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コーヒー用ワイングラスおすすめ9選!豆別の選び方と楽しみ方を解説

コーヒー用ワイングラスおすすめ商品紹介!豆別の選び方と楽しみ方を解説

ワイングラスでコーヒーを飲むと、どんな違いがあるの?

初心者でも選びやすいおすすめのワイングラスを知りたい!

上記のような疑問や要望にお答えしていきます。

近年、スペシャルティコーヒーの人気とともに注目を集めているのが「ワイングラスでコーヒーを飲む」スタイルです。

ワイングラスの形状は、コーヒーの香りを最大限に引き出し、普段とは異なる味わいを楽しめます。

本記事では、コーヒー用ワイングラスの選び方、おすすめ商品9選、コーヒー豆との相性を徹底解説します。

この記事の結論
  • ワイングラスでコーヒーを飲むと香りが5倍強く感じられる
  • コーヒー豆の精製方法(ナチュラル・ウォッシュド)でグラスを使い分けると味わいが深まる
  • 初心者にはHARIO耐熱フレーバーグラス(1,980円)が最適
  • ボウル形状が香りを集め、薄いリムが舌への触れ方をコントロールする
  • 自宅で簡単に実践できる淹れ方と注意点を紹介
本記事を監修する専門家
コーヒー豆研究所 柏倉元太
柏倉元太

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。

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コーヒーを愛し続けて約10年、専門家として活動しています。運営する国内最大級のコーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」(月間60万PV)は多くの読者に支持され、テレビ番組『ZIP!』をはじめ各種メディアにも出演。自社ブランド「ラボカフェ」では、厳選したコーヒー豆を販売しています。

それでは早速見ていきましょう!

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ワイングラスでコーヒーを飲む理由とは?

ワイングラスでコーヒーを飲む理由とは?

ワイングラスでコーヒーを飲む理由は以下の4つです。

ワイングラスでコーヒーを飲む理由
  1. 香りを最大限に楽しめる
  2. 口当たりが変わる
  3. 視覚的な楽しみ
  4. 特別感・非日常感

ワイングラスの形状は、コーヒーの香りと味わいを劇的に引き立て、普段のカップでは味わえない繊細なフレーバーを楽しめます。

以下、それぞれの理由を詳しく解説します。

1. 香りを最大限に楽しめる

ワイングラスでコーヒーを飲む最大のメリットは、香りが劇的に引き立つこと。

ボウル(グラスの膨らみ部分)の役割は、コーヒーから立ち上る香り成分を一度集めること。

チューリップ型のように口元に向かって狭くなる形状により、香りが外に逃げず、鼻に向かって集中します。

ボウルの形状は香りをどう届けるかをコントロールする役割を担っているそうです。

YouTube動画の検証では、RONAブルゴーニュグラスを使用すると、通常のカップと比べて香りが5倍強く感じられるという結果を確認しました。

スペシャルティコーヒーは、フルーティーな酸味やフローラルな香りなど、産地や精製方法によって多彩なフレーバーを持ちます。

ワイングラスを使うと、普通のカップでは気づかなかったエチオピア産コーヒーのベリー系の香りや、ケニア産コーヒーの華やかな酸味がはっきりと感じられます。

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2. 口当たりが変わる

リム(飲み口)の薄さも重要なポイント。

薄く滑らかなリムは、コーヒーが舌のどの部分に最初に触れるかをコントロールします。

薄いリムはワインが舌のどの部分に最初に触れるかをコントロールする役割を担っているそうです。

通常のマグカップは厚みがあり、飲み口が唇に触れる面積が大きいため、コーヒーの繊細な味わいが感じにくくなります。

一方、ワイングラスの薄いリムは、コーヒーが舌全体に滑らかに広がり、甘みや酸味のバランスをより正確に感じられます

特にナチュラル精製のコーヒーは、果実感が強く、薄いリムとの相性が抜群です。

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3. 視覚的な楽しみ

ワイングラスの透明なガラス越しに見えるコーヒーの色合いも、楽しみのひとつ。

浅煎りのコーヒーは明るい琥珀色、中煎りは濃い茶色、深煎りは黒に近い色と、焙煎度によって色が変わります。

ワイングラスに注ぐことで、コーヒーの色合いを視覚的に楽しみながら味わえるのは、マグカップにはない魅力です。

ワイングラスを軽く回して(スワリング)、コーヒーに空気を含ませる様子も、視覚的に美しく、コーヒータイムをより豊かにしてくれます。

4. 特別感・非日常感

いつものコーヒータイムも、ワイングラスを使うだけで特別な時間に変わります

コーヒーカッピングとは、コーヒーの品質を評価するための専門的なテイスティング方法。

プロの焙煎士やバイヤーは、カッピングスプーンで香りを確認しますが、近年ではワイングラスを使った評価も増えています。

自宅でワイングラスを使うことで、プロのカッピングのような特別な体験を味わえ、日常に非日常感を取り入れられます。

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コーヒー豆の種類とワイングラスの相性

コーヒー豆の種類とワイングラスの相性

コーヒー豆の焙煎度や精製方法によって、適したワイングラスの形状が異なります。

焙煎度別に合うワイングラスの形状
  • 浅煎り:大きめブルゴーニュ型
  • 中煎り:万能型
  • 深煎り:小さめボルドー型
精製方法に合うワイングラスの形状
  • ナチュラル精製:赤ワイン型
  • ウォッシュド精製:白ワイン型

