緑茶コーヒーってそもそも何?どんな特徴があるの?



緑茶コーヒーの口コミは?実際に効果あるのかな?
緑茶コーヒーは、緑茶とコーヒーを混ぜた飲み物です。成分についての研究はありますが、家庭で混ぜて飲めば痩せる、食前に飲めば効果が高まるとまでは確認できません。
この記事では、研究で使われた飲料と自作の緑茶コーヒーの違い、口コミの読み方、作り方とカフェインの注意点を整理します。
掲載商品の紹介は減量効果の順位付けではありません。実飲試験や独自の減量検証を行った記事ではないため、研究・口コミ・商品説明を分けて読んでください。
- 緑茶コーヒーは緑茶とコーヒーを混ぜた飲み物。1:1は配合例であり、有効量ではない
- 成分を調整した研究用飲料の結果は、自作の飲み物にそのまま当てはまらない
- 緑茶とコーヒーのカフェインを合算し、減量目的で量や回数を増やさない


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緑茶コーヒーに減量効果はある?研究の限界


米国NCCIHの緑茶の解説では、カテキンやカフェインによる体重への影響は小さい可能性があり、製品の組成や身体活動量によって異なると説明しています。
これは緑茶製品全般についての整理であり、緑茶とコーヒーを同量に混ぜた飲み物の減量効果を証明したものではありません。
研究を読む際は、対象者・成分量・摂取期間・食事指導の有無・測定項目を確認します。「脂質が使われた」ことと「体脂肪や体重が長期的に減った」ことは別です。
以下は旧稿から掲載している研究の概要です。いずれも家庭の緑茶とコーヒーを自由に混ぜて飲む方法そのものを試した研究ではありません。
茶カテキン588mgを含む飲料と126mgを含む対照飲料を、栄養指導のもとで1年間摂取した研究。解析対象は試験を完了した134名だった。
対象者には3か月ごとに管理栄養士が栄養指導を行った。
体重変化はカテキン群で−1.1kg、対照群で+0.2kgだった。飲料単独ではなく、栄養指導を伴う条件での結果である。
研究概要の旧掲載要約:Effectiveness and Safety of 1-Year Ad Libitum Consumption of a High-Catechin Beverage Under Nutritional Guidance
健常男性18名を対象とし、クロロゲン酸含有コーヒー飲料またはクロロゲン酸を含まないプラセボ飲料のいずれかを4週間摂取、食後安静時のエネルギー代謝を呼気分析法により解析した。
その結果、クロロゲン酸含有コーヒー飲料摂取群は、プラセボ飲料摂取群に比べて食後のエネルギー消費量および脂質燃焼量が高かった。
研究概要の旧掲載要約:Stimulation of postprandial fat utilization in healthy humans by daily consumption of chlorogenic acids
成分量を調整した飲料を使う研究と、手元の緑茶・コーヒーは同じ条件ではありません。成分を足し合わせれば効果も足し算になる、とは判断できません。
書籍で提案された緑茶コーヒーダイエットとは?


関連書籍に、工藤孝文著『元デブ医者が教える おいしく飲んでみるみるやせる 緑茶コーヒーダイエット』があります。CiNii Booksの書誌情報では、日本実業出版社から2018年に刊行されています。
書籍名にある「やせる」という表現は書名であり、本記事による効果の保証ではありません。医師による提案と、特定の方法を比較試験で検証した結果も区別します。
飲み方の提案を検討するときは、次の点を確認してください。
- 飲む時刻や回数の提案を、全員に有効な条件と受け取らない
- 成分の研究と、家庭で作る緑茶コーヒーの結果を混同しない
旧稿にあったAmazonの体験談は、個別の投稿元と引用範囲を再確認できていないため掲載を取り下げました。
食事や運動も変えた人の体重変化から、緑茶コーヒーだけの効果を取り出すことはできません。
関連記事:緑茶コーヒーダイエットとは?効果・効能から作り方まで完全解説


緑茶に含まれる3つの成分をどう考える?


