
マキタのコーヒーメーカーって、手持ちの電動工具のバッテリーで本当に淹れられるの?何杯くらい?



現行のCM501DZなら18Vの6.0Ahで約5.3杯。バッテリーを持っていないなら、総額まで見てから決めましょう。
マキタのコーヒーメーカーは、現行のCM501DZと在庫僅少の旧型CM500DZの2機種です。CM501DZは10.8V・14.4V・18Vのバッテリーで動き、18V 6.0Ahなら1充電で約640mL(120mLで約5.3杯)をドリップします。マキタのバッテリーを持っている人は本体だけ買えば使え、持っていない人はバッテリーと充電器を足して総額4万〜6.5万円が目安です。
この記事では、公式の仕様と取扱説明書をもとに、バッテリー別の杯数、一式そろえる総額、粉とカフェポッドの淹れ方、失敗しやすい注意点をまとめました。現場の休憩、キャンプ、車中泊、停電への備えで検討している人が、買うか見送るかを決められる内容にしています。
- 現行機はCM501DZ。10.8V・14.4V・18Vに対応し、18V 6.0Ahで約5.3杯
- バッテリーを持っていれば本体のみ。実勢価格は1万2千円台から
- バッテリーなしから始めると標準小売価格で40,920〜64,680円
- 給水タンクにお湯は入れず、続けて淹れるときは5分以上空ける
- 保温機能はないため、淹れたらすぐ付属のマグで飲む


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マキタのコーヒーメーカーは2機種!CM501DZとCM500DZの違い


マキタ公式のコーヒーメーカーのカテゴリに掲載されているのは、CM501DとCM500Dの2機種だけです。型番末尾の「Z」はバッテリーと充電器が別売の本体のみを指し、どちらもセット品はありません。海外向けのDCM501Zや赤いCM501DZARも流通していますが、国内公式の現行カラーは青だけです。
| 比較項目 | CM501DZ(現行) | CM500DZ(旧型) |
|---|---|---|
| 使えるバッテリー | 10.8V(スライド式)・14.4V・18V | 18Vのみ(AC100Vも可) |
| 淹れ方 | レギュラー粉・カフェポッド(60mm) | レギュラー粉 |
| 給水タンク | 240mL | 150mL |
| 1杯の時間 | 約4分(120mL・18V/14.4V) | 約7分(電池)/約3分(AC) |
| 18V 6.0Ahの抽出量 | 約640mL(120mLで約5.3杯) | 約600mL(150mLで約4杯) |
| 付属品 | ステンレスマグ(240mL)・フィルター・ホルダー・計量スプーン | AC電源コード・計量スプーン(マグは別売) |
| 標準小売価格(2026年9月時点・税込) | 19,250円 | 8,250円(在庫僅少品) |
違いを一言でまとめると、CM501DZは使えるバッテリーと淹れ方が広く、CM500DZは18V専用でAC電源にも挿せるという点です。CM500DZはマグカップが付かず、公式の価格欄には「在庫僅少品」と表示されています。これから買うならCM501DZが基準になり、CM500DZは家の中でもコンセントで使いたい18Vユーザーが在庫を見つけた場合の選択肢です。
下のグラフは、公式仕様の数値を2機種で相対比較したものです。対応バッテリーの幅、1充電の杯数、1回の抽出量、1杯あたりの時間、本体価格の5項目で点数化しました。
1. 3種類の電圧で使える現行本命「CM501DZ」


- 10.8V・14.4V・18Vの3電圧に対応
- ペーパーフィルター不要でカフェポッドも使える
- カバー付きステンレスマグが付属
- 保温機能がなく、続けて淹れるには5分空ける
- バッテリーと充電器は別売
| 項目 | CM501DZ |
|---|---|
| 使えるバッテリー | 10.8V(スライド式)・14.4V・18V。BL1050Bは装着不可 |
| 淹れ方 | レギュラー粉(メッシュフィルター)・カフェポッド60mm |
| 給水タンク | 240mL(目盛: 120・160・200・240mL) |
| 1杯の時間 | 120mLで約4分(18V・14.4V)、約5.5分(10.8V) |
| 保温 | なし |
| 寸法・質量 | 243×145×218mm・約1.5kg(バッテリーとマグを除く) |
| 価格(税込) | 標準小売19,250円/実勢12,430円〜 |
CM501DZの強みは、18Vだけでなく14.4Vと10.8Vのスライド式バッテリーでも動くことです。取扱説明書にはBL1040BからBL1860Bまで15種類の対応バッテリーが載っており、インパクトドライバーや掃除機ですでにマキタを使っている人なら、本体を買い足すだけで始められます。ペーパーフィルターが要らないメッシュ式なので、屋外でゴミが出にくい点も便利です。
一方で、ドリップが終わると加熱は止まり、保温はできません。2杯目を淹れるには5分以上待つ決まりがあるため、大人数に次々と出す用途には向きません。本体の実勢価格は標準小売価格より5,000〜7,000円ほど安く、Amazonや楽天市場の販売店で1万2千〜1万4千円台です。
2. 18V専用でAC電源にも挿せる旧型「CM500DZ」