実際にコーヒー豆の飲み比べをワイングラスで行うことで、豆ごとの違いがより明確に感じられます。

メリット
デメリット
  • クリーンで均一な味わい:発酵過程がしっかり管理されるため、クリーンで酸味が鮮やかなコーヒーが得られやすい。
  • 安定した品質:特に酸味やフレーバーが明確になりやすく、品質のばらつきが少ない。
  • 多くの水が必要:大量の水を使用するため、水資源が豊富でない地域では難しい。
  • 高コスト:工程が多く手間がかかるため、コストが上がる。

以下で詳しく解説します。

浅煎り× 大きめブルゴーニュ型

浅煎りコーヒーは、フルーティーで華やかな酸味が特徴。

果実のような明るい香りと、爽やかな後味が楽しめます。

代表的な産地
  • エチオピア
  • ケニア

浅煎りコーヒーには、大きめのブルゴーニュ型グラス(容量600ml以上)が最適です。

大きなボウルが複雑な香りを開かせ、華やかな酸味を引き立てます。

おすすめグラス
  • RONAブルゴーニュグラス(容量660cc)
  • ツヴィーゼル ピュア ブルゴーニュ(容量692ml)
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中煎り× 万能型

中煎りコーヒーは、酸味と苦味のバランスが良く、万人受けする味わい。

最もポピュラーな焙煎度です。

代表的な産地
  • ブラジル
  • コロンビア

中煎りコーヒーには、中間サイズのグラス(容量300〜400ml程度)が最適です。

バランスの取れた味わいを楽しむのに向いています。

おすすめグラス
  • HARIO耐熱フレーバーグラス(容量300ml)
  • リーデル オヴァチュア レッドワイン(容量350ml)
  • 木村硝子店 ピッコロ(容量340ml)
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深煎り× 小さめボルドー型

深煎りコーヒーは、濃厚な苦味とコクが特徴。

チョコレートやナッツのような香ばしい風味が楽しめます。

代表的な産地
  • インドネシア(マンデリン)
  • グアテマラ

深煎りコーヒーには、小さめのボルドー型グラス(容量250〜350ml程度)が最適です。

小ぶりなボウルが濃厚な味わいを凝縮させ、苦味とコクを引き立てます。

おすすめグラス
  • リーデル オヴァチュア レッドワイン(容量350ml)
  • 木村硝子店 ピッコロ(容量340ml)
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精製方法との相性【ワインとの共通点】

コーヒー豆の精製方法は、ワインのブドウ品種と同じように、味わいの個性を決定づける重要な要素

ナチュラル精製のコーヒーには赤ワイン用の大きめボウルのグラス、ウォッシュド精製のコーヒーには白ワイン用の小さめボウルのグラスが最適です。

ナチュラル精製× 赤ワイン型(大きめボウル)

ナチュラル精製は、コーヒーチェリーを丸ごと乾燥させる方法。

果実感が強く、ワインのような濃厚な甘みとボディ感が特徴です。

代表的な産地
  • エチオピア
  • ブラジル
おすすめグラス

RONAブルゴーニュグラス(容量660cc)

ウォッシュド精製× 白ワイン型(小さめボウル)

ウォッシュド精製は、コーヒーチェリーの果肉を除去してから乾燥させる方法。

クリアな酸味と透明感のある味わいが特徴です。

代表的な産地
  • ケニア
  • コロンビア
おすすめグラス

木村硝子店 ピッコロ(容量340ml)

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ハニープロセス× 中間サイズ

ハニープロセスは、ナチュラルとウォッシュドの中間的な精製方法。

甘みと酸味のバランスが良く、まろやかな口当たりが特徴です。

代表的な産地
  • コスタリカ
  • エルサルバドル
おすすめグラス
  • HARIO耐熱フレーバーグラス(容量300ml)
  • ボルミオリロッコ インアルト(容量470ml)
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【実践】コーヒー豆の飲み比べをワイングラスで

ワイングラスの真価を実感するには、複数のコーヒー豆を飲み比べるのがおすすめ。

STEP
異なる焙煎度を3種類用意
  • 浅煎り(エチオピア イルガチェフェなど)
  • 中煎り(ブラジル サントスなど)
  • 深煎り(マンデリンなど)
STEP
それぞれに適したグラスで淹れる
  • 浅煎り → 大きめブルゴーニュ型
  • 中煎り → 万能型
  • 深煎り → 小さめボルドー型
STEP
香りと味わいの違いをメモ

