ORIGAMIドリッパーってどんな特徴があるの?
おすすめが知りたい!
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
実はORIGAMIシリーズは、バリスタ大会の優勝者が使用していたことで今話題となっているんです。
そこで本記事では、ORIGAMIドリッパーの使い方や特徴について詳しく解説していきます!
- ORIGAMIシリーズは、バリスタの世界大会で優勝者が使用していたことで話題となった
- 20個の深いリブが特徴
- 抽出スピードが速く、手元のコントロールで多彩な味の表現可能
- 雑味が少なく、クリーンな味わいになる
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう!
今ドリッパーが話題のORIGAMI(オリガミ)って?
ORIGAMIは、岐阜県土岐市に本社を置く株式会社ケーアイのブランドの1つです。
ORIGAMIは、ラテアートを描きやすいカップやお店にマッチしたものを選べる豊富なカラーバリエーションのアイテムなど、バリスタの声を形にした製品を生み出しています。
またそれらの製品は、陶磁器で有名な美濃市の職人の手と最新のテクノロジーによって安定して高い品質が保たれているのです。
そんなORIGAMIの製品の1つであるドリッパーは、2019年のバリスタ世界大会で中国代表が使用し優勝したことで大変な注目を浴びました。
今回はそのドリッパーに着目していきます!
ORIGAMIドリッパーの特徴
ORIGAMIのドリッパーが持つ最大の特徴は、大きなリブが20個あることです。
このリブがドリッパーとフィルターの間に広い空間を作ることで、お湯の通りが良くなります。
そのことにより、注湯スピードと抽出スピードのタイムラグが少なくなるため、手元のコントロール1つで味の幅がグンと広がるのです。
この味わいの自由度の高さが、プロのバリスタやコーヒー好きの人に愛されている理由なのかもしれません。
良し悪しはあるけど、使いやすさは抜群だね!
ORIGAMIドリッパーの味わい
ORIGAMIドリッパーは前述のとおり、非常にお湯の通りがよく抽出スピードも早いドリッパーです。
そのため、雑味が少ないクリーンな味わいのコーヒーに仕上がる傾向にあります。
苦味やえぐみを抑えたいときや、明るい酸味・舌に残る甘さといった味わいを楽しみたいときに向いているドリッパーといえるでしょう。
フレーバーや酸味を楽しむスペシャルティコーヒーはもちろん、深煎りの豆をORIGAMIドリッパーで抽出して、あえてさらりと味わうといった楽しみ方もできますね!
豆や焙煎度合いとの組み合わせを考えるのがとても楽しそうなドリッパーだね!
ORIGAMIドリッパーの抽出方法
ORIGAMIドリッパーは独特な形状をしていますが、抽出方法はどのようになっているのでしょうか。
また、どういったフィルターが使用可能なのでしょう。
ここではそれらについて詳しく解説していきます!
使用可能なフィルター
ORIGAMIドリッパーで使用可能なのは主に以下の2種類です。
- 円錐フィルター
- ウェーブ式フィルター
一般的なドリッパーは台形・円錐形・ウェーブ式のいずれか1つのみ使用可能であることがほとんどですが、ペーパーフィルターに互換性があるのがORIGMIのすごいところ。
その利便性も人気の理由の1つなのかもしれません。
円錐フィルターの場合の抽出方法
円錐フィルターでの抽出の際は、通常よりも細かく挽いて抽出を行うとよいでしょう。
抽出方法自体は基本の通りですが、ORIGAMIドリッパーは抽出スピードが大変早く、それだけ薄く仕上がりやすくもあります。
もちろん注湯スピードでコントロールをしても良いのですが、再現性に欠けるというデメリットもあるため細挽きで抽出したほうが安定しやすくなります。
抽出スピードの速さはORIGAMIドリッパーのメリットでもあるため、細挽きで通常通り抽出した方が味も出て雑味も少なく仕上がりますよ!
ウェーブ式フィルターの場合の抽出方法
ウェーブ式フィルターで抽出する際は、円錐フィルター同様いつもより細かく挽くのがコツです。
更に通常よりやや多めの豆を使うのもポイント。
というのも、ウェーブ式フィルターで抽出する際は円錐形フィルターよりもさらに抽出スピードが速く、気をつけないと必要以上に薄くなってしまう場合があるからです。
ウェーブ式ドリッパーだと底面のある部分が、ORIGAMIドリッパーだと大きな穴になっているからお湯がそのまま抜けてしまうんだよね。
挽き方や豆の量で味を調整していくのがORIGAMIドリッパーを使うコツなんですね。
ORIGAMIドリッパーとおすすめ周辺アイテムを紹介!通販で買える
最初は難しいかもしれませんが、慣れてくると味の表現の幅が無限大に広がるORIGAMIドリッパー。
コーヒー好きのあなたならぜひ使ってみたいですよね。
ここでは通販でも買えるORIGAMIドリッパーとその周辺アイテムを紹介していきます。
ラインナップは以下のとおり。
- ORIGAMI ドリッパー
- ORIGAMI 木製 ドリッパーホルダー
- オリガミ ペーパーフィルター 1〜2杯用 100枚入り
- カラーが選べる2点セット オリガミ ドリッパー M + ドリッパーホルダー
それでは順番にみていきましょう!
