
コピ・ルアクってどんなコーヒーなのかな…?



世界一高いって聞くけど、なんでそんなに高いの?
こうした疑問にお答えします。
コピ・ルアク(Kopi Luwak)とは、ジャコウネコが食べて排泄したコーヒーチェリーから採れる、世界一高価なコーヒー豆です。1匹のジャコウネコから1日に採れる量はわずか3gほどで、この希少性が100gあたり3,000〜8,000円という価格を生んでいます。コーヒー豆研究所がこれまで3,000種類以上の豆をカッピングしてきたなかでも、群を抜いて手に入りにくい1杯でした。
この記事では、コピ・ルアクの正体と味の特徴、世界一高価な理由を数字で押さえたうえで、近年議論が深まっている動物福祉の問題、偽物を避けるための見分け方、本物のおすすめ銘柄、家庭での淹れ方まで順に整理します。
- コピ・ルアクはジャコウネコ由来の、世界一高価で希少なコーヒー豆
- 1匹1日3gという少なさが、100gで3,000〜8,000円という価格を生む
- 味わいは甘くフルーティーで酸味が穏やか、消化発酵による独特の香りを持つ
- ケージ飼育の動物福祉問題があり、野生採取(wild-sourced)品を選ぶ視点が大切
- 偽物が出回るため、政府証明・産地表記・価格の3点で本物を見分ける


日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。累計3,000商品以上をカッピングスコア基準で評価した上で、厳選して紹介しています。運営する国内最大級のコーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」(月間60万PV)は多くの読者に支持され、テレビ番組『ZIP!』をはじめ各種メディアにも出演。自社ブランド「ラボカフェ」では、厳選したコーヒー豆を累計3,000個以上販売しています。
コピ・ルアクとは?ジャコウネコ由来の世界三大高級豆


コピ・ルアクとは、インドネシアを中心に生産される、ジャコウネコの体内を通って採取されるコーヒー豆です。インドネシア語で「コピ(kopi)」はコーヒー、「ルアク(luwak)」はジャコウネコを指します。スマトラ島やバリ島、ジャワ島などが主な産地です。
野生または飼育されたジャコウネコが、熟したコーヒーチェリーを餌として食べます。果肉は消化されますが、種子であるコーヒー豆は消化されずに排泄されます。農家がその排泄物から種子を取り出し、丁寧に洗浄・乾燥・焙煎したものがコピ・ルアクです。製造の流れは後ほど詳しく解説します。
コピ・ルアクは、ブルボンポワントゥ(レユニオン島)、ブラックアイボリー(タイのゾウ由来)と並んで世界三大高級コーヒーに数えられます。なかでもコピ・ルアクは歴史が古く、世界的な知名度が高い1種です。下表で3種の位置づけを整理しました。
| 銘柄 | 主な産地 | 由来 | 希少さ | 味の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| コピ・ルアク | インドネシア | ジャコウネコ | 非常に高い | 甘く穏やかな酸味 |
| ブルボンポワントゥ | レユニオン島 | 希少品種 | 高い | 上品で繊細な酸味 |
| ブラックアイボリー | タイ | ゾウ | 非常に高い | まろやかで苦味控えめ |
インドネシア産コーヒーそのものの特徴は、以下の記事で詳しく解説しています。


ジャコウネコの排泄物から採れる仕組み


ジャコウネコは熟したコーヒーチェリーだけを選んで食べ、種子は消化されずに排泄されます。農家はその排泄物からコーヒー豆(パーチメント)を取り出し、水で念入りに洗浄します。
「排泄物から作る」と聞くと抵抗を感じる方もいますが、洗浄と高温焙煎を経るため衛生面の心配はありません。焙煎温度は摂氏200度を超え、雑菌は死滅します。むしろ、ジャコウネコが甘く熟した実だけを選ぶ性質と、体内での発酵が、独特の風味を生む鍵になっています。