まずは飲む前に、グラスを鼻に近づけて深く香りを吸い込みます

フルーティーな香り、フローラルな香り、ナッツのような香りなど、豆ごとの違いを感じられるはずです。

次に、グラスを軽く回して(スワリング)、コーヒーに空気を含ませます

香りがさらに開き、より豊かな香りが楽しめるでしょう。

最後に、ゆっくりと一口飲み、舌全体で味わいを感じます

酸味、苦味、甘み、コクのバランスが、グラスによってどう変わるかを確認しましょう。

【初心者向け】コーヒー用ワイングラスの選び方

【初心者向け】コーヒー用ワイングラスの選び方

初心者がコーヒー用ワイングラスを選ぶ際は、以下の4つのポイントを押さえましょう。

コーヒー用ワイングラス選びのポイント
  • 形状
  • 素材
  • 機能性
  • 予算

以下で詳しく解説します。

1. 形状で選ぶ

ワイングラスの形状は、香りの立ち方と味わいのバランスに大きく影響します。

ブルゴーニュ型(大きめボウル)

ボウルが大きく丸い形状。

香りが広がりやすく、華やかな酸味を楽しみたい浅煎り〜中煎りコーヒーに最適です。

容量:600ml以上

万能型(中間サイズボウル)

ボウルが中間サイズで、どんなコーヒーにも合わせやすい形状。

初心者の最初の1個としておすすめです。

容量:300〜400ml

ボルドー型(小さめボウル)

ボウルが小ぶりで縦長の形状。

濃厚な味わいを楽しみたい深煎りコーヒーに最適です。

容量: 250〜350ml

2. 素材で選ぶ

ワイングラスの素材は、耐熱性と口当たりに影響します。

こちらでは、4種類のワイングラスの素材を解説します。

ワイングラスの素材
  • 耐熱ガラス
  • クリスタルガラス
  • カリクリスタル
  • トリタンクリスタル

耐熱ガラス

ホットコーヒーを楽しむなら、耐熱ガラス製が必須です。

注意点として、耐熱ガラスは熱には強いものの、物理的な衝撃には通常のガラスと同等の強度しかありません。

落としたりぶつけたりすると割れやすいため、取り扱いには注意が必要です。

ワイングラス内で、熱いコーヒーを急激に冷ます際も気を付けるポイントがあります。

ガラスは、一定温度温められた状態から急激に冷やすと割れてしまいます。

割れることを防ぐために「耐熱温度差」(一定温度温められた状態から急激に冷ましたときの温度差)の基準をクリアしている、耐熱ガラス製のワイングラスを使うと安心です。

耐熱ガラスの商品を見分けるためには、商品説明書に記載されている「家庭用品品質表示」を確認しましょう。

消費者庁に以下の文面が記載されています。

耐熱温度差が120°C以上400°C未満のものは「耐熱ガラス製器具」の用語を、耐熱温度差が400°C以上のものは「超耐熱ガラス製器具」の用語を用いてそれぞれ表示する。それ以外の用語では表示できない。

引用:消費者庁

初心者の方は、耐熱ガラス製のワイングラスを使うと安心です。

おすすめ商品

HARIO耐熱フレーバーグラス

クリスタルガラス

透明度が高く、美しい輝きが特徴。

薄いリムが繊細な口当たりを実現します。

ただし、耐熱性がないため、アイスコーヒー向けです。

おすすめ商品
  • RONA ブルゴーニュグラス
  • リーデル オヴァチュア

カリクリスタル

木村硝子店で扱われる素材。

透明度が高く、薄く繊細なハンドメイド製品に使用されます。

おすすめ商品
  • 木村硝子店 ピッコロ
  • 木村硝子店 サヴァシリーズ

トリタンクリスタル

ツヴィーゼルで紹介されている「トリタンクリスタル」は、耐久性の高い素材

割れにくく、食洗機にも対応しています。

おすすめ商品

ツヴィーゼル ピュア ブルゴーニュ

3. 機能性で選ぶ

毎日使うなら、以下の2つの機能性も重要なポイントです。

機能性のポイント
  • 食洗器対応
  • 手洗い推奨

食洗機対応

食洗機対応のワイングラスなら、日常使いに便利です。

RONA公式サイトによると、RONA社のグラスは「引き脚技法」と呼ばれる高度な技術を用い、ボウル部分から脚を一体で引き伸ばして成形。

つなぎ目がなく美しいうえに、強度も増し、食洗機にも対応しています。

食洗機対応ワイングラス
  • HARIO耐熱フレーバーグラス
  • RONA ブルゴーニュグラス
  • リーデル オヴァチュア
  • ボルミオリロッコ インアルト
  • ツヴィーゼル ピュア
  • IKEA IVRIG
  • ニトリ ワイングラス

手洗い推奨

ハンドメイドグラスは繊細なため、手洗いが基本です。

洗浄時にクレンザーや研磨剤付きのスポンジでこすると、ガラス表面に目に見えないほどの細かいキズがつき、破損の原因になります。

手洗い推奨ワイングラス
  • 木村硝子店 ピッコロ
  • 木村硝子店 サヴァシリーズ

4. 予算で選ぶ

ワイングラスの価格帯は、1,000円未満から1万円以上まで幅広いです。

以下の価格帯別でおすすめワイングラスを紹介します。

価格帯
  • エントリー(1,000〜2,000円)
  • 中級(3,000〜5,000円)
  • 上級(7,000円以上)

エントリー(1,000〜2,000円)