1. 非常に豊富なカラー展開「ORIGAMI ドリッパー」
上記で解説してきたORIGAMIドリッパーです。
大きなリブによるお湯抜けのよさで味わいのコントロールが自在なこのドリッパーは、見た目も大変おしゃれ!
その名のとおり折り紙のようなリブに加え、非常に豊富なカラー展開で部屋やお店の雰囲気に合わせることができます。
プロの現場にはもちろん、自宅で美味しくおしゃれにコーヒーを楽しみたい方にもおすすめですよ!
商品詳細
価格 | 2520円 |
サイズ | 11.5×高さ7cm 底穴径2.5cm |
おしゃれなコーヒードリッパーを探している方は「おしゃれなおすすめコーヒードリッパー15選!インテリアにも合う」の記事をチェック!
2. ORIGAMIドリッパーで抽出する際に便利「ORIGAMI 木製 ドリッパーホルダー」
ORIGAMIドリッパーにはホルダー部が存在しないため、口径の合わないサーバーやカップでの使用はどうしても難しくなります。
それを解決してくれるのがこのホルダーです。
素材も温かみのあるアカシア素材で、便利なだけでなく見た目も可愛くておしゃれ。
ドリッパーとセットで購入しておくと抽出の際に困らずに済みますよ!
ドリッパーとホルダーのセットは後ほど紹介します!
商品詳細
価格 | 1100円 |
サイズ | Φ120×20mm |
3. ORIGAMIのオリジナルフィルター「オリガミ ペーパーフィルター 1〜2杯用 100枚入り」
ORIGAMIドリッパーには、オリジナルフィルターも存在するのをご存知でしょうか。
このフィルターは、素材に非常に細く強靭なアバカと呼ばれる繊維が含まれています。
このアバカで作られたフィルターは繊維の細さによって通液性が高いことが特徴。
フィルターに厚みがあり、スムーズな抽出かつクリーンな味わいを叶えてくれます。
商品詳細
価格 | 440円 |
内容量 | 100枚入り |
おすすめのコーヒーフィルターが知りたい方は「コーヒーフィルターのおすすめ6選!種類から美味しい淹れ方まで解説」の記事をチェック!
4. カラーとホルダーが選べるセット「カラーが選べる2点セット オリガミ ドリッパー M + ドリッパーホルダー」
ORIGAMIドリッパーと、合わせて使用すると便利なホルダーのセットです。
16色のドリッパーから好きなカラーを1色と、木製ホルダーかAS樹脂製ホルダーの内から1つを選択することができます。
セットで購入しておけば、手元に届いてすぐにハンドドリップを楽しむことができますよ!
商品詳細
価格 | 3850円 |
サイズ | ドリッパー:φ138×H87mm ドリッパーホルダー:φ120×H20mm |
ORIGAMIシリーズ以外にもおすすめのドリッパーを知りたい方は「コーヒードリッパーのおすすめ15選!おしゃれに最高の1杯を淹れよう」の記事もチェック!
今話題のORIGAMIドリッパーをぜひ試してみよう!
いかがでしたでしょうか?
コーヒー好きから注目を浴びているORIGAMIドリッパーについて詳しく紹介しました。
本記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- ORIGAMIは株式会社ケーアイのブランドの1つでバリスタの声を形にした商品を販売している
- ORIGAMIのドリッパーはバリスタの世界大会で優勝者が使用していたことで話題となった
- ORIGAMIドリッパーは20個の深いリブが特徴
- 抽出スピードが速く、手元のコントロールで多彩な味の表現ができる
- 雑味がなく、クリーンな味わいのコーヒーになる
- 円錐形フィルターとウェーブ式フィルターが使用可能
- カラー展開が豊富
プロの声を元に作られたORIGAMIのドリッパーは、より深くコーヒーを楽しみたい人にはとってもおすすめ。
コーヒーの味わいの可能性を引き出すORIGAMIのドリッパーで淹れたコーヒーは、きっとあなたに新しいコーヒーの魅力を伝えてくれますよ!
もっともっとコーヒーを味わい尽くしたいのであれば、ぜひ一度ORIGMIドリッパーを試してみてはいかがでしょうか?