらも合わせて確認してください。高千穂牧場は九州産牛乳72%、白バラコーヒーは生乳70%と、いずれも公式サイトで数値を公開しています。
容器のタイプで飲む量を決める
紙パックは180ml前後の飲み切りサイズと500ml以上の大容量の2種類です。ペットボトルとチルドカップはキャップやフタが付くため、持ち歩きや少しずつ飲む用途に向きます。缶は賞味期限が長く、UCC ミルクコーヒーの缶は13ヵ月です。
容量が変われば摂取するカロリーも変わります。100mlあたりの数値が軽くても、500mlを飲み切れば総量は増えます。1回に飲む量を先に決めてから容器を選ぶと失敗しません。


甘さと乳脂肪分のバランスで選ぶ
甘さは炭水化物の量、口当たりの重さは乳脂肪分でおおよそ判断できます。雪印コーヒーは200mlあたり炭水化物16.7gで甘さが最も強く、白バラコーヒーは乳脂肪分2.5%で最も口当たりが丸くなります。
甘さを抑えたい場合は、原材料表示で砂糖や異性化液糖が筆頭に来ていない銘柄を選んでください。高千穂牧場のように生乳が筆頭の銘柄は、乳の甘みが主役になります。甘くないタイプを探している方は無糖カフェオレも候補に入ります。


カロリーとカフェインで選ぶ
100mlあたりのエネルギーは、公式表示がある11銘柄で46〜72kcalに収まりました。最軽量は小岩井 ミルクとコーヒーの46kcal、最も高いのは高千穂牧場の約72kcalです。
カフェイン量を公開しているのはグリコだけで、カフェオーレが100mlあたり約27mg、マイルドカフェオーレが22mgです。夕方以降に飲むなら、カフェインレスコーヒーを100%使ったUCC ミルクコーヒーの紙パック200mlが選択肢になります。
コーヒー牛乳のおすすめ人気ランキング12選


ここからは12銘柄を、無脂乳固形分と生乳使用率を軸に並べます。まず全銘柄の公式データを一覧にまとめました。ーは各社公式サイトに記載がなかった項目です。
| 順位 | 銘柄 | 種類別 | 無脂乳固形分 | 生乳・牛乳の使用 | エネルギー(100ml) | 容器 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 明治 おいしいミルクコーヒー 450ml | 乳飲料 | 7.0% | 生乳50%以上(国産) | 58kcal | 紙パック450ml |
| 2位 | 白バラコーヒー 1000ml | 乳飲料 | 5.9% | 生乳70%(鳥取県産) | 71kcal | 紙パック1000ml |
| 3位 | 高千穂牧場 カフェ・オ・レ 220ml | 乳飲料 | ー | 九州産牛乳72% | 72kcal | 紙パック220ml |
| 4位 | らくのうマザーズ カフェ・オ・レ 250ml | 乳飲料 | 4.5% | 牛乳54%(熊本県産) | 64kcal | 紙パック250ml |
| 5位 | 雪印メグミルク 雪印コーヒー | 乳飲料 | 4.1% | ー(乳製品と乳) | 47kcal | 紙パック500ml |
| 6位 | マウントレーニア カフェラッテ 240ml | 乳飲料 | ー | ー(乳製品と乳) | 68kcal | チルドカップ240ml |
| 7位 | グリコ カフェオーレ 180ml | 乳飲料 | ー | 生乳50%以上(国産) | 59kcal | 紙パック180ml |
| 8位 | 小岩井 ミルクとコーヒー 500ml | 乳飲料 | 4.0% | 生乳50%未満(国産) | 46kcal | ペットボトル500ml |
| 9位 | UCC ミルクコーヒー 缶250g | ー | ー | 牛乳 | 41kcal | 缶250g |
| 10位 | 上島珈琲店 ミルク珈琲 PET270ml | ー | ー | 牛乳(国内製造) | 61kcal | ペットボトル270ml |
| 11位 | 森永乳業 ピクニック カフェ・オ・レ 200ml | ー | ー | ー(乳製品とココナッツオイル) | 49kcal | 紙パック200ml |
| 12位 | アサヒ飲料 ドトール カフェ・オ・レ PET480ml | ー | ー | ー | ー | ペットボトル480ml |
順位の考え方は次のとおりです。
- 無脂乳固形分と生乳使用率が高い銘柄を上位に置いた
- 公式サイトに成分値の掲載がない銘柄は下位に置いた
- 甘さの好みは分かれるため順位の基準には含めていない
1位. 無脂乳固形分7.0%で生乳感が最も濃い「明治 おいしいミルクコーヒー 450ml」