初めてワイングラスでコーヒーを楽しむ方におすすめ。手頃な価格で試せます。

おすすめ商品
  • HARIO耐熱フレーバーグラス(1,980円)
  • RONA ブルゴーニュグラス(2,000~2,500円)
  • 木村硝子店 ピッコロ(1,650円)
  • IKEA IVRIG(398円/2個)
  • ニトリ ワイングラス(599円/2個)

中級(3,000〜5,000円)

本格的なワイングラスブランドの入門モデル。品質と価格のバランスが良いです。

おすすめ商品

リーデル オヴァチュア(3,650円/2個)

上級(7,000円以上)

長く愛用したい方、最高の体験を求める方向け。

高品質で割れにくい素材や、極薄のハンドメイド製品が揃います。

おすすめ商品
  • ボルミオリロッコ インアルト(16,500円/6個)
  • ツヴィーゼル ピュア ブルゴーニュ(7,700円/2個)
  • 木村硝子店 サヴァシリーズ(10,120〜12,760円)

初心者が「最初の1個」を選ぶ基準

初心者が最初の1個を選ぶなら、以下の3条件を満たすグラスがおすすめです。

初心者向けワイングラス選びの基準
  • 耐熱性がある(ホットコーヒーに使える)
  • 食洗機対応(お手入れが楽)
  • 価格が手頃(1,000〜2,000円)

初心者No.1のおすすめ:HARIO耐熱フレーバーグラス(1,980円)

HARIOの「耐熱フレーバーグラス」は、元々「お茶の香りを愉しむ」ために設計されたもの。

チューリップ型のボウルがコーヒーのアロマを楽しむのにも最適です。

電子レンジ・食洗機対応で日常使いに便利、耐熱温度差120℃でホットコーヒーに安心、日本製で品質が高く、価格も手頃。初心者に最適な1本です。

【編集部イチオシ】コーヒー用ワイングラスおすすめ9選

【編集部イチオシ】コーヒー用ワイングラスおすすめ9選

これまで解説してきた内容を踏まえ、コーヒー豆研究所編集部のイチオシおすすめワイングラスを9選紹介します。

紹介するワイングラスの一覧と比較表は以下の通りです。

スクロールできます
商品名価格容量素材耐熱性食洗機おすすめ用途
HARIO耐熱フレーバーグラス1,980円300ml耐熱ガラス初心者・ホット
RONAブルゴーニュ2,000~2,500円660ccクリスタル香り重視
木村硝子店 ピッコロ1,650円340mlカリクリスタル××口当たり重視
リーデル オヴァチュア3,650円(2個)350mlクリスタル×ブランド重視
ボルミオリロッコ インアルト16,500円(6個セット)470ml無鉛クリスタル×デザイン重視
ツヴィーゼル ピュア7,700円(2個)692mlトリタンクリスタル×高級志向
木村硝子店 サヴァ10,120〜12,760円12〜29ozカリクリスタル××最高級
IKEA IVRIG398円(2個)450mlガラス△(45℃以下)コスパ重視
ニトリ ワイングラス599円(2個)350mlソーダガラス×超コスパ

各商品のメリット・デメリット、おすすめな人を解説しているので、自分に合ったワイングラスを見つけてください。

【初心者No.1】HARIO 耐熱フレーバーグラス

HARIO 耐熱フレーバーグラス
総合評価
( 5 )
メリット
  • 耐熱温度差120℃でホットコーヒーに安心して使える
  • 食洗機対応で日常的なお手入れが簡単
  • 日本製の信頼性と品質管理の高さ
  • 初心者でも扱いやすい価格帯
  • 精製方法を選ばない万能性
デメリット
  • クリスタルガラスに比べると透明度がやや劣る
  • 口径がやや広めで繊細な香りの拡散は控えめ
価格1,980円(税込)
容量300ml
素材耐熱ガラス(日本製)
特徴ホットコーヒーにも使える初心者向けワイングラス
適したコーヒー豆中煎り〜深煎り
適した精製方法オールマイティ

耐熱性と食洗機対応を兼ね備え、日常使いで最高のコスパを誇るグラスです。

ホットコーヒーにも使えるため、季節を問わず活躍し、初心者から上級者まで満足できる実用性の高さが魅力です。

中煎りから深煎りまで幅広く対応し、コーヒーの香りと味わいをバランス良く引き出します。

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HARIO
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【香り重視】RONA ブルゴーニュグラス

RONA ブルゴーニュグラス
総合評価
( 5 )
メリット
  • 660ccの大容量で香りを最大限に引き出せる
  • 香りが5倍強く感じられると検証済み
  • クリスタルガラスの透明度の高さで視覚的にも楽しめる
  • 食洗機対応で高級グラスながらお手入れが簡単
デメリット
  • 耐熱温度差が65℃と低めでホットコーヒーには注意が必要
  • 大容量ゆえに取り回しがやや大きい
価格2,000~2,500円(税込)
容量660cc
素材クリスタルガラス(スロバキア製)
特徴香りが5倍強く感じられると検証された大容量グラス
適したコーヒー豆浅煎り〜中浅煎り
適した精製方法ナチュラル、ハニープロセス

