コーヒーが飲めないのには何か原因があるのかな?
実際コーヒーが飲めない人ってどのくらいの割合でいるの?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
- コーヒーが飲めないと困ること
- コーヒーが飲めない・苦手な理由
- コーヒーが飲めない・苦手な人の割合
- コーヒーが飲めない・苦手な人のための克服方法
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
コーヒーが飲めないと困ることとは?
コーヒーが飲めない理由に入っていくまでに、実際コーヒーが飲めないとどのような困ったことが起きるのか解説していきます。
実際の意見をもとにお伝えします。
仕事中にブラックコーヒーを出されたけど、全然飲めなくて気まずかった…。
コーヒーが飲めないとどうしても子供っぽく見えてしまう…。
ここに周りがコーヒーを普通に飲んでいるのをみて疎外感がある…。
このように見てみるとやはり仕事などをしている時に、大人な対応がしづらいという点でコーヒーが飲めない人は困っているようです。
皆さんもビジネスの場面では、子供っぽいという印象を与えたくないはずです。
コーヒーが飲めない・苦手な理由
コーヒーが飲めない・苦手な理由は大きくわけて3つあります。
まとめると以下の通り。
- そもそも味が苦手
- 胃が痛くなる
- 病気・体質
1つ1つ解説します。
そもそも味が苦手
コーヒーが飲めない理由で一番多いのが、苦味が苦手という場合。
今はコーヒーが好きだけど、最初はその苦味びっくりしたという方も多いこともよくあります。
実際に僕も最初は苦くて飲めなかったよ。
コーヒーだけでなく、ゴーヤやビールなど苦い食べ物・飲み物は、食べ飲み慣れていないため苦手意識を感じやすいのでしょう。
酸味・後味が苦手
苦味や酸味のあるコーヒー豆の微粒子が口の中に残ると、なんとも言えない後味になるのもコーヒーの特徴です。
他の人に臭いと思われそうで心配になることも懸念点として挙げられます。
胃が痛くなる
「コーヒーを飲むと胃が痛くなる体質だから飲めない…」という方も一定数いらっしゃいます。
お腹が空いている状態でコーヒーを飲んでしまうと、カフェインの影響で胃を刺激してしまうため胃が痛くなります。
コーヒーを飲んで胃が痛くなる方は、空腹時を避け、飲む時間に気をつけてみると良いでしょう。
コーヒーと胃の関係性については「コーヒーで胃が荒れる?胃もたれ・ムカムカの原因と対処法を完全解説」の記事をチェック!
病気・体質
コーヒーを飲むとお腹を下したり体調が悪くなるという方は、カフェインに弱い体質だったり、コーヒーのアレルギーという病気の可能性もなくはありません。
コーヒーは健康に良いという研究結果も出ていますが、飲みすぎは体に良くありません。
体質や病気で飲めない場合は、コーヒーを飲むのは諦めつつ、代わりに紅茶や緑茶を飲むことにしましょう。
コーヒーが飲めない・苦手な人の割合
コーヒーが飲めない・苦手な人は一体どのくらいいるのでしょうか?
結論、はじめのうちにコーヒーが飲めない・苦手だったという方は約90%に至ります。
はじめのうちは甘いカフェオレやミルクや砂糖を入れて飲んでいたという人が多くの割合を占めています。
そのため、はじめからブラックで飲めたという方は少ないことがわかっています。
いつ頃からコーヒーが飲めるようになったのか
ではいつ頃からコーヒーが飲めるようになったのでしょうか?
小学生、中学生、高校生、大学生、新人社会人時代、それ以上、の6つに年齢層を分けて調査したところ以下のようになりました。
年代区分 | 飲めるようになった人数 |
---|---|
小学校 | 5人 |
中学校 | 4人 |
高校生 | 13人 |
大学生 | 29人 |
新人社会人 | 33人 |
それ以上 | 14人 |
飲めない | 2人 |
これらから、約50%近くの方が「20代になってから飲めるようになった」と回答していることがわかります。
7割以上の人がコーヒーを毎日飲む
当サイトコーヒー豆研究所では、コーヒーを毎日どのくらいの人が飲んでいるか知るに当たって、下記の調査を実施しています。
- インターネットアンケート調査の概要
-
- 調査期間:2022年7月
- 調査方法:インターネット調査
- 対象者:15歳以上99歳以下の日本国民
以上の調査から約7割以上が毎日コーヒーを飲んでいると結果が出ました。
1日に1杯以上飲む方は、20代は32%程度ですが、年齢が上がるにつれて増える傾向にあります。
60代以上はおよそ8割が1日に1杯飲むと回答しています。
頻度は男女別、職業別によっても変わってくるよ!
以下ではそれぞれの属性ごとに細分化されたデータを画像で紹介します。
属性ごとにもっと見る
コーヒーが飲めない・苦手な人のための克服方法
ここではコーヒーが飲めない・苦手な人のための克服方法を解説していきます。
方法は合わせて5つあります。まとめると以下の通り。
- ミルクや砂糖を多く入れる
- 甘いコーヒーを試す
- コーヒーの味に慣れる
- スイーツと一緒に飲む
- コーヒーが美味しいカフェに行く
1つ1つ解説します。
ミルクや砂糖を多く入れる
コーヒーの苦味や酸味が苦手な方は、ミルクや砂糖を多く入れて味をまろやかにするのがおすすめです。
最初はほぼミルクと言っていいくらいからスタートして、徐々にミルク・砂糖の量を少なくしていけば自然と飲める日が来るかもしれません。
甘いコーヒーを試す
甘いコーヒーを試すのもかなり有効な克服方法でしょう。
僕もこの方法で飲めるようになったよ!
おすすめの甘いコーヒーは「甘いコーヒーとは?種類からおすすめのコーヒー豆&粉まで紹介【厳選】」の記事を参考にしてみてください。
コーヒーの味に慣れる
コーヒーが嫌いな方は、まずは味に慣れることを目標にしてみてはいかがでしょうか?
コーヒー味の飴やコーヒーゼリーなど「コーヒー味の何か」から始めるのも良い克服方法でしょう。
スイーツと一緒に飲む
苦味が苦手な方は、スイーツで口の中を甘くしている間にコーヒーを飲んでみるのも良い方法かもしれません。
かなり無理やりな克服方法かもしれませんが、気づいたらコーヒーの苦味とスイーツの甘さのバランスの虜になってたなんてことも…。
コーヒーが美味しいカフェに行く
専門店の店員さんに相談して苦手な方でも飲めるものを教えてもらうなんてこともできます。
あの独特のコーヒーらしさがなく飲めるため、是非おすすめしたい方法です。
おすすめのカフェはスタバ。
店員さんの接客も丁寧で、克服しやすいはずです。
是非試してみてください。
コーヒーを飲めないことに焦りを感じることはない
いかがでしたでしょうか?
コーヒーが飲めない・苦手な理由について紹介しつつ、割合から克服方法まで解説しました。
コーヒーが飲めないという方はどこかに理由・原因があるはずです。
そこをしっかりと見つけ出していくことが苦手を克服する第一歩。
コーヒーも奥が深く、ハマるとすぐに虜になるはずです。
コーヒーを飲めないことに焦りを感じることなく、是非いろいろ試してみてください。