- AC100Vでも使え、そのときは1杯約3分
- 標準小売価格8,250円で本体が安い
- 使えるバッテリーは18Vだけ
- マグカップが付属せず、在庫も少ない
| 項目 | CM500DZ |
|---|---|
| 使えるバッテリー | 18V(BL1830・BL1840・BL1850・BL1860B)+AC100V |
| 淹れ方 | レギュラー粉(メッシュフィルター) |
| 給水タンク | 150mL |
| 1杯の時間 | バッテリー約7分/AC約3分 |
| 抽出温度(公式値) | 約71℃(室温32℃・水温12.2℃) |
| 寸法・質量 | 222×115×214mm・0.9kg(バッテリーを除く) |
| 価格(税込) | 標準小売8,250円(在庫僅少品) |
CM500DZはコンセントにもつなげるのが最大の違いです。AC100Vなら1杯約3分で淹れられ、家では電源、屋外ではバッテリーと使い分けられます。本体価格はCM501DZの半分以下で、18Vバッテリーを複数持つ人には安く試せる機種です。
ただし給水タンクは150mLと小さく、バッテリーで淹れると1杯約7分かかります。公式が示す抽出温度は約71℃で、熱いコーヒーを好む人にはぬるく感じる温度です。マグカップも別売なので、差額と在庫を考えると、新しく買うならCM501DZを優先しましょう。
マキタのコーヒーメーカーは何杯淹れられる?バッテリー別の杯数


CM501DZの杯数はバッテリーの電圧と容量で決まります。公式値は室温24℃・水温18℃、1杯120mLの条件です。18V 6.0Ahで約5.3杯、14.4V 6.0Ahで約4.3杯、10.8V 4.0Ahで約2.1杯で、小さい1.5Ahクラスでは1杯分に届かない場合もあります。
| バッテリー | 容量 | 1充電の抽出量 | 120mLで換算 | 1杯の時間 |
|---|---|---|---|---|
| BL1860B(18V) | 6.0Ah | 約640mL | 約5.3杯 | 約4分 |
| BL1460B(14.4V) | 6.0Ah | 約520mL | 約4.3杯 | 約4分 |
| BL1040B(10.8V) | 4.0Ah | 約260mL | 約2.1杯 | 約5.5分 |
| BL1415N(14.4V) | 1.5Ah | 140mL | 約1杯 | ― |
| BL1015(10.8V) | 1.5Ah | 100mL | 1杯に届かない | ― |
公式値のない容量は計算で目安をつかむ
BL1830B(18V 3.0Ah)のように公式値がないバッテリーは、同じ電圧の6.0Ahの値から容量比で目安を出せます。640mL×3.0÷6.0=約320mL(120mLで約2.6杯)です。電池の劣化や気温で前後するため、これは当サイトの計算上の目安と考えてください。
1杯に使う電力量も計算できます。BL1860Bは18V×6.0Ah=108Whで、5.3杯で割ると1杯あたり約20Whです。18V 2.0Ahなら36Whで、この計算だと1杯と少し。休憩のたびに1杯ずつ淹れるなら、3.0Ah以上のバッテリーを選ぶと残量を気にせずに済みます。
4人分を淹れるには約30分かかる
取扱説明書では、続けて淹れる場合はドリップ終了から5分以上おいてから水を注ぐよう指示されています。すぐに注水すると蒸気と熱湯が噴き出すためです。1杯約4分と待ち時間5分を足すと、4人分は4+5+4+5+4+5+4=約31分かかります。
人数分をまとめて用意したいなら、マキタ1台に頼るよりケトルとドリッパーを併用するほうが早く済みます。マキタのコーヒーメーカーは、1人か2人が休憩のたびに1杯ずつ淹れる使い方で強みが出る機械です。
家の中で1杯ずつ淹れるなら、コンセント式の少量向けコーヒーメーカーも比較対象になります。