香りの引き出し効果が科学的に検証済みで、フルーティーな浅煎りコーヒーの真価を体験できるグラスです。

食洗機対応でお手入れも簡単なため、日常的に香り重視のコーヒー体験を楽しめます。

価格と性能のバランスが優れており、香りにこだわるコーヒー愛好家に強くおすすめできます。

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【口当たり重視】木村硝子店 ピッコロ

木村硝子店 ピッコロ
総合評価
( 4 )
メリット
  • 薄く繊細なリムで口当たりが極めて滑らか
  • カリクリスタルの透明度と輝きが美しい
  • 340mlのコンパクトサイズで日常使いに最適
  • 価格と品質のバランスが優れている
デメリット
  • 耐熱性なしでアイス専用
  • 食洗機非対応で手洗いが必須
価格1,650円(税込)
容量10oz(340ml)
素材カリクリスタル(スロバキア製)
特徴薄いリムで口当たりを重視したプロ愛用グラス
適したコーヒー豆中煎り〜中深煎り
適した精製方法ウォッシュド、パルプドナチュラル

口当たりの繊細さを追求するプロも認める逸品で、コーヒーの味わいを直接的に感じられます

手洗いが必要で耐熱性もないため使い勝手は限定されますが、アイスコーヒーの口当たりを重視する方には価格以上の価値があります。

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【ブランド重視】リーデル オヴァチュア レッドワイン

リーデル オヴァチュア レッドワイン
総合評価
( 5 )
メリット
  • ワイングラスの最高峰ブランド「リーデル」の信頼性
  • 2個セットで3,650円というコストパフォーマンス
  • 食洗機対応で高級グラスながらお手入れが簡単
  • ブランド価値により贈り物としても喜ばれる
デメリット
  • 耐熱性なしでアイス専用
  • リーデルブランドの中ではエントリーモデル
価格3,650円(2個)(税込)
容量350ml
素材クリスタルガラス(ドイツ製)
特徴ワイングラスの最高峰ブランドがお手頃価格で楽しめる
適したコーヒー豆浅煎り〜中煎り
適した精製方法ナチュラル、ハニープロセス

リーデルブランドの信頼性と2個セット3,650円というコスパが魅力で、食洗機対応のため日常的に使えます。

フルーティーなコーヒーの香りと味わいをバランス良く引き出し、贈り物にも最適です。

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【デザイン重視】ボルミオリロッコ インアルト

ボルミオリロッコ インアルト
総合評価
( 4 )
メリット
  • 6個セットで16,500円と1脚あたり約2,750円の適正価格
  • XLTトリートメントにより傷や汚れに強く耐久性が高い
  • 食洗機対応でお手入れが簡単
  • イタリアンデザインのスタイリッシュな外観
  • 無鉛クリスタルの透明度と輝き
デメリット
  • 耐熱性なしでアイス専用
  • 470mlとやや大きめで収納スペースが必要
  • 6個セット販売のため初期投資が必要
価格16,500円(6個)(税込)
容量470ml
素材無鉛クリスタル/XLTトリートメント(イタリア製)
特徴傷に強い特殊加工で家族やゲストとシェアできる6個セット
適したコーヒー豆中煎り
適した精製方法ハニープロセス、ウォッシュド

6個セットで16,500円(1個約2,750円)と適正価格で、傷に強い耐久性と食洗機対応の実用性を兼ね備えています

家族やゲストと一緒にコーヒーを楽しむ際に活躍し、イタリアンデザインの美しさも魅力です。

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【高級志向】ツヴィーゼル ピュア ブルゴーニュ

ツヴィーゼル ピュア ブルゴーニュ
総合評価
( 4 )
メリット
  • トリタンクリスタルの驚異的な強度と透明度
  • 692mlの大容量で香りを最大限に引き出せる
  • 食洗機対応でありながら高級グラスの品質を維持
  • スペシャルティコーヒーのテイスティングに最適
デメリット
  • 1個3,850円と高価格帯
  • 耐熱性なしでアイス専用
価格7,700円(2個)(税込)
容量692ml
素材トリタンクリスタル(ドイツ製)
特徴スペシャルティコーヒーの香りを最大限に引き出す高級グラス
適したコーヒー豆浅煎り
適した精製方法ナチュラル、ハニープロセス

スペシャルティコーヒーの香りを最大限に引き出す最高峰のグラスですが、1個3,850円という高価格がネックです。

食洗機対応で耐久性も高いため、香りを徹底的に楽しみたい上級者は購入する価値があります

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【最高級】木村硝子店 サヴァシリーズ

木村硝子店 サヴァシリーズ
メリット
  • ハンドメイドによる唯一無二の品質と美しさ
  • カリクリスタルの極限まで薄いリムで最高の口当たり
  • 12〜29ozの豊富なサイズ展開
  • プロのバリスタやソムリエに愛用される最高峰
デメリット
  • 10,120〜12,760円という最高価格帯
  • 耐熱性なし・食洗機非対応で取り扱いに最大限の注意が必要
  • ハンドメイドゆえに入手困難な場合がある
価格10,120〜12,760円(税込)
容量12〜29oz
素材カリクリスタル(ハンドメイド)
特徴ハンドメイドの唯一無二の品質でコーヒーの真髄を味わう最高峰
適したコーヒー豆浅煎り~深煎り
適した精製方法オールマイティ