緑茶の成分を調べた研究には、特定の量に調整した飲料や抽出物を使うものがあります。普段の緑茶を同じ量飲めば研究を再現できるわけではありません。
カテキンは緑茶に含まれるポリフェノールの一群です。含有量は茶葉や淹れ方、製品によって変わります。
緑茶にはカテキン、カフェイン、テアニンが含まれます。それぞれの成分の役割と研究の限界を見ていきましょう。
まとめると以下のとおりです。
- カテキン
- カフェイン
- テアニン
カテキンの試験と普段のお茶の違い
カテキンを一定量含む飲料で腹部脂肪を測定した研究はありますが、どんな緑茶でも同じ結果になるとは限りません。
以下の研究では、カテキン量を調整した烏龍茶様・緑茶様の飲料を使用しています。ここでの成分量は試験条件であり、自己判断で濃縮成分を摂る目安ではありません。
茶カテキン摂取による体脂肪と血液生化学検査値への影響を見るため、健常男性82名を対象に3種類のヒト試験を行った。
(1)カテキンを含む烏龍茶様飲料を12週間摂取した試験では、600mg群・900mg群の内臓脂肪が対照群より少なかった。
(2)約600mgのカテキンを含む烏龍茶様飲料を20週間摂取した試験では、対照群より腹部脂肪が少なかった。
(3)約540mgのカテキンを含む緑茶様・烏龍茶様飲料を12週間摂取した試験では、両群の内臓脂肪が対照群より少なかった。
研究概要の旧掲載要約:Tea Catechins Suppress Accumulation of Body Fat in Humans
EGCGはカテキンの一種です。濃縮した緑茶抽出物のサプリメントと、通常のお茶を同じ安全性・有効性として扱わないでください。
緑茶のカフェインと摂りすぎへの注意
緑茶にもコーヒーにもカフェインが含まれています。混ぜてもなくならず、使った両方の飲料の量が合算されます。
カフェインは眠気覚ましに利用されますが、摂りすぎると不眠や動悸などにつながることがあります。減量のために多量に飲む方法は勧めません。
旧稿の参照先:全日本コーヒー協会 Coffee Break「コーヒーと健康」。試験条件と結果を再確認できていないため、この文献についての効果・安全性の要約は掲載していません。
消費者庁の注意喚起を参考に、カフェインを多く含む飲料・食品・薬の重なりに注意してください。子ども、妊娠・授乳中の方、カフェインに敏感な方は特に慎重な対応が必要です。
関連記事:【論文付き】カフェインはダイエットに効果的?摂取量やタイミングも解説


テアニンの研究は睡眠・減量の保証になる?
テアニンは茶のうまみに関わるアミノ酸です。脳波を測った研究と、睡眠改善や減量を確認した試験は同じではありません。
テアニンを含むからといって、緑茶コーヒーのカフェインの影響を打ち消せるとは判断できません。
サプリメントへの配合実績は、その成分を含む飲み物すべての睡眠改善効果を示す証拠にはなりません。
L-テアニン200mgを含む水100ml服用によって後頭部・頭頂部にα波の出現が認められた
研究概要の旧掲載要約:Effects of L-Theanine on the Release of α-Brain Waves in Human Volunteers
J-STAGEの論文抄録によると、対象者は女子大学生8名で、測定対象はα波です。この結果だけを理由に、カフェインを含む緑茶コーヒーを睡眠改善のために飲むことは勧めません。
コーヒーの成分を調べた研究と減量効果の違い