バッテリーなしで始めるマキタのコーヒーメーカーの総額


マキタのバッテリーを持っていない場合、本体のほかにバッテリーと充電器を買う必要があります。CM501DZの標準小売価格19,250円に、公式の標準小売価格を足した総額は次のとおりです。バッテリーと充電器のほうが本体より高くつく点を先に押さえておきましょう。
| 構成 | 1充電の杯数 | 総額(2026年9月時点・税込) |
|---|---|---|
| 本体+BL1860B(18V 6.0Ah)+DC18RF(急速充電器) | 約5.3杯 | 64,680円 |
| 本体+BL1860B+DC18WC(コンパクト充電器) | 約5.3杯 | 54,780円 |
| 本体+BL1830B(18V 3.0Ah)+DC18WC | 約2.6杯(計算値) | 48,840円 |
| 本体+BL1040B(10.8V 4.0Ah)+DC10SA | 約2.1杯 | 43,560円 |
| 本体+BL1040B+DC10WC | 約2.1杯 | 40,920円 |
| すでにバッテリーと充電器を持っている | 手持ちの容量による | 本体のみ(実勢12,430円〜) |
最安の10.8V構成でも総額は40,920円で、1充電2杯強です。一方、18Vは対応する工具や家電が350モデル以上あり、草刈り機、ライト、ラジオ、扇風機とバッテリーを共用できます。コーヒーのためだけでなく、キャンプや防災の電源として18Vをそろえるなら、BL1860Bとコンパクト充電器の54,780円が現実的な組み合わせです。
充電器は時間で選びます。BL1860Bの満充電は急速充電器DC18RFで約40分、コンパクト充電器DC18WCで約160分です。車で充電したい人向けに、12〜24Vのシガーソケットから充電できる車載充電器DC18SE(17,490円)もあります。本体を直接シガーソケットにつなぐことはできません。
1杯あたりの電気代と豆代
電気代はごくわずかです。全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWhで計算すると、BL1860Bの満充電(108Wh)は約3.3円、1杯あたり約0.6円です(充電時のロスは含めていません)。
コストの大半は豆代です。レギュラー粉は1杯6.5gが目安なので、200gで1,000円の粉なら1杯約33円(6.5g×5円)。カフェポッドは1個ずつ個包装されている分、同じ豆でも粉より割高になりやすいため、手軽さを取るか豆代を取るかで使い分けましょう。
マキタのコーヒーメーカーの使い方!粉とカフェポッドの手順


CM501DZの淹れ方は、水を入れて、粉かカフェポッドをセットし、スイッチを押すだけです。ドリップが終わると自動で止まります。取扱説明書の手順を4つにまとめました。
1. 初回は粉を入れずに240mLを空ドリップする
買ってすぐや長く保管した後は、粉を入れずに水240mLを1回通します。内部をすすぎ、においを取るための手順です。その後、ホルダーとマグを軽く洗ってから淹れ始めます。
2. 給水タンクに常温の水を入れる
目盛は120・160・200・240mLの4段階です。おすすめの水量はカフェポッドなら120mL、レギュラー粉なら160mL。お湯は入れず、常温の水を使います。水を入れすぎると満水排水口からあふれるため、240mLを超えないようにしましょう。
3. 粉6.5gかカフェポッド1個をセットする
レギュラー粉は付属の計量スプーンすり切り1杯(6.5g)をメッシュフィルターに入れます。カフェポッドは直径60mmタイプを専用ホルダーに1個だけセットします。粉を入れすぎると熱湯があふれるおそれがあるため、濃くしたいときも規定量を守りましょう。
4. スイッチを押し、自動停止まで待つ
スイッチを入れるとドリップが始まり、120mLで約4分、終了すると自動で止まります。ドリップ中は給水タンクのカバーを開けず、ホルダーも外しません。飲み終わって2杯目を淹れるときは、5分以上たってから水を注ぎます。
マキタのコーヒーメーカーで失敗しないための注意点