- 市販12銘柄で最も高い無脂乳固形分7.0%
- 原材料が4品目のみで乳の甘みが立つ
- 200mlあたりカルシウム187mgを摂れる
- 取り扱う店舗がスーパー中心で見つけにくい
- 要冷蔵のため常温で持ち歩けない
無脂乳固形分7.0%は、今回調べた市販12銘柄のなかで最も高い数値です。牛乳の基準である8.0%に迫る水準で、飲んだ瞬間に乳のコクが舌の上に残ります。原材料は生乳・乳製品・コーヒー・砂糖の4品目だけで、香料やカラメル色素に頼らない構成です。
選ぶ基準を無脂乳固形分に置くなら、この銘柄が第一候補です。450mlの紙パックなのでコップ2杯強にあたり、1杯200mlで飲めば116kcal、カルシウムは187mg摂れます。乳の濃さを感じたい方に向きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類別 | 乳飲料 |
| 内容量 | 450ml |
| 無脂乳固形分 | 7.0% |
| 乳脂肪分 | 2.2% |
| エネルギー | 116kcal(200mlあたり) |
| カルシウム | 187mg(200mlあたり) |
| 原材料 | 生乳(50%以上)(国産)、乳製品、コーヒー、砂糖 |
2位. 原材料4つで雑味がない「白バラコーヒー 1000ml」


- 乳脂肪分2.5%は12銘柄で最も高い
- 生乳70%使用でカラメル色素と香料が無添加
- 原材料4品目のみで後味に雑味が出ない
- 鳥取県外では取り扱い店舗が限られる
- 100mlあたり71kcalで甘さは強め
鳥取県産の生乳を70%使い、カラメル色素と香料を使わずに仕上げた乳飲料です。乳脂肪分2.5%は12銘柄で最も高く、口に含んだときの丸みが違います。原材料は生乳・果糖ぶどう糖液糖・砂糖・コーヒー抽出液の4品目だけです。
通販での入手が前提になりますが、原材料の少なさと乳脂肪分の高さは他銘柄では代えがききません。冷蔵14日と賞味期限が短いため、500mlか200mlから試すと余らせずに済みます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類別 | 乳飲料 |
| 内容量 | 200ml・500ml・1000ml |
| 無脂乳固形分 | 5.9% |
| 乳脂肪分 | 2.5% |
| エネルギー | 71kcal(100mlあたり) |
| 食塩相当量 | 0.07g(100mlあたり) |
| 賞味期限 | 冷蔵14日 |
| 原材料 | 生乳(50%以上)(鳥取県産)、果糖ぶどう糖液糖、砂糖、コーヒー抽出液 |
3位. 九州産牛乳72%と香料無添加「高千穂牧場 カフェ・オ・レ 220ml」


- 原材料が生乳・砂糖・コーヒーの3品目だけ
- 安定剤と香料を使わず素材の風味が残る
- 蓋付き220mlで飲み切りやすい
- 無脂乳固形分と乳脂肪分が公式非掲載
- 220mlあたり158kcalで軽くはない
原材料は生乳・砂糖・コーヒーの3品目のみで、12銘柄のなかで最もシンプルな構成です。九州産牛乳を72%使い、安定剤と香料を使っていません。カルシウムは220mlあたり183mgで、牛乳に近い数値が残っています。
220mlの飲み切りサイズで、蓋付きなので開けたまま置いても倒しにくい構造です。無脂乳固形分は公式に載っていませんが、生乳72%という数値とカルシウム183mgから、乳の量は上位だと判断できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類別 | 乳飲料 |
| 内容量 | 220ml |
| エネルギー | 158kcal(220mlあたり) |
| たんぱく質 | 5.4g(220mlあたり) |
| 脂質 | 6.2g(220mlあたり) |
| カルシウム | 183mg(220mlあたり) |
| 原材料 | 生乳(50%以上)(九州産)、砂糖、コーヒー |
4位. 阿蘇の牛乳54%で常温保存できる「らくのうマザーズ カフェ・オ・レ 250ml」