コーヒーの真の味わいを追求する最高峰のグラスですが、10,120〜12,760円という価格と手洗い必須の手間がハードルです。

一生モノとして丁寧に扱える方には、あらゆるコーヒー豆の個性を完璧に引き出す最高の選択肢です。

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木村硝子店
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⑧【コスパ重視】IKEA IVRIG ワイングラス

IKEA IVRIG ワイングラス
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 398円という圧倒的な低価格
  • 450mlの大容量でたっぷりアイスコーヒーが楽しめる
  • 食洗機対応で気軽に使える
  • IKEAブランドの入手しやすさ
デメリット
  • 耐熱性が45℃以下と極めて低く温かいコーヒーには使用不可
  • 一般的なガラス素材でクリスタルガラスの透明度には劣る
価格398円(2個)(税込)
容量450ml
素材ガラス
特徴超低価格で大容量のアイスコーヒーを気軽に楽しめる
適したコーヒー豆中煎り〜深煎り
適した精製方法オールマイティ

398円という圧倒的な低価格と食洗機対応で、初めてのワイングラスコーヒー体験に最適です。

耐熱性は45℃以下と限定的ですが、アイスコーヒー専用と割り切れば、大容量で気軽に使える点が魅力です。

⑨【超コスパ】ニトリ ワイングラス

ニトリ ワイングラス
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 2個セット599円(1個約300円)という最安価格
  • 350mlの適度な容量でコーヒー1杯分に最適
  • 食洗機対応で気軽に使える
  • ニトリブランドの入手しやすさ
デメリット
  • 耐熱性なしでアイス専用
  • ソーダガラスでクリスタルガラスの透明度や輝きには劣る
価格599円(2個セット)(税込)
容量350ml
素材ソーダガラス
特徴破損を気にせず毎日使える最安値の2個セット
適したコーヒー豆中煎り〜深煎り
適した精製方法オールマイティ

 2個セット599円という最安価格で、ワイングラスコーヒーを気軽に試せるのが最大の魅力です。

食洗機対応で破損を気にせず日常使いでき、全国のニトリ店舗で簡単に入手できるため、初心者に最適な選択肢です。

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¥599 (2025/11/20 16:30:01時点 楽天市場調べ-詳細)

ワイングラスでコーヒーを淹れる方法【自宅で簡単】

ワイングラスでコーヒーを淹れる方法【自宅で簡単】

ワイングラスでコーヒーを楽しむには、以下の2つの淹れ方を押さえましょう。

ワイングラスにコーヒーを淹れる方法
  • 基本の淹れ方(ハンドドリップ編)
  • アイスコーヒーの淹れ方

それぞれの淹れ方を詳しく解説します。

基本の淹れ方(ハンドドリップ編)

