
デディカはアルテとデュオのどっちがいいの?最初に何をそろえればいい?



作りたいメニューと、準備にかけられる手間で選ぶのがおすすめです。付属品の違いも比べてみましょう。
デロンギ デディカを選ぶなら、ホットのエスプレッソやラテが中心の人はアルテEC885J、コールドブリューも作りたい人はデュオEC890Jがおすすめです。どちらも幅15cmのコンパクトなエスプレッソマシンで、粉の準備やミルクの泡立ては自分で行います。
この記事では、国内で販売されている2機種を比べます。型番の末尾は色によって変わるので、まずEC885JとEC890Jの違いを押さえてから色を選ぶと迷いません。
- ホットとラテが中心ならアルテ、コールドブリューも作るならデュオ
- 公式価格はアルテが54,800円、デュオが59,800円で、差は5,000円
- どちらもミルクジャグとタンパーが付属
- 本体に豆を挽く機能はないため、豆から淹れるならミルが必要
- 本体は幅15cmだが、給水やスチーム、粉を詰める作業スペースも必要


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デロンギ デディカとは?全自動との違い


デディカは、フィルターホルダーに粉を詰めて本体に取り付け、エスプレッソを抽出する家庭用のマシンです。ミルクを使うメニューでは、ジャグを手に持ち、スチーム管の位置を調整しながら泡立てます。豆を入れるだけで一杯が仕上がる全自動マシンとは、毎日の作業が大きく違う点に注意しましょう。
抽出を自分で調整する楽しみがある
粉の量や挽き目をそろえ、抽出される量を見ながら、自分好みの味を探していく使い方に向いています。ラテアートも、泡立て方と注ぎ方を練習して描くものです。機能が付いているからといって、自動で模様を描いてくれるわけではありません。
朝はカップを置いて待つだけにしたい、という人は全自動マシンも含めて比べてみてください。デディカを選ぶなら、抽出の時間だけでなく、粉を詰める準備と後片付けまで含めて考えておくことが大切です。


旧モデルEC680と現行モデルを区別する
中古品や在庫品では、旧モデルのEC680を見かけることもあります。この記事で比べているのは、アルテEC885JとデュオEC890Jの2機種です。「デディカ」という名前や見た目だけで同じ機能だと思わず、型番を確認しましょう。
EC680からアルテに買い替える場合は、ミルクを泡立てるフロッサーやフィルターの違いも確認しておきたいポイントです。旧モデルのアクセサリーを使い回したい場合は、サイズだけで判断せず、対応する型番を販売元に確認してください。今使っている旧モデルが問題なく動いているなら、急いで買い替える必要はありません。
デディカ アルテとデュオの違いを比較


| 比較項目 | アルテ EC885J | デュオ EC890J |
|---|---|---|
| 公式税込価格 | 54,800円 | 59,800円 |
| 主な操作 | 3つのボタン | カラータッチアイコン |
| 専用コールドブリュー機能 | なし | あり |
| ミルクの泡立て | My LatteArt/手動 | My LatteArt/手動 |
| 幅×奥行×高さ | 150×330×305mm | 150×330×305mm |
| 消費電力 | 1,300W | 1,350W |
| タンパー・ミルクジャグ | 付属 | 付属 |
| 豆を挽く機能 | なし | なし |
5,000円の差でコールドブリュー機能を選ぶかを考える
公式価格で比べると、59,800円−54,800円で差額は5,000円です。この5,000円で、コールドブリュー機能とタッチ操作を選ぶかどうかが判断のポイントになります。なお、販売店の値引きやセット内容によって、実際の差額は変わります。
エスプレッソに氷と冷たいミルクを合わせるアイスラテと、低温の水で抽出するコールドブリューは、まったく別の作り方です。アイスラテを飲みたいだけなら、コールドブリュー機能がなくても問題ありません。
デュオのコールドブリューは、メーカーの規定条件で約5分で抽出できると案内されています。ただし、使う環境や条件によって時間は変わります。給水や粉の準備にかかる時間は含まれていないので、毎回5分で一杯が完成するわけではありません。
ボタンとタッチ操作を好みで選ぶ
アルテは物理ボタン、デュオはカラータッチアイコンで操作します。押したときの感触を重視するか、画面の表示を見て選びたいかで考えてみましょう。どちらを選んでも、ホルダーの取り付けやスチームの操作は自分で行います。
操作方法が違っても、味が良くなったり、練習なしで泡立てられるようになったりするわけではありません。できれば店頭で、表示の見やすさやつまみの回しやすさ、ジャグを持つ位置を確かめてみると、自分に合うほうを選びやすくなります。
ミルクメニューを作る機能は両方にある
どちらの機種にもMy LatteArtのミルクフロッサーがあり、ミルクジャグも付いています。ラテを作りたいという理由だけで、デュオを選ぶ必要はありません。ミルクの量やスチーム管を入れる深さ、注ぎ方は、練習しながら身につけていくものです。
家族で使うなら、普段使う豆と粉の量、カップを決めておき、メモを共有すると味をそろえやすくなります。いきなり道具を買い足すより、まずは付属品だけで何ができるかを試してから、足りないものを追加するのがおすすめです。
用途別に選ぶデロンギ デディカのおすすめ2機種
ここでは、国内の公式販売ルートで仕様と販売条件を確認できる現行モデルを選びました。メーカーの公式情報をもとに、2機種を比べて紹介します。色違いは別の機種として数えず、作りたいメニューと操作方法で選び分けています。
1. ホットとラテを中心に楽しむなら「デロンギ デディカ アルテ EC885J」