しっかり洗浄・焙煎するので、衛生面は問題ありませんよ。
ジャコウネコという動物そのものについては、以下の記事で生態を掘り下げています。


コピ・ルアクの味わいの特徴


コピ・ルアクは甘みが豊かで、フルーティーな香りと穏やかな酸味が特徴です。ふつうのコーヒーに比べて苦味やえぐみが少なく、後味がなめらかにまとまります。
この独特の風味は、ジャコウネコの消化器官を通る際の発酵に由来します。腸内の酵素がタンパク質を分解し、苦味やえぐみのもとになる成分を和らげるためです。コーヒー豆研究所で実際にカッピングしたときも、口に含んだ瞬間にチョコレートのような甘い香りが立ち、雑味のないクリアな後味が印象に残りました。
味わいを甘み・酸味・コク・香り・苦味の5軸で整理すると、香りと甘みが高く、苦味は低めにまとまります。世界中のコーヒー愛好家から「一度は飲んでみたい1杯」として知られる理由も、この個性的なバランスにあります。



排泄物のような香りはまったくしないので、安心してくださいね。
酸味とコクのバランス
コピ・ルアクは酸味が穏やかで、さっぱりと飲める点が魅力です。多くのアラビカ種に見られる鋭い酸味とは異なり、まろやかで丸みのある酸が感じられます。
飲み進めるほどコクが深まり、ワインのように余韻が変化していきます。温度が下がるにつれて甘みが際立ち、デザート感覚で楽しめる1杯です。冷めても風味が崩れにくいので、時間をかけてゆっくり味わってみてください。
コピ・ルアクが世界一高価な理由


コピ・ルアクは世界一高価なコーヒーとして知られます。価格が高騰する理由は、突き詰めると採取量の少なさと手間のかかる製造工程に集約されます。
1匹のジャコウネコから1日に採れる豆は、わずか3gほど。1杯分のコーヒーに必要な豆は約10gなので、1匹が1日に出す量では1杯分にも満たない計算です。さらに、ジャコウネコは熟した実だけを選んで食べるため、収穫量は天候や個体の食欲に大きく左右されます。
排泄物の回収・選別・洗浄・乾燥・焙煎はいずれも手作業が中心です。機械化が難しく、人件費もそのまま価格に反映されます。これらが重なり、希少性が極めて高い豆になります。
価格の相場を整理すると、豆や粉の状態で100gあたり3,000〜8,000円、平均すると5,000円前後です。喫茶店で1杯飲む場合は2,000〜5,000円ほどが目安になります。一般的なスペシャルティコーヒーが100gで1,000〜2,000円であることを踏まえると、数倍の価格帯です。
| 形態 | 価格の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 豆・粉(100g) | 3,000〜8,000円 | 平均5,000円前後 |
| 喫茶店の1杯 | 2,000〜5,000円 | 店舗・在庫により変動 |
| 一般のスペシャルティ豆(100g) | 1,000〜2,000円 | 比較の目安 |
世界の高級コーヒーをさらに横断的に知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。


コピ・ルアクの倫理問題とサステナビリティ


コピ・ルアクを語るうえで避けて通れないのが、ジャコウネコの飼育をめぐる動物福祉の問題です。需要の高まりとともに、本来は野生で暮らすジャコウネコを檻に入れて飼育する手法が広がり、近年は国際的な批判が強まっています。両方の側面を知ったうえで選ぶことが大切なので、ここで整理します。
ケージ飼育への批判
動物福祉団体のWorld Animal Protectionは、2011年からインドネシアでジャコウネコ飼育の実態を調査してきました。同団体の報告によると、観光地化が進むバリ島では、わずか数年で16以上のコピ・ルアク農園が集中する地域も確認されています。
調査では、野生から捕獲されたジャコウネコが狭いケージで飼われ、金網の床が足を傷つける事例が明らかになりました。コーヒーチェリーばかりを与えられて栄養が偏り、ストレスで体調を崩す個体も少なくありません。こうした実態を受けて、ハロッズやセルフリッジズといった海外の小売店が一部のコピ・ルアクを取り扱い中止にした経緯があります。詳しくはWorld Animal Protectionの報告で公開されています。
野生採取(wild-sourced)という選択肢
一方で、コピ・ルアクのすべてがケージ飼育で作られているわけではありません。森に暮らす野生のジャコウネコが自然に排泄した豆を集める「野生採取(wild-sourced)」の伝統的な手法も続いています。野生採取なら動物は自由に暮らし、熟した実だけを自ら選ぶため、本来の風味も引き出されやすいでしょう。
ただし、野生採取は収穫量が安定せず、ケージ飼育品との見分けが難しいという課題もあります。生産国でも認証制度の整備が進む途中で、消費者が確実に区別できる仕組みは発展途上です。だからこそ、産地や生産方法を明示しているブランドを選び、「wild」「野生」「放し飼い」といった表記を確認する姿勢が、持続可能な消費につながります。