取扱説明書には、屋外や車内で使うときに見落としやすい注意が並んでいます。特に守りたいのは次の7つです。
- 給水タンクにお湯を入れない(滴下が速くなりすぎてあふれる)
- 続けて淹れるときはドリップ終了から5分以上空ける
- 保温機能はないので、淹れたらすぐ飲む
- 安定した水平な場所に置き、本体底の通気口をふさがない
- 本体は水洗いせず、湯あかはクエン酸約5g+水240mLで通水して落とす
- 付属マグは食洗機・食器乾燥機・電子レンジに入れない
- 周囲温度が50℃以上になる夏の車内にバッテリーを置きっぱなしにしない
車中泊やキャンプで気をつけたいのが置き場所と温度です。傾いた場所で使うと湯があふれやすいため、車内ではシートの上より平らな台に置きます。バッテリーの充電は周囲温度10〜40℃で行う決まりなので、真夏の車内や冬の屋外で充電しないようにしましょう。
飛行機で持ち運ぶ場合は、100Whを超えるバッテリーは危険物として扱われる点も覚えておきます。BL1860Bは108Whなので、空輸の予定があるときは航空会社の規定を確認してから持ち込みましょう。
マキタのコーヒーメーカーと他の充電式コーヒーメーカーの比較
ドリップ式で、国内で公式に販売されている充電式コーヒーメーカーは、マキタ以外に見当たりません。屋外で温かいコーヒーを淹れられる充電式機としては、湯を沸かせるポータブルエスプレッソ機が比較対象になります。抽出方式と1杯の量が違う点に注意して比べましょう。
| 製品 | 方式・1杯の量 | 電源と杯数 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| マキタ CM501DZ | ドリップ(粉・カフェポッド)120〜240mL | マキタ電池(別売)。18V 6.0Ahで約5.3杯 | 本体19,250円(電池込み40,920円〜) |
| OutIn Nano | エスプレッソ(粉・カプセル)約50mL | 内蔵電池。常温の水から最大5杯 | 発売時の希望小売価格23,980円 |
| Cerapresso | エスプレッソ(粉・カプセル)50〜80mL | 内蔵電池。1充電で最大8杯 | 通常価格37,980円 |
マグ1杯分のドリップコーヒーを飲みたいならマキタ、濃いエスプレッソを少量ずつ楽しみたいならポータブルエスプレッソ機が合います。エスプレッソ機はUSBで充電できて軽い一方、マキタは工具やライトとバッテリーを共用できるのが強みです。
マキタのコーヒーメーカーが向く人・向かない人
ここまでの仕様と総額から、向き不向きを整理しました。
- 向く人:マキタの10.8V・14.4V・18Vバッテリーをすでに持っている
- 向く人:現場の休憩や車中泊で、1〜2人が1杯ずつ淹れたい
- 向く人:防災用に18Vをそろえ、ライトやラジオと電源を共用したい
- 向かない人: バッテリーを持っておらず、コーヒーのためだけに4万円以上かけたくない
- 向かない人: 大人数分を一度に淹れたい、保温しておきたい
キャンプで使う道具をほかにも比べたい人は、アウトドア向けのコーヒー道具をまとめた記事も参考にしてください。


マキタのコーヒーメーカーのよくある質問
- マキタのコーヒーメーカーにお湯を入れれば早く淹れられますか?
-
お湯は入れられません。取扱説明書で禁止されており、熱湯の滴下が速くなりすぎて、フィルターやカフェポッドからあふれます。給水タンクには常温の水を入れ、ボタンを押してから約4分待ちます。
- 淹れたコーヒーを保温できますか?
-
CM501DZに保温機能はありません。ドリップが終わると加熱が止まるため、付属のカバー付きステンレスマグで飲みます。温かさを長く保ちたい場合は、保温性の高いタンブラーに移すのがおすすめです。
- ペーパーフィルターは使えますか?
-
CM501DZはメッシュフィルター式なので、ペーパーフィルターなしでレギュラー粉を淹れられます。粉は計量スプーンすり切り1杯(6.5g)が目安です。屋外でゴミを減らせるのも利点です。
- カフェポッドはどのサイズが使えますか?
-
直径60mmタイプのカフェポッドに対応しています。専用ホルダーに1個ずつセットし、水は120mLが目安です。62mmなど別規格のポッドや、カプセル式の製品は使えません。
- 車のシガーソケットで使えますか?
-
本体はバッテリー専用で、シガーソケットには直接つなげません。車で使うなら満充電のバッテリーを持ち込むか、12〜24V対応の車載充電器DC18SEでバッテリーを充電します。
マキタのコーヒーメーカーはバッテリーの有無で選ぼう
マキタのコーヒーメーカーは、バッテリーを持っている人には1万円台前半で始められる便利な1台、持っていない人には総額4万円以上かかる道具です。現行のCM501DZは3電圧に対応し、18V 6.0Ahで約5.3杯。保温がなく、2杯目まで5分待つ点を理解して選べば、現場やキャンプで淹れたての1杯を楽しめます。
- 現行機はCM501DZ、CM500DZは在庫僅少の旧型
- 杯数の目安は18V 6.0Ahで約5.3杯、10.8V 4.0Ahで約2.1杯
- バッテリーなしから始めると総額40,920〜64,680円
- お湯は入れず、2杯目は5分以上空けて淹れる
- 1〜2人が1杯ずつ淹れる使い方に向く
家で使うコーヒーメーカーも比べたい人は、機種別のおすすめをまとめた記事をチェックしてみてください。


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