ハンドドリップの基本に従い、お湯の温度は85〜92℃が理想。沸騰直後のお湯ではなく、少し冷ましたお湯を使いましょう。

STEP
コーヒーをハンドドリップで淹れる

通常のハンドドリップと同じ方法で、150〜200ml程度のコーヒーを抽出します。

STEP
ワイングラスの半分程度まで注ぐ

ワイングラスの魅力は、ボウルの膨らみ部分に香りが集まること。

そのため、グラスの半分程度まで注ぐのが理想です。

容量300mlのグラスなら、150ml程度のコーヒーを注ぐとちょうど良いバランスになります。

STEP
香りを楽しむ時間を作る

まずは飲む前に、グラスを鼻に近づけて深く香りを吸い込みます

フルーティーな香り、フローラルな香り、ナッツのような香りなど、普段のカップでは気づかなかったニュアンスが感じられるはずです。

次に、グラスを軽く回して(スワリング)、コーヒーに空気を含ませます。

ワインと同じように、空気に触れることで香りがさらに開きます。

最後に、ゆっくりと一口飲み、舌全体で味わいを感じます。

薄いリムが舌への触れ方をコントロールし、普段とは違う味わいの広がりを楽しめるでしょう。

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アイスコーヒーの淹れ方

耐熱性のないワイングラスを使う場合は、アイスコーヒーがおすすめ。

アイスコーヒーの淹れ方を参考に、濃いめに抽出したコーヒーを氷で急冷します。

STEP
濃いめのコーヒーを抽出

通常の1.5〜2倍の濃さで、100ml程度のコーヒーを抽出します。

STEP
氷で急冷

ワイングラスに氷を入れ、熱いコーヒーを一気に注ぎます。氷が溶けて適度な濃さになります。

STEP
香りを楽しむ

アイスコーヒーでも、グラスを鼻に近づけて香りを確認しましょう。冷たいコーヒーならではの爽やかな香りが楽しめます。

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ワイングラスでコーヒーを飲む際の注意点・よくある失敗

ワイングラスでコーヒーを飲む際の注意点・よくある失敗

ワイングラスでコーヒーを飲む際は、以下の3つに注意が必要です。

ワイングラスにコーヒーを淹れる時の注意点
  • 冷めやすい
  • 割れやすい
  • ホットコーヒーで割れる可能性

以下、それぞれの注意点とよくある失敗例、解決策を解説します。

1. 冷めやすい

ワイングラスは保温性が低く、コーヒーが冷めやすいのが難点。

通常のマグカップは厚みがあり、保温性が高いのに対し、ワイングラスは薄いガラスのため、熱が逃げやすいです。

対策は以下の3つです。

冷めやすい時の対策
  • ホットコーヒーを注ぐ前に、お湯で予熱する
  • 少量ずつ注いで、早めに飲み切る
  • 室温が低い冬場は、特に注意が必要

2. 割れやすい

ワイングラスは繊細なため、取り扱いには注意が必要です。

特に注意すべき「ガラス破損の3大原因」は以下の通りです。

ガラス破損の3大原因
  1. 物理的な衝撃: 硬いものにぶつけたり、落としたりすると割れる
  2. 表面のキズ: クレンザーや研磨剤付きのスポンジでこすると、目に見えないキズがつく
  3. 急な温度変化: 熱いグラスに冷水をかけると割れる

ガラスを割らないための対策は以下の4つです。

ワイングラスを割らないための対策
  • ステム(脚)の部分を持ち、ボウル部分には触れない
  • やわらかいスポンジと中性洗剤で優しく洗う
  • 研磨剤入りのスポンジ、金属たわし、クレンザーは絶対に使わない
  • 食洗機対応の表示があっても、取扱説明書を確認する

3. ホットコーヒーで割れる可能性

最も多い失敗が、耐熱性のないグラスにホットコーヒーを注いで割ってしまうこと。

耐熱ガラスだから大丈夫と思っていても、割れてしまったという声が多く見受けられます。

耐熱ガラスの「耐熱温度差」とは、ガラスが高温の状態から急激に冷やされたときの温度差を示します。

耐熱ガラスでも、耐熱温度差には限度があるので、商品説明書に記載されている「家庭用品品質表示」を必ず確認しましょう。

耐熱温度差で割れてしまう対策は以下の4つです。

耐熱温度差で割れないための対策
  • 耐熱ガラス製のグラスを選ぶ
  • 商品説明書に記載されている「家庭用品品質表示」を確認する
  • ホットコーヒーを注ぐ前に、お湯で予熱する
  • グラスを急激に冷やさない
  • 耐熱性のないグラスはアイスコーヒー専用にする

ワイングラスでコーヒーを楽しむシーン・活用法

ワイングラスでコーヒーを楽しむシーン・活用法

ワイングラスでのコーヒーは、自宅でカフェ気分を味わう、コーヒーのテイスティング会(カッピング)をワイングラスで行う、SNS映えする写真を撮る、ギフトとして贈るなど、日常使いから特別なシーンまで幅広く活用できます。

以下、それぞれのシーンでの楽しみ方を詳しく解説します。

自宅でカフェ気分を味わう

休日の朝、ゆっくりとコーヒーを淹れる時間は至福のひとときですね。

いつものマグカップをワイングラスに変えるだけで、非日常感が生まれ、特別な時間を演出できます。

スペシャルティコーヒーを購入したときや、新しい豆を試すときに、ワイングラスで香りと味わいをじっくり楽しむのがおすすめです。

実践例
  • 休日の朝、お気に入りの浅煎りコーヒーをワイングラスで
  • 読書やリラックスタイムのお供に
  • 友人とのコーヒー会で話題に

コーヒーのテイスティング会(カッピング)をワイングラスで

コーヒーカッピングを自宅で行う際、ワイングラスを使うと香りと味わいをより正確に評価できます。

複数の産地や精製方法を飲み比べるとき、ワイングラスがあると違いがはっきりと分かり、コーヒーの奥深さを実感できるでしょう。

実践例
  • 異なる産地のコーヒー3種を飲み比べ
  • 精製方法(ナチュラル・ウォッシュド・ハニー)の違いを確認
  • 焙煎度(浅煎り・中煎り・深煎り)の違いを体感

SNS映えする写真の撮り方

ワイングラスに注いだコーヒーは、視覚的に美しく、SNS映えします。

撮影のコツ
  • 自然光の入る窓際で撮影
  • ワイングラスの透明感を活かす
  • コーヒー豆やドリッパーを一緒に配置
  • 上から撮影(真俯瞰)するとおしゃれ

特に、エチオピア産コーヒーのような明るい琥珀色のコーヒーは、ワイングラス越しに見ると美しく映えます。

ギフトとしても最適

ワイングラスは、コーヒー好きな方へのギフトとしても喜ばれます。

おすすめギフトセット
  • HARIO耐熱フレーバーグラス + スペシャルティコーヒー豆
  • リーデル オヴァチュア(2個セット) + ドリッパー
  • 木村硝子店 ピッコロ + コーヒーミル

初心者向けのHARIO耐熱フレーバーグラスは、価格も手頃で実用的なため、プレゼントに最適です。

コーヒー用ワイングラスに関するよくある質問【FAQ】

ワイングラスでコーヒーを飲むのはなぜですか?

ボウル形状が香りを集め、薄いリムが口当たりを変えるため、コーヒーの香りと味わいを最大限に楽しめるからです。

ワイングラスのチューリップ型のボウルは、コーヒーから立ち上る香り成分を一度集め、鼻に向かって集中させます。

ボウルの形状は香りをどう届けるかをコントロールする役割を担っています。

YouTube動画の検証では、RONAブルゴーニュグラスを使用すると、通常のカップと比べて香りが5倍強く感じられるという結果が出ました。

薄いリムは、コーヒーが舌のどの部分に最初に触れるかをコントロールし、普段とは違う味わいの広がりを楽しめます。

普通のワイングラス(ワイン用)でも代用できますか?