コーヒーの成分についても、何をどの条件で測った研究かが重要です。
短時間のエネルギー消費や運動時の脂質利用が変わっても、そのまま日常生活で体重が減ることを意味しません。
ここではクロロゲン酸とカフェインに関する研究を取り上げます。
- クロロゲン酸
- カフェイン
クロロゲン酸と試験飲料の条件
クロロゲン酸はポリフェノールの1種です。
冒頭に紹介した健常男性18名の研究は、クロロゲン酸329mgを含む185mLの試験飲料を4週間摂取し、食後の代謝を測ったものです。緑茶とコーヒーを混ぜて痩せることを確認した試験ではありません。
旧稿の参照先:コーヒー飲料の継続摂取による肥満者の内臓脂肪低減効果。試験条件と結果を再確認できていないため、この文献についての効果・安全性の要約は掲載していません。
上のJ-GLOBALの文献情報は公開範囲が限られ、本文の試験条件・安全性評価を十分に再確認できていません。特定製品の研究結果を、すべてのコーヒーや長期の安全性の保証に広げないでください。
カフェインの運動研究で測定したもの
下の論文は、活動的な男性15名を対象に、カフェインとプラセボの摂取条件を変えて運動時の反応を比べた研究です。緑茶コーヒーを毎日飲む減量試験ではありません。
15 active caffeine-naïve men (age: 32 ± 7 years) completed a graded exercise test four times at seven-day intervals. Caffeine also increased mean Fatmax by 11.1% in the morning, and by 13.1% in the afternoon.
Caffeine increases maximal fat oxidation during a graded exercise test: is there a diurnal variation?
引用中の11.1%・13.1%は、最大脂肪酸化が起こる運動強度(Fatmax)の変化です。「体脂肪が11〜13%多く減った」という意味ではありません。論文本文では最大脂肪酸化量(MFO)とFatmaxを別の指標として測定しています。試験のカフェイン量3mg/kgも、読者への摂取推奨量ではありません。
緑茶コーヒーの口コミから効果を判断できる?


口コミは味や続けやすさの参考にはなりますが、減量効果を確かめる比較試験とは異なります。
体重は食事量、運動、体調などの影響を受けます。飲み始めた時期と体重が変わった時期が重なっても、それだけでは原因を特定できません。
旧稿の個別レビューは投稿元を再確認できないため、効果や評価の高低の裏付けとしては紹介しません。以下は口コミを読むときの注意点です。
「飲みやすい」「痩せた」という声の見方
「飲みやすい」は味の感想で、「痩せた」は体重変化の申告です。両者を分け、食事や運動も変えていないか、対象商品が同じか、どの期間の変化なのかを確認しましょう。
「変わらなかった」という声の見方
痩せない理由を、本人の努力不足や飲む時刻のせいだと決めつけないでください。そもそも、その飲み方の減量効果が確立しているとは限りません。
効果を感じないからと飲む量を増やすことは避けましょう。
緑茶コーヒーはいつ飲めばよい?


減量に最適な飲用時刻として「食前15分」、回数として「1日3回」を全員に勧められる根拠は、今回確認した論文からは得られません。
- 就寝前や、カフェインで眠りにくくなる時間帯は避ける
- ほかの飲料や薬も含めたカフェインの総量を確認する
回数を増やすより、睡眠や胃の不快感に影響していないかを確認してください。
動悸、強い不安、不眠などが出たら飲用をやめ、症状が続く場合は医療機関に相談しましょう。
自宅で作る緑茶コーヒーの配合例


緑茶コーヒーはその名の通り、緑茶とコーヒーを合わせたものです。
インスタント製品を使う場合は、パッケージに記載された作り方と使用量を優先します。
自作する場合は、無糖の緑茶とブラックコーヒーを用意します。
同量で混ぜるのは配合の一例です。効果を得るための有効量を示すものではありません。
緑茶コーヒーの作り方
- 緑茶とコーヒーを合わせて作る
- 緑茶:コーヒー=1:1
味の好みに応じて少量で試す程度にとどめ、食事の代わりにしないでください。緑茶を加えるだけでは、カフェインがなくなるわけではありません。
掲載している緑茶コーヒー・関連コーヒー3商品の注意点


以下は旧稿から掲載している3商品です。緑茶コーヒーではないAT COFFEEも含むため、同じ飲料の効果比較ではありません。
価格・原材料・容量の全3商品の現行照合は未完了です。下の数値は旧掲載情報であり、購入前に販売者の表示を確認してください。星評価も独自の減量試験による採点ではありません。
まとめると以下のとおりです。
- チャコールバターコーヒー 緑茶
- ファイン 緑茶珈琲ダイエット
- AT COFFEE
成分の種類が多いことや監修者の存在だけで、体重が減る効果や安全性を判断することはできません。
1. お湯に溶かすだけで作れる「チャコールバターコーヒー 緑茶コーヒー」