- ホットのエスプレッソと手動のミルク泡立てに対応
- タンパーとミルクジャグが付属
- コールドブリュー機能はない
- 豆を挽くミルは別に用意が必要
ホットのエスプレッソやラテを中心に楽しみたい人には、アルテがおすすめです。操作は物理ボタンで、ミルクの泡立てはスチーム管を使って手動で行います。
デュオのコールドブリュー機能を使う予定がないなら、アルテを選んで、差額を豆や計量用の道具に回すのもよい方法です。ただし、ミルを新しく買う場合、5,000円で十分なミルが買えるとは限りません。本体とミルを合わせた金額で予算を考えておきましょう。
写真はメタルシルバーです。ほかにベージュとグレーがあるので、機能を決めてから置き場所に合う色を選びましょう。タンパーやミルクジャグが付いているため、最初から同じ道具を別に買う必要はありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EC885J |
| 公式税込価格 | 54,800円 |
| 外形寸法 | 幅150×奥行330×高さ305mm |
| 消費電力 | 1,300W |
| 操作 | 3つのボタン |
| 専用コールドブリュー | 専用機能なし |
| カラー | メタルシルバー・ベージュ・グレー |
2. コールドブリューも作るなら「デロンギ デディカ デュオ EC890J」


- コールドブリューも1台で作れる
- タッチアイコンでメニューを選べる
- 公式価格はアルテより5,000円高い
- 粉の準備やミルクの泡立ては手動
エスプレッソだけでなく、コールドブリューも1台で作りたい人にはデュオがおすすめです。カラータッチアイコンで操作し、ホットとコールドを選んで抽出できます。
ホットとコールドを1台で使い分けたいなら、コールドブリュー機能がデュオを選ぶ決め手になります。反対に、冷たいコーヒーを作ることが少ないなら、タッチ操作が好みかどうかもあわせて、5,000円の差を払う価値があるか考えてみてください。
写真はホワイトです。2026年に発売された国内モデルの型番はEC890Jです。海外で売られている似た型番とは、電源や付属品が異なる可能性があります。購入するときは、国内販売品の型番と保証の条件を確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EC890J |
| 公式税込価格 | 59,800円 |
| 外形寸法 | 幅150×奥行330×高さ305mm |
| 消費電力 | 1,350W |
| 操作 | カラータッチアイコン |
| 専用コールドブリュー | 専用機能あり |
| カラー | ホワイト・ブラック・メタルシルバー |
デディカの設置場所と購入予算の確認点


幅15cmでも作業場所は別に必要
どちらの機種も、本体のサイズは幅15cm・奥行33cm・高さ30.5cmです。ただし、これは作業スペースを含まないサイズです。横でジャグを持つ場所や、ホルダーに粉を詰める場所、上や後ろから給水するためのスペースも確保しておきましょう。
設置する前に、本体と同じ幅と奥行きに切った紙を置き、カップやジャグ、粉を扱う道具も並べてみると、スペースが足りるかがわかります。棚の高さが本体よりわずかに高いだけだと、水タンクを出し入れできないこともあります。タンクを取り外す動きも想定しておきましょう。
本体価格に豆・ミル・カップを加えて考える
最初の予算は、本体の価格に、足りない道具と豆の代金を足して考えます。豆から挽きたいならエスプレッソ用に使えるミルが必要です。粉やカフェポッドを使う場合は、それらを買い続ける費用がかかります。今持っている道具が使えるかどうかを確認してから注文しましょう。
| 購入するもの | アルテの予算の考え方 | デュオの予算の考え方 |
|---|---|---|
| 本体 | 54,800円 | 59,800円 |
| タンパー・ジャグ | 標準付属品を使用 | 標準付属品を使用 |
| 豆から使う場合 | 対応ミルの購入額を加算 | 対応ミルの購入額を加算 |
| 豆・粉・ポッド、カップ等 | 不足するものだけ加算 | 不足するものだけ加算 |
本体を安く買えても、必要な道具を予算に入れ忘れると、すぐには使い始められません。反対に、付属品と同じものをまとめて買うと無駄になります。まずは付属品だけで使い始めて、困ったことが出てきたらアクセサリーを追加するのが効率的です。
デディカと一緒に揃える道具と毎日の使い方