はい、代用できます。ただし、ホットコーヒーを注ぐ場合は耐熱性のあるグラスを選びましょう。

通常のワイングラスは冷たい飲み物用に設計されているため、ホットコーヒーには不向きです。

耐熱性のないグラスにホットコーヒーを注ぐと、割れる危険性があります。

耐熱ガラスの「耐熱温度差」が120℃であれば、ガラスが高温の状態から急激に冷やされたときの温度差が120℃以内であれば破損しない設計です。

初心者におすすめのワイングラスは?

HARIO耐熱フレーバーグラス(1,980円)が初心者に最適です。耐熱性があり、食洗機対応で、価格も手頃です。

HARIOの「耐熱フレーバーグラス」は、元々「お茶の香りを愉しむ」ために設計されたもの。

チューリップ型のボウルがコーヒーのアロマを楽しむのにも最適です。

ホットコーヒーとアイスコーヒー、どちらが向いていますか?

どちらも楽しめますが、グラスの耐熱性によって使い分けが必要です。

項目ホットコーヒーアイスコーヒー
適したグラス耐熱ガラス製通常のワイングラスでもOK
香りの立ち方◎(香りが強く立つ)○(穏やかに香る)
味わいの広がり◎(舌全体に広がる)○(爽やかな味わい)
注意点冷めやすい結露でグラスが滑りやすい
おすすめグラスHARIO耐熱フレーバーグラスRONA ブルゴーニュグラス

ホットコーヒーは香りが強く立ち、コーヒーの個性を最大限に楽しめます。

ただし、耐熱性のあるグラスが必須です。

アイスコーヒーは爽やかな味わいが楽しめ、通常のワイングラスでも代用できます。

アイスコーヒーの淹れ方を参考に、濃いめに抽出したコーヒーを氷で急冷して楽しみましょう。

どこで買えますか?

HARIO公式サイト、Amazon、楽天市場、IKEA、ニトリなど、オンラインと実店舗の両方で購入できます。

コーヒー豆の種類によってグラスを変えるべきですか?

はい、焙煎度や精製方法によって適したグラスの形状が異なりますが、こだわりがなければ変えなくてよいです。

コーヒー豆の種類適したグラス形状理由
浅煎り大きめブルゴーニュ型(600ml以上)華やかな酸味を引き立てる
中煎り万能型(300〜400ml)バランスの取れた味わいを楽しむ
深煎り小さめボルドー型(250〜350ml)濃厚な味わいを凝縮させる
ナチュラル精製赤ワイン型(大きめボウル)果実感を引き出す
ウォッシュド精製白ワイン型(小さめボウル)クリアな酸味を際立たせる
食洗機で洗えますか?

グラスによって異なります。食洗機対応の表示を確認しましょう。

本記事で紹介したワイングラスは以下の通りです。

グラス名食洗機対応
HARIO耐熱フレーバーグラス
RONAブルゴーニュグラス
リーデル オヴァチュア
ボルミオリロッコ インアルト
ツヴィーゼル ピュア
IKEA IVRIG
ニトリ ワイングラス
木村硝子店 ピッコロ△(要確認)
木村硝子店 サヴァシリーズ×(手洗い推奨)
割れやすいですか?

ハンドメイドグラスは非常に割れやすいですが、マシンメイドグラスは比較的丈夫です。

まとめ:コーヒーをワイングラスで飲んで、コーヒー豆の個性を深く楽しもう

まとめ:コーヒーをワイングラスで飲んで、コーヒー豆の個性を深く楽しもう

今回は「コーヒー ワイングラス」について、選び方、おすすめ商品9選、楽しみ方を徹底解説しました。

本記事のまとめ
  • ワイングラスでコーヒーを飲むと、香りが5倍強く感じられる
  • ボウル形状が香りを集め、薄いリムが舌への触れ方をコントロールする
  • 焙煎度や精製方法でグラスを使い分けると、味わいが深まる
  • 初心者にはHARIO耐熱フレーバーグラス(1,980円)が最適
  • 香り重視ならRONAブルゴーニュグラス、最高級を求めるなら木村硝子店サヴァシリーズ
  • 形状、素材、機能性、予算の4つを基準に選ぶと失敗しない
  • グラスの半分程度まで注ぎ、香りをじっくり楽しむ時間を作ることが重要
  • 「冷めやすい」「割れやすい」「ホットコーヒーで割れる」といった失敗は、正しい知識で防げる

ワイングラスでコーヒーを飲むスタイルは、決して特別なものではありません。

むしろ、日常のコーヒータイムをもっと豊かにする、新しい楽しみ方です。

まずは手頃な価格のHARIO耐熱フレーバーグラスから始めて、スペシャルティコーヒーの多彩なフレーバーをじっくり味わってみてはいかがでしょうか。

ぜひ、ワイングラスでコーヒー豆の個性を深く楽しんでみてください!

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