- お湯に溶かすだけで作れる
- 容量は1箱30包
バターコーヒーで有名なチャコールバターコーヒーが販売しているこちらの商品は、スティックタイプで手軽に緑茶コーヒーを作ることが可能です。
旧掲載の原材料表にはMCTオイル、バターパウダー、緑茶類が含まれます。配合されていること自体が減量効果の保証にはなりません。
風味やアレルゲン、使用量は、手元の製品表示で確かめてください。
チャコールバターコーヒー 緑茶コーヒーの詳細スペック
| 価格 | 2,300円(税込) |
|---|---|
| 容量 | 1箱30包 |
| 原材料 | コーヒーパウダー(生豆原産国:インドネシア)、抹茶、脱脂粉乳、緑茶、有機マカ末、有機アカシア食物繊維、有機アガベイヌリン、有機ショウガ末、バターパウダー、備長炭、粉末油脂(中鎖脂肪酸油、デキストリン、加工でんぷん)/香料、植物炭末色素(竹炭)、木炭(活性炭) |


2. 緑茶ダイエット提案者監修「ファイン 緑茶珈琲ダイエット」


- 緑茶ダイエット提案者監修
- 容量は1箱30包
旧稿では工藤孝文医師の監修商品として紹介されています。ただし、監修表示を理由に減量効果や価格面での優位性を保証することはできません。
こちらの緑茶コーヒーはスティックタイプになっており、手軽に飲むことができるのもポイントです。



出先でも簡単に緑茶コーヒーを飲めるので、続けることができそうですね。
ファイン 緑茶珈琲ダイエットの詳細スペック
| 価格 | 1,042円(税込) |
|---|---|
| 容量 | 1箱30包 |
| 原材料 | コーヒー(国内製造)、緑茶末、生コーヒー豆エキス、コーヒー豆粉砕末/チャ抽出物 |


3. 緑茶コーヒーとは異なる「AT COFFEE(アットコーヒー)」


- 容量は100g
- 5,980円と、同ランキング内では高い部類に入る


AT COFFEEは、緑茶とコーヒーを混ぜる配合例とは異なる商品です。食事一食分の栄養を補えるとは確認していません。
炭の吸着特性だけを理由に、この飲料が体内の脂肪や不要物を取り除くとは判断できません。
原材料表の成分名だけから、美容や減量への効果を推定しないでください。各成分の研究条件と完成品の配合は同じではありません。



販売ランキングの順位と、減量効果の優劣は別のものです。
AT COFFEE(アットコーヒー)の詳細スペック
| 価格 | 5,980円(税込) |
|---|---|
| 容量 | 100g |
| 原材料 | コーヒーパウダー(国内製造)、赤松炭、オオバコ種子末、HMBカルシウム、β-ニコチンアミドモノヌクレオチド、ジンジャー末、コラーゲンペプチド(ゼラチンを含む)、乳酸菌末(乳成分を含む)、粉末油脂(中鎖脂肪酸油)、はちみつ末/植物炭末色素、トレハロース、ヘマトコッカス藻色素 |


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体重が変わらないときは飲む量を増やさない


体重が変わらない場合でも、飲用量や濃度を増やして効果を求めることは避けてください。
確認するのは、飲み物だけではなく食事・活動・睡眠を含む生活全体です。
- 食事を飲み物だけに置き換えていないか
- 体調に合う身体活動を無理なく続けられているか
- 睡眠不足や急な体調変化がないか
- カフェインや濃縮成分を重ねて摂っていないか
食生活を整えても痩せないことを、意志の弱さや飲み方の失敗と決めつける必要はありません。減量が必要かどうかも含め、医師や管理栄養士に相談できます。
妊娠・授乳中、持病や服薬がある場合は、減量目的で飲料やサプリメントを追加する前に医師・薬剤師に相談してください。
緑茶コーヒーは効果と注意点を分けて考えよう


緑茶コーヒーを検討するときの要点は次の3つです。
- 成分の研究結果は、自作の緑茶コーヒーで痩せる証明ではない
- 口コミ・書籍の提案・臨床試験は根拠の種類が異なる
- 食前15分や1日3回を必須にせず、カフェインと体調に注意する
緑茶コーヒーを飲む場合も、減量のための治療やバランスのよい食事の代わりにはしないでください。
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