付属品を開けてから買い足す
国内モデルには、フィルターホルダー、1杯用・2杯用・カフェポッド用のフィルター、タンパー、ミルクジャグ、計量スプーンが付属しています。水の硬度チェッカーや除石灰剤、クリーニングピンも付いているか確認しておきましょう。セット販売では追加の付属品がある場合もあるので、販売ページと届いた商品の同梱一覧を見比べてください。
スケールを買い足すなら、カップを載せたときに抽出口の下に収まる厚さかどうかも確認しましょう。ミルは「細挽きできる」と書かれているだけで選ばず、エスプレッソに対応しているか、挽き目をどこまで細かく調整できるかを確かめてから選んでください。
標準フィルターで量と挽き目をそろえる
最初は同じ豆・同じフィルター・同じ粉の量で試すと、何かを変えたときの違いがわかりやすくなります。粉の量と挽き目を同時に変えると、味が変わった原因がわからなくなるので、1つずつ調整していきましょう。
社外品のフィルターやボトムレスホルダーは、最初から用意しなくても大丈夫です。交換を考えるときは、型番や固定部分の形、深さを確認してください。直径が同じでも取り付けられるとは限らず、純正フィルターと同じ粉の量で使えるとも限りません。
抽出後の手入れまで毎日の作業に含める


抽出が終わったら、使った粉を捨て、フィルターやホルダー、トレイを洗う時間もかかります。ミルクを使った日は、スチーム管の掃除も必要です。熱くなった部分には触れないようにして、部品の取り外しや洗い方は取扱説明書に従ってください。
除石灰(水あか取り)は、機種ごとに決められた手順と表示に従って行います。似た型番の動画を見て同じように操作したり、別の機種のランプの意味を当てはめたりしないようにしましょう。購入後は、取扱説明書を型番とあわせて保管しておくと、必要なときにすぐ確認できます。
デロンギ デディカについてよくある質問
- 初心者にはアルテとデュオのどちらがおすすめですか?
-
ホットとラテが中心ならアルテ、コールドブリューも作りたいならデュオがおすすめです。新しいデュオを選んでも手作業が減るわけではないので、作りたいメニューと操作方法で選びましょう。
- デディカで豆をそのまま使えますか?
-
本体にミルは付いていないため、豆のままでは使えません。豆を使う場合は、別のミルで挽いてから粉を詰めます。ミルを持っていないなら、市販の粉や対応するカフェポッドを使うのもひとつの方法です。
- アルテではアイスラテを作れませんか?
-
いいえ、アルテでもアイスラテは作れます。抽出したエスプレッソに氷と冷たいミルクを合わせるアイスラテと、デュオの専用機能で抽出するコールドブリューは、別の飲み物です。
- ラテアート用のジャグやタンパーは別売りですか?
-
別売りではありません。今回比べた国内モデルのアルテEC885JとデュオEC890Jには、どちらもミルクジャグとタンパーが付属しています。中古品や販売店独自のセットの場合は、同梱品を確認してください。
- EC885とEC885J、EC890とEC890Jは同じですか?
-
同じとは限りません。海外の型番と国内の型番は、電源の仕様や付属品が異なる場合があります。購入する商品の電源仕様や国内でのサポート、付属品、保証を確認しましょう。
- 旧デディカから買い替えるべきですか?
-
今の機種で困っていることと、追加したい機能で判断しましょう。コールドブリューを使う予定がなく、ミルクの操作にも不満がないなら、買い替えより、今の道具や抽出条件を見直すほうが満足できることもあります。
デディカは作りたいメニューと作業量で選ぼう
デディカは、自分で粉を準備して、エスプレッソやミルクを仕上げる工程を楽しみたい人に向いたシリーズです。アルテとデュオは、コールドブリュー機能を使うかどうかと、操作方法の好みで選びましょう。あわせて、必要な道具を含めた予算も確認しておくと安心です。
- アルテは、ホットのエスプレッソやラテを中心に楽しみたい人向け
- デュオは、コールドブリューも作りたい人向け
- 公式価格の差は5,000円。購入先のセット内容も比べる
- タンパーとミルクジャグは付属品を先に確認する
- 本体のサイズに加え、給水・抽出・片付けのスペースを確保する
コーヒー豆研究所の記事を根拠に、関連情報と一緒に回答します。
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