- 常温保存可能品で備蓄や持ち運びに向く
- 熊本県産の牛乳を54%使用
- 深煎り豆のブレンドで苦味がしっかり出る
- 香料とカラメル色素を使用している
- 関東のスーパーでは取り扱いが少ない
阿蘇山麓の熊本県産牛乳を54%使い、深煎り豆をブレンドしたカフェ・オ・レです。無脂乳固形分4.5%に対して苦味の主張が強く、甘いだけのコーヒー牛乳が苦手な方に向きます。常温保存可能品なので、冷蔵庫の場所を取らずに箱買いできます。
常温保存可能品であることが、他の紙パック銘柄との決定的な差です。箱で買って棚に置けるため、家に切らさず置いておきたい方に向きます。香料とカラメル色素が入るので、無添加を優先する方は高千穂牧場か白バラコーヒーを選んでください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類別 | 乳飲料 |
| 内容量 | 250ml |
| 無脂乳固形分 | 4.5% |
| 乳脂肪分 | 1.9% |
| エネルギー | 64kcal(100mlあたり) |
| カルシウム | 62mg(100mlあたり) |
| 保存 | 常温保存可能品 |
| 原材料 | 牛乳(生乳(熊本県産))、砂糖、コーヒー、食塩/香料、カラメル色素、乳化剤 |
5位. 甘さが最も強いロングセラー「雪印メグミルク 雪印コーヒー」


- 200mlあたり炭水化物16.7gで甘さが最も強い
- 100mlあたり47kcalと数値は意外に軽い
- 全国のスーパーとコンビニで買える
- 原材料の筆頭が砂糖・異性化液糖
- 生乳の使用量が公式に示されていない
原材料の筆頭が砂糖・異性化液糖で、200mlあたりの炭水化物は16.7gあります。12銘柄で最も甘いのはこの銘柄です。一方でエネルギーは100mlあたり47kcalと軽く、甘さの強さとカロリーの高さが一致しないことがよくわかる一本です。
甘いコーヒー牛乳の基準として使える一本になります。カロリーが軽いのは1回200mlという飲用量が前提なので、500mlを一気に飲めば235kcal相当になります。量を決めて飲むことが前提の銘柄です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類別 | 乳飲料 |
| 無脂乳固形分 | 4.1% |
| 乳脂肪分 | 0.5%(植物性脂肪分0.1%) |
| エネルギー | 93kcal(200mlあたり) |
| 炭水化物 | 16.7g(200mlあたり) |
| カルシウム | 110mg(200mlあたり) |
| 原材料 | 砂糖・異性化液糖、乳製品、乳、コーヒー、ココナッツオイル、食塩 |


6位. カルシウム197mgでコクが深い「マウントレーニア カフェラッテ 240ml」


- カルシウム197mgは12銘柄で最多
- コーヒーの苦味がミルクに負けない
- コンビニのチルド棚で常時買える
- 240mlあたり162kcalで最も高い
- 生乳ではなく乳製品が主原料
240mlあたりカルシウム197mg、たんぱく質5.9gで、乳の成分量は12銘柄で最上位です。コーヒーの苦味と焙煎香がミルクに埋もれず、カフェラテとして飲めるバランスに寄せています。エネルギーは240mlあたり162kcalなので、1本で満足感を得たいときの選択肢です。
チルドカップなので、コンビニで買ってその場で飲む用途に合います。240mlあたり162kcalは12銘柄で最も高く、朝食を軽く済ませたいときの1本として計算に入れられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類別 | 乳飲料(パッケージ表示) |
| 内容量 | 240ml |
| エネルギー | 162kcal(240mlあたり) |
| たんぱく質 | 5.9g(240mlあたり) |
| 脂質 | 6.9g(240mlあたり) |
| カルシウム | 197mg(240mlあたり) |
| 原材料 | 乳製品(国内製造又は外国製造)、砂糖混合果糖ぶどう糖液糖、コーヒー、乳/香料 |
7位. カフェイン量を公開している「グリコ カフェオーレ 180ml」


- 12銘柄で唯一カフェイン量を公式に公開
- 生乳50%以上(国産)を使用
- 180mlから1000mlまでサイズ展開が広い
- 無脂乳固形分と乳脂肪分が公式非掲載
- キャラメルソースで甘さの輪郭が丸い
カフェイン量を公式サイトに載せている唯一の銘柄です。180mlあたり49mg、100mlに換算すると約27mgで、姉妹品のマイルドカフェオーレは100mlあたり22mgと公表されています。カフェインを意識して選びたい方には、この数値の透明性が大きな利点です。
スタンダード・コーヒー濃いめ・ミルク多めの3タイプがあり、同じブランド内で好みを寄せられます。マイルドカフェオーレは無脂乳固形分3.1%で乳飲料の下限に近く、コクよりも軽さを狙った設計です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類別 | 乳飲料 |
| 内容量 | 180ml |
| エネルギー | 107kcal(180mlあたり) |
| カフェイン | 49mg(180mlあたり) |
| カルシウム | 104mg(180mlあたり) |
| 原材料 | 生乳(50%以上)(国産)、砂糖、コーヒー、果糖、キャラメルソース、食塩/カラメル色素 |
8位. 100mlあたり46kcalで最も軽い「小岩井 ミルクとコーヒー 500ml」


- 100mlあたり46kcalで12銘柄の最軽量
- 無脂乳固形分4.0%で表示の下限を満たす
- キャップ付きで少しずつ飲める
- 生乳の使用量は50%未満
- コクは控えめで物足りなさを感じやすい
100mlあたり46kcal、炭水化物7.9gで、12銘柄のなかで最も軽い設計です。無脂乳固形分4.0%は表示の下限にあたる水準で、乳のコクよりもすっきりした飲み口を狙っています。500mlのキャップ付きなので、仕事中に少しずつ飲む用途に向きます。
甘さもコクも控えめなので、食事や作業中に合わせやすい銘柄です。無脂乳固形分4.0%は「ミルク」表示ができる下限ちょうどの数値で、規約のラインを実感できる一本でもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類別 | 乳飲料 |
| 内容量 | 500ml |
| 無脂乳固形分 | 4.0% |
| 乳脂肪分 | 0.8% |
| エネルギー | 46kcal(100mlあたり) |
| 炭水化物 | 7.9g(100mlあたり) |
| 原材料 | 生乳(50%未満)(国産)、果糖ぶどう糖液糖、乳製品、砂糖、コーヒー、加糖濃縮バターミルク、食塩/香料、カラメル色素 |



キャップ付きだから、仕事中に少しずつ飲めるのが助かるね!
9位. カフェインレスも選べる「UCC ミルクコーヒー 缶250g」


- 紙パック200mlはカフェインレスコーヒー100%使用
- 賞味期限13ヵ月で常温保存できる
- 100gあたり41kcalと軽い
- 缶タイプは飲み切り前提でキャップがない
- 無脂乳固形分などの規格が公式非掲載
砂糖に次いで牛乳が並ぶ原材料構成で、昔ながらのミルクコーヒーらしい甘さがあります。同じブランドの紙パック200mlはカフェインレスコーヒーを100%使っているため、夕方以降や子どもと分けて飲む場面ではこちらが選択肢になります。
缶と紙パックで中身が違う点に注意してください。カフェインを避けたい場面では紙パック200ml、常温で長く置きたい場面では缶250gという使い分けになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容量 | 250g |
| エネルギー | 41kcal(100gあたり) |
| たんぱく質 | 1.6g(100gあたり) |
| 脂質 | 0.7g(100gあたり) |
| 賞味期限 | 13ヵ月 |
| 原材料 | 砂糖(国内製造)、牛乳、脱脂粉乳、コーヒー、全粉乳/乳化剤 |
| 姉妹品 | 紙パック200mlはカフェインレスコーヒー100%使用 |
10位. 黒糖蜜のコクが効く「上島珈琲店 ミルク珈琲 PET270ml」


- 黒糖蜜とクリームチーズで甘さに奥行きがある
- 原材料の筆頭が牛乳
- 100mlあたり脂質2.7gでコクが強い
- 原材料が15品目以上と多い
- 甘さが強く食事には合わせにくい
原材料の筆頭が牛乳で、そこに黒糖蜜・クリーム・クリームチーズを重ねた設計です。単純な砂糖の甘さではなく、こもった香ばしさが後から来ます。100mlあたり脂質2.7gで、口当たりの重さは12銘柄でも上位に入ります。
甘さの質で選ぶ銘柄です。黒糖蜜由来のコクは他の11銘柄にはない方向性で、食後の1本として合います。原材料は15品目以上あるため、シンプルな構成を求める方には向きません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容量 | 270ml |
| エネルギー | 61kcal(100mlあたり) |
| 脂質 | 2.7g(100mlあたり) |
| 炭水化物 | 8.4g(100mlあたり) |
| 賞味期限 | 10ヵ月 |
| 原材料 | 牛乳(国内製造)、砂糖、コーヒー、脱脂濃縮乳、植物油脂、乳糖、デキストリン、黒糖蜜、脱脂粉乳、食塩、クリーム、クリームチーズ/乳化剤、香料、セルロース、カゼインNa |
11位. 生乳を使わない甘口設計「森永乳業 ピクニック カフェ・オ・レ 200ml」


- 価格が安くどの店でも手に入る
- ストロー付き200mlで子どもでも飲みやすい
- 常温流通で箱買いしやすい
- 原材料に生乳がなくココナッツオイルを使用
- たんぱく質1.8gで乳の成分量は最下位
原材料に生乳がなく、乳製品とココナッツオイルで乳らしさを組み立てています。200mlあたりたんぱく質1.8gは12銘柄で最も低く、コクは控えめです。その代わりに価格が安く、常温で箱買いできる扱いやすさがあります。
価格と入手しやすさを優先するならこの銘柄です。生乳を使わない設計なので乳のコクは期待できませんが、200mlのストロー付きで子どもにも渡しやすく、常温流通で扱いも楽です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容量 | 200ml |
| エネルギー | 98kcal(200mlあたり) |
| たんぱく質 | 1.8g(200mlあたり) |
| 脂質 | 3.0g(200mlあたり) |
| 炭水化物 | 15.9g(200mlあたり) |
| 原材料 | 砂糖混合果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖、乳製品、ココナッツオイル、コーヒー、食塩/カラメル色素、乳化剤、香料 |
12位. コーヒー感が最も立つ「アサヒ飲料 ドトール カフェ・オ・レ PET480ml」


- 焙煎香が強くコーヒーとして飲める
- 480mlのキャップ付きで持ち歩ける
- コンビニとスーパーの両方で買える
- 公式サイトに成分値の掲載がなく比較できない
- ミルクのコクは控えめ
ドトールコーヒーが監修した銘柄で、焙煎の香ばしさがミルクに埋もれません。甘いコーヒー牛乳ではなく、コーヒー寄りの一本を探しているときに合います。ただしアサヒ飲料の公式サイトには成分値の掲載がないため、他11銘柄と同じ土台での数値比較はできませんでした。
コーヒーの香ばしさを主役にした銘柄です。成分値が公開されていないため数値での比較はできませんが、実際に飲むと苦味と焙煎香の主張は12銘柄で最も強く出ます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容量 | 480ml |
| ブランド | ドトールコーヒー監修 |
| 容器 | ペットボトル(キャップ付き) |
| 成分値 | アサヒ飲料公式サイトに掲載なし |
コーヒー牛乳は体に悪い?カロリーとカフェインの実数


コーヒー牛乳そのものが体に悪いわけではありません。判断材料になるのはカロリーとカフェインの実数です。12銘柄の公式表示を集計した結果が次のとおりです。



なんでも適量が大切というわけだね!
| 指標(100mlあたり) | 公式表示のレンジ | 最小と最大の銘柄 |
|---|---|---|
| エネルギー | 46〜72kcal | 小岩井 ミルクとコーヒー / 高千穂牧場 カフェ・オ・レ |
| カフェイン | 22〜27mg | グリコ マイルドカフェオーレ / グリコ カフェオーレ |
| 無脂乳固形分 | 3.1〜7.0% | グリコ マイルドカフェオーレ / 明治 おいしいミルクコーヒー |
| 乳脂肪分 | 0.1〜2.5% | グリコ マイルドカフェオーレ / 白バラコーヒー |
カロリーと糖質の実数を確認する
100mlあたり46〜72kcalという数値は、牛乳そのものの水準と大きく変わりません。差が出るのは飲む量です。200mlなら92〜144kcal、500mlを飲み切れば230〜360kcalになります。
糖質の目安は炭水化物の表示で読めます。雪印コーヒーは200mlあたり16.7g、森永ピクニックは15.9gで、いずれも角砂糖4個分前後です。糖質を抑えたい場合は、無脂乳固形分が高く砂糖が筆頭ではない銘柄を選んでください。
カフェイン量と1日の目安
公開されている数値は100mlあたり22〜27mgで、ドリップコーヒーより明確に低い水準です。農林水産省がまとめた各国の基準では、EFSAとカナダ保健省が成人の上限を1日400mg、EFSAが妊婦と授乳婦の上限を1日200mgとしています。
100mlあたり27mgで計算すると、500mlを飲んでも135mgです。成人の400mgに対しては余裕がありますが、妊娠中で200mgを目安にする場合は他の飲み物との合計で見てください。カフェインを避けたい場面では、カフェインレスコーヒーを100%使った銘柄が確実です。


コーヒー牛乳で太るのを防ぐ飲み方
太る原因は成分ではなく総量です。500mlのペットボトルを毎日1本飲めば、1ヶ月で約7,000kcalを追加することになります。飲む量を200ml前後に決めるだけで、この負担は半分以下に下がります。
もう1つの方法は自分で作ることです。次の章で示す比率なら砂糖の量を自分で決められるため、市販品に近い味を保ちながら糖質だけを削れます。
コーヒー牛乳を自宅で作る方法


市販品の味を再現する鍵は、牛乳とコーヒーの比率です。牛乳の無脂乳固形分は8.0%以上なので、牛乳2に対してコーヒー1で割ると無脂乳固形分は約5.3〜5.7%になります。これは白バラコーヒーの5.9%にほぼ並ぶ水準です。
牛乳2対コーヒー1で無脂乳固形分5%台にする
計算はかんたんです。牛乳の無脂乳固形分を8.0〜8.5%とすると、全体量の3分の2が牛乳なら 8.0 × 2 ÷ 3 = 約5.3%、8.5%の牛乳なら約5.7%になります。市販の上位銘柄と同じ濃さを自宅で狙えるのが、この比率の意味です。
コーヒーを増やして1対1にすると無脂乳固形分は約4.0〜4.3%まで下がり、雪印コーヒーや小岩井 ミルクとコーヒーの水準になります。目標の銘柄に合わせて比率を動かしてください。
| 牛乳とコーヒーの比率 | 無脂乳固形分の目安 | 近い市販銘柄 |
|---|---|---|
| 牛乳3対コーヒー1 | 約6.0〜6.4% | 高千穂牧場 カフェ・オ・レ |
| 牛乳2対コーヒー1 | 約5.3〜5.7% | 白バラコーヒー |
| 牛乳1対コーヒー1 | 約4.0〜4.3% | 雪印コーヒー / 小岩井 ミルクとコーヒー |
手順は4ステップで完結する
普段より粉を1.5倍に増やして抽出します。牛乳で薄まる前提なので、単体で飲むと濃すぎる程度が適量です。
牛乳100mlならコーヒー50mlです。この比率で無脂乳固形分は5%台に入り、市販の上位銘柄と同じ濃さになります。
小さじ1は約4gです。雪印コーヒーの甘さに近づけるなら150mlあたり小さじ3が目安ですが、まず小さじ1から試してください。
5度前後まで冷やすと乳のコクが立ちます。氷は最後に入れると比率が崩れません。
低脂肪牛乳で作ると乳脂肪分が下がり、小岩井 ミルクとコーヒーに近い軽さになります。逆に乳脂肪分3.5%以上の牛乳を使えば、白バラコーヒーより重い口当たりまで持っていけます。市販品の数値を目標値として使えるのが自作の利点です。


コーヒー牛乳好きが次に試したい甘めのコーヒー2選


コーヒー牛乳の甘さが好きな方は、砂糖を入れずに甘みを感じる豆に進むと選択肢が広がります。ここでは2つ紹介します。
1. 後味がほんのり甘いコーヒー「珈琲きゃろっと」


- 砂糖なしでチョコのような甘みが出る
- 初回限定セットで2種を各200g試せる
- 焙煎人が品種ごとに焙煎度を設計している
- 豆または粉での購入なので抽出の手間がかかる
- 店舗は北海道恵庭市のみ
コーヒー牛乳の甘さは砂糖由来ですが、こちらは豆そのものの甘みです。深煎りでも苦味が立ちすぎず、牛乳を少量足すだけでカフェオレとして成立します。自作コーヒー牛乳の材料としても使いやすい豆です。
抽出の手間はかかりますが、砂糖の量を自分で決められるため糖質を抑えたい方にも向きます。まずは初回限定のお試しセットで、グアテマラとコスタリカの甘みの違いを比べてみてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形態 | コーヒー豆または粉 |
| 初回セット内容 | グアテマラとコスタリカ 各200g |
| 焙煎 | 自家焙煎スペシャルティコーヒー |
| 店舗 | 北海道恵庭市 |
| 購入方法 | 公式通販 |
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2. 歴史あるコーヒー店が作る「小川珈琲店 有機珈琲オリジナルブレンド」


- 有機栽培の豆を使ったブレンド
- スーパーや通販で入手しやすい
- 毎日飲んでも重くならない味の設計
- 単一産地の個性は出にくい
- 甘みは珈琲きゃろっとより控えめ
昭和27年から続く京都のコーヒー店による定番ブレンドです。突出した個性ではなく、繰り返し飲める平均点の高さで選ばれています。牛乳を合わせても輪郭が消えないため、自作コーヒー牛乳のベースとしても優秀です。
有機栽培の豆を使いながら価格は抑えられており、スーパーの棚でも見つかります。珈琲きゃろっとほどの甘みは出ませんが、日常用の1袋として計算に入れやすい銘柄です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形態 | コーヒー豆または粉 |
| 特徴 | 有機栽培の豆を使ったオリジナルブレンド |
| 運営 | 京都の小川珈琲店(昭和27年創業) |
| 購入方法 | スーパー・公式通販・各種通販 |


甘みを感じるコーヒー豆をもっと知りたい方は、次の記事で豆の種類ごとに解説しています。


コーヒー牛乳に関するよくある質問
- コーヒー牛乳という商品名がないのはなぜですか?
-
飲用乳の表示に関する公正競争規約で、加工乳と乳飲料の商品名に「牛乳」の文字を使えないと定められているためです。2001年の改正を経て2003年以降は生乳100%でなければ牛乳と表示できなくなり、商品名はカフェ・オ・レやミルクコーヒーへ置き換わりました。
- 無脂乳固形分が高いと何が変わりますか?
-
乳のたんぱく質や乳糖が多くなるため、コクと乳由来の甘みが強く出ます。牛乳の基準は8.0%以上で、今回調べた12銘柄では明治 おいしいミルクコーヒーの7.0%が最高、グリコ マイルドカフェオーレの3.1%が最低でした。
- カロリーが最も低いコーヒー牛乳はどれですか?
-
公式表示がある銘柄では、小岩井 ミルクとコーヒーの100mlあたり46kcalが最軽量です。UCC ミルクコーヒーの缶は100gあたり41kcalと表示されています。ただし500mlを飲み切れば総量は230kcalを超えるため、容量と合わせて判断してください。
- カフェインが少ないコーヒー牛乳はありますか?
-
UCC ミルクコーヒーの紙パック200mlはカフェインレスコーヒーを100%使用しています。カフェイン量を公開しているのはグリコのみで、カフェオーレが100mlあたり約27mg、マイルドカフェオーレが22mgです。
- コーヒー牛乳を毎日飲んでも大丈夫ですか?
-
量を決めれば問題ありません。100mlあたり46〜72kcalなので、200mlなら92〜144kcalに収まります。カフェインは100mlあたり27mgで計算しても500mlで135mgなので、農林水産省が示す成人の目安1日400mgに対しては十分な余裕です。
- 市販品に近い味を自宅で作れますか?
-
牛乳2に対してコーヒー1で割ると無脂乳固形分が約5.3〜5.7%になり、白バラコーヒーの5.9%にほぼ並びます。砂糖は150mlあたり小さじ1から調整してください。低脂肪牛乳を使えば小岩井 ミルクとコーヒーに近い軽さになります。
美味しいコーヒー牛乳の選び方まとめ


市販のコーヒー牛乳は、パッケージ側面の2つの数値を見るだけで選び分けが可能です。最後に要点を整理します。
- 市販品の種類別は乳飲料が主流で、商品名に「牛乳」は使えない
- 生乳のコクは無脂乳固形分で判断でき、12銘柄の実数は3.1〜7.0%
- 色物乳飲料は無脂乳固形分4.0%以上で「ミルク」表示ができる
- エネルギーは100mlあたり46〜72kcalで、甘さの強さとは一致しない
- 牛乳2に対しコーヒー1で割ると無脂乳固形分5%台になり市販上位の濃さに並ぶ
- コーヒー牛乳のおすすめは「明治 おいしいミルクコーヒー」
数値を1度覚えてしまえば、初めて見る銘柄でも売り場で判断できます。まずは無脂乳固形分の高い銘柄と低い銘柄を1本ずつ買って、その差を確かめてみてください。
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