味だけでなく、どう作られた1杯かにも目を向けたいですね。
コピ・ルアクが作られる流れ


世界一高価なコーヒー、コピ・ルアクが1杯になるまでの流れを見ていきましょう。大きく次の4つの工程に分かれます。
- ジャコウネコがコーヒーの実を食べる
- 排泄物を集めて洗浄する
- 豆を乾燥させる
- 焙煎して仕上げる
1つずつ見ていきましょう。
最初の工程は、ジャコウネコがコーヒーの実を食べるところから始まります。
コピ・ルアクが高価になる理由の1つが、ここにあります。ジャコウネコは数あるコーヒーの実のなかでも、特に甘く熟したものだけを選んで食べる習性を持つためです。人の手では選びきれない完熟チェリーが、自然に選別されます。
ジャコウネコが排泄した豆は、2時間以内に回収するのが理想です。
回収が遅れると豆が劣化してしまうためです。集めた豆は水で念入りに洗っていきます。排泄物から取り出すと聞くと驚くかもしれませんが、この洗浄とあとの焙煎で衛生面はしっかり保たれます。
洗浄した豆は、天日でじっくり乾燥させましょう。
数日かけて太陽の光に当てて干しますが、ジャコウネコが生息する熱帯林は降水量が多く、乾燥は簡単ではありません。上質に仕上げるには、豆の水分含有率を11%まで落とすことが目安になります。天候を見ながら丁寧に進める根気のいる工程です。
最後の工程として、乾燥させた豆を焙煎します。
焙煎の過程で余分な苦味が和らぎ、コピ・ルアク特有の甘くフルーティーな香りが立ち上がります。摂氏200度を超える高温を通すので、衛生面の不安もここで解消されるでしょう。深すぎない焙煎度に仕上げると、持ち味の甘い香りがいっそう際立ちます。



たくさんの手間を経て、1杯のコピ・ルアクができ上がるんですね。
本物のコピ・ルアクの見分け方


コピ・ルアクはその希少性と高価さゆえに、残念ながら偽物も多く出回っています。通販で「特別価格」「数量限定で激安」といった謳い文句の極端に安い商品には注意が必要です。
偽物の多くは、コピ・ルアクではない普通のコーヒー豆にチョコレート風味などの添加物を加え、香りを似せたものです。本物との見分けは簡単ではありませんが、次の3つの視点を押さえると失敗を減らせます。
- 価格:本物は希少なため必然的に高価。ふつうの豆と変わらない安さのものは疑う
- 産地・農園の明記:生産地や農園名がはっきり書かれているほど信頼性が高い
- 政府・第三者の証明:「インドネシア政府 農務省認定」などの証明があると安心材料になる
本物と偽物の疑いがある商品の特徴を、下表で整理しました。購入前のチェックリストとして活用してください。
| チェック項目 | 本物の傾向 | 偽物の疑い |
|---|---|---|
| 価格(100g) | 3,000円以上が中心 | 一般豆と同等に安い |
| 産地・農園 | 具体的に明記 | 産地不明・あいまい |
| 証明・認定 | 政府証明や認証あり | 証明の記載なし |
| 原材料表示 | コーヒー豆のみ | 香料・添加物入り |
| 生産方法の表記 | 野生採取などを明示 | 記載なし |
これらをすべて満たす必要はありませんが、複数の項目が空欄の商品は避けるのが無難です。コーヒー豆研究所のカッピング検証でも、産地と証明が明記された豆ほど、雑味のないクリアな風味が出る傾向がありました。
本物のおすすめ銘柄3選
上記の条件を踏まえ、産地や証明がはっきりしている本物のコピ・ルアクを3銘柄に絞って紹介します。さらに多くの選択肢やランキング形式での比較は、以下のおすすめ特集で詳しく扱っています。


1. 政府証明付きで安心「コーヒー豆焙煎 イーズ コピ・ルアック」


日本の大手商社がインドネシア政府の証明書付きで輸入した、信頼性の高いコピ・ルアクです。完熟したコーヒーチェリーだけをジャコウネコが食べて生まれた豆を使っています。
麝香(じゃこう)を思わせる奥行きのある香りと、やさしい甘みが持ち味です。本物を初めて試す方でも、産地と証明の両面から安心して選べるでしょう。
| 生産地 | インドネシア |
|---|---|
| 内容量 | 100g |
| 価格 | ¥4,590 |
2. 2年熟成のまろやかさ「アリズ コピルアク ロブスタ 100g」


希少な天然のコピ・ルアクを使い、チョコレートのような甘い香りと深いコクをあわせ持つ1品です。採取した豆を2年間貯蔵して熟成させることで、角の取れた洗練された風味に仕上げています。
排泄物由来とは思えないなめらかな口当たりで、ワンランク上の贈り物にも向いています。



¥5,800と、特別なギフトにちょうどよい価格帯ですね。
| 生産地 | インドネシア産 |
|---|---|
| 内容量 | 100g |
| 価格 | ¥5,800 |
3. 無農薬の直接取引「ufu coffee コピ・ルアク」


インドネシア・バリ島のBanjar lawak村の農園と直接取引した、完全無農薬のコピ・ルアクです。生産者と産地がはっきりしている点で、本物選びの条件をしっかり満たしています。
受注焙煎で新鮮なまま届くうえ、焙煎前後の2度のハンドピックで品質を高めています。香りを閉じ込めたコルク栓付きボトル入りで、ギフトにも映える仕上がりです。
| 生産地 | インドネシア |
|---|---|
| 内容量 | 70g |
| 価格 | ¥10,780 |
そのほかのおすすめ銘柄
上記3銘柄のほかにも、産地や焙煎にこだわった本物のコピ・ルアクが流通しています。ドリップタイプやギフト向けのボックス入りなど、用途で選びたい方に向く銘柄を紹介します。
詳しい調査・検証内容
検証項目
コーヒー豆研究所では、コーヒーの美味しさを以下の5つと定義し、各商品をレビュー・判断(スコアリング)しています。
- 苦味
- 酸味
- コク
- 香り
- 甘み
週に3回以上コーヒーを飲む「コーヒー好き」なモニターが、上記の5項目についてそれぞれ「とても満足:5」〜「とても不満:1」の5段階で評価しました。
各項目の評価平均(小数点を含む)をもとに、以下の計算式で100点満点のスコアに換算しています。
最終スコア(100点満点)= 各モニターの5項目の合計点 ÷ 最大点(25点) × 100
たとえば、モニター1名の評価が「苦味:4」「酸味:4」「コク:5」「香り:4」「甘み:5」だった場合、5項目合計は 22点/25点 となり、22 ÷ 25 × 100 = 88点となります。
このようにして、モニター全員分のスコアを平均し、最終スコアを算出しています。
編集部・代表による主観評価
味のスコアだけでは伝えきれない「体験価値」や「ブランド性」なども考慮するため、編集部および代表による主観的なブラインド評価も実施しています。
以下の5つの観点をもとに、編集部3名が5段階で採点。合計点(最大25点)を100点満点に換算し、平均値を「編集部スコア」として算出します。
- 香りの複雑さ
- 飲みやすさ
- 余韻(後味)
- パッケージの工夫
- ブランドのストーリー性
編集部3名による5項目の採点(最大25点)をそれぞれ×4倍し、100点満点に換算。その平均スコアが「編集部スコア」となり、総合スコアの5%として反映されます。
ユーザー評価に加えて、ブランド体験や設計の工夫まで含めた多角的な評価を実現しています。
追加で確認している項目
以下の項目についても、コーヒーの美味しさを左右する要素として重要であると考え、検証時に合わせて確認しています。
- コーヒー豆の鮮度
- 焙煎度合い・技術
- 産地
- 欠点豆の割合
ただし、これらはスコアの算出には含めておらず、参考情報として扱っています。
検証器具




今回使用したコーヒー器具は全自動コーヒーマシンとして人気の「Panasonic NC-A57」。
コーヒー豆を約20g(2カップ分)使い、リッチモードでホットコーヒーのマグカップ1杯分(134ml)を抽出。
味のレビューにおける公平性を保つため、抽出方法の統一に努めています。
より詳細な商品レビューポリシーは、下記のページに記載しているのでご参照ください。
飲みやすいドリップ型「Weasel Coffee ドリップパック 10パック入り」


ベトナムの老舗「フオンマイカフェ」が手がける、ドリップパック型のコピ・ルアクです。1杯ずつ手軽に淹れられるため、初めての方やギフトにも向いています。
ジャコウネコが食べたアラビカ種は、自然な土の香りとチョコレートのような甘いコクをあわせ持ちます。丁寧な焙煎で、飲みやすく仕上げた1品です。



見た目もおしゃれで、贈り物にぴったりですね。
| 生産地 | ベトナム |
|---|---|
| 内容量 | ドリップ型 13g×10パック/箱 |
| 価格 | ¥5,441 |
高級感あるボックス入り「WORCAS コピルアク コーヒー 豆」


バリ島産のコーヒー粉タイプのコピ・ルアクです。ほどよい酸味と苦味のバランスに、コピ・ルアク特有のフルーティーな香りが重なります。
化粧箱入りで高級感があり、ワンランク上のギフトにふさわしい1品です。
| 生産地 | インドネシア バリ島 |
|---|---|
| 内容量 | 100g |
| 価格 | ¥5,500 |
専門農家のこだわり「葵珈琲 コピルアク」


標高の高い地域で育ったコーヒーならではの、良質な酸味と花のような香りが楽しめます。「葵珈琲」がインドネシアの専門農園と独占契約して開発した1品です。
和モダンで特別感のあるパッケージは高級感があり、大切な方への贈り物にもふさわしいでしょう。
| 生産地 | インドネシア |
|---|---|
| 内容量 | 100g |
| 価格 | ¥8,800 |
バリ島の信頼ブランド「BUTTERFLY GLOBE コピ・ルアク」


バタフライグローブは、インドネシアの5つ星ホテルにも採用されているブランドです。丁寧な焙煎で、雑味のないクリアな飲み口に仕上げています。
バリ島を代表する信頼できるブランドなので、本場のコピ・ルアクを安心して楽しめるでしょう。
| 生産地 | インドネシア |
|---|---|
| 内容量 | 50g |
| 価格 | ¥3,980 |
コピ・ルアクの美味しい淹れ方


せっかくの希少なコピ・ルアクを、最後まで美味しく味わうための淹れ方を紹介します。基本は、普段のコーヒーと同じハンドドリップで問題ありません。
1つだけポイントを挙げるなら、やや濃いめに淹れることです。濃いめに抽出すると、コピ・ルアク特有の甘みと穏やかな酸味、深いコクが感じ取りやすくなります。湯温は摂氏90度前後にし、蒸らしを30秒ほどとると、香りがいっそう立ちやすくなるでしょう。
インドネシア式の手軽な淹れ方
インドネシア産のコピ・ルアクなら、現地式の淹れ方も試す価値があります。手順はとても簡単です。
- コーヒー豆を極細挽きにする
- カップに粉を10g入れる
- お湯を直接注ぐ
- 粉が沈殿したら完成
コツは、粉を細かく挽くことと、しっかり沈殿するまで待つことです。粉が口に入らないよう沈むのを待ち、上澄みだけをすすって飲みます。
器具がいらず手軽なので、本場の飲み方を気軽に体験してみてください。
東京都内でコピ・ルアクが飲めるお店
「まず1杯試してみたい」という方のために、東京都内でコピ・ルアクを提供しているお店を紹介します。ただし希少な豆のため在庫が安定せず、近年は入荷が難しくなっています。訪れる前に、お店へ在庫を確認してから出向くのが安心です。
1. CaFE×BaR SHIMADA CAFE(神楽坂)


東京・神楽坂の路地裏にある「CaFE×BaR SHIMADA CAFE(シマダカフェ)」は、JR飯田橋駅が最寄りのカフェ&ダイニングバーです。ヨーロッパ風のおしゃれな内装で、日中と夜とで雰囲気が変わります。
コピ・ルアクは数量限定1杯1,480円で提供され、なめらかな風味と雑味のないリッチな後味が楽しめます。オーダーごとに豆から挽き、コーヒープレスで1杯ずつ抽出するこだわりです。訪れる前に、在庫の有無を確認しておくとよいでしょう。
| 店舗名 | CaFE×BaR SHIMADA CAFE |
| 住所 | 東京都 新宿区神楽坂3-6 神楽坂3丁目テラス3階 |
| 最寄駅 | JR飯田橋駅 |
| 電話番号 | 03-6265-3924 |
| 営業時間 | 11:00 ~ 22:00 (日祝21:00)※変動あり |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は営業、翌平日休)※変動あり |
| 駐車場 | なし(店舗前にコインパーキング有り) |
2. Cafe L(歌舞伎町)




歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿そばにある「Cafe L」は、お酒も飲めるカフェ&バーです。タロット占い(有料)も行うユニークなお店です。
エチオピアモカやハワイコナなどのシングルオリジンに加え、アレンジメニューも豊富です。コピ・ルアクは1杯2,500円で提供しています。こちらも在庫の有無は店舗へ直接確認してください。
| 店舗名 | Cafe L |
| 住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-13-7 TOKYO19ビルB1F |
| 最寄駅 | 新宿駅 西武新宿駅から287m |
| 電話番号 | 03-6233-9581 |
| 営業時間 | 日~金 15:00~23:00 土 15:00~27:00 |
| 定休日 | 無休 |
| 駐車場 | なし |
コピ・ルアクに関するよくある質問
- コピ・ルアクは衛生的に大丈夫ですか?
-
問題ありません。豆は念入りに洗浄されたうえ、摂氏200度を超える高温で焙煎されるため、雑菌は死滅します。排泄物そのものを飲むわけではなく、消化されずに残った種子(コーヒー豆)を取り出して加工しています。
- なぜそんなに高いのですか?
-
1匹のジャコウネコから1日に採れる豆がわずか3gほどしかなく、回収から焙煎まで手作業が中心だからです。希少性と手間が重なり、100gで3,000〜8,000円という価格になります。
- 偽物を避けるにはどうすればよいですか?
-
価格・産地表記・政府証明の3点を確認しましょう。市販のコーヒー豆と変わらない安さのものや、産地が不明確なもの、香料・添加物が入っているものは避けるのが無難です。
- 動物福祉の面で心配な点はありますか?
-
ケージ飼育による動物への負担が国際的に問題視されています。気になる方は、野生のジャコウネコから採取する「野生採取(wild-sourced)」や「放し飼い」と明記された商品を選ぶとよいでしょう。
- どんな味がしますか?
-
甘みが豊かで、フルーティーな香りと穏やかな酸味が特徴です。苦味やえぐみが少なく、後味はなめらかにまとまります。温度が下がるほど甘みが際立つので、デザート感覚で味わえるでしょう。
- ギフトに向いていますか?
-
世界一高価なコーヒーという話題性と、化粧箱入りの高級感から、特別な贈り物に向いています。コーヒー好きの方への記念日ギフトとして喜ばれやすい1品です。
コピ・ルアクのまとめ


コピ・ルアクについて、正体から味の特徴、高価な理由、倫理の問題、見分け方までを整理しました。要点をまとめます。
- コピ・ルアクはジャコウネコ由来の、世界一高価で希少なコーヒー
- 1匹1日3gの少なさと手作業が、100gで3,000〜8,000円という価格を生む
- 味わいは甘くフルーティーで酸味が穏やか、苦味やえぐみが少ない
- ケージ飼育の動物福祉問題があり、野生採取の品を選ぶ視点が大切
- 偽物を避けるため、価格・産地表記・政府証明の3点で本物を見分ける
コピ・ルアクは、希少性と独特の風味、そして作られ方の背景まで含めて奥が深い1杯です。本物を選び、淹れ方を少し工夫すれば、世界一高価なコーヒーの魅力を存分に味わえます。ぜひ一度、その特別な甘い香りを体験してみてください。
なお、ジャコウネコはコーヒーだけでなく香水の原料としても知られ、シャネルの香水にも使われてきました。その意外な一面は、以下の記事で詳しく紹